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宮前の記事一覧

「心のこもった仕事」

2009年9月30日

はじめまして。
環境コーディネーターの宮前奈々子です。

ブログは初挑戦なので、
ドキドキワクワクしております。

最近カグヤ社内には、カフェスペースを仕切る
「パーテーション」が設置されました。
そちらで関わった会社さまとのやりとりの中で、
見習いたい姿がありました。
その会社の方々は、
パーテーションの提案や設置という仕事以外にも・・・

弊社の社業に関する保育関連の新聞記事や
会社近隣情報など、
私たちに何か役立ちそうなものがあれば、
色々と提供してくれるのです。

カグヤに関心をお持ち頂けることが
単純に嬉しいとともに・・・
相手のことを想っていないと、
そういうことはできないな。
と素直に感じました。

大事に想って、行動で伝える。
そういう中からは、幸せな気持ちがうまれます。

実際、そのようななことがなくても、
仕事は進められるかもしれません。
でも、せっかく働くのであれば、
自分も周りも気持ちよくなるような、
『心のこもった仕事』を、
自分からしていきたいものです。


                         環境コーディネーター 
                         宮前 奈々子


「本気で関わる」

2009年10月14日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

最近、社内の打合せ中に、
クルー同士の関わり方について
話しがあがりました。

そんな中、クルーから

『自分が本気で関わることで、
 少しずつ相手に変化がみえてきた。』

という話しがありました。

私はその言葉にハッとしました。

振り返ると・・・
現状に悩んでいても、
行動にうつせていないことが沢山あります。

できないことに理由をつけるのは簡単です。
でも、そのままでは何も変わらず、
何よりも自分自身がスッキリしません。

「本気」かどうか。
それは自分には分かるはず。

自分自身は騙せないものです。

自分を好きでいるためにも、
まずは、自分の人生を本気で考え、
自分のできることを人まかせにせず、
相手と本気で関わっていきたいと思います。

そんなことに気づかせてくれる
クルーたちと共に働けることに感謝です。

                    環境コーディネーター
                    宮前 奈々子


「色々な想い」

2009年10月28日

カグヤの社内に設置しているパーテーションは、
現在つくりこまれている状態です。

もともと真っ白な布地のものでしたが、
イラストレーターの方に依頼して、
カグヤの理念も表現していただけることとなりました。

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今では「かぐや姫」「龍」などの絵が着々と描かれ・・・
まさに命が吹き込まれたようです。

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何より社内でこの過程を生で見れるのは貴重で、
楽しくありがたいことです。

そして・・・
このつくりあげられている姿を見ると、
自分の身の回りにあるものは何でも、
色々な人の想いや手間が重なり合っていることに気づきます。

便利な世の中だからこそ、
できあがっているものに感謝の気持ちを忘れない。

そんな自分でありたいと思います。

                    環境コーディネーター
                    宮前 奈々子


「チーム」

2009年11月11日

カグヤの一日は「朝サミット」に始まります。

みんなで参加することを大事にしていますが、
少数精鋭の会社のため、
コンサルの方などは出張も多く、
電話での参加になることも少なくありません。

だからこそ、社内で朝から全員が顔を合わせる時は、
なんだかいつも以上に空気が明るく、
みんな嬉しそうな雰囲気が漂っています。

そして、ふと・・・
これってお互いが大事に思い合っていないと
感じられないものなのでは?
と思いました。

そう考えると、
カグヤはすごくいいチームになってきているなぁと思うのです。

離れている時も、それぞれが自分の持ち場や役割を認識し、
それぞれに存在価値を感じている証拠かもしれません。

だから全員揃うと自然にいい雰囲気になるではと思います。

私はそもそもできることが少なく、
一人では成し遂げられないことばかりですが、
だからこそチームというものに意味を感じ、
みんなでできることに喜びを感じます。

そう思うと、世の中色々な人がいないと困ります。

カグヤも個性豊かなクルーばかりですので、
チームとしての可能性が大きく、今後が楽しみでなりません。

そしてきっと今より絆の深い、本当のチームになりたいし、
なれると思っています。

いつもひとりではなく、
チームの一員であることを忘れずに働いていきたいです!!

                         環境コーディネーター
                         宮前 奈々子


「今ある奇跡」

2009年11月25日

カグヤの宮前です。

以前にも他のクルーからお伝えしていますが、
カグヤではクルーの誕生日にお祝いをしています。

私も今月誕生日を迎え、
みなさまからお祝いをしていただきました。

クルーを始め、家族、友人など
普段会う人から、随分連絡をとっていない人まで
大事な方々からお祝いをしていただき、
本当に嬉しかったです。

自分の誕生日に対してのワクワク感は
こどもの時に比べ薄れていましたが・・・

自分の誕生を喜んでくれる姿をみると、
恥ずかしさと嬉しさが入り混じりながら、
自分の存在をすごく大切に感じることができました。

そして、自分がこの世に生まれ、
今存在していることに対しての奇跡のようなものを
じんわりと感じさせていただきました。

誕生日に限らず、
人生をふと振り返ってみても、
これまでも自分には、
沢山の笑顔と愛情がむけられていたことに気づきます。

そのおかげで今の私がある、のだなぁと
しみじみ感じるのです。

そんなことに気づかせてくれた
年に一度の誕生日は、やっぱり素敵な日。

自分が今ここに存在している『奇跡』に感謝と自信を持ち、
これからの人生、頂いた愛情をつないでいけたらと思います。

                          環境コーディネーター
                          宮前 奈々子


「お金の使い方」

2009年12月 8日

こんにちは。カグヤの宮前です。

クリスマスも近づき・・・
先日社内を彩るクリスマスグッズや
ポインセチアなど購入致しました。
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その中で、お金の使い方について
考えさせられる機会がありました。

社長と一緒に買い物を致しましたが
お金の使い方が私とは随分違っていたのです。

私はどこか控えめにすまそうとしてましたが
社長は私の思う以上に購入していきました。

(こんなことを言うと
社長が随分高額な買い物をしたかと
勘違いされるかもしれませんが
決してそんなことはありませんので念のため・・・)

私自身、通常こだわりのないものに関しては
あまり贅沢はしない傾向にあります。

また、会社で使うお金に関してはなおさら
自分のお金ではないということもあり
できるだけ安価なものや
買わずにすむなら極力買わずに・・・
という気持ちが強くありました。

