こんにちは、眞田です。
日は暖かくなりましたが、
まだまだ風が冷たい季節ですね。
そんな中、娘の風邪をしっかりと貰い、
数日間、風邪を患いました。
風邪を患うと、いつも思うのですが、
妙に自分の体に対して優しくなる自分が居ます。
食事に限らず、
「冷しているところはないか、無理をさせているところはないか」
と、身体の色々な所と対話します。
そして、普段から自分の体や心と正しく対話出来ている事が、
体調管理と呼ぶのだと気付かせられる瞬間でもあります。
全体的に抵抗力が落ちているのもありますが、喉が特に酷かったため
去年作った梅干をじっくり焼いて、お湯の中で潰して飲みました。
昔から我が家では何か体調が悪くなると梅干を食べ、
そしてなんだか良くなっていく経験があります。
(二日酔いの日にも、緑茶に梅干はいいですね)
さすがに、この年になると、何故焼くのだろうと気になって
調べてみました。
すると、梅干には元々、殺菌作用や抵抗力のアップなど
様々な効能がありますが梅干しを加熱すると、
梅干しの糖とクエン酸が化学変化を起こし、
血行を改善する特効薬「ムメフラール」が出来るそうです。
それが、身体を温め、代謝を良くするみたいですね。
お蔭で、翌日には喉の痛みも和らぎ、
今では回復に向かっております。
民間療法と言われていたものも、
科学が進むと、どんどんとその真実が見えてくるのだと感じます。
また反対に、科学で分かる範囲内で作る薬と、
科学ではまだ解明できていない、梅干など民間療法と
言われてきた自然界のモノとを並べてみたときに
ご先祖さまは素晴らしいものを今に伝えてくれていたのだと
改めて感じます。
こういった、人間が自然界の生き物の一部として
脈々と受け継がれてきた叡智を、大切に次の子ども達に
伝えて行きたいと思います。
オルタナティブコンサルタント
眞田 海