こんにちは。宮前です。
これまで3回にわたってドイツ研修で気付きをお伝えしてましたが、
今回で最後とします。
数々の気づきの中でも、研修を通しての一番の収穫は、
沢山の「優しい心」に触れたことです。
視察先の園では、沢山の手作り料理や、子どもたちの歌声、お土産等・・・
心のこもったおもてなしや、歓迎をして頂き、とても温かな心を感じました。
そして、旅団長である藤森先生は、毎年ドイツへ視察しているためか、
初参加の私たち向けに、自由時間で有名なスポットへ案内して下さり、
楽しい時間を共有してくれました。
また、園見学や反省会に対しても「体調不良等あれば、自己判断で不参加でも大丈夫」と
全て強制ではないというお話しや、
空港の移動時も、一般のツアーのように皆でぞろぞろ歩くかんじではなく、
集合時間や場所を決め、各自自由に動けたり、
毎日の反省会でも、藤森先生が一方的に見解を説明するものではなく、学び合いのスタンスで、
学びを高め合えるような、言葉の投げかけをされていたりと、
全体を通して、まさに「過保護・過干渉」ではない、「見守る」を見せて頂きました。
また、今回研修直前に、世界文化社様に代わって、カグヤが初めて添乗業務等携わることが
決まり、急遽、副旅団長として、一緒に参加することとなった社長は、自分のことは後回しで、
藤森先生始め参加者にとってこの研修がより良いものになるようにと、準備段階から終始
その役割を全うするため動かれており、相手をおもいやる姿勢を、傍で見せて頂きました。
更には、一緒にツアーに参加した方々は、ほぼ初対面の方でしたが、皆優しく友好的な方ばかりで、
反省会の準備や参加者の誕生会等に対しても、色々と皆様自然に協力して下さいました。
特に、同室だった方とは、毎朝一緒にミュンヘン駅近くの公園をジョギングしたことも含め、
沢山の思いやりのある言葉、関わりをして頂き、かけがえのない時間を過ごさせて頂きました。
他にも、現地の通訳の方が、視察する園の基本情報や日本でのニュースを毎日プリントで
準備してくれたり、園の視察時は、私たちが沢山吸収できるようにと、自ら園長へ
質問を投げかけたり、研修合間のランチも、おいしい現地のお店に連れて行ってくれたりと、
色々な面で心配りをして頂きました。
そして、ドイツ研修の前から、同じ気持ちで準備をしてくれ、
安心して研修へと送り出してくれた、カグヤの仲間たちには、優しさと共に
心強さを感じました。
今回の研修ひとつで、他にもここではあげられない程の、沢山の優しさや、おもいやりに触れ、
相手の立場に立った言動は、これ程までに温かく幸せな気持ちになるものかと教えて頂きました。
このような関わりは、国も、性別も、年齢も関係なく、
まさに万国共通で、人を幸せにする大切なことだと感じます。
ドイツ研修での大切な気付きを忘れず、
自らのおもいやりの実践を通して、世界の平和へと繋げていきたいです。
環境コーディネーター
宮前 奈々子