「プロとして」
こんにちは、瀬口です。
先日、致知出版社による読者の集いに参加してきました。
旭山動物園の小菅園長からのご講演であり、
廃園の危機からどの様にして立てなおす事が出来たのかという内容で、
これまでの実践を通しての考え方を事例を元に分かりやすく説明して頂きました。
言葉のどれもが印象的で気づかされるような内容ばかりでしたので分割して記したいと思います。
小菅園長は動物園に就職した際、
全く知識もなかったので大変な苦労をされたということから
これまでの経過をたどり説明して下さいました。
冒頭にありましたのが
『就職した途端に「プロの飼育係」として見られてしまう』ということ
その時に、最初に教わった飼育係としての大事な点が、
①動物のことは何でも知っている
②難しい動物を健康に長生きさせる
③繁殖の難しい動物に子を産ませて育てること
ということでした。
その中で
「セレノドンと聞かれて答えられなかったら聞いた子どもはどう思う?
がっかりするだろう?」
ということにまず考えさせられました。
(ちなみにセレノドンについては調べましたのでこちらを参照下さい)
上記の大事にする点
自分はプロであり、プロとしてどうだろうかということ…
人には様々な生き方がありますし、様々な仕事があります。
自分の選んだ生き方にはそこに向き合うために各々臨むべき姿勢もあるかと思うのです。
飼育員としての姿勢
先生としての姿勢
企業人としての姿勢
コンサルタントとしての姿勢
コンシェルジェとしての姿勢…
そして、
カグヤには『子ども第一主義』という理念があります。
自分が理念を守り、コンシェルジェとしての姿勢を持ち、
子どもの声を聞いてその存在をあるがままに認め、
その子がやりたいことを実現する環境を用意していくこと。
そしてその保育を目指す園の先生方を支えることが出来ているかということ。
これらが出来ているだろうかと考えます・・・
勿論、能力や知識が追い付かないこともあるかと思います。
しかし、
仕事は自分の生き方ですし、そこにはオンもオフも無く、
自分の生き方を大事にすることが良いのではと私は思っています。
どこで誰が見ているかという訳ではありませんが、
自分の決めた道に裏切って、生きるのは自分にとっても本当は辛いことです。
「お天道様が見ている」
とは昔よく言っていましたが、本当の自分を大事にする様に、
裏切らない様にすることを言っていたのかもしれないのではと思いました。
だからこそ、もっとカグヤのコンシェルジェとしての
生き方が出来る様にこれからも励みたいと思います。
コンシェルジェ
瀬口 拓郎