TOP今日のカグヤクルー日記 > 2012年06月

2012年06月のカグヤクルー日記

「出逢い」

2012年6月 1日

こんにちは、眞田です。

空を見上げると夏の日差しが強くなってきました。
季節の変わり目はまた体調管理も難しいですが
こういう時こそ早寝早起きの規則正しい生活を心がけたいですね!

さて、先日の金環日食は皆さんご覧になりましたでしょうか。

私は当日の朝まであまり意識はしていなかったのですが、
朝起きて出社準備を終えてベランダを見回すと、
沢山の人たちが外に出始め、カメラと三脚を用意していたり、
観覧用の眼鏡を持っていたりと、大賑わいでした。
そしてテレビを試しにつけてみると、大みそかのように
カウントダウンされている光景を見て、その賑わい様に驚きました。

一生に一度のレベルでの現象という事で、見てみたいという願望が湧きましたが、
我が家には何も見るものがありません。

裸眼で見てはいけないと知っていましたので
サングラスをかけてみましたが、それでも眩しすぎて全く見えませんでした。
出社までの道のりのコンビニにもメガネは売っていなかったため
半ば諦めてエレベータに乗り、会社のフロアに着いたのですが、
そこで素敵な出逢いがありました。

掃除のおばさんが、なんとメガネを持って観察しているのです。

思わず、話しかけるとおばさんも嬉しそうに、「見えるわよ!!見えるの!!すごいわよ!!!」と
まるで家族のように受け入れてくれ、一つのメガネで一緒に金環日食を楽しみました。

一生に一度のこの機会を何の縁かで一緒に過ごすことになったことを
二人で不思議そうに、そして嬉しそうにメガネを渡し合いながら語ったことがとても印象的でした。

この方とも、会うべくして出逢っているのだと思うと、
人生は自分から諦めず、出逢いに感謝していきたいと改めて思う一日でした。

追伸ですが、友人たちと話すと色々な観察方法を試した人がいて
とても面白くもあり、怖くもありました。

・ビスケットのリッツに空いている小さな穴から覗いていた人
・黒いごみ袋を3枚重ねてみていた人

人の発想力とはなんと豊かなのだろうと感じさせて頂く一日でもありました。

次は6月6日の金星の太陽面通過がありますね。
これは、今回を逃すと次回は105年後の2117年。
6月6日もどのような出逢いがあるのか、楽しみです。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「環境のチカラ」

2012年6月 4日

こんにちは、宮前です。

先日、新人研修のひとつとして、
新入社員と共に、「新宿せいが保育園」を見学させて頂きました。

私も入社時に見学した以来でしたが、
当時以上に、感じるものが多くありました。

もしかすると、弊社でも「見守る」の実践を行っていく中で、
私自身、その素晴らしさや難しさを、
当時よりも現実的に感じられたからかもしれません。

そして今回、3年目の保育士の方が丁寧に園の説明をして下さったのですが、
その方も含め、職員の方々の子どもに対する「見守る」眼差しや
園の一つひとつの環境に込められた工夫に、感心と感動の連続でした。

また、社内でも取り入れたくなるようなものが色々とあった中で、
早速真似をして「ふきん」を用途別で色分けし、分類表を作成してみました。

これまでは、きれいな「食器用ふきん」が「台ふきん」として使用され、
汚れてしまうことがしばしばあったので、今後の変化が楽しみです。

「環境」には、自然と働きかける大きな力があると改めて感じたので、
社内でも、どんどんと工夫していけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「関係」