もちろんエコや節約という意味では
大事なことだと思っています。

ところがいつでもそれが良いとは限りません。

その買い物が、実はどういう意味をもっているのか
どのような効果を求めているのかと
きちんと考えていないと
それはいくら節約しようと結局意味のない買い物
「無駄遣い」となります。

例えば、今回のことでも
クリスマスの飾りつけを見る人が喜んでくれたり
クルーと飾り付けを共にすることで
楽しい時間を共有できました。

豊かさを共有できるのであれば
そこはむしろきちんと使う方が大切で
効果的だったのです。

ある程度の限度や予算はもちろん大事ですが
本当に必要であればきちんとお金も使うことを
大事にしたいと思います。

また、今回お金の使い方から
社内の環境づくりの意味を改めて考える機会となりました。

社内環境から繋がっていく様々な関係や効果を考えると
自分の仕事がとても大事なものだと気づかされます。

今更ですが、お金を大事に正しく使って
豊かな環境づくりに取り組みたいと思います。

                          環境コーディネーター
                          宮前 奈々子


「花言葉」

2010年1月 6日

あけましておめでとうございます。
カグヤの宮前です。

2010年もいよいよ始まりましたが、
今年は地元で「初日の出」を見ることができました。

おかげさまで気持ちの良いスタートがきれ、
また心新たに頑張りたいと思いますので、
みなさま今年もよろしくお願い致します。

さて、カグヤ社内にあるお花は、
週替わりで変化しています。

今週もお正月をイメージし、華やかな「ハボタン」が
飾られています。
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そんな週替わりの変化に伴い、
最近では「花言葉」が身近になっています。

「花言葉」なんていうと・・・
随分とロマンチックで、どこか恥ずかしく、
自分には無縁だと思っていました。

ところが、カグヤ社内をお花で飾るうちに、
クルーから「花言葉が知りたい!!」という声もあり、
少し前から花名の表示と一緒に、
花言葉も添えるようにしたのです。
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周囲の反応もよく、
やってみて楽しいのはもちろんですが、
何より一番実感するのは、
自分が以前より、お花に関心を持ち、
好きになったことです。

私はもともと横文字などに弱く、
お花も詳しくないので、
最初はカタカナばかりの花名も
なかなか覚えられませんでした。

ところが、花言葉を調べるうちに、
その季節によくあるお花や、
花名の由来など、新たな発見も増え、
自然と楽しく花名も覚えられるようになってきたのです。

そうして以前よりお花を知ることで、
相乗交換のように、興味や愛情が増え、存在も身近になり、
元気かなぁと、気にかけることが増えました。

そんな大事な存在だからこそ、
少しでも長く元気でいてほしい。

そんな気持ちで関わることが伝わるのか、
お花たちは以前よりも、
長く元気でいてくれるような気がします。

なんだか人間関係にも似ているなと感じます。

そう思うと、相手を好きでいれたら、
「コミュニケーションをとらないとダメ!!」
なんて意気込む必要もなく、
自然と相手を思いやることができるのかもしれません。

もし、苦手な人や「んっ?」と感じる相手がいても、
なるべく素敵な面を見るクセをつけて、
好きになれたらと思います。

また余談ですが、花言葉を調べていて、
「誕生花」というものがあることも知ったので、
ここでご紹介です。

ちなみに本日1/6の誕生花は「ゆずりは」。
花言葉は「若返り」です。

私も山で見たことがありますが、
新しい葉が産まれると、
古い葉が役目を譲るように落ちていく様子から
名前がついているようです。

素敵ですよね。
自然界に見習うものは本当に沢山あるなと思います。

私も「譲る心」大事にしたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「心を届ける行事」

2010年1月12日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

今年も仕事初めから1週間が経過しましたが・・・

年末年始の楽しみといえば「年賀状」。

新年を祝い、沢山の方々と挨拶を交わせる、
晴々しい日本の行事だと思います。

そして年賀状は、新しい年を迎えるにあたり、
その年もよろしくお願いします。
という気持ちや、
自分も含め、親戚、仲間、友人など
大事な人の1年の健康と幸せを願う、
心を届ける手紙だとも思っています。

カグヤでは、そのような気持ちを、
クリスマスカードとして送っていますが、
私自身も、年賀状を毎年送っています。

本来、日本では、直接出向いて年始の挨拶をしていたようですが、
いつからか年賀状での挨拶が主流となったようです。

しかしそれも最近では減ってきて、
メールで済ませる方々も増えたように感じ、
個人的には、なんだか少し寂しい気もしています。

確かに年賀状は、メールほど気軽ではないし、
料金的にも高いです。

しかし、年賀状を購入し、デザインを考えたり、
相手を思いながら、手書きで一言添えたり・・・

ひとつひとつ時間や手間をかけて作成することが、
私にとって、自分や相手を思う貴重な時間だなと、
毎年感じるのです。

年に一度の節目に訪れる「心を届ける行事」。

少しの手間を楽しみながら、
これからも続けていきたいです。

                   環境コーディネーター
                   宮前 奈々子


「約束と信頼」

2010年1月25日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

最近、約束を守る意味についてよく考えます。

子供の頃から、
約束を守ることは大事だと教わり、
自分自身でも実感してきました。

色々な大事さがあるとは思いますが、

「信頼関係を築ける」ことは、
自分にとって大きいと感じます。

そしてそれはまた、
逆のことも言えるでしょう。

カグヤのクルー内でも、
本当に基本的なことを
「黄金ルール」として決めています。

みんなで時間をかけて決めた
大事な約束ですが、
それぞれの事情によって、
守られない場面もあります。

今まで、別のクルーが守れなかったとき、
自分はどうするのかというと・・・

「本人が気付くまで待つ」
・・・ということで、
自分から積極的に何かを伝えることもなく、
大目に見てみたり、気づかないふりをして、
やり過ごしていることがありました。

でもそれをよくよく考えていくと・・・
心のどこかで、
「それぞれの問題だし」とか
「注意したら嫌がられる」とか
「自分も守れないこともあるし」等という
考えがあったように思います。

これは、自分には楽なことかもしれませんが、
クルーの問題を、
チームとして、自分のこととして、
本気で考えていなかったと、反省しました。

先日、勇気を持って、
私達の問題について自分の気持ちを
クルーのみんなに伝えてみました。

すると・・・クルーからは「ありがとう」と。

誰かに言いづらいことを伝えるとき、
それは、相手をそして自分を信じてこそ、
伝わるのかもしれません。

これからも様々な問題が起きると思いますが・・・

その度に、
当事者意識を忘れることなく行動し、
信頼関係をますます深め合えたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「手づくりのよさ」

2010年2月 4日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

以前にもお伝えしましたが、
カグヤではクルーの誕生日に
バースデーケーキを食べ、
手紙やプレゼントをお渡しして
お祝いをしています。

1月となり、新しい年が始まりましたので、
今年の誕生日からは、
みんなで手づくりプレゼントを意識して、
お祝いをしました。

そのプレゼントとは、

1冊の無地の本に
それぞれのクルーからの
その人との嬉しかったエピソードや、
好きなところ、激励などのメッセージ、
イラスト、写真などを、盛り込んだ・・・

まさに「世界にひとつ」の
手づくりプレゼントです!!


