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2010年02月のカグヤクルー日記

「日頃の感謝を」

2010年2月 1日

こんにちは、営業部の松村です。

前回のブログで家族との
コミュニケーションの話をしました。

早速その後に日頃の感謝の気持ちを
伝えていこうと思い1日使って一緒に買い物へ行ったり
家族の食事を作ったりしました。

自分の作った料理を家族は初めて食べました。
喜んでもらえたことを嬉しく思うのと共に、
毎日食事を作っている母親の気持ちや
作ることの大変さに気付かされました。
これからも時間をみて
家族のために家のことに協力していきたいと思います。

また父の誕生日以来になりますが
家族みんなで外への食事に行ったとき
今まで家族同士のコミュニケーションが少なかったこと
そしてこれからはもっとコミュニケーションを取っていきたい
自分から積極的に関わっていきたいという気持ちを
家族に伝えることができました。

今まで育ててくれた恩を返すためにも
親孝行をしたいと思います。
そしてまた今までお世話になった人たちへも
感謝の気持ち返していく1年にしていきたいと思います。

                      オルタナティブアドバイザー
                      松村 武典


「人と繋がる瞬間」

2010年2月 2日

こんにちは。秋山です。

先日思わぬ出来事にて、
見知らぬ人から見知らぬ人へ…
人が繋がる瞬間に出逢いました。

それは、とある講演会での休憩時間。

参加人数が多かったこともあり、
お手洗いには長い列が出来ていました。

『限られた時間内に戻れるかな。』

若干不安になりながら、
列に並んでいると、
見知らぬ人に肩を叩かれました。

「2階は空いていましたよ。」

まさかの親切なお言葉に、
私は御礼を言って2階へ向かいました。

小さくとも温かい心遣いに、
とても心が癒され、

『誰かにこの話がしたいなぁ。』

と思いながら1階に戻ってくると、
まだ1階にはまだ長蛇の列が続いていました。

1番後ろに並んでいる人は、
落ち着かない様子で立っています。

『あ。頂いた親切は送れば良いんだ。』

そこで私自身も、
先程してもらった通り、
見知らぬ方の肩を叩いて…

「2階は空いていましたよ。」

そう声を掛けると、
ニッコリ笑顔で御礼を頂きました。

見知らぬ人からの親切によって、
見知らぬ人へと親切を送ろうと思える。

人との関係は、
些細なもので繋がり合い、
素敵なスパイラルが起きるものです。

そんな日常に気付いて、
受け止めて、繋ぎ続けられるよう、
これからも心を開いていたいと思います。

                   コンサルティングサポーター
                   秋山 有紀子


「諸行無常」

2010年2月 3日

こんにちは、営業部の眞田です。

もうすぐ、あと10日ほどでバンクーバーオリンピックが開催です。
4年に一度、また人生においては何回出場できるか分からない頂上決戦の幕開けです。
まさに人生を賭けた人々の真剣さは、私たちの心を魅了するように感じます。
今回のオリンピックは史上初の室内開会式ということも話題に上がっているようですが、
スキー、スケート、カーリングなど沢山の日本代表の活躍を思うと、今から興奮が収まりません。

さてそんな中、
カグヤではクルーが毎朝集まり「朝サミット」というものを行っています。

月曜日はカグヤの理念を皆で深める日
火曜日は論語など偉人が残した言葉を深める日
水曜日はクルーが考えたアクティビティ(実体験から学ぶ)
木曜日は火曜と同じ。
金曜日はチームとしての振り返り。

これを大切に行ってきましたが、
先々週からこの内容について改めて考え直す機会を作ることとなりました。

とても大切で、
確かに毎日学びを感じられる瞬間ではあるのですが、
時代も移り変わるように、私たちも常に成長し、
変化し続ける中で、同じことをずっと同じようにやり続けることは、
成長を妨げるような弊害となるということに気づきました。

今のクルーにとって、
一番必要な実践は何なのだろうかということを改めて考え、
そして朝サミットで行うことを定義しなおしたのですが、
その時に驚いたことは、

新たに決めた内容は、
以前の内容と同じものが一つもなかったということです。

以前の内容も、
決めた当時は全員が納得し最善の手段であると感じて決めたことでした。
しかし、一年経たない間ですら、
こうやって改めて今の自分たちの最善の実践は何かと考えなおすと、
まったく同じ実践は一つとして出てこなかったのです。

社会は常に変化し、
組織も常に変化している。石ですら、空気ですら、変化しないものは無い。
自分たちの変化は自分たちでは気づきにくいものなのかも知れませんが、
だからこそ自分たちを見つめなおし、
日々の実践を最善にしていく場が必要なのだと改めて感じる瞬間でした。