2012年6月 5日

こんにちは、カグヤの白土です。

最近は全く天候が読めず改めて自然を事前に予測する事が
いかに大変な事なのかを感じている今日この頃です。

弊社は今年10年目を迎えていますが、
これまでの会社の変化を振り返ると凄まじいものがあります。

その都度お客様への対応を考えて動いてきましたが、
限られた人数でもある為に
ご迷惑をお掛けしていた点も多くあったのだと改めて反省させられます。

当たり前のことですが、当初の会社と理念は今でも同じですが、
仕事の内容は全く異なる物でした。

失礼なお話かもしれませんが、私自身は数年前までは、
どうすれば商品が広まるのか、それしか考えていませんでした。

しかし今はお客様が目指す子ども主体の保育をいかにサポートしていくかを
常に考え仕事をし、お客様との関わりを考えています。

特に最近思うのが今のお客様との関係は、
今作ったわけでは無いという事です。

今迄の関わりがあって今のお客様との関係があります。
という事は、今日のこの関係が5年後や10年後の
お客様との関係を作っているのと同じことだという事です。

誰が考えても当たり前のことですが、
余裕がなければそんな先の事は考える事が出来ません。

保育現場でも、もしかしたら同じなのかもしれませんが、
どれだけ先を見通して今を大事にするのか
今さえ子どもが無事であればいいのか
とても近いものがあるように感じます。

今の関わりが未来を作るという事を改めて知った以上見直すべき点は多くあります。
どうすれば世の中が良くなるのか、
常に考え今のお客様との関わりを大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「一円対話の様子」

2012年6月 6日

こんにちは、奥山です。

カグヤでは毎朝、一円対話と言って
クルー全員で円をつくり前日の気付きを
発表し合う時間を設けています。

一円対話は園の研修でも行っており、
先日の研修で一円対話を行った際には、
60名ほどの職員の方が一堂に介し一円対話を行いました。

フロアーに拡がるそれぞれのグループの輪からは、
楽しそうな笑い声や、拍手、
そして真剣な表情でディスカッションに臨まれる姿勢、

フロアー全体を包む雰囲気は、何とも言えない温かさを感じました。

研修を行う・受ける関係ではなく、
その雰囲気を感じさせて頂くことは、
カグヤクルーにとっても学ぶことの多い事ばかりです。


実践を大切にするカグヤにとって
研修の様子は次の研修に向けての
自らに課題を課す場面であると感じています。

私自身もまた、次回の研修へ向け実践を積み
より善い研修に参加できるよう学んでいきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「豊かな会社創りのために」

2012年6月 7日

こんにちは、秋山です。

育児休暇から復帰してから、
より豊かな会社創りのために、
新しい発想・企画を考える機会が増えました。

そもそもカグヤの文化は、
仕事でも、風土でも、制度でも、
理念に基づくアイディアであれば、
手を挙げ、実現出来る環境があります。

ただそんな環境を活かすためには…

長い月日をカグヤで過ごそうとも、
『もっとこうしたい。』と、
新鮮な気持ちで会社を見つめ続けるか。

そして。

クルーひとりひとりがどれだけ、
『こうなったら良いのになぁ。』を、
口に出し、行動に移し、文化として残すか。

環境に甘んじることなく、
自律した組織である必要性を、
ヒシヒシと感じずには居られません。

より心を研ぎ澄ませ、
さらに形に残す努力を、
続けていきたいと思います。


コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子


「健康作り」

2012年6月 8日

こんにちは、眞田です。

夏が来ますね!!夏の日差し、雲を見ると
なんだか地球がハツラツしているように感じます。
それに釣られて私も元気になるこの頃です。

最近ですが、社内での取り組みの中で、
如何に自分の健康を害さない生活が大切かという事を
考える機会を頂いています。
子ども達の事を考えたら、自分自身の生活やその生き方を通して
その大切さを伝えて行きたいと思いました。

その気づきの実践として、自宅でらっきょう漬けを始めました。
らっきょうは古来から漢方薬の主成分として使われ、
食物繊維の含有率も21パーセントと
食品の中では一番多く含まれていることもあり
効果としては
血液サラサラ効果、疲労回復、筋肉痛および腰痛の解消、
利尿発汗作用、整腸殺菌効果、カルシウムの吸収促進、
骨粗しょう症の予防、心臓の負担を取り除く…
などと言われています。

今年は2kgのらっきょうを買い込み、皮むきとヘタ取りを黙々とやりました。
夫婦二人、終わるころにはコツを掴みとれたように思います。
塩漬けして24時間後、10秒ほど茹でたらっきょうを今年は、2種類の漬け方で
楽しむこととしました。

一つ目は、去年の梅干作りで出来た梅酢を利用したらっきょうの梅酢漬け!