みんなでお渡しすると・・・
受け取った本人の嬉しさと、
渡す側の嬉しさと、
お互いの感謝の気持ちが通い合う
素敵な場ができました。

プレゼントについて本人も、
「自己肯定感もあがって本当に嬉しい!!」
とのことで・・・

クルーのみんなも、
自分の誕生日が待ち遠しくなりました(笑)

人に何かをプレゼントするとき、
お金をかけて、
好きなものを用意するのもよいですが、

こんなふうに時間と手間をかけ、
心をこめた世界にひとつのプレゼントは、
物があふれる今の時代だからこそ、
本当にいいものだなぁと感じます。

普段の生活にも、
できるだけ「手づくり」を
心がけたいと思いました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「人生前向きに」

2010年2月17日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

連日ですが、本日は私からも、
致知出版主催の講演会
「人間力を高める」
の感想をお伝えします。

まず3名の講演を通して感じるのは、
どの方も「前向き」だったことです。

それぞれの人生の中で、
特に辛く苦しい時期に、
それに対しての向き合い方や捉え方が、
前向きであるところに、
大変共通するものを感じました。

どんな状況でも、
自分がどれだけ前向きに捉えることができるか、
今に価値を見出し、今の環境に感謝できるかで
人生がガラッと変わることがあります。

そんな中で、私の好きな言葉のひとつ
「幸せは自分の心が決める」
という言葉を思い出しました。

自分のこれまでを振り返っても、
楽しみや幸せを外に求めたくなることがありましたが、
そういうものは、自分の捉え方次第で、
身近にゴロゴロとあり、
今やれることも沢山あるのだと気づきます。

今日という1日を「前向き」に本気で過ごし、
そんな毎日が積み重なった、
「幸せな人生」を歩んでいきたいと、
改めて感じる日となりました。

また、致知出版社長からは、
おもしろい言葉を頂きました。

「男の顔は履歴書」

この言葉に「女の顔は請求書」
というユーモアある言葉が続き、
会場内には、笑いが溢れてました(笑)

実際、男や女に関係なく、
年を重ねれば重ねるほど、
「生き方」が顔に表れると感じることは、
多くあります。

講演内でも、「大人がイキイキしてますか?」
との、問いかけがありましたが・・・

私も、自分の顔には責任を持って、
イキイキとした「いい顔」を
子どもたちに見せられるよう、
人生楽しんでいたいと思います。

                       環境コーディネーター
                       宮前 奈々子


「感動のおもてなし」

2010年3月 1日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

先日、沖縄にて社員理念研修を行いました。
個人的にも大好きな沖縄での研修は
行く前から楽しみにしてましたが
それを上回るほど、内容も濃く
本当に価値ある時間を過ごすことができました。

何でもそうですが
やはり、自分の目や耳で感じることの
大切さを改めて感じます。

また、今回の沖縄ならではの研修の中で
戦争の悲劇を通して命の大切さを学び
沖縄の長寿弁当を味わい
店長の思いを聞き
実際に畑を見学をすることで
食の大切さを実感し
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EM菌の講習からは
持続可能な社会の可能性を感じ・・・
全て挙げるのが難しいくらい本当によい勉強になりました。

そして何より
沖縄の保育園の方々のおもてなしには、
驚くばかりでした。

そのおもてなしは、表面的ではなく
本当に心のこもったもので
そこから、沢山の感動がうまれることも
実感させて頂きました。

やって頂いたことは、きりがないのですが・・・
まず、那覇空港での三線の音色とともに
沖縄色あふれるお迎えから始まり
園での合同研修後の
保育士の方々からのダンスやエイサー
手づくり料理etc・・・
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沖縄の大自然や心を伝えてくれるそれぞれの研修プランに至るまで・・・

時間も手間もかけられた
その心づかいや行動に
大変感動致しました。
また、これらのおもてなしが
とても自然だったことも印象的でした。

それはきっと
日々優しい気持ちで過ごしており
日常におもてなしの精神が
溢れているのだと感じます。

温かく受け入れる心。

そんな大事なことを
今回まさに実践を通して教えて頂きました。

今回の研修もですが、毎回色々な形で、
会社の理念を伝えて頂けることに改めて感謝し
日々の実践につなげたいと思います。

                      環境コーディネーター
                      宮前 奈々子


「心の声を聴く」

2010年3月11日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

先日、リヒテルズ直子さまより
社内研修をして頂きました。

個人的な話しではありますが、
2008年、カグヤ入社前の就職活動中・・・

自分自身が求める生き方や働き方ができる場所を
探し求めていた時期に、
リヒテルズさまのワークショップに
参加したことを思い出します。

それは、初めてカグヤクルーと
顔を合わせた場でもあり、
今回は、その頃との変化にも気づく、
貴重な場となりました。

当時と比べて・・・

まず、リヒテルズさんに対して

嘘がなく、見栄をはることもなく、
何より、自分をごまかさないその生き方が、
本当に素敵な方だと、
以前に増して感じました。

自分を欺かず、
自分が自分であるために生きることは、
時として大変なことだと思います。

しかし、自分の心の声に気づかないふりをすると、
他の誰より、結局自分が傷つきます。

自分を好きであるためにも、
自分の心の声には、素直でありたいし、
それを聴いてあげられるのは自分だけなのですから、
私もそうであれたらと強く思います。

そして、そんな自分を大切にしてあげる
日々の積み重ねから、
自分や周りの人をますます好きになり、
幸せになれればと思います。

また、リヒテルズさんのお話に対しても、
共感することが沢山ありました。

それは、カグヤでの実践も含め、
自分が求めている生き方に確実に近づいている証拠であり、
自分自身の軸が、以前よりはっきりしてきたことの
表れでもあると感じました。

数々の話しの中でも、
自然での例え話が特に印象的だったので、
ご紹介致します。
**********************************************
同じ種類の植物ばかりが存在しても、
つまらないし、
色々な種類が混ざっているほうが
土も肥えてて豊かであり、美しい。