そして、何よりもこうやってチームとして課題を見つけあい、
乗り越え合えることの喜びと、それが実現できる環境を用意していただけていることに深く感謝し、
これからも毎日の実践を深めていきたいと思います。

                      オルタナティブコンサルタント
                      眞田 海


「手づくりのよさ」

2010年2月 4日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

以前にもお伝えしましたが、
カグヤではクルーの誕生日に
バースデーケーキを食べ、
手紙やプレゼントをお渡しして
お祝いをしています。

1月となり、新しい年が始まりましたので、
今年の誕生日からは、
みんなで手づくりプレゼントを意識して、
お祝いをしました。

そのプレゼントとは、

1冊の無地の本に
それぞれのクルーからの
その人との嬉しかったエピソードや、
好きなところ、激励などのメッセージ、
イラスト、写真などを、盛り込んだ・・・

まさに「世界にひとつ」の
手づくりプレゼントです!!


みんなでお渡しすると・・・
受け取った本人の嬉しさと、
渡す側の嬉しさと、
お互いの感謝の気持ちが通い合う
素敵な場ができました。

プレゼントについて本人も、
「自己肯定感もあがって本当に嬉しい!!」
とのことで・・・

クルーのみんなも、
自分の誕生日が待ち遠しくなりました(笑)

人に何かをプレゼントするとき、
お金をかけて、
好きなものを用意するのもよいですが、

こんなふうに時間と手間をかけ、
心をこめた世界にひとつのプレゼントは、
物があふれる今の時代だからこそ、
本当にいいものだなぁと感じます。

普段の生活にも、
できるだけ「手づくり」を
心がけたいと思いました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「自分にしか出来ない事」

2010年2月 5日

こんにちは、カグヤの白土です。

カグヤでは、クルー全員が「自分にしか出来ない事」をやるという事を
大事に日々仕事をさせていただいております。

その中で私は研修部として自分にしか出来ない事は何か?日々考えています。
自分が出来る事でもなく、自分が出来ない事でもなく、「自分にしか出来ない事」。

もちろん一番大切な会社の理念からズレていては、ただの自分勝手になってしまいます。
又「自分にしか出来ない事」が研修といえばそうなのですが、
今は研修を通して自分にしか出来ない事は何か?を持つことの大事さを感じています。

先日ある園さんに研修で入らせていただきました。

その研修の中で多くの先生の話を聞かせていただきました。
皆さん本当に子どもが好きで、子ども達のためにも自分達が変わるんだという思いを強く感じました。
しかし残念な事に遣り甲斐を感じれないまま疲れている先生もいらっしゃいました。

日々の保育の中で子どもの事を考え、保護者の事を考え、周りの仲間や園の事を考え
その考え方がマイナスにはたらいていたのではと思います。

私は保育士の資格も持っていませんし、もちろん現場に入った事はありません。
又悩みを抱えている先生の変わりになる事もできません。

ただ私に出来る事は、
先生方に働く事の喜びや今先生方がやっている保育がどれだけ大切な仕事なのか、
先生方の日々の思いが絶対に子ども達に伝わっているという事を信じること、

その中で全力で先生を応援し勇気を持っていただく事ではと思います。

自分で言うのもおかしな事かもしれませんが、
私の「自分にしか出来ない事」はこれではないかと今は思います。

言葉で書く事は簡単な事かもしれませんが、
今の自分の仕事を通して、本当に保育という仕事の素晴しさを感じています。

今の思いを大事にし続け、
又「自分にしか出来ない事」をこれからも大事にし続けたいと思います。

                           オルタナティブコンサルタント
                           白土 大樹


「本当にしないといけない事」

2010年2月 9日

こんにちは。
コンシェルジェの瀬口です。

仕事をしていく中で
最近こんな話がありました。

「どちらが真面目であるか。」

一人は今抱える仕事を必死にこなし、作業を進めていく人。
一人は本当に自分にしかできないことをすることで仕事をする人。

仕事をする上ではどちらも大切なことかと思います。

しかし日々の仕事の忙しさを理由に
その仕事の本当の意味を感じて
本当にしないといけないことをしていないと
仕事をしているという事にならないのでは
と言う事を考えさせられました。

どうして忙しくなってしまうのか?