もう一つは、味噌と唐辛子を使った味噌漬けです。

今年の夏は、このらっきょうを食べて健康に過ごしたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「元気でいること」

2012年6月11日

こんにちは、宮前です。

先日、発酵研修で岡山の「百姓屋敷わら」に行った話しをお伝えしましたが・・・

その後、社内の飲食物も、天然酵母パンや豆乳甘酒、阿波番茶等を取り入れたり、
発酵菌を、空気清浄器や植木の水にまで混ぜる等して
「発酵」の取り組みが進んでいます。

また、その話しを友人にしたところ、
なんと、その友人が10年前に「わら」でスタッフとして働いていたとのことで、
驚きと共に、なんだか不思議な繋がりを感じました。

友人からは、
「美味しいものは体にいいし、料理は本当に作っている人の気持ちが入るから、
奈々子が元気でいることが大切だよ」
という言葉を頂き、本当にそのとおりだと感じました。

料理は勿論のこと、植物にあげる水でも、物に対する関わりでも、
そこに込める愛情は、本当に伝わると感じます。

全ての関わりの中で自分が存在していることを忘れず、
自分が元気でいることを大切にしたいと思いました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「理念から」

2012年6月12日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日都内にありますパートナー園の理念研修に行ってきました。

参加人数は約60人、所謂全職員です。
約5年前からの関わりとなりますが、
今でも子ども主体の為に変化を求めていらっしゃる園でもあります。

今回60人という参加ですが、
正規職員、非正規職員、調理師、栄養士、事務の方の60名です。
日曜日に研修を行うだけでも大変かもしれませんが、
不参加の方がほとんどいないという形でスタートする事が出来ました。

60人で一円になり一円対話を実践したり、グループに分かれて実践しました。

今回は理念の中にある言葉「一人ひとりを大切にする」という事について
皆さんで深めて頂きました。

印象的だったのは、
皆さんが終始笑顔であり、受け身ではないという事でした。

又、理念の話をしている時に皆が笑顔、それが何を指しているのか?
ここにいる60人は皆が理念を大切にし、どうしたらそれが実現できるかだけを
考え働いていらっしゃるのだとすぐに感じました。

改めて理念の大切さを感じた瞬間でした。
理念が明確であり一本立っているからこそ、職員の方も働きやすいし
協力しやすいのだと思います。又今年入ってきた方も同じように笑顔で子どもの事を語り
周りの先生は共感していました。
きっとこの新しい職員の方もこの園の理念に共感したからこそ働いているのだと思いました。

又自分自身に置き換え考えてみました。

私は園内で研修を行う事が多いのですが、世の中には研修を遣る会社はいくらでもあります。
しかし何故この会社じゃないといけないのかを考えると、
やはり理念に結び付きます。

ただ研修が遣りたいだけではかったという事、
子どもの事を思い、世の中が変わらないと何の意味も無いという事に気づけるのも理念が在るからです。

これからも常に理念から考える事が出来る自分、
理念からぶれない自分でありたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「新しいカタチ」

2012年6月13日

こんにちは、奥山です。

三人寄れば文殊の知恵と言葉があるように、
新しく、新しい形で三人が集まる時間を設けるようになりました。

一人目は環境コーディネーターの宮前さん。
二人目は育児兼仕事の両立をする秋山さん。
そして、わたしの三人です。

それぞれの立場や役割から参加するミーティングは、
直接会って話す事もあれば、
電話のスピーカーを通して話したり、
時間も場所もとらわれることなく行っています。

ミーティングでは仕事の情報交換を行ったり、
頼めることはお互いに頼み、頼まれ、
それぞれが感じている、もっとこうしたらいいのにと
思うアイデアを次々と挙げています。


それぞれが持つアイデアを楽しく拡げ、
楽しく実践し思うだけではなく、
実現するのがカグヤらしさとして取り組んでいます。

立場・役割が違っても、
理念が同じだからこそお互いの
アイデアを活かせるのだと感じています。

新しいカタチは、これまでになかったカタチではなく、
取り組み方、関わり方のカタチのことです。

協力することが本来のカタチであることを、
アイデアの実現と共に実践をしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「まさかの再会」

