「見守ってくれている存在」
こんにちは瀬口です。
皆様、夏休みは如何お過ごしでしたでしょうか?
まだまだ暑さも厳しいですので、体調崩されませぬ様、御気をつけ下さい。
私は夏季休暇を頂き、実家に里帰りをしたところ、空港についたと共に祖母が他界したとの連絡を受け、そのまま通夜から葬儀と慌ただしい日々でした。
祖母は元々体も悪く、入院していたのですが、余りにも突然の出来事に残念さを感じると共に亡くなったことを実感出来ない部分もあります。
幼少期などよく可愛がってもらっていたことも勿論ですが、年始など挨拶に行くといつも「良く来てくれたね」と満面の笑みをこぼし、迎えてくれ、今振り返ると遠くからいつも見守ってくれていて、今こうして自分があるのも両親の御蔭であり、両祖父母の御蔭でもあるということを思います。
葬儀を受けて下さったお寺さんのご住職より、こんな言葉を頂きました。
「皆様、最近では忙しいとか時間が無いと、周りのことにばかり眼を向けがちですが、どうかこのときだけはそのスイッチを一つ切り替えて自分を振り返るということを為さって故人のこと、家族やご親戚のこと、そして自分を振り返る時間としてお使い下さい。」
お恥ずかしながらこういう時でないと中々親戚一同が集まるという機会も無く、小さい頃は良くお会いしたのにも関わらず10年振りにお会いする方もあり、と、親戚づきあいもままならなくなっている自分があるのだと思いました。同じ血を継いでいる親族であり、どうあろうとも自分を迎えて下さる場所があり、自分自身、もっと大事にしないといけないということを考えさせられる機会を祖母より頂いた様に思いました。
コンシェルジェ
瀬口拓郎