実は作業を抱え込む様な自分の仕事の進め方自身に
問題があったのではないかと言う事を考えさせられます。

作業に追われてしまって
自分が作業をすることで満足してしまっているのです。
本当にしないといけない事をせずに自分の作業だけしかしていないと
サボっていると言われても仕方が無いですね。

皆さんも日々お忙しいことかと思います。

保育をしている先生のお話もお聞きしても、
いつも「時間がない」と言うことをお聞きします。

ゆとりをどう作り仕事を深めていく事の方へ
時間や力を遣っているでしょうか。

作業をすること、片づけることが主になり
本当にしないといけない事が疎かにならない様
気をつけないといけないですね。

刷り込みがあると、ついつい持っていかれてしまいます。

本当にやらないといけない事。
自分にしかできない事をし続ける事。

自分に与えられた時間、有限である時間を
有効に使ってどう価値を高めていくかは自分次第であるのですね。

時間が無いと投げ出したりせず
時間が取れる工夫をしていく事を実践し
本当にしないといけないことを怠らない様
心がけていきたいと思います。

                               コンシェルジュ
                               瀬口 拓郎


「受け身」

2010年2月10日

こんにちわ!営業部の田上です

カグヤで仕事をさせて頂くと
色々なことに気付ける機会がありますが
ここ最近特に強く思うのが人生を受け身で生きることの弊害を
ここ最近のニュースや身近な出来事でよく感じます。

人は本来、生きるということは自分で考え
自分で決めなければならないということだと思います。

自然界の動物たちは皆、当たり前に行っていますが
世の中を見渡せば大事なことを人任せにしてしまい
自分の力で生きているつもりが生かされていることに
気付きにくい社会になっているのではないでしょうか。

周りの関わりに感謝する意味での生かされている
共生の概念であれば良いのでしょうがよく洞察すると
権力者側の都合良く作り上げられた関わりなのではないか。

しかし、そんな当事者意識のある人たちだけではなく
刷り込んでいることに気付かずまた、刷り込まれていることに気付かない
正しいこと良いことを行っていると信じている人
正しいことだと認識している人が今の日本社会を
構築しているのであればどんな手を打っても物事は
良い方向に進むことは難しくなるのではないか。

お金や物が豊かになり
様々なものが整っていて発展途上国から見ると
生きる上で多くの選択肢が用意されている日本ではありますが
生きるということとはどういうことか。

日本という国が世界で果たすべき役割とはなにか
その中で自分という存在とはなにか
自分にはどんな役割があるのか
また周りの人々との様々なご縁や機会をどう感じ、生かし
成長し合えることができるのかを社業を通じて
一つひとつ向き合っていきたいと思います。

                      オルタナティブコンサルタント
                      田上 貴士


「感謝の気持ちを表現する」

2010年2月12日

こんにちは、松村です。

私の信条である
「感謝の気持ちを忘れないこと」を表現するために
前回のブログで「今年は今までお世話になった人へ
感謝の気持ちを返していく年にしていきたいと思います。」
と書かせて頂きました。

前職で働いていた保育園の子と
保護者からよく食事に誘って頂き
お世話になっていたので
何か感謝の気持ちを表現できないかと思い
今度はこちらから誘おうと考えました。

丁度、静岡の親戚がみかん畑を持っていて
沢山みかんが生っているので狩りに
来て欲しいと誘われていたので
子どもたちをみかん狩りに誘ったら
喜んでもらえるのではないかと思い
声をかけさせて頂きました。

子どもたちはとても楽しみにしていると喜んでもらい
休日を利用してみかん狩りに行くことにしました。

天気も雲一つなく、気温も高く、絶好のみかん狩り日和でした。

子どもたちは
みかん狩りが初めての体験だったようで
みかんをどのように摘むのかを知る良い経験ができ
楽しくみかんを狩ることができました。

子どもたちは、みかんを摘んでいるうちに
日にあたっているみかんがおいしいと思ったようで
高い位置のみかんを一生懸命に取る姿が見られ
子どもは日々学んでいるのだと感じました。

