皆さんこんにちは、瀬口です。
人は生活していく中で数々の選択を行っています。
「今日はどこに行くのか」
「これから何を食べるのか」
「いつから○○を始めるのか」
などなど、人の生きる世では選択することに満ち溢れています。
この選択するということは、とてつもないエネルギーを要するものだという事を
最近、特に思います。
詰め込み式やマニュアル式の教育に然り、考えなくても行動出来るという
教育法もありますが、自分の範疇を越えた場面に遭遇した時に判断することが
出来ません。
「選択する」という力は選択を実践し続けることで鍛えていく必要があるのでしょう。
今の子どもたちの中では朝、登園して「何がやりたいの?」と聞くと、
「何もやりたくない」「疲れた」など発言する子が増えてきているそうです。
確かに「何もやらない」は「休む」という一つの選択肢なのかもしれません。
しかし、やりたいことを一つひとつ達成していくことで得られる充足感を
現代の子どもたちには十分に味わってもらいたいものです。
そのためにも我々大人がまずは自分のやりたいことがやれる様に
していかなくてはいけません。
周りの環境のせいにして、逃げている人が多くいる様に思います。
自分は違うのかと問われると、そうではなく、かつては何もできない
状態に陥っていました。
やりたい事をやれるようにするためには能力を養うことや準備に回り道が
必要な時もあります。
本当に小さなことから達成する喜びを改めて感じる様にしていくことで自分を
取り戻そうと、懸命に取り組んでいます。
自分で動いたことで気づくことや、過去の教えから学ぶことなど、
自分の範疇を広げることでまた一つ選択することの幅を広げることが
出来る様になります。
以前、上司から「正しい判断を行うためにも常に自分の一番いい状態、
最適最良の状態を維持し続けることに力を入れた方がいい。」という言葉を
頂きました。
自分が本当にやりたい事をやるためには下準備も能力もまだまだ足りないことが
多くあります。
日々のほんの小さな出来事にも結果や行動として表われるので本当に気が抜けません。
某冒険物語の様な「選ばれし・・・」という誰かに選ばれたのでやる様な他発なものではなく、
自分で選んだという自発を活かした行動が取れる様に自身を養っていきたいと思います。
人間はいつ何刻にどの様になるのかなんて想像もつきません。
選択するという力を養うことで、最良の判断が出来る様にし、
自分だけではなく周りの人たちへの貢献が出来る様にしたいと思います。
オルタナティブコンサルタント
瀬口拓郎