2012年9月28日
こんにちは、カグヤの白土です。
先日ある園で藤森先生の話をうかがう機会を頂きました。
セミナー以外でお話を聞かせて頂くのは、
なかなかない機会であり今回も
様々な気づきを頂きました。
その中でも印象的だったのが共感力という言葉でした。
今の若い人や子どもたちには共感力が低いというお話がありました。
実際にお話しの中で今のいじめ問題について話しがありました。
例えばいじめを行っている人がいたとします。
実際に今多いのは、いじめを行いながら笑っている、
又はいじめられている人を見て笑っている人がいるという事です。
同時にピアスの話もありました。
私もそうですが、もし誰かが自分の耳に穴をあけようとしたら
直視出来ないし、その痛みを過去の様々な体験や経験から
想像して何とも言えない気持ちになります。
しかし現実的には、いじめと同じで、
この様な時でさえ、やはり笑いながら関わる人が多いとの事です。
今回このお話を聞きながら、
子どもの時に様々な経験や体験をすることがいかに大事なのか
改めて感じました。
必要な経験や体験をさせてもらっていないから
この当たり前の事にも気づけないのだと思います。
何かしら近い体験や同じ体験から相手に共感する力も付いてくるのではないでしょうか。
先ずは子どもたちが遣りたいと思う事を
しっかりと見守りながら遣れる環境を用意していくのが
私達の役割であることを改めて気づかせて頂きました。
オルタナティブコンサルタント
白土 大樹