大人は坂道を上がるようにゆるやかに成長しているとすると
子どもは、階段を上がるように、成長していると感じました。

少し会わないうちに出来ることが多くなり
日々成長している子どもに感動しました。

今回、感謝を表現することによって
子どもたちに喜んでもらえ
子どもの成長について大きな気付きがあり
自分も日々成長できるようにしていきたいと思います。

また、今まで自分が誘われてばかりだったので
これからは恩返しができるように
取り組んでいきたいと思います。

                       オルタナティブアドバイザー
                       松村 武典


「致知出版セミナー『人間力を高める』を終えて」

2010年2月15日

先日「致知出版社」が主催する、
新春特別講座に参加させて頂きました。

テーマは【人間力を高める】。

講演頂いた方々は、

慈眼寺住職である塩沼亮潤氏。
筑波大学名誉教授である村上和雄氏。
致知出版社代表である藤尾秀昭氏。

御三方の共通点は、
自分の信じた道を探求して、
今尚貫き通している方々であることです。

想像を絶する荒行を乗り越え、
「生」と「死」の狭間でこそ見出した、
自然・人・自分との理屈なき「繋がり」。

まだ解決されていない、
人間の可能性についての研究で確信された、
科学と人間の未知なる「繋がり」。

1つの出逢いから、
感動と情熱を拡げ続け、
根底にある歴史と人との「繋がり」。

どの分野で極みを行く方も、
最後は「おかげさま」とおっしゃるのは、
あらゆるものとの繋がりを、
心に刻み感謝しているからかもしれません。

人間としての力は、
表現する幅も奥行きも、
広く深いものだと思います。

ただ。

人間としての力は、
自分1人のものではなく、
出逢った人・もの・出来事・歴史…etc
全てに対して意味と繋がりと感謝を、
感じられてこその力なのだと感じました。

最後に1番印象に残った言葉を紹介します。

『ニコニコ顔で命懸け』

自分の信じた道ならば、
どんな状況に置かれたとしても、
「楽しみ」として捉えることが出来る。

だからこそニコニコ顔。
されど心は命懸け。

これから、
仕事だけに留まらず、
生きていく上で大切なことを、
しっかりと心に残る機会となりました。

             コンサルティングサポーター
                    秋山有紀子


「学びの場」

2010年2月16日

こんにちわ、営業部の眞田です。

寒さの日々にも随分と体も慣れ
寒さを楽しむことが出来るようになってきた日々ですが
もうそろそろ、ふきのとうやつくしなどが萌え芽ぐみ
春の息吹を感じられることを思うと
冬を楽しみながらも春が待ち遠しく感じます。

先日、全社員で致知出版主催新春セミナーに参加してまいりました。

致知出版とは「人間学を追求する」出版社であり
各界各分野で道を切り開かれた素晴らしい実践家の
方々の体験談を紹介している月刊誌「致知」を発行しており
この「致知」の愛読者には

稲盛和夫(京セラ名誉会長)、牛尾治朗(ウシオ電機会長)、
北尾吉孝(SBIホールディングスCEO)、鍵山秀三郎(イエローハット相談役)など
そのほかにも沢山の著名な経営者の方々が愛読されています。

カグヤでもこの月刊誌を毎月購読し
高い志を持って道を作られてきた方々の
その実践の記事を社員全員で回しながら読み
それぞれの気づき、反省を共有しながら沢山の学びを頂いております。


今回は新春特別講演会『人間力を高める』
というテーマで行われたのですが
講演をされた方々が何とも素晴らしい先生方でした。


第1講座には、千日回峰行を万行された塩沼亮潤さん(慈眼寺住職・大阿闍梨)
第2講座には、ヒト・レニンの遺伝子解読に成功された村上和雄さん(筑波大学名誉教授)
第3講座には、今回のセミナーを主催された、藤尾秀昭さん(致知出版社社長)


宗教とその「行」の実践という道から「人間学」を説かれた塩沼さん
科学、遺伝子の解読という実践の道から「人間学」を説かれた村上さん
社会、その中での出会いの哲学の道から「人間学」を説かれた藤尾さん


皆さまのお話をお伺いして私が感じたことは
「どんな道を行こうと人間としての本質は変わらないのではないか」
ということでした。

本質とはなんだろうと改めて疑問に思い辞書で引いてみると
「あるものがそのものであるために最低限持たなければならない性質」
と出てきますが

「人間が人間であるために最低限持たなければならない性質」

ということを
塩沼さんは先人の教えと仏教の修行を行ずる実践の中から

「ありがとう」
「すみません」
「はい」

であるということを説かれました。

村上さんは人の遺伝子を解読していく過程を通して
「遺伝子レベル、細胞レベルの成り立ちの奇跡」
それが人間の場合「60兆個集まっても調和している」ことの奇跡
人間の命・存在そのものが「有り難い」存在であること
まさに、「生かされている」存在であること
そういったことに気づくか気づかないかで
DNAの作用が全く変わってくるということ
科学の観点から伝えて頂きました。

また、藤尾社長からは

人が人になるための学びを「成人の学」として

①「徳性」(人間学)    
②「知識・技能」(時務学) 

であるとおっしゃりました。

徳性が備わらずに
知識や技能だけを学んでも世の中は治まらないという言葉には
強く感銘を受けました。

いくら、ものすごい知識や能力を持っていても
人間性が備わっていなければそれは
世のためにも人のためにもならない。
だからこそ、教育は知識や能力を教える前に
人間学を教えていかなければならないのだと
改めて感じました。

子どもたちに人間学を学んでもらうには
やはり自分たちが人間学を学ばなければならない訳ですが
藤尾社長はそれについて

子どもたちの素直な心を素直なままに育ってもらうには
「尊敬」という太陽が必要である。
子どもたちのために、尊敬できる人間になろう
とおっしゃっていました。


平成5年の調査になりますが、
ヨーロッパ各国、日本、アメリカ、韓国の20カ国で
子どもたちが「親」と「教師」を尊敬しているかと
いう調査が行われましたがその結果を見ても
教師を尊敬すると答えた子どもは

