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2009年10月のカグヤクルー日記

「合言葉は、本当の意味の子ども主体の保育を目指そう!」

2009年10月 1日

こんにちは、カグヤの白土です!

私はカグヤの中で研修を担当しています。

全国各地の保育園・幼稚園様に研修で
関わらせていただいています。

そんな中で私が研修に入らせていただいている
ある園との間に合言葉があります。

それは「本当の意味での子ども主体の保育を目指そう!」です。

ええっ?って感じですので解説いたします。

全国に保育園・幼稚園は数多くあります。
間違いなく言えるのがどこの園も
子ども主体の保育を掲げ保育を行っているということです。
しかしながら全国の園をまわるなかで
子ども主体という言葉に疑問に感じることが多々あります。
実際に研修で関わりがある園長先生から
「保育の形態はどうであれ一番大事なのは
本当の意味で子ども主体であるかどうかでは?」
と言われました。

その瞬間に子ども主体とは何か?
子ども目線とは?
言葉を聞けばそうだなと思うことが
現実的には園で実践できているのか?
と自分の中で自問自答したことを
しっかりと覚えています。

又その言葉の後に
「その大事な部分がしっかりとあるからこそ
子どもの事を信じることができるし、
子どもとの距離をしっかりと保つ事ができるのでは」
との言葉もいただきました。

私もそうですが時間が経つと
大事な事ややっていることの意味を忘れてしまいます。
園で言えば日々やっていることが
いつの間にか大人の目線であったりすることも
あるのかなと思います。
そこで今まで以上に子ども主体ということを意識する為に
お互いの合言葉となったのが、
「本当の意味の子ども主体の保育を目指そう!」です。

園長先生の話を聞きながら
この園にきている子どもたちは
本当に幸せだろうなと感じました。
こんなにも園長先生はじめ保育士さんが
子どもの事を真剣に思い、尚且つ日々の保育の中で
出てくる問題を真正面から受け止め自らが変わろうとしている。
他園と比較をするとかではなく
自分たちに出来るこの
「本当の意味の子ども主体の保育を目指そう!」
と言う合言葉は永遠の合言葉かもしれません

今後もこの園と関わる事が本当に楽しみです。

研修に入らせていただきながら
こちらも気づきを頂き、又共に成長させていただき
本当に感謝です。

                     オルタナティブコンサルタント
                     白土 大樹


「見守られる側とは??」

2009年10月 5日

カグヤが大事にしている見守る保育には
子どもたちが他の環境と関わり合うことで
自分で考えて、自分で問題を解決し、主体的な活動を行い
自立できるようになってほしいという思いが込められています。

しかし、この見守る保育とは
何も大人と子どもの関係だけではありません。

上司との関係や同僚との関係、人と人の間にある
関係性について言えるように思います。

何でも人は、やってくれた方がいいと思ってしまいます。

例えば、お腹が空いた時、すぐに食事が出てきたりすると
嬉しく思いますよね。
でもそんな機会が続くとお腹が空いた時の気持ちや
解決方法を忘れてしまう事にも繋がるのかも知れません。

人間にとって当たり前のことが
世の中が便利になる事によって
当たり前が当たり前で無くなることもあります。

お腹が空いているのに空いている事に
気づけなくなってしまうこともあるかも知れません。
トイレに行きたいのにトイレに行きたいと
思うことがなくなってしまうのかも知れません。

これは子どもだけでなく
大人の社会にも言える部分があります。
よく「言われないと行動しない社員」など
ニュースや記事でもよく見かけます。
でもそれは言う前に代わりにやってあげていた大人がいたために
その子が育つことが出来なかったのかも知れません。

何もその人のことばかり責めることもできないことが
今の世の中には起きている様に思います。

カグヤでは上司である社長が細かく先に指示する様なことはありません。
私たちクルーが自分で自立できるように見守り、課題が見つかった時にも
自分で出来るように発達に合わせて援助をしてくれています。