子どもも同じで、
一人ひとり特性がある。
だからこそ、それぞれが役にたつ。
**********************************************
本当に、人間社会との共通点を感じます。

それは、子どもも勿論ですが、
大人も含めて、人はみんな違うもの。

だからこそ、一人でできないことでも、
組み合わさると大きな力になり、
考えられないようなことが、
実現できるのだと思います。

実際、自分の日常をふりかえると、
身近な大切な人に対してでさえ、
まず自分が認めてもらえないと、
相手を認められないような場面があります。

「競争より共生」

どうせなら、競い合うのではなく、
お互いに認め合い、受け入れて、
平和な社会を築きたいと思います。

また今回の研修は、カグヤでの仕事が、
そのような平和で心豊かな社会の実現に
つながっていることを
再確認できる場でもあり、
ますます誇りをもって働くことができる、
ありがたい機会となりました。

自分にしかできないこと。

まずは、自分の心の声をしっかりと聴き、
日常を平和に過ごしていくことを、
大事にしていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「キラキラ金メダル」

2010年3月24日

こんにちは。宮前です。

最近は段々と暖かくなり、
社内の花々も、桜やカーネーションに囲まれ、
随分と春めいてきました。

さて、先月の話しになりますが、
バレンタインに、
カグヤ女性クルーから男性陣へと、
フェアトレードのチョコをお贈りしました。

そして先日、ホワイトデイに、
男性陣よりお返しを頂きました。

そのお返しがなんと・・・

手づくりのBIG金メダル!!
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バンクーバー五輪も去ることながら、
日ごろの感謝の気持ちを
金メダルで表現して下さいました。

また、頂く場にもひと工夫あり、
授与式という形で、
クルーが司会をし、
社長より、女性一人ひとりに
金メダルを首にかけて頂き・・・

何とも言えない、
驚きと楽しさと、
嬉しさと恥ずかしさの入り混じる、
幸せな気持ちになりました。

また、金メダルの中には、
メッセージカードも入っており、
普段の仕事に対する感謝の言葉まで頂き、
喜び倍増でした。

「ありがとう」という声は、
社内でも交わされてますが、
改めてメッセージで伝えて頂けると、
本当に嬉しいものです。

最後には、みんなで社内の円テーブルに集まり、
輪になってケーキを頂き、
大変温かな気持ちになれました。

正直、このような手づくり感溢れる
ホワイトデイを経験したことはなかったので、
忘れられない思い出になりそうです。

そして何より、
子供のために全国を飛びまわり、
多忙なはずである男性陣が、

私たちのために時間を費やし、
アレコレ考え、買い物したり、
メダルを作成したりする姿を想像すると、
本当にありがたい気持ちになります。

改めて感じることは、

ひとつひとつのことを流さず、
心をこめたり、楽しんだり
相手を思って行動することで、
人生が随分と豊かになるということ。

どうせなら、
人生を充分に味わい、
楽しまないとモッタイナイ。

せっかくの一度きりの人生。

イベントは勿論、
日常の出来事でさえ、
二度と同じものはないのですから・・・

簡単に流してしまわず、
じっくり味わい、楽しみ、
金メダルのようなキラキラ輝く人生を
送れたらと思います。

                 環境コーディネーター
                 宮前 奈々子


「サクラ」

2010年4月 5日

こんにちは。宮前です。

最近は、桜の季節ということもあり、
外で桜を見て楽しむことは勿論、
日々の会話や数々のブログ、歌etc・・・
桜がとても身近です。

そんな中、
桜の代表格でもあるソメイヨシノが、
クローン桜である。
という話しを、耳にしました。

興味深いので、調べてみると、

彼岸桜と大島桜の変種という説や、
東京の染井村の植木屋が作ったという説など
色々あるそうです。

そもそも驚くことに、
300以上の種類がある桜の中で、
実を成して自生できるものは、
日本には、大島桜、山桜、彼岸桜の3つだけ。

あとは突然変異か品種改良したものばかりで
みんな、めしべが退化しているそうです。

身近な「ソメイヨシノ」もそのひとつで、
接木が簡単で、成長が早く、
花が枝いっぱいに咲くので、
明治から昭和初期にかけて大流行したそうですが・・・

切った枝を別品種の株にくっつける
接木の技術で増えてきたので、
世代交代がないために、
環境への適応力が弱くなっているとか。

また、めしべが退化し花粉もないソメイヨシノは、
自生もできず、鳥も寄りつかずということで・・・

なんだか人間都合でできたような、
どこか申し訳ない気持ちになります。

そんな桜だからか、
より美しく咲くことで、人間の目に触れさせ、
自分の仲間を多く植林させ、子孫を増やす。
という話しもあります。

そういう意味では、
人間と共生しているとも言えますが・・・。

どちらにしても、私には、
本来の桜とはかけ離れてしまったような
悲しさを感じます。

私たちもそうですが、
自然体でいれることは幸せなこと。

桜だって、ありのままでいたいのは
変わらないのではないでしょうか。

人間だって自然界の一員ですから、
この自然界においては、人間ばかりでなく、
生き物それぞれがちゃんと自然でいれるような、
関わりを持てたらと思います。

毎年春が来る度に、桜を楽しんでますが、
そのような背景を知ったこともあり、
今年は、咲き誇る桜を見る目も、
これまでとは、少し違ったものになりそうです。

カグヤ社内にも、桜の花や、
桜をモチーフにしたお飾りなどが、
春を伝えてくれてますが、
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このような、社内環境をつくる際にも、
ひとつひとつ意味を深め、向き合い、
日本の豊かさを感じるとともに、
色々と学んでいきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「本来の人間らしさ」

2010年4月14日

こんにちは。宮前です。

先日、弊社社長が「師」と仰ぐ、新宿せいが保育園 藤森園長より、
カグヤクルーのために研修をして頂きました。

藤森先生の社員研修は、私にとって初めての機会であり、
沢山の共感、学びと共に、未来に対して希望を持つことができ、
大変貴重な時間となりました。

それまで、私の藤森先生に対する印象は、
現場で「見守るほいく」を実践し、社会に働きかける第一人者という、
圧倒的なすごい人であり、遠い存在でした。

しかし研修を受け、ご自身の夢や、
全く無理を感じさせない話しの内容、発する雰囲気から、
とても優しく大きな安心感を抱き、
その自然な人間らしさから、大変温かなものを感じました。