アメリカ  82.2%
中国    80.3%
ヨーロッパ 82.7%
韓国    84.9%
日本    21.0%


親を尊敬すると答えた子どもは

アメリカ  83.9%
中国    83.7%
ヨーロッパ 82.9%
韓国    85.1%
日本    25.2%


と出ています。
如何に大人が尊敬される存在に
なっていないかが表れていることだと思います。

一般的に、50%を下回ると、国家存亡の危機と言われるとその調査で書かれておりました。


私たちは今
子どもたちの将来のために今一度自分たちを振り返り
反省し、子どもたちのために「人間力を高め」尊敬される
大人になる必要があるのではなく、責任があるのではないかと感じ
自分自身の行動を改める決意をしました。

今回のこの学びの場は
私にとって、深く反省させていただく場であったとともに
今のこの時代だからこそ、人間学を学ぶ必要性を強く感じ
実践している私たちカグヤが進んでいる方向性は
間違っていないということを改めて感じ
安心して実践に努めることができると思いました。

人生そのものが
学びの場であり終わることはないのだと思いますし
人間学を学ぶということは自分自身の壁と常に向き合い
乗り越えていくこととも同じだと思います。

私自身、辛い時、大変な時、心折れそうになる時が多々あります。

しかし、そういった時にこそ
今回の学びを胆力として、乗り越えていきたいと思います。

最後に、塩沼亮潤さんの言葉で
今回のブログを締めさせていただきたいと思います。


「若さゆえに苦しみを乗り越える力がある
年負うごとに、苦しみを活かす知恵がある」


有り難い学びの機会に感謝致します。
ありがとうございました。

                     オルタナティブコンサルタント
                     眞田 海


「人生前向きに」

2010年2月17日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

連日ですが、本日は私からも、
致知出版主催の講演会
「人間力を高める」
の感想をお伝えします。

まず3名の講演を通して感じるのは、
どの方も「前向き」だったことです。

それぞれの人生の中で、
特に辛く苦しい時期に、
それに対しての向き合い方や捉え方が、
前向きであるところに、
大変共通するものを感じました。

どんな状況でも、
自分がどれだけ前向きに捉えることができるか、
今に価値を見出し、今の環境に感謝できるかで
人生がガラッと変わることがあります。

そんな中で、私の好きな言葉のひとつ
「幸せは自分の心が決める」
という言葉を思い出しました。

自分のこれまでを振り返っても、
楽しみや幸せを外に求めたくなることがありましたが、
そういうものは、自分の捉え方次第で、
身近にゴロゴロとあり、
今やれることも沢山あるのだと気づきます。

今日という1日を「前向き」に本気で過ごし、
そんな毎日が積み重なった、
「幸せな人生」を歩んでいきたいと、
改めて感じる日となりました。

また、致知出版社長からは、
おもしろい言葉を頂きました。

「男の顔は履歴書」

この言葉に「女の顔は請求書」
というユーモアある言葉が続き、
会場内には、笑いが溢れてました(笑)

実際、男や女に関係なく、
年を重ねれば重ねるほど、
「生き方」が顔に表れると感じることは、
多くあります。

講演内でも、「大人がイキイキしてますか?」
との、問いかけがありましたが・・・

私も、自分の顔には責任を持って、
イキイキとした「いい顔」を
子どもたちに見せられるよう、
人生楽しんでいたいと思います。

                       環境コーディネーター
                       宮前 奈々子


「大きな和」

2010年2月18日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日社員理念研修の為沖縄に行ってきました。
個人的には約1年ぶりの沖縄でしたが思った以上に寒かったです。

又今回の研修はカグヤ社だけでなく、
沖縄で見守る保育を実践していらっしゃりカグヤのパートナー園である保育園様、
カグヤ社の理念に共感していただいているパートナー企業のフラット社様との合同研修でした。

そして今回の研修のテーマは『大きな和(オキナワ)』
2泊3日の研修でしたが常に感動の連続でした。

先ずは沖縄の空港に着くと保育園の主任含め保育士さんからの今までに受けた事の無いあたたかい歓迎を頂きました。

私達の為に前日から沢山の準備をしていただいた事には本当に感謝しかありません。

そして空港からバス1台で保育園へ向かいしました。
園につくなり園長先生や他の保育士さんからも歓迎の御言葉をいただきました。
その後施設見学をさせて頂きました。

残念ながら土曜日であったこともあり子ども達の姿はほとんどありませんでしたが、
子どもの事を本当に考えた上での環境設定、又先生方の子ども達へ向ける愛情と優しさを強く感じました。
同時にこの園にいる子ども達は幸せなんだろうなと感じました。