してくれることが前提ではなく、
だからこそ見守られている側も自立で返さないといけないのですね。

社長が見守ってくれているということは
私も見守られていることを自覚しないといけないと思いました。

自分で主体的に動こうとしなければ
社内では会話が成り立たなくなってしまうこともあります。
本当に大人として大成するために、社内の環境が用意されています。

何かをやったから、結果が得られたからいいという事ではなく、
自分がやりたいことが本当に会社の方向性に合っているかが、
重要である事に気づき、反省しました。

社会で組織の一員として貢献するためにも
自立がキーワードの様に最近特に思います。

園にお邪魔すると先生方の大変さは良く伝わります。
大変と思うことの中にはもしかして、
動き方や進め方に一つ課題があるのかも知れません。

私自身、まだまだであり、
こういうことを申し上げることは甚だ恐縮ではありますが、
皆さんと共に自立し、子どもたちが自立できる豊かな土壌を築ける様に
取り組んでいきたいです。

                        コンシェルジュ
                        瀬口 拓郎


「心を保つ」

2009年10月 6日

最近のことですが
自分の心持ち次第でどんなことからでも学べることがある
ということを良く思います。

自分以外のどんな人の言葉からでも
どんな機会からでも様々なことを
学ぶことができるのではないかと思うようになりました。

学ぶ意欲の低いときや気づける力が足りないときの自分は
傲慢になっていたり、わかった気になっていたり
向上心がなかったりしている自分があるのではないか。

常に心穏やかに謙虚な自分でありたい
と思いますが、難しさを実感しています。

傲慢さを無くし謙虚さを持つためにも
自分の周りにあるありがたいことに
気づき感謝できる力をつけていきたいと思います。

                         
                         オルタナティブコンサルタント
                         田上 貴士


「シアワセ伝言板」

2009年10月 7日

こんにちは。研修チームの中川です。

私は、カグヤ社内で「ふっ」と幸せな気持ちになってしまった瞬間を
少しでもみなさまにお伝えしていきたいと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いいたします!

さて、カグヤ社内には、『シアワセ伝言板』というホワイトボードがあります。

091007.jpg


誰もが自由に書き込んだり、
何かを貼ったりすることができるものなのですが、
“みんなで豊かさを共有しよう!!”
ということから始まりました。

なんとなくカグヤクルーが呟いたひとことがメモされていたり、
みんなで遊んだ「押し相撲トーナメント」の結果が貼られていたり、
お腹の中の我が子の様子を絵に描いたり…

とにかく、目に入ると少しホッとする、そんな伝言板です。
1つ問題があるとすれば、
消すのがもったいないのか、情報が入り切らなくなってしまうこと…

過去の豊かさを消さないと、新たな豊かさも入ってこないと考えれば、
消す勇気が問われているのかもしれないですね。。。

まずは私が消してみます!

                        オルタナティブファシリテーター
                        中川 綾


「感謝」

2009年10月 8日

こんにちは。

今年7月オルタナティブコンサルタントを目指し
カグヤに入社した松村と申します。

私は常に感謝の気持ちを持つようにしています。

なぜなら人は生きているだけで
何かしらの迷惑をかけているから。

だから「ありがとう」の気持ちを常にもち
今日という日を生きていることに感謝したいと思うのです。

また私は、親、友人、会社のクルーに助けられていつも生きています。

例えば、仕事から家に帰ると
親が作ってくれる食事が出て来て
私はいつもそれを食べる。そして毎日続くと
食事が出てくることをいつの間にか当たり前だと思い
有難みを忘れ、だんだんと麻痺してしまう。