2012年6月14日

こんにちは、秋山です。

先日実家に足を運んだ時、
近所の方に声を掛けられました。

近所と言っても、
大分先にお住まいの方で、
正直声を掛けられたことに驚きました。

「あなたの傘に入れてもらったことがあるのよ。」

それは私がまだ制服を着ていた頃、
雨の日に「同じ方面ですから。」と、
バス停から一緒に帰ったという出来事。

その話をされて私も思い出しました。

「とても嬉しかったから忘れないわ。」

何年も経っているにも関わらず、
忘れずに頂いたことだけでも、
本当に嬉しいことですが…

こんな風に声を掛けて頂いたことで、
改めて繋がることが出来ました。

人との御縁とは不思議なもので、
いつどんなタイミングで、
また繋がるか分からないものです。

改めて「一期一会」を心に刻み、
人との出逢い、時間を、
楽しみ大切にしていきたいと思います。


コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子


「片付けから得た教訓」

2012年6月15日

こんにちは、眞田です。
梅雨入り前の暑さが際立つこの頃ですが
先週末に家の大片付けを行いました。

今回の狙いは、3年以上押し入れに隠れているモノたちと
向き合う事でした。

毎年毎年、大掃除をする中で
明らかに不要と分かるものは処分をしたり
リサイクルに回したりとすることが出来ますが、
実際には、要るとも要らないとも決めきれないものも多数出てきます。

そういったものは、「とりあえず押し入れに入れておく」
という判断をしてしまいがちで、これが数年繰り返されると
押し入れの中には、必要か必要でないのかが良くわからないもので
ごった返してしまう事となりました。

怖いもので、押し入れの中は普段は見ることは無いので、
気付く事がありません。まさに臭いものには蓋ということでしょうか。

という事で、まずは押し入れの中を全て出し、
必要なものから仕舞っていくことを始めました。

仕事の仕方も同じだと思いますが、分からないものを分からないままに
見えないところに仕舞いこんでしまうと、
必要なものを仕舞えず、心にゆとりが無くなったり、
仕事を仕上げることが出来なくなってしまうのだと
実感しました。

今回、我が家で一緒に掃除をして得た教訓は

「必要かどうか分からないものは、分かるまでお蔵入りしない!」

という事でした。
これは、掃除に限らず、生き方そのものに通じるところだと思いますので
今回の教訓を活かして、また家族で話し合っていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「一円対話」

2012年6月18日

こんにちは、宮前です。

弊社では毎朝「一円対話」を行っています。

一円対話では、参加者全員の顔が見えるように輪になって座り、
一人ずつ順番に「昨日の気付き」を話し、共有を図っています。

4月から、私がファシリテーターを務め、進めていますが、
なかなか上手に進められず、難しさを感じています。

実は、ファシリテーターとしての注意点のひとつに、
「気付きを深く解釈して、傾聴、共感、受容を真心で行うこと」とあるのですが・・・

まさに、自分自身に余裕や自信がなかったり、
思い通りにその場を運ぼうとする気持ちが少しでもあると、
真心から外れ、その場がなんだか表面的で、話しも深まらなくなるのです。

先日、社長に一円対話の現場をチェックして頂き、指導を受けましたが、
その指摘事項の原因を探ると、
自分の臨む姿勢が、無意識のうちに、「この程度でよい」と決め、
特に改善することもなく、そのまま進めていたことに気付きました。

そもそも何のためにやっているかと言えば、
毎朝の一円対話の場(気付き)が、より深まり、
その日の仕事に活かしていけるようにすることであり、

更には、カグヤクルーなら誰でも、一定レベル以上のファシリテーターができるよう、
標準化していくためでもありました。

ただやるのではなく、「なんのためにやるか」を忘れず、
どうしたらもっと良くなるかと、毎日追求を続けていきたいです。

そして、他の仕事も同じように「この程度でよい」と済ませていないか、
注意していこうと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「気づき」

