「世界の新たな営みについて」
こんにちは。
コンサルティング事業部の田上です。
先進国において日々の生活は
商いとの密接な関係しているように思いますが、
戦後のモノの無い時代において大量生産大量消費の商いから、
モノが行き渡ると
今度はモノへの欲望の無い人たちにどう欲望を掻き立てるか、
本来必要としていない人たちにどうやって必要性を生み出していくか
というプローチに特化し、欲望を肥大化させる時代だったように思います。
これまでの欲望を肥大化させ、
需要と供給を生み出していく経済成長には既に人口の減少や
環境問題などの観点からもこれ以上、
継続することに限界を感じていますが、
今までのモノに対し消費する
サイクルから自然界の営みに属した
持続可能な新たな豊かさを創出していかなければ
ならない時代のように感じますが、
自分の生活で最近よく考えるキーワードは
温故知新です。
昔の人の生活は自然と共存した中で
人としての豊かさを見出していたように思え、
現在、巷で声高々に叫ばれているリサイクルや
省エネをその当時から当然のように日々の生活で
行っていたことが伺えます。
食器の洗いモノ一つとっても
全ての食器に洗剤を使用する必要性はないことや
夜は家の明かりを最小限に過ごし、
なるべく夜の時間を短く朝早く起きるようにこころがけています。
今後の人のあり方が問われている今だからこそ、
先人の残してくれた生活の知恵を改めて学んでいきたいと思います。
オルタナティブコンサルタント
田上 貴士