食事を作ってくれている親にまずは感謝。
この気持ち忘れてはいけないと思うのです。

また親だけに感謝するのではなく
食材にも感謝しています。
私達と同じように牛や魚、野菜などの、
生きてきた命を貰い私は生きているから。

そしてカグヤのクルーには
本当に毎日感謝をしています。

みんなに出会えたこと
言葉にして言わないが
どんなときも温かく見守ってくれ、
心配してくれているのを感じるからです。

心の底から感謝しています。
今、自分にできることは
「ありがとうございます」と言うことです。

だからこそ、全力で感謝の気持ちを伝えたいと思います。

                          オルタナティブアドバイザー
                          松村 武典


「ありがとうの日」

2009年10月 9日

私事ではありますが…

先月末、誕生日を迎えました。

カグヤでは、
「クルーの誕生日を祝う」
という暖かい文化があります。

ケーキを囲みながら、
今後の意気込みを語る時間は、
普段とは違った幸せを感じます。

091009.jpg

中でも1番のプレゼントだったのは「手紙」。

1人1人からの手紙は、
どれも読み入ってしまうほど、
ギュッと気持ちが込められていました。

おめでとう!と言われた分だけ、
ありがとう!で返していきたい。

全ての手紙を読み終えて、
純粋にそんな気持ちになりました。

手紙をくれてありがとう。
祝ってくれてありがとう。
出逢ってくれてありがとう。

考え出しただけでも「ありがとう」は尽きません。

もしかしたら
1年に1度の誕生日は…

「おめでとう」と「ありがとう」が
溢れる1年で1番豊かな日かもしれません。

そんなことに、
気付くことが出来た誕生日。
今まで以上に特別な日になりそうです。

                    コンサルタントサポーター
                    秋山 有紀子


「命の秋」

2009年10月13日

10月に入り少し夜風の匂いも変わり、
朝の引き締まった大気を吸い込むと、
あぁ、秋が来たのだ と感じさせられます。

私の心の中では、
新たな季節の到来を喜ぶ心と同時に、
夏が過ぎ去ってしまったことを思い、
「今年も夏が行ってしまった・・・」と
少しの哀愁を感じる季節でもあります。

なんだか、そんな哀愁を含めて、
「秋」なのだと毎年の繰り返しの中で感じています。

しかし、今年の「秋」の到来は少し趣が違いました。

今年の「秋」の到来は新たな「生命」の到来と共に来ました。

何かといいますと、、、

実は私事ではありますが、
10月2日に第一子が誕生し私も一児の父親となりました。

出産までの大変さ、苦しみなど、
男の私ではまったく計り知れない部分であり、
妻に何をしてあげられるのだろうと
産まれるまでに色々と考えたりしました。

そして、色々な豊かさとも出会いました。

例えば、私が勝手に、
「妻が子育てに嫌気をさしてヒステリー
   を起こさないようにするにはどうしたらいいのだろう」

と勝手に自分の出来ることを考えていた時の事。

ちょうど母親と食事をする機会があったので、母親に、
「子育てって大変でしょ?!辛い!!
   と思ったときにどんなことをしてほしかった!?」

と聞いたときの母親が発した言葉たちが
私にとってはとても衝撃的でした。

「子育てなんて辛いことは一つも無かったわよ、
  むしろこんなに可愛い我が子の面倒を独り占めして
     見られるなんて幸せでしょうが無かったわよねー。」

と母親は言うのです。

でも大変なことばかりじゃないかと聞くと、

「大変なことは辛いことじゃないでしょ、
  大好きな子に大好きなことをたくさん出来るんだから幸せじゃない」

と言われた時に、
なんて本質的な言葉なんだ!
と思うと共に私の中で疑問に思ったことがありました。

出産する前からそう思っていたのだろうか?!という疑問です。

そこを聞くとどうやら母親も、
出産前は不安で仕方なかったみたいです。
しかし、出産した瞬間からそんな思いは消えてしまったそうです。

何で消えてしまうんだろうねと話をしていたときに、ふと母親が、

「それが母性なのかもしれないね」
    と話したとき、私もなんだかとても腑に落ちた感覚がありました。

人類が誕生してから今まで、
一度も途絶えず、生命の引継ぎがされて来た理由の一つとして、
母性というものがあるのではないかと感じたのです。

そして、私が出来ることといったら、まずは妻を信じ、
母性を信じ、不安な時は寄り添い、
子育ての豊かさを共に分かち合っていくことなのだろうかと
そう感じるようになりました。