2012年6月19日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京も梅雨に入り一段とむし暑さが増してきています。
若干気持ち的にも落ち込みそうですが、
梅雨がある事で季節の変化をより感じれることに感謝しなければと思います。


今社内では毎日一円対話を行っています。
朝の8時からという時間ですが、
今まで以上に大切な時間となっています。

基本的には前日の気づきを共有する場ですが、
実践する中で気づきを共有する事がどれだけ大切なのかを感じています。

もしこの一円対話が無ければ、
一日の気づきは自分自身の気づきだけになります。

しかし朝の時間を使いそれぞれのクルーの気づきを聞く事で、
新たな気づきを得る事が出来たり、
自分自身が気づいた事が更に深まっていきます。

結果的に一円対話を行う事で何か得をした気分にすらなります。

又当たり前のことですが、毎日気づきを伝える事で
同じ日は二度とないという事も実感できます。

しかし、今の時代は身の回りに起きる出来事も多く、
又様々な情報も飛び交っています。

もし朝のこの大切な時間が無ければ、
何かに追われて仕事をしているのではないかと思います。


これからもこの朝の大切な時間を自分の為にではなく、
周りのクルー、そしてお客様の為に大切な時間にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「記録を残すこと」

2012年6月20日

こんにちは、奥山です。

仕事をしていく上でパソコンはなくてはならない
ものになっています。

文章を作成することも、
メールを打つことも、
写真の整理もパソコンに頼り、記録を残しています。

記録を残しても日頃から読み返したり、
見返す記録であるだろうかと、
ふと思った時に、
社内の記録の在り方を見直すチャンスだと感じました。

月に一度行われる全体会議の記録を
これまでは誰が何を話をしたのか詳細に残していましたが、
1枚の紙にストーリー風の短い言葉と間で投げかけ、
自分自身に問い直すような記録に変えてみました。


そもそも、何のために記録を残すのかと考えたときに、
次に活かされない記録は何のためなのだろうかと
疑問に感じていました。

人に伝えたくなるような記録、
もう一回読みたくなるような記録、
続きが読みたくなるような記録、
アンテナを張っていると様々なところから、
見せ方、伝え方、書き方など情報が飛び込んできます。


記録の在り方・活かし方については模索中ですが、
もう1回読みたいと思えるよう、
試行錯誤の中でカグヤに適しているものを
探していきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「笑顔の理由」

2012年6月21日

こんにちは、秋山です。

1歳3ヶ月を過ぎた息子は、
徐々に言葉数も増え、
短い会話が成り立つようになりました。

表情のみならず、
言葉と行動も合わせた主張を見ると、
子どもの成長を感じずには居られません。

私の手を引っ張りながら「あっち」と要求したり…
前に並んだ食事の中で「これ」と指で示したり…
靴を手に持って「はい」と差し出したり…

幼いながらも、
言葉を覚えていること、
自分の意思を伝えようとすること、
どちらも大きな成長には変わりありません。

ただそれ以上に。

意思が伝わった時に見せる、
満面の笑顔を見ると…

「人と繋がる嬉しさ・楽しさ」を、
こんなに短い会話の中で感じ取り、
心に蓄積しているのかもしれないと思います。

日々子どもが見せてくれる「笑顔」。
ただの笑顔で済ませずに、
大切に見守っていきたいと思います。


コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子


「お姉ちゃん」

2012年6月22日

こんにちは、眞田です。

梅雨入りしたにも関わらず、
強い日差しと気温の日々が続いています。
熱中症など気を付けて過ごしたいですね。

最近の我が家では、弟が出来た事を喜ぶ2歳の娘が、
お姉ちゃんという事を意識し始めています。

お姉ちゃんだからおもちゃを貸してあげるんだー!と
まだ、やっとものを掴めるくらいになった息子の手、
顔、お腹にどんどんとおもちゃを置いていきます。

息子が欲しいかどうかは別として、お世話をしたいと思う気持ちが
嬉しく思います。

そんな中、支援センターでの事。
小さなお友達と遊んでいたのですが、
そのお友達が娘のおもちゃを使いたがっていたので
妻がどうする?貸してあげたら?と聞いたそうなのですが、
無反応で拒否。