講演内容による学びも沢山ありましたが、何より驚いたのが、
講演後の各クルーからの感想や質疑応答に対しての、
藤森先生の受け答えです。

質問に対しての直接的な答えというよりはむしろ、
各自の今ある課題に対する的確な助言のようであり、
自信を与え、背中を押してくれるものばかりでした。

相手の質問内容だけでは答えられることではなく、
言葉の端々や、表情、声色、
または感想や質問内容に対する背景を想像すること等、
今までの経験から得たものが色々あるのかもしれませんが、
何にせよ、よく見て聴かなければ到底できることではないと思います。

まさに、見守る・聴守るを体感したような気がします。

また、藤森先生から、
「日本は自然と共に寄り添って生きている国民性があるので、
世界で通用する独特の保育が日本から発信できるのでは。」
とありました。

これには大変共感し、日本の持つ可能性を強く感じ、希望を持ちました。

私もこの美しい国に生まれてきたことに誇りを持ち、
日本の可能性を信じ、私たちの遺伝子に組み込まれているであろう、
自然と共生できる、自分勝手ではない思いやりを大事にしていきたいです。

また、そのような、昔からあるもの、引継がれているものは、
きっと自然だから続いてきたわけで、
それは必要で大きな意味があることが多いと思います。

日常の物事に対しても、周りから言われることを鵜呑みにするのでなく、
その本質と常に向き合える人でありたいと感じました。

また講演の冒頭に、藤森先生が、
「自分が職員のことをどれだけ思っているかを、
職員の中にひとりでも理解してくれている人がいるだけで、
ストレスなく安心していれる」と仰っていたのが、印象的でした。

そこからも、やはりどんなにすごい人であっても、
人間はひとりでは生きていけないことを感じます。

「本来人間は集団で生きていくようにできている」とありましたが、
人間はやはり、自分の役割を果たし、助け合い、支え合うことで、
一番力を発揮できるのかもしれません。

カグヤでも、社長を筆頭にそれぞれの役割のもと力を発揮し、
「子ども第一主義」を目指し共に働いています。

今回改めて「見守る」について考え学び、
環境づくりにも不可欠であることを感じました。

自分の役割を果たすためにも、
しっかりと今あるものに感謝の気持ちを持ちながら、
皆が自然体で、見守りあえる関係を築き、楽しく働きたいと感じます。

大変貴重な経験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

                           環境コーディネーター
                           宮前 奈々子


「オープンマインド」

2010年4月27日

こんにちは。宮前です。

先日、私が所属する管理チームで、
業務時間後に、ゆっくり話しをする時間を設けました。

これは、チームメンバーの一人の声がけから
実施されたものでしたが、

まずはそのクルーが、
自分の悩みや、今回の場に至った経緯、
今の気持ち、これから会社をどうしたいか等、
心を開き、正直に素直に話してくれました。

そして、最終的には、
私たち管理チームメンバー3名が、
同じチームで働けることに対しての感謝の気持ちを、
伝えてくれました。

私は、入社当時から、
彼女と毎日顔を合わせ、話していたこともあり、
当然、分かりあっているつもりでしたが、

いざ話しを聴いて、
自分の知らなかった
彼女の気持ちに沢山ふれました。

そんな仲間の悩みや思いに気付けなかった自分。

どこか申し訳ない気持ちと、
話してくれた嬉しさ等・・・
正直、複雑な気持ちになりました。

しかし、正直に伝えてくれた彼女の姿勢に心が動き、
そんな複雑な気持ちも含め、
自然と私も、もう一人のメンバーも、
素直に気持ちを伝え合いました。

そして、やはり最終的には、
私も、この仲間たちと一緒に働けることに、
ありがたみを感じるばかりでした。

また、そんな貴重な場を共有できたおかげで、
私自身なんだか以前に比べ、
チームを意識したり、
周囲を気にかけることが増えたように感じます。

そうなると実際、
以前よりも仕事もしやすく、やりがいも増し、
何より、一緒に働いている喜びを感じ、
気持ちが満たされるのを感じます。

このように、今回一人の「オープンマインド」から、
変化したことが沢山ありました。

そこからも、一人の言動が及ぼす影響力は、
やはり大きいことを感じずにはいられません。

私も、「オープンマインド」で、
周囲の言動を素直にしっかり感じられる受信力と
自分の影響をしっかり自覚し、
正直な自分を伝えられる発信力をもち、
周囲と関われる人でありたいと思います。

                  環境コーディネーター
                  宮前 奈々子


「こだわり弁当」

2010年5月13日

こんにちは。宮前です。

今回は、カグヤで頂いている昼ごはん、
「こだわり弁当」についてです。
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そのお弁当は、栃木の青空農園で
有機栽培された玄米、野菜をつかった、
こだわりの玄米菜食弁当です。

農薬、化学肥料は使用していないため、
単においしいだけでなく、
健康も、地球環境も守った
優しいお弁当です。

以前から健康や食事を気にしている私にとって、
こちらのお弁当が社内で頂けることは、
正直、カグヤで働く
大きな魅力の一つでもあります。

食事は、毎日のことで、
自分をつくる大きな要素。

食事の質を変えることが、
体や心、考え方を変えることにつながることは、
理屈で説明できなくとも、
自然なことだと思います。

先日、そちらの店長とお話する機会がありましたが、

玄米菜食という健康的な食を扱いながらも、

「健康によいから、この程度の味で構わない」
という妥協は一切許さず、

「美味しくなければダメ」
ということでした。

そのように味にも本当にこだわっていて、
おかず1品に対し1時間程の仕込時間を要する
とのことで・・・

毎日5~6時間は、
翌日のための仕込みに費やしているようでした。

まさに、時間、手間、愛情のかかった、
「こだわり弁当」です。

そんなプロ意識に対して、
本気の人の誠実さを感じるばかりでした。

そして、
本気の相手に関わるとき、
相手のレベルまで達しないにせよ、
そこに向おうとする姿勢が大事で、

最低限、自分の精一杯のレベルまでは
しっかり考え行動することが、
誠意であると感じました。

本気の相手に失礼の無いよう、
ひとつひとつの事に対して、
自分自身もっと本気で取り組んでいきたいです。

そして、そんな「こだわりお弁当」に
改めて感謝するとともに、
今後もしっかり味わい頂いて、
きちんと社会へ還元していきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「理念がカタチに」

2010年5月25日

こんにちは。宮前です。

社内のパーテーションについて、
以前のブログでもお伝えしましたが・・・

今年の2月に、理念がカタチになった
立派なものが完成しました。
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そこで先日、購入会社やイラストレーター、
カグヤ社長、クルーも一緒に、
お披露目会含め、皆で顔合わせを行いました。