そして、、、、大きな課題ですが、
「父性」というものと向き合わなくてはならないと感じたのです。

「父性」とはなんだろうかと考えたとき、
私の中ではやはり自分自身の父親を思い出しました。
すでに他界していますが、思い返せば、
沢山の愛情と沢山の経験、環境を私に与えてくれて、破天荒ではありますが、
沢山のことを受け継がせてくれたのだと心から感謝しています。

等身大のことしか出来ませんが、
父親からしてもらったご恩をしっかりと、
子どもに受け渡してあげられるように「口だけ」ではなく、
自分自身が「実践」をしてその姿を見せてあげられるように、
自分自身を高めていこうと思いました。

また、改めて感じられるこの機会を与えてくれた子どもの存在に、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

まだまだ、出産を終えたばかりではありますが、
子どもが生まれるということには、
どれほどの気付きの場があるのだろうと驚きの連続です。

また、次回のブログにて、
気付きを綴って行きたいと思います。

                         オルタナティブコンサルタント
                         眞田 海


「本気で関わる」

2009年10月14日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

最近、社内の打合せ中に、
クルー同士の関わり方について
話しがあがりました。

そんな中、クルーから

『自分が本気で関わることで、
 少しずつ相手に変化がみえてきた。』

という話しがありました。

私はその言葉にハッとしました。

振り返ると・・・
現状に悩んでいても、
行動にうつせていないことが沢山あります。

できないことに理由をつけるのは簡単です。
でも、そのままでは何も変わらず、
何よりも自分自身がスッキリしません。

「本気」かどうか。
それは自分には分かるはず。

自分自身は騙せないものです。

自分を好きでいるためにも、
まずは、自分の人生を本気で考え、
自分のできることを人まかせにせず、
相手と本気で関わっていきたいと思います。

そんなことに気づかせてくれる
クルーたちと共に働けることに感謝です。

                    環境コーディネーター
                    宮前 奈々子


「子どもから学ぶ事」

2009年10月15日

カグヤの白土です。

今回も研修に入らせていただいている園での話をさせていただきます。

先日うかがった園で園長先生と話をしている際、

 「子どもから学ぶ事が多い。」

と言われました。

園長先生は以前中学校で先生をやっていたとの事で、
最初はどんな話が出来るのだろう?と半分ウキウキで伺いました。

正直出てきた言葉にビックリでした。

私の中の刷り込みなのか、
中学の先生をやっている人がそんな事を言わないだろうと、
勝手に思い込んでいた自分がいました。

しかし園長先生は、

「子どもの素直さや純粋さ、好奇心などいつの間にか
    大人になるにつれてどこかに忘れてきてしまっている。」

と言われました。又、

「大人の当たり前は当たり前でない事が多いからね。」

とも言われました。

園長先生の中では中学の生徒達を、
みてなおさら感じられたみたいで、
今では自分の中で何かが見えなくなったときには
子どもと関わる事を大切にしているとの事です。

私自身もそうですが、いつの間にか、
人間を大人と子どもにわけ、そしていつしか子どもを下に
見てしまっていることが多々あるのではと思います。

先ずは、どっちが偉いとかではなく、
子どもを一人の人間として自分の中でしっかり
と認めることが大事だと感じました。

今回も園長先生から学びを頂けた事に感謝です。

                    オルタナティブコンサルタント
                    白土 大樹


「大人としてのモデル」

2009年10月19日

カグヤではクルーで決めた「黄金ルール」というものがあります。

自分のために、周りの人たちのために、社会のために、環境のために、
という点から考えた様々な取り組みがあります。

それらの実践から、
未来を創る子どもたちのためにつながればと思い、
一つひとつ、みんなで決めて、実践する様にしています。

やっていることと言えば、「赤信号を渡らない」など
簡単なものや、ちょっとしたことから始まります。

これが簡単なことや当然だと思っていたことが意外に出来ていなかったりします。
人間、油断してしまうと、ついついやってしまうことも多いものです。
「赤信号は渡っちゃいけないんだよ」
と呼びかけをしていることを見かけたりしますが
子どもたちの方がよっぽど立派に出来ていることもあったりします。