最近よく出る「お姉ちゃんだから」を
この場でも使ってみたそうです。

「お姉ちゃんだから、貸してあげようか!」

すると、簡潔にきっぱりと、

「澪は陽平(息子)のお姉ちゃんなの!!」と断られたそうです。

なるほど、その通りだなぁと思いました。

着実に成長をしていく娘を見ながら、
「陽平のお姉ちゃん」から、これからどんなお姉ちゃんになっていくのか、
とても楽しみです。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海


「一体感」

2012年6月25日

こんにちは、宮前です。

前回お伝えした毎朝の「一円対話」ですが、
全員の顔が見えるようきれいな円をつくって、
心をオープンに参加することが、とても重要になってきます。

また、出張中であっても参加することを大切にしており、
そんな時は、携帯電話を繋いで参加しています。

遠隔で参加する場合は、顔が見えないこともあり、
どうしても距離を感じてしまうので・・・

少しでも、気持ちを近づけられるようにと、
2ヶ月程前から、本人の席を、同じ円の中に用意しています。

またその椅子には、本人が書き初めした、
今年のテーマ(漢字一文字)の色紙を貼っています。


やってみると不思議なことに、本人がそこにいるような気になり、
実際に顔は見えないけれど、共に、一円になっているのを感じます。

こんな風に、少しの工夫で、一体感の高まりを感じるため、
どんな仕事でも、遊び心や工夫、改善を忘れずにいたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「自然からの学び」

2012年6月26日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日クルー皆で京都の見守る農園にて田植えを行ってきました。

今回は種蒔きから田植えまでの体験を通して様々な事を感じました。
私自身実家が農家であり、子どもの頃から田植えの時は必ず
手伝いをしていたことが記憶の中にもしっかりと在ります。

特に子どもの頃は、田植えを行う機械も大きくなく
スピードもゆっくりでかなり時間がかかっていました。

もちろん家族だけでやるのも大変で親戚や近隣の人の助けを借りながら
田植えを行っていました。

しかし今ではどうでしょう、
機械も大きくなり、人の手助けがほとんどいらない環境が出来ています。


今回の京都での田植えは、機械を使わない手植えを行いました。
クルー全員で田んぼに入り一列になり、
皆で協力して一つ一つ丁寧に思いを込めて苗を植えて行きました。

もちろん腰も足も普段使っていないせいか痛くてたまりませんでした。
しかしその痛みを忘れさせてくれるぐらい楽しい体験となりました。

きっと昔の方は、田植えを通して自然に触れ、
同時に田植えを通して自然に人に触れていたのだと思います。

苗を植えながら近隣の人や親せきなどとコミュニケーションを取っていたのだと思います。

又、苗を植えながら自然の大切さや尊さを肌で感じていたのだと思います。
それを考えるとどちらが豊かなのかを考えさせられました。

又、昔は米を収穫した際にとれたお米を手伝った方などに分けていただのと思います。
そしてその中で収穫の喜びや、
食するとは何かを更には学んでいたのではないかと思います。


今の時代は様々な物が増え、ある意味で便利になったのかもしれません。
しかし本当はその便利が不便さを作っているのではと今回気づかされました。

これからも自然を通して様々な事を学ばさせて頂きたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「合同研修」

2012年6月27日

こんにちは、奥山です。

先日京都のある園で合同研修を行いました。

この園との合同研修は今回が3回目で、
私は今回初めて参加させて頂きました。

今回の研修はクルー全員で参加させて頂き、
私たちクルーにとって充実した時間を過ごさせて頂きました。

今年一年の目標を「リカンパニー」と掲げる中で、
これまでの私たちの実践を振り返り、
全員で実践を伝える機会でもあったと感じています。


研修では3,4人グループの中にカグヤクルー1人ずつ入り、
お互いの課題を実践から解決し合うことを
テーマに一円対話を行いました。

理念に向かい実践をしているからこそ出てくる悩みや課題、
立場や役割、職種は違えど、理念を基軸に行う実践は、
別の視点から見る気付きの共有でもあります。

また、私が参加させて頂いてグループでは、
子どもから言ってもらってうれしかったこと、
自分が子どもの頃、先生から言ってもらってうれしかったこと
についての話になりました。