今回、パーテーション購入という、
ただの物品購入に終わるのでなく、
このような広がりのある仕事に関われ、
改めて仕事の楽しさも感じました。

思い返せば、昨年事務所が拡張し、
カフェスペースが誕生したものの、
整理がうまくできず、
なかなか片付かなかったスペース。

会社出入口とのスペースを区切り、
しっかり目隠しもされ、
更にそこに理念が現れたらという気持ちで、
仕事に取り組んでいました。

イラストレーターの方が、
社内に度々足を運び、描いて、
実際にできていく過程を共有することで、
より身近な想いの強いものとなり・・・

イラスト完成後には、
弊社社長が尊敬する「吉田松陰の遺訓」と
「カグヤ理念」を筆入れし、
社内で理念に立ち戻れる存在となりました。
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社内の身近なパーテーションから、
初心を忘れないよう、
改めて、日々の仕事を大事にして、
取り組んでいきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「発信すること」

2010年6月 4日

こんにちは。宮前です。

カグヤでは、自分たちの取組・実践を
カグヤサイト内の「クルーブログ」や、
お客様等へ毎月発行している「竹取新聞」によって
周囲へ発信しています。

私は、子供の頃から、
文章を書くことに対して苦手意識が高く、
このブログや新聞発行の取組を皆で決めた当初も、
すごく良い取組だと思う反面、
大変そうで続けられるか心配・・・
という不安をどこかに感じていました。

このブログも、そんな気持ちから続けて、
早くも8か月。

今でも、書くことへの苦手意識はあまり変わりませんが、
それでも、8か月続け、積み重ねたことでの自信と、
発信することの重要性は、
数を重ねるごとに大きく感じるようになりました。

そこには、社外の方の反応も大きくあります。

初めた当初は、勿論反応など感じませんでしたが、
今では、コンサルの方々が園から帰ってくると、
カグヤのブログや新聞を見ている人の反応を伝えてくれたり、

取引先や家族の反応も耳にしたりと・・・

そこから「人のつながり」を感じずにはいられません。

そう思うと、やはりひとつの発信が、
周囲に与える影響は少なからずあると思いますし、
大きな力になることも、当然あると信じています。

私は、内勤ということもあり、
社外に想いを伝える機会は少ないのですが、
「クルーブログ」や「竹取新聞」は、
それができる、数少ない手段でもあります。

そんな貴重な機会を無駄にしないよう、
文章力や表現力を上達させることも勿論大切ですが・・・

最低限、嘘のない、
自分の実践から気付いたことや想いを、
自分の言葉でしっかりと伝えていくことを
大事にしたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「コミュニケーション」

2010年6月17日

こんにちは。宮前です。

最近、コミュニケーションについて、
考えることが多くあります。

カグヤクルーは、それぞれの役割から、
やりたいこと・やるべきことがあり、
だからこそ、時に意見が衝突することもあります。

役割が違うからこそ、
強いチーム・会社に繋がるのですが・・・

その根底を忘れていると、
その違いが受け入れられず、
目の前の現象(雰囲気の悪さ等)に、
捉われてしまうことがあります。

自分たちの会社をよくすることが、
子供たちの未来に繋がることを思えば、
そこに遠慮はいらず、
本音で話すことこそ、優先されるはずです。

しかし、問題意識・優先順位の低さによって、
自分自身、遠慮していることが多くあります。

カグヤで働く私たちは、
子供たちによりよい社会を残すという、
同じ目指すものがあります。

そんな中でのコミュニケーション。

相手への配慮は、勿論大切ですが、

それは、当たり障りなく伝えるとか、
その場をうまくやり過ごすのではなく、

本当に問題を解決するため、
衝突を恐れず、面倒がらず、
まっすぐ関わることを大事にしたいと思います。

そして、すぐに結果が表れなくとも、
そんな関わりを重ねることで、
自然と仲良く協力し合える関係を築けたらと思います。

先日、クルー同士で、
「業務時間外にも、定期的に
コミュニケーションをとる時間をつくろう。」
という話しになりました。

私達は、毎朝顔を合わせ、
打ち合わせの時間も沢山とっているので、
決してコミュニケーションが少ない訳ではありません。

コミュケーションの機会が増えることは嬉しいですが、
それで解決と安心せずに、日々の関わりからも、
良質な意味のあるコミュニケーションを
心掛けていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「キャンドルナイト」

2010年6月28日

こんにちは。宮前です。

先日「夏至の日」に
以前から気になっていた
「キャンドルナイト」に取り組んでみました。

この運動は、夏至と冬至の日に、
「電気を消してスローな夜を過ごそう」
というもの。

東京タワーが消灯されることは知ってましたが、
最近では、エコ意識の高まりもあってか、
他にも全国各地で、
面白いイベントを行っているようです。

私も、その日の夜は、
お家の照明を消し、
ロウソクの灯りで過ごしてみました。

温かなロウソクの光に包まれながら・・・

なんだか子どもの頃に体験した
停電と似たような、
いつもと違う環境に、
ワクワク楽しい気持ちになりました。

また、電気のない昔の人の生活を想像して、
きっと太陽と共に生活し、
早寝早起きがあたりまえだったのかなぁとか、

今この時間にどれだけの人が、
ロウソクで過ごしているんだろうと想像し、
人との繋がりを感じたり、

ちょっとした瞬間に、
電気が必要だった時には、
いかに自分が生活する上で、
電気に頼っているのかにも気づかされました。

夜のちょっとの時間でしたが、
電気のありがたさに気づかせてくれる、
素敵な機会となりました。

無理せず楽しく、
電気・地球を大切にできるので、

これからは夏至や冬至に限らず、
満月の夜などには、
キャンドルナイトを楽しんで、
夜の照明をお休みさせたいと思います。

他にも色々と楽しめるよう工夫しながら、
少しでも電気や今ある資源を大切にし、
次の世代に引き継げたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「初心」