あとは環境用品など自分で意識して用意したりしないといけないものまであります。

その中で、「挨拶」ということについて。
「挨拶」と言うと、先日、別のクルーが話していましたね。

相手の目を見て、挨拶しましょうという事もありましたが、
先日、クルーの中でこんなことがありました。

一緒に外食に出ていたのですが、
その日はお腹いっぱいで残してしまって、
「申し訳ない」と思って店員さんを呼んで
「ごめんなさい、せっかく作って頂いたのに、残してしまいました」
と謝っていました。

「この通りにしないといけない」というものではありませんが、
「子どもにとって、いい大人でありたい」という思いからの行動だったと思うのです。
ルールは縛るためのものではなく、
よりクリエイティブになれる様に守るものなのだなと思います。

自分自身はまだまだ出来ずに反省しますが、
子どもたちに対して、示していける様に
自分から変わっていかないとと思いました。

                         コンシェルジュ
                         瀬口 拓郎


「つながり」

2009年10月20日

私の自宅の部屋には
ささやかではありますがご先祖様を祀ってあります。

水、生花、お線香を供え、手を合わせます。

毎日、朝起きたときと寝る前にご先祖に感謝の気持ちで手を合わします。
時には相談ごとや報告、人様から何か頂いたときにはまずはご先祖様に
あげるようにしています。

たまにはお酒などもあげようと思うのですが、
私のご先祖様は日本酒派なのか、
焼酎派なのか、もしくはお酒が苦手なのではととても気になってしまいました。

そんな問題ではないのでしょうが・・・。

1週間などの地方出張に出るときは花が枯れてしまわないか気になりますので
出張に出る日に生花を買って活けます。

夏にはご先祖様にも夏気分を味わってもらおうと、ひまわりを買ってきて活けたことが
ありましたが少し不謹慎ではないかと思ったりもしました。

そのためか、朝寝坊をするときに朝寝坊ぎりぎりで起きることがよくあります。
恐らくご先祖様が起してくださったのだと実感しています。

ご先祖様の生きた証が自分の血と肉になって受け継がれていることを認識し、
だからこそ、次の祖先に正しく受け継がなければならない責任を感じます。

地球上の生き物全てに命の引継ぎがされていることがまぎれもない事実では
ないでしょうか。

その昔、氷河期が訪れた時代に保護色として体毛が白くなる遺伝子を進化させた
ホワイトタイガーやパンダなども長い歳月をかけて蓄積された生きる力をDMA
レベルで引きついているんでしょうか。

これからも日々の暮らしや人との出会いを当たり前だと思わず、
感謝を深めていければと思います。

                             オルタナティブコンサルタント
                             田上 貴士


「背中で笑顔を!」

2009年10月21日

こんにちは。
研修チーム・オルタナティブファシリテーターの中川です。

カグヤ社内には、1つだけ社長に思いっきり背中を向けている席があります。
言い方を変えれば、いつでも社長から見守られている席、とも言えるのですが、
なんとなく一方通行にも見えなくもない雰囲気です。

そこで・・・
こんな工夫をしてみました。

smile.JPG


ぱっと見ると目の前にある笑顔。
背中で語る、と言いますが、背中で笑顔!

みなさまの職場の環境にも、
笑顔が必要な場所はありませんか?
実は私も、自分の席に貼りたいと思っていたので、
本日実行しようと思います!