もともと何で保育士になったのか、
そこに繋がる話は、課題を解決する
糸口になったのではないかと感じています。

根本的に悩みが解決したわけではありませんが、
課題以上にモチベーションが上回ったと思います。

研修終了後、気持ちがすっきりした、
感動する話をみんなから聞かせてもらった、
前向きな気持ちになったなど、
合同研修の意味を改めて感じさせて頂きました。


今後も、このご縁を大切にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢


「循環を引き寄せるチカラ」

2012年6月28日

こんにちは、秋山です。

歩き始めた息子との日課は「散歩」。
玄関先に座り込んで、
靴下・靴を両手に持ちながら、
「これ」「あっち」と催促してくれます。

きっと屋内では感じ得ない、
多くの刺激に魅了され、
散歩が大好きなのだと思います。

特に息子が大好きなのは「人」。

人影が見えれば、
 (どんなに遠くからでも)
「あっ!」と喜びの声を発して、
「あっちあっち」と私の手を引きます。

小学生であっても、老夫婦であっても、
犬の散歩中の人でも、忙しそうに歩く人でも、

満面の笑顔で近付いては、
「あー」と話し掛け、
別れ際にはバイバイと手を振る。

最初は素気なく見える人も、
子どもの行動につられ、
ほぼ全員が手を振ってくれます。

それがまた嬉しくて、
息子は人に近付き笑顔を向ける。

幼いながらも、
自ら行動することによって、
自ら良い循環を作り出しているのだと気付きます。

好きなものに対して、
貪欲に突き進み、
周りまでも巻き込む。

大人になると難しいと感じることも、
子どもは自然と出来るのだと、
改めて知るキッカケになりました。


コンサルティングサポーター    
秋山 有紀子


「あるがままの生命力」

2012年6月29日

こんにちは、眞田です。

梅雨入りしてしばらく経ちました。
この鬱蒼とした季節が、生命に力を蓄え、
夏を通り過ぎていくのだと感じると、
十分にこの季節を味わっていきたいと感じます。

先日、去年に漬けた梅酒2種類から
梅を取り出して濾し、瓶詰を行いました。

二つの梅酒は使った梅以外は全て同じでしたが、
現状の香りや味には随分と違いがありました。

梅の違いは、無農薬の梅か減農薬の梅かの違いだったのですが、
漬けこんだ当初はとくには違いには気づきませんでした。
しかし、熟成が進むにつれて、その差が良く分かるようになりました。

無農薬の梅は梅そのものの香りが強く感じられ、
また、濁り自体も少なかったのですが、
減農薬の梅は、梅そのものの香りに加え、
雑味のような香りが微かにします。

アルコールが梅そのものから成分を溶かしていく為、
梅に浸透していた農薬も溶かしたのではないかと感じます。

また、1年以上の長期に酒に漬けることにより、
梅本来の生命力も問われるのか、
減農薬のモノは、無農薬のモノと比べ、
黒ずんでいることが分かります。

去年から始めた梅干作りにも通じますが、
同じ梅や塩でも100年前に当たり前であった梅や塩と
現在売られている梅や塩とでは、随分と違います。

100年前の梅干が現存する中、
スーバーでは梅干に賞味期限が
2週間と書かれているものがありました。

早く、安く、均一に作り出せるように工夫される
最近の風潮は、そのものが持つ本来を引き出すのではなく、
私達大人のニーズに引き合わせるように作られているのだと感じます。
そして、それは長期的にみると、様々な弊害を生み出していると感じます。

梅酒も、1年でこれだけの差が出るのだとすると、
この先どれほどの差が出てくるのだろうかと感じます。
梅がどのような育ちをしてきたかという事が、
長期を見れば見るほどに関係してくるのだと感じました。

大人主体ではなく、子ども主体を貫く理由もここにあるのだと感じます。
在るがままでいられる社会にして行く為にも、
自分自身がその価値を理解し、実践していきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
眞田 海