2010年7月 8日

こんにちは。宮前です。

「初心忘れるべからず」と言いますが、
これは、思った以上に難しいことだと、
実感することがありました。

私は、2年前にカグヤに転職したのですが、

入社当時は、新しい職場ということもあり、
素直に新鮮な目線で、会社の改善点を見つけては、
同期入社のクルーと沢山話しをして、

「もっといい会社にしよう」と、
改善に向けて仕事に取り組んでいたように思います。

それは今でも変わらないつもりでしたが・・・

先日、問題に対して、
解決にむけての自分の動きが遅く、
無意識のうちに、優先順位が低くなっており、

これは、完全に自分が、
現状に甘んじている現れでもありました。

また、それに気付けたのも、
その問題に対する社長の問題意識の高さを、
目の当たりにしたことからで、

それまで、自分がマヒしていることさえ
気付きませんでした。

まさに、初心を忘れている自分に直面し、

恥ずかしさと悔しさを含め、
反省することとなりました。

また、同じようなことを、
社長は他のクルーに注意していることも
何度かあったのですが、

自分におきかえて話を聞いておらず、
どこかで慢心していたのかもしれません。

本当に恐ろしいことです。

これでは、当事者意識も低く、
人の話しをきちんと聞けていないことになります。

歳をとったり、勤続年数が長くなったりと、
経験が積まれるほどに、陥りがちかもしれません。

「自分は大丈夫」
なんて思わずに、

「自分は大丈夫か?」と、
いつも問う姿勢を大事にしたいです。

そして、初心を忘れずに、謙虚さを持って、
自分を成長させていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「古き良きもの」

2010年7月23日

こんにちは。宮前です。

先日、祖父の法事があり、
広島の祖母の家に、親戚一同、集まりました。

その家は、私の母が生まれ育ち、
広島の原爆時より前から存在していたほど、
昔からある古い日本家屋になります。

私は、祖母の家に行くと、

ふすまや障子を開けた、
開放的な空間に落ち着き、

畳や縁側に寝転びながら、
光や風、木のぬくもりを感じ、

植物や鳥、昆虫がいっぱいの庭を眺めたりと・・・

現在の洋風化した家よりも、
圧倒的に癒されることが多いです。

そんな祖母の家で、
叔父が障子の張り替えをしており、
私も手伝わせてもらいました。
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一軒家に住んでいる方は、驚かれるかもしれませんが、

私は、生まれてからずっとマンション暮らしのため、
障子とは縁がなく、人生初の体験でした。

おかげで、とても新鮮で楽しい時間となりました。

今は、お金を払えば、何でも買って揃えられたり、
他人に頼んだりできる便利な時代ですが、

このように手間や愛情をかけて、
自分で住まいを大事にしていくことは、
本当に大切なことだと感じます。

その場にいた、叔父の娘である、いとこも、
今では、一児の母となり、
自宅で、普通に障子の張り替えをしているそうで、

やはり、親がやっていることを、
実際に、家で見たり手伝ったりしたことは、
自然と受け継がれているようです。

そして、今回の障子についてもですが、
生活スタイルも含め、昔はあたりまえだったことが、
今では随分と変化しているのだと考えさせられます。

「古き良きもの」とは言いますが、
日本には、素晴らしい文化や精神、生活が、
沢山あるはずです。

そんな昔からある日本の良さを、
自分自身経験し、次の世代にも繋げていけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「カグヤの強み」

2010年8月 5日

こんにちは。宮前です。

先日「グリーン天職バイブル」に掲載している、
弊社の価値観に感動して頂いた方から、メールでご質問を頂きました。

その方は、現在お勤めの会社や上司の価値観に疑問を感じている。
とのことでした。

質問は、以下の2つ。

1.職員がそれぞれのプライドやエゴを越えて気持ちを一つにし、
  仕事をしていくには具体的にどう行動しているのか。

2.社長や職員が、プロフェッショナルとして意識していることは何か。

社長からも、会社間を越えて、正直に自由に、オープンに返信して下さい。
とありましたので、素直に返信しようと思いましたが、
いざ答えようと思っても、簡単ではありませんでした。

それは、社内での課題に、向き合うことになったからです。

ちなみに、ここで私の回答をまとめると、

1.まず、会社の理念・方向性に対して、
 クルー全員が、共感・実践することが必要であり、
 その中で、周囲の「本気」とぶつかりながら、
 自分自身と向き合うことを怠りません。
 
 共に会社を創る仲間として、
 相手が理念から遠退いている時は、
 理念を基に声を掛け合い、修正し、
 各自実践に繋げるよう日々邁進しています。
 
 また、理念が文章化された「理念ブック」を使い、
 迷った時の判断基準にしたり、
 クルー同士、理念を学び深めています。
 
 カグヤでも、気持ちを一つにというのはまだまだ難しいが、
 それらを含め、各々信念を持って働き続けることで、
 やがて気持ちの一つになった強い組織となり、
 「子ども第一主義」の社会の実現に繋がると信じています。

2.「子ども第一主義」の理念の基、
 まず、大人である私たちが、子どものモデルとなれるよう、
 自分の人生(仕事や生活などの隔てなく)の中で、
 一貫した価値観を守りながら生きることを意識しています。

・・・と、社内の現状も含め、自分の考えを正直にお伝えしました。

今回のことで、私自身、自分の問題、会社の問題について向き合う、
貴重な機会となり、そこから感じたことは、

カグヤの強みは、「理念」が明確であること。

「理念」に対して、本音と建前を使い分けることはできず、
迷ったりぶれたりする時の、判断基準にもなるため、
私達クルーにとって、働きやすい環境だと感じます。

そんな改めて気付かされる、自分の恵まれた環境。

課題は沢山ありますが、あきらめることなく、
自分にしかできないことを、しっかり実践し、
これからも強い組織を目指していきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「そもそもの目的」

2010年8月19日

こんにちは。宮前です

カグヤでは、「朝サミット」といって
毎朝クルー一同集まり、
朝のミーティングを行っています。

この場は、通常の業務に関する打合せというより、
カグヤの「理念ブック」から理念を深めたり、
論語や二宮金次郎の書籍を用いて、人間学を学んだり・・・

曜日によって内容は違いますが、
本来、カグヤの理念を学んだり、理念に立ち戻る時間でもありました。

ところが、やり続けていくうちに、どこか慣れもでて、
本来の目的を置き去りにして、ただやるだけ・・・
となっていることもありました。

そのうち、クルーの中から、
「目的を再度共有し、もっといい時間にしよう。」と提案があり、

その提案どおり、クルー間で目的を共有する時間をとることで、
改めて、目的や意義を思い出し、現状必要な内容に見直しも行い、
よりよいものに変えていくことができました。

継続は大事ではありますが、
ただ続けているだけでは、あまり意味はなく、
そもそも何のためかを忘れずに取り組むことで、
随分と有意義な時間になるのを感じます。

自分がこの人生で何をしたいのか、
何のために働いているのか、
どんな社会にしたいのか etc・・・

「朝サミット」は勿論のこと、自分の仕事や、生活の上でも、
そんな大事なそもそもの目的を忘れずに、
ひとつひとつの物事に取り組んでいきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「環境のせいにせず」

