「子どもたちに届くように」
こんにちは、宮前です。
先日、京都にある保育園の職員の方々と、合同研修を行いました。
カグヤも保育園も全員参加の研修ということで、
アクティビティの後、大きな一円対話を行い、
各々が困っていることを話していきました。
そして、その困っていることを解決に近づけるため、
カグヤの社員1名に対し、保育園の職員2~3名という小グループに分かれ、
再び、お互いの実践や気付き、アイディア等、話していきました。
そんな中、園の課題に対して、
自分(カグヤ)が乗り越えたことなら、そのまま伝えられるものの、
そうではないものについては、自分の実践から伝えられず、
力になることができないことを痛感し、危機感を感じました。
例えば、職員間のコミュニケーション。
その園は、色々な事情で、
先生同士が本音を言うことを避けているような状況でした。
園の先生たちの雰囲気は、子どもたちに確かに伝わるものであり、
当然、信頼関係から生まれる、楽しそうな雰囲気が望ましいと思います。
カグヤも、昔に比べれば仲も良く、
言いたいことも、各々に言っているとは感じますが、
まだまだ、遠慮のない関係とは言えません。
そしてこれまでは、社内環境としてカグヤがより良くなるために、
どうしたらもっとオープンな関係性になるか等、考えていたのですが・・・
今回の研修によって、
もはや「自分たち」のためにというより、
「保育園の先生たち」更にはその先に繋がる「子どもたち」のためにと、
自分のベクトルが変化するのを感じました。
自分たちの実践によって、
子どもたちへ直接繋がっている、園の職場環境が良くなるのであれば、
なんとしても、自社の課題を解決しないわけにはいきません。
自分の現場意識の低さに反省しましたが、
今回、社内の実践が、子どもたちへ繋がっていると確信したので、
しっかりと子どもたちに届くように、
この大きな危機感を、社内での実践に変えていこうと思います。
環境コーディネーター
宮前 奈々子