その後見学を終え合同で研修を行いました。

参加人数は40名でカグヤで日々行っている一円対話を皆さんと行う事が出来ました。
実はこんなに沢山の人数で一円対話を実践させて頂いた事が無く前日からかなりドキドキでした。
園長先生や主任先生には何度かお会いさせて頂いたものの、他の保育士さんには一度もお会いしたことがありませんでしたのでなお更です。
実際に研修がスタートしかたち的には一円(大きな和)になっているのですが今回の研修の本当の意味については、
研修後に感じることが出来たと思います。

又今回の一円対話でのメインのテーマは、
「自分が辛く苦しい時に心のそこから支えてくれた人からもらった感動した一言」でした。

参加された40人の方が自分の思いを在りのままに出すというのは一見難しいように感じますが、
いざ始まれば素直に自分の思いを伝えるという事の素晴しさ、40人が一体となる素晴しさ、
話す方も真剣にはなし聞くほうも全力で傾聴するという素晴しい環境がそこにありました。

改めて今回の一円対話で良い事も悪い事も含めた中で様々な事を皆で考えていくと言う事、
正解だとか間違いとかではなく今のありのままの気持ちを皆に伝える事の大事さを改めて感じさせていただきました。

最終的には、かたち的な大きな円ではなく心もしっかりと繋がった大きな一つの円(和)になれたと思います。

今回の沖縄での経験は今後の自分が行う研修でも活かせるものになったのではと思います。
又今回このような御縁を頂いたパートナー園様、フラット社様、そして貴重な研修を組んでいただいた
社長に感謝いたします。

今後も子ども達への思いをしっかりと持ち続け実践を大事にしていきたいと思います。

                              オルタナティブコンサルティグ
                              白土 大樹


「素直な気持ちで」

2010年2月22日

こんにちはコンシェルジェの瀬口です。

先日、社内で定期購読している致知出版社の新春セミナーに参加してきました。

千日回峰行の塩沼亮潤先生(慈眼寺住職、大阿闇梨)、
サムシンググレートの村上和雄先生(筑波大学名誉教授)の御二人によるご講演と、
致知出版社の藤尾秀昭社長より人間学についてのご講義を頂きました。

皆さん共通して伝わることが各々、
自分に厳しく、実践している方は、純粋な気持ちで、
穏やかな口調で説明をして下さいました。

自分を超えたところで「何か人のために」
と話をしている方のお話は本当に優しさが伝わります。
自分のことではなく、相手のため、周りの人々のためにと
日々ご尽力されている事の溢れる想いが伝わってきます。

厳しい行を行うことや、日々研究を進めること、
全く違う方向からではありますが、お二人の実践からくる言葉には
優しく、重く、大切にしていきたいと思いました。

その中でも特に、塩沼先生のお話にありました、
仏教の3つの教えから来る、人が素直に生きる上で大事なこと。

人間は一人ではいきていけない「ありがとう」
その御恩返しが出来ていなくて「すみません」
相手を拝む様に拝する「はい」。
この3つの言葉を素直に思うことが大切だという事でした。

普段から使っていたとしても
本当に心の底から自分に関わった方へ
全身で感謝の気持ちを伝えることが出来ていただろうか。
何か人から頂いた学びを斜に構えて
別な言い回しで捉えてしまってはいないだろうか。

そう、自分を振り返って反省しました。
そう考えると、自分を忙しさに、我を優先してしまい
当たり前のことが出来ずにいるからこそ、
ゆとりであったり、穏やかさを維持することが出来ていないのだと反省します。

人には様々な機会を通して、多くの方と接する機会があります。

その上でも人と人の間にある調和というものを大事にした時、
人から頂いた言葉や機会、自分への学びと思って、
感謝の気持ちを伝えることが出来る様にしていきたいと思います。

この世に生を受け、本当に人々の御役に立つことが出来る様、
自分にしか出来ないことでご恩返しが出来る様になりたいものです。

塩沼先生、村上先生はじめ、致知出版社御一同様、会場参加者様、
カグヤクルー一同この様な自分の振り返りの機会を与えて頂きありがとうございました。


「致知新春セミナーに参加して」

2010年2月23日

田上です。

致知新春セミナーは昨年も参加させて頂き
今回は2度目の参加となります。

昨年は龍源寺前住職の松原泰道さんと
作家の五木寛之さんの講演でした。

その際の感想としては世の中にはものごとを深く考え、
深く生きている方がいらっしゃるのだと感じましたが、

今回は、慈眼寺住職の塩沼亮潤さんと
筑波大名誉教授の村上和雄さんの講演を聴かせて頂きました。

両社のお話をお聴きすると
本当に道の上に生きている人とは本質を捉え、捉えるだけではなく、
ご自身の志から深く洞察し、新たな境地を見出されている。
またそのことにも執着せず、謙虚な姿勢で学び続けることを実践されておられる。