                   オルタナティブファシリテーター
                   中川 綾


「一人前 」

2009年10月22日

一人前になるのは難しい。

一流の社会人になるには、
一人前になって以降の勉強や努力が必要だと思います。

「もうこれで良い」と思って、
努力をやめてしまう人がいるのも事実だと思います。

一人前になるのに沢山時間がかかりますが、
地道に努力を続ける人が本当の一人前になれるのだと思います。

大切なことは努力を続けることなのです。

「一人前と一流は違う」
ということを理解し、一人前になったことで満足せず、
一人前の先にある一流を目指し、
日々努力し、精進するために。

まずは、一人前を目指し、
実践実行していきたいと思います。

                            オルタナティブアドバイザー
                            松村 武典


「小さな相棒」

2009年10月26日

カグヤのオフィスは「緑」で溢れています。

小さいものは机の上で。
大きいものは床から上へ。

クルーにも負けない(笑)
個性豊かな面々ばかりです。

私の机の上にも、
観葉植物が1つ置いてあります。

0901026.jpg

入社時から一緒に過ごしている相棒です。

この小さな相棒は、
私の「心のバロメーター」でもあります。

息詰まって過ごすとグッタリ。
気持ち良く過ごせばイキイキ。

気のせいかもしれませんが、
変化を感じることがあるのです。

『人の「気」は植物に伝わる。』

そう思うようになってから、
自分のためだけではなく、
小さな相棒のためにも、
安定した気持ちで毎日を過ごしたい。

そう思うようになりました。

私が大きくなればなるほど、
小さな相棒も大きくなるはず!

自分と相棒の成長が楽しみな毎日です。

                    コンサルティングサポーター
                     秋山 有紀子


「空の見方」

2009年10月27日

寒露も過ぎ、秋も深まりましたが、
今年の秋はカシオペア流星群に注目していました。

カシオペア流星群は、
どうやら今月の23日を過ぎると、
また見えるようになるのは70年後ということになるそうですね。

天文学では良く、
70年後、120年後、などという表現がされますが、
よくよく私の人生を考えてみると、
70年後に生きている可能性のほうが
非常に低いのだと気付いた時、
人間の人生というものは
何て短いのだろうと感じる瞬間でした。

短いからこそ、
一瞬一瞬をもっと大切に生きたいと思います。

さて、一番見やすい時間帯はと調べると
12時過ぎということなので流星を見ようと
玄関の外に出たのですが、
やはり都会は光が身近に多く、
なるべく街灯の光を遮れるようにと、
パーカーのフードを被って空を見上げていました。

空の星を眺めるのと違って、
流星を見ようとすると毎回毎回ですが
ある一定の時間、苦労することがあります。

それは何かというと、「空の見方」です。

星を見るのであれば
その星を凝視していればよいですが、
流星は何処から出てくるのか、
またどこに行くのかは決まってはいないので、
一点を凝視していると気付きづらいんですよね。。。

なので、夜空全体を見つめるように見方を変えるようにしています。

そうは言うものの、
普段の生活では無意識に動くものや何かを目標として
眼で追っているので、一点を見つめないというのはとても難しく、
初日は5分近く、慣れないままでした。

一点ではなく、全体を意識して集中していくと、
なんだか視野の中で魚眼レンズで覗いたかのように、
急に空の解像度が上がったプラネタリウムが構成されてくるのです。

私の感覚なのですが、
そうすることで今までは見えなかった星たちの光も見ることができるようになり、
その全体の空の中で星たちが輝くリズムの違いを見ていると、
空が呼吸をしているように見えたり、
まるで生き物のように感じるようになります。

視点、視野を変えると、
実は普段中々見えづらいものが見えやすくなったり、
新たな発見があったりするのではないかと、
カシオペア流星群を見ながら、感じた最近でした。

