「山登り」
こんにちは、眞田です。
夏も真っ盛りですね。
先日、梅雨が明けたらやりたいことの一つをすることが出来ました。
梅干の土用干しではなく、登山です。
山梨県と長野県の県境にある、朝日岳~鉄山~金峰山を縦走してきました。
山登りはすべてが自分の責任です。命を落とすことも多々あります。
だからこそ、事前の準備を入念に行います。
明日の天候、登山ルート、かかる時間などを踏まえて、全てが逆算から始まり、
スケジューリングを行い、最終的な登頂開始時間を決めます。
これは、仕事の取り組み方と同じだと感じます。
どんな仕事も、全ては逆算からスケジュールされ、事前準備が重要でありながら、
どうも日々の癖や悪習でその場で乗り切ろうとしてしまったりすることがある
ように思います。
登山で言えば、何の準備も無しに、何も知らずに入山することだと思います。
これでは、何か起きたときに誰が責任を取るのか。結局、何の責任も取ろうと
しないからこその入山ですから、結局は周りの人々に迷惑を懸けてしまう。
これは、会社でも同じなのだと学びました。
山登りを通じて肌で感じるのは人と人とのつながりです。
皆、山の怖さと美しさの両端を知っているからこそ、山道ですれ違えば必ず
挨拶をします。
「こんにちは、暑いですね、おひとりですか?」と、汗だくで休憩していると、
声をかけてくれます。
「水は足りていますか?」と心配してくれる人もいます。
あとどれくらいで山頂なのかが分からず、足を休めている時にも
「山頂はもうすぐですよ」と声をかけてくれる方がいました。とたんに、
心に力が湧きました。本当に皆様有難いお言葉を頂けます。
山登りでは、それぞれのグループで登っていながらも皆で協力して助け合い、
気を使いながら登っていることを実感できます。
私も、下山するルートですれ違う時には頂上手前で疲労している人を見た
ときには、「山頂はもうすぐですよ」と、さっきしてもらって嬉しかったことを
声掛け出来たと、なんだか山では皆が仲間なのだと心から感じられる一日でした。
こういった体験を仕事や人生に還元していきたいと思います。
オルタナティブコンサルタント
真田海