特に感じたことは
人一倍人生と向き合い、悩まれ、苦しまれているのに、
とても明るく、前向きであること、そして、その言葉の奥底に
必ず「感謝の念」があることを実感しました。

本当の苦しみ、悲しみ、自分の弱さを知っているからこそ、
表面的な明るさではなく、良心からにじみ出る前向きさ、明るさ、
苦悩の先にある楽観的な姿勢で身の周りの人たちの心を明るく照らし、
勇気や温かさを提供されているのだと思いました。


そんな人に自分もなれればと思う気持ちもあり、
とてもすぐになれる訳ではないということも認識していますが、
少しでも自分の人生を深めていけるよう一つひとつの実践と
向き合っていきたいと思います。

またカグヤに入社し、お付き合いさせて頂く方、ご縁を頂く方々が
人としてのお手本になる方ばかりで、自分がこうなりたい、真似したいと
尊敬できる人ばかりであるという恵まれた環境に感謝の念でいっぱいです。

改めて今回の機会を頂きありがとうございました。

                          オルタナティブコンサルタント
                          田上 貴士


「致知新春セミナー」

2010年2月24日

松村です。

東京プリンスホテルで、
1月30日に致知出版新春セミナーに参加させて頂きました。

致知出版は社内木鶏として、
カグヤクルー全員で読ませて頂いています。
社内木鶏とは、自分たちが先人や古人の求めて歩んだ道を
歩んでいるかどうかを本に登場する方の体験から確認することです。

講演される先生方は実践を積み重ねている方なので、
難しい講演内容だと思い参加しましたが、
とても傾聴しやすい講演内容で勉強になりました。


塩沼亮潤先生は、金峯山1300年の歴史で
二人目となる千日回峰行を満行し、現在仙台市で住職をしている方です。

辛く厳しい修行をされている方だったので、
理解できる内容の講演なのか期待と不安もありましたが、
講演して下さる姿は、思いを伝える力の物凄さを感じながら傾聴させて頂きました。


塩沼先生は、ただ生きるのではなくどう生きていくのか、
どう人生を修行するのかが大事で、日々の修行の中から、
人間一人では生きていけないと悟り、
人間の基本である「ありがとう、すみません、はい」
この3つを実践し続けることが大切だと講演して下さりました。

「ありがとう、すみません、はい」
この3つを周りの人に素直に感謝することが当たり前に出来ていない、
できていないから心が穏やかにならなく、実際にこの3つを行うことは難しく、
今過ぎていく一瞬の一つひとつを大切に感謝することが大切と講演して下さりました。

人生は行に終わりはなく行が終わっても常に行、学び続けることだと話して下さりました。


言葉で言うことは簡単だが実際に行うことは難しく、
人生という行を通して、自分自身を深く掘り下げることの大切さを考えさせられ、
日々心がけ、取り組んで行きたいと思いました。

村上和雄先生の「スイッチオンの生き方」では、
人間には想像を超える可能性が遺伝子レベルで眠っていて、
それを引き出すにはスイッチオンの生き方をするのだと講演して下さりました。

科学と人間学が融合したような講演内容で、
人生をプラス思考で考えスイッチオンをして100%出せるようにして行く事を
心がけていきたいと思います。


3人目の講演は、致知出版の藤尾社長の「出逢いの人間学」という講演内容で、
全身から力が溢れるような公演でした。

人が人として一流になるためには学問があり、
その学問とは成人の学である、人間学と事務学の2つあるのだと講演して下さりました。

人間学とは、徳性を学ぶ学問。
事務学とは知性・技能を学ぶ学問で、人間には両方の学問が必要で、
現在の教育は事務学ばかり、知識ばかりを学び、道徳のない世の中になっていています。