目に見えるものや、
一方から見たことに対する意見だけで物事を判断しないこと。

また、人からの意見やどこかで聞いた知識だけで物事を判断しないこと。

これは、カグヤがカグヤの理念ブックの中で
大切にしている大事な理念の一つです。

人生や仕事の楽しみ方にも通じる
この大切なこだわりを日々意識して実践していきたいと思います。

                        オルタナティブコンサルタント
                        眞田 海


「色々な想い」

2009年10月28日

カグヤの社内に設置しているパーテーションは、
現在つくりこまれている状態です。

もともと真っ白な布地のものでしたが、
イラストレーターの方に依頼して、
カグヤの理念も表現していただけることとなりました。

091028a.jpg

今では「かぐや姫」「龍」などの絵が着々と描かれ・・・
まさに命が吹き込まれたようです。

091028b.jpg

何より社内でこの過程を生で見れるのは貴重で、
楽しくありがたいことです。

そして・・・
このつくりあげられている姿を見ると、
自分の身の回りにあるものは何でも、
色々な人の想いや手間が重なり合っていることに気づきます。

便利な世の中だからこそ、
できあがっているものに感謝の気持ちを忘れない。

そんな自分でありたいと思います。

                    環境コーディネーター
                    宮前 奈々子


「本気の姿勢」

2009年10月29日

こんにちは、白土です。

最近は園に伺い園長先生と話す機会が増えています。

園長先生とお話していると様々な
問題を抱えてらっしゃるなと改めて感じています。

同時に問題の内容は別として園内に
問題があるから園の状況が悪いと判断するのは
危険なことだなと感じています。

やはり大事なのは、
何故その問題が出てきたのか?そこから何を学ぶか?
ではないかと最近は感じています。


「何故その問題が出てきたのか?」

本気で何かに取り組んでいるからこそ出てくる問題がきっとあるのだと思います。

逆に言えば本気でなければ出てこなかったということにもなります。

特に最近うかがっている保育園では
子どもの事を本気で考えているので
様々な問題が出てきているのだと思います。

大事なのはやはり本気
なのかということであると思いますし、
もし問題が出てきたときにはその問題から何を
学ぶことが出来たかではないかとやはり感じます。

今の時代は安定だとか無難という言葉をよく耳にします。

私自身も問題が出ることを恐れ
安定や無難な道を選んできた事が多々あります。

しかしこれからは問題をプラスに
受け止められる自分でありたいのとともに
子ども達の為にも園長同様に本気の姿勢を貫いていきたいと思います。

                    オルタナティブコンサルタント
                    白土 大樹


「引き算の哲学」

2009年10月30日

皆さんこんにちは。
コンシェルジェの瀬口です。

私は休日などよく料理をします。
上手いとか下手とかそういうのではなく、
料理することが好きです。

先日、社長と料理の話をしていた時に、
こんな話がありました。

社長からの完全受け売りなのですが^^;

『料理には「引き算の哲学」が大事だ』

と。

煮物など、味に味を追加して、味をおいしく作ることは誰でも出来ます。
しかし、素材そのものに在る本来の味を味わいたい場合、
余計な付け足しをしない様にし、じっくりと時間をかけて、引いて出して合わせる。

特に日本料理には素材を活かした味わい方が込められていますね。

食事をしていると「おいしい」と思う時に、
単に味が濃くておいしいという時と、素材の本来の味に気づき、
「こんな味がするんだ」という、気づいた「おいしい」では、感じ方が全然違います。
口の中かからじわ~っと染み渡る様に味が身体全体を駆け巡るのです。

何よりも「優しい味」ということを実感します。

社内では、完全有機野菜で作る、
素材を活かした調理方法によって出来たロハス弁当を頂いています。
野菜本来にある味を味わうことによって、
自然に穏やかな空気が流れ、
癒しの空間が広がります。

今の社会では、
「足し算」によるものが多くあります。

何か悪いものがあったとしても
良いものを上から覆いかぶせる事によって、
悪いものを隠そうとします。

本当に良いものではなく、
良いものであるということを取り繕ってしまっているもので
溢れています。

人間関係でも同じですね。
自分がいくら取り繕っても、
誤魔化そうとしても、結局は自分本来にある「味」を
知らない事には本当に自分がどういう人間なのか、
自分が何をしなくてはいけないのか知ることができません。

そう考えると、まだまだ自分の取り組み方、
過ごし方には「余計な付け足し」が在る様に思います。

自分が作ることが目的になってしまって、
本当に「活かす」ということを考えているとは言えない部分がまだまだ沢山あります。

どこか「こうしたらいいだろう」「ああやれば都合がいい」
となってしまっては自分都合になってしまいます。

本当にいいものとは何か

何がお互いにとっての最善の利益になるのか

それが本流かどうか


自分が邪魔することではなく、
味そのものを活かすことが出来る様な、そんな生き方を送りたいものです。

                                  コンシェルジュ
                                  瀬口 拓郎