本来の人間学を学ぶことが、人間としてあるべき姿で、
危機感を持って人間学を学んで欲しいと講演されていました。

最後に、30年間各界の一流と言われる方々と出会ってきた中で共通して言えることは、
何歳になっても学び続けることだそうです。

今回のセミナーで事務学(知識)も必要だが、人間学(道徳)の大切さに気付かされ、
人間学を学び一流へと成長するために生涯学び続けていきたいと思います。


                              オルタナティブアドバイザー
                              松村 武典


「いちゃりばちょーでー」

2010年2月25日

こんにちは、秋山です。

先日、理念研修旅行のため沖縄へ行きました。

今回のテーマは『大きな和』。

このテーマの通り…

豊かな大自然。
今を築き上げる歴史。
パートナー園の先生方の情熱。

多くの出逢いと御縁に恵まれ、
カグヤの掲げる理念=子ども第一主義に繋がる、
「人」と「心」と「パワー」を目の当たりにしました。

何を目指そうと思っていても、
1人では出来ることが、
限られているかもしれません。

ただ同じ想いを持っている、
「1人」と「1人」が認め合い、
力を合わせることが出来れば…
出来ることは、何倍にも拡がります。

今回は【心】を使って、
形にならないものを、
感じられる機会になりました。

最後に教えて頂いた沖縄の言葉を1つ。

いちゃりばちょーでー
     =出逢えば、みんな兄弟

1度出逢えば、
心を通わせて繋がり合う。
沖縄の方々の温かい心が、
表れているとても素敵な言葉です。

この言葉が書かれている、
理念研修の名札はこれからも、
大切に飾り続けたいと思います。

                 コンサルティングサポーター
                 秋山 有紀子


「沖縄で大きな和~前篇~」

2010年2月26日

こんにちわ、営業部の眞田です。

そろそろバンクーバーオリンピックも終盤を迎えましたが
今回の冬季オリンピックも数々の感動のドラマを見ることが
出来たことに対して競技者の方々に感謝の気持ちで一杯です。

モーグル、スノーボード、アイススケートなど
特に盛り上がったり、波乱があったりとありましたが
各国の選手の振る舞いや表現を見ると国を尊敬している人、そうでない人
同じ種の競技者を尊敬している人、そうでない人
違う種でも競技者全体を尊敬してる人、そうでない人

というのが、選手のインタビューや立ち振る舞いから見えるように感じ
各国の教育の在り方も見えてくるように思う大会でした。

さて、そんな中カグヤではバンクーバーの寒さは何のその!
ということになりますが2泊3日で沖縄研修に行ってまいりました。

今回のテーマは「大きな和」

けじめと調和の中でお互いがお互いを敬い合い愛する
ことの大切さを知るということとなりますが人は皆
一人ひとり本当に、本当に驚くほどに見事なまでに違うのだということ。

感じ方や考え方、表現の仕方、得意なこと
苦手なこと、習慣、体格、良心、何もかもが皆
それぞれ違っていることが当たり前だということを理解すること。

それが個性であり、個性があるからこそ
お互いがお互いを敬うことが出来る。愛することができる。

このことを、知識としてではなく
体験を通して学ぶことが今回の目的だということで臨みました。
そして、沖縄に到着するや否や、、、

今回一緒に研修を行う保育園さんからの激烈な歓迎。
研修の準備のために遅くまで残り企画立てをしていただいたこと
園全体でそれを表現していただいたこと。

人を喜ばすということが自分の喜びとなるということを体現されているその姿に
「感動」としか言いようの無い深い思いが込み上げてきました。

人は、人を喜ばせようとした時に
どうしたら良いのかということの真理を教えていただいたように感じました。

「頭で考える」のではなく「心で考える」
この違いは、場所が違うだけのようで全く意味も違ってくるのだと思いました。

「心遣い」「心意気」「真心」「心地よさ」「本心」「心配」

どの言葉も、頭で考えるよりも、
心で考えたほうが良く分かるように思いました。
これはきっと、当たり前のことなのだと思いますが
私自身の日々の生活を思い返すと家で食事を用意してもらう時にも
「ありがとう」と言う言葉は言いますが。

習慣として伝えるだけになっていて、
心を使って「ありがとう」と伝えているかというと、
そうではない自分が居ます。

また、贈り物をするときも「モノ」ではなく、
それを送ろうとするときに、何を思い、
どれ程の心を籠めたのかが大切であるにもかかわらず、
自分自身は「贈り物をすること」という動作で
心を使った気になってしまう時があり、猛省したことがあります。

また本心で決めたことに対しても
数か月経つと「やってはいるが、心が籠っていない」
ことが私は多々あります。

簡単なようですが
心で考え続けることというのは実は大変で
知らず知らずのうちに習慣として頭が認識して楽に出来るように
刷り込んでしまっているようにも感じられます。

というのも、弊社社長から頂いた言葉なのですが
「脳は刷り込みに遭うが、心は刷り込みに遭わない」
という言葉に私自身大きな感銘と気づきを得たように思うからです。

心というのは、刷り込みに遭うことはない。
だが心というものは使わずしても、脳があるので生きてはいける。

日々の生活でどれだけの動作・行動を
「心を使わずに」行っているのかを反省させられるとともに
どういうことが心を使うことなのかということを今回沖縄研修での
体験を通して教えて下さった園さんには、感謝の念でいっぱいです。

また今回の研修では、そのほかにも
弊社社長のシンクロニシティーの発動ということで、
様々なドラマ、出会い、感動があったのですが書くには
あまりにも長すぎるために、今回はここまでとして
またの機会に後半はお伝えしたいと思います。

本当に、短くまとめようにも、まとめられない研修に感謝です。
こんな研修、受けたことが無いですし、一生の思い出になりました。

また、後半を書けることを楽しみにしています。

                        オルタナティブコンサルタント
                        眞田 海