2010年8月30日

こんにちは。宮前です。

以前ブログでお伝えした
「グリーン天職バイブル」をご覧になり、
弊社の価値観に感動し、ご連絡頂いた女性と、
社内でお会いすることになりました。

その方は、「現在の仕事・職場を何とか改善したい。」という思いで、
その糸口を見つけられればと、東北よりご来社されました。

カグヤとは事業内容も全く異なりますが、
そのようなことも気にせず、ただひたすらに
今回のように立場や役職もない一人の職員が、
自分の強い思いで動いている姿そのものに、大変感銘を受けました。

社長含め面談をしましたが、
大事なことは、やはり周囲の言動に振り回されるのではなく、
そもそも何のための組織なのか、何を実現したいのか等、

根本になるものを持ち、周囲と共有し、
そこを見失わないよう働くことが大事であると感じました。

また、商談内で、

「できないことを環境のせいにするのは簡単だが、
 やはり、自分自身でやると決めたことは、
 環境のせいにしたり、言い訳したりせず、
 とにかくきちんとやることが、必要不可欠で、
 そうでないと、周囲への提案はできず、
 単なる口だけの要求になる。」

と、社長よりお話しがありました。

私自身、無意識ではありますが、
できない時は、環境のせいにし、
できた時は、自分の力だと錯覚してしまう時があると思います。

やはりその逆でいれたら、もっと自分が大きくなれるし、
自分を発揮できることに繋がると思います。

考えてみると、私は彼女に比べ、
理念が明確な組織、
本音と建前を使い分けないトップ、
やりたいことは自由にさせてもらえる職場環境があり、

本当に自分が恵まれていることに、気付かされます。

だからこそ、環境に甘んじるのでなく、
ますます「子ども第一主義」を守って、
社会に少しでも、プラスになれる存在でありたいと思います。

また、今回の予期せぬ出逢いから、
やはり社会を変えるのは、何か外側の大きな力に頼るものではなく、
ひとりひとりの小さな力が、増えていくことによって、
実現できるのだと感じました。

このご縁に感謝し、
しっかり社会へ還元したいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子



焙りたてアイスコーヒー

2010年9月 9日

こんにちは。宮前です。

9月に入っても、まだまだ残暑が厳しいですが、

この夏は、「焙りたてアイスコーヒー」で涼み、
楽しんでいます。

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自ら生豆を焙煎し、粉にして、
ハンドドリップでいれる「焙りたてコーヒー」と昨年出逢い、

お客様へ提供したり、
社内で仕事中にコーヒーブレイクすることは勿論、

自宅でも楽しむほどに、
私の人生は、随分と豊かな時間が増えました。

そもそも「焙りたてコーヒー」は、
「コーヒーは生鮮食品」という考えのもと、
新鮮なまま頂くので、体にも美容にもよく、

味も甘さとコクがあるため、
コーヒーが苦手な人でもブラックで飲めるほどの
味わい深さがあります。

また、自然の恵みを最大限に活かすことで、
自然へのありがたみや、
食の大切さに気づけることも多いです。

そんな、いいことばかりの「焙りたてコーヒー」ですが、
実際アイスコーヒーをいれてみると、
慣れているホットコーヒーと違い、
美味しくいれるのも難しく、苦戦の毎日が続き・・・

ようやく最近になって、自分でも満足できる
おいしいコーヒーをいれられるようになりました。

こうなると、ますます楽しいもので、

焙り方・挽き方・豆の種類・氷の量etc・・・
もっと色々試してみたくなります。

そして、誰かに飲んで頂く以上、
自分が納得できるおいしいコーヒーを
いれたいのは当然のことですが、

出す相手の好みや、状況に合わせた、
コーヒーをいれられたら、
ますます喜びが広がるのではと感じています。

何でも継続が大事で、
そこに至るには、まだまだいれ続けないと、
難しいのでしょうが、

飲んだ人が幸せな気持ちになれるコーヒーを目指して、
今後も楽しみながら取り組んでいきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


自分の体

2010年9月15日

こんにちは。宮前です。

先日、健康診断をしてきました。

普段から、健康には興味があるため、
年に一度の健康診断は、
病気の早期発見の意味でも必要とは思いますが、

それだけでなく、自分の体と向き合う
いい機会だとも感じています。

ただ私は、昔から病気知らずのためか、
病院が苦手でもあります。

採血や、婦人科検診、バリウム検査etc・・・

次々と行われる検査に耐えられず、
貧血気味になり、
少し休ませて頂いたのですが・・・

改めて振り返ると、
自分は今まで、大きな病気やケガもせず、
生きてきたことを実感し、

そんな健康な体で産み、育ててくれた両親へ
感謝の気持ちが溢れてきます。

健康は決して当たり前のことではありません。

両親やそのまた先の先祖から
脈々と繋がってできた自分の体。

そんな自分の体を粗末にせず、
自ら大事にしてあげて、
次世代に繋げていけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


敬老の日

2010年9月30日

こんにちは。宮前です。

今年の敬老の日は、広島の祖母に、
オーガニックコットンのブランケットを贈りました。

私にとっての生きている祖父母は、この広島の祖母だけです。

現在86歳の祖母は、今年の春に脳溢血で倒れ入院しましたが、
夏に無事退院し、現在もリハビリを頑張っています。

そんなこともあり、以前にも増して気にかけることが多くなり・・・

これからやってくる肌寒い季節に備え、
肩にはおったり、膝かけに使えればと思い、選びました。

祖母にも大変喜んで頂き、

「オーガニックコットンって知らなかったけど、すごく良いね。
 肌触りも良いし、本当にありがとね。」

と、言葉を頂きました。

プレゼントと一緒に、
オーガニックコットンに関する説明文を同封したので、
それを読んでくれたようです。

ここで少し「コットン」についてお伝えしたいと思います。

オーガニックコットンと通常のコットンを比べると、
人体や環境に対する影響に、恐ろしい程の差があります。

コットンと聞くと、なんだか自然で体に良さそうな気がしますが、
一般的な栽培法のものは、自然とは程遠いです。

現在、世界中の国の農薬使用量の約26%が、
農地全体の2%にすぎないコットン栽培に使われてると言います。

通常のコットン製品をつくるまでの過程の中で、

収穫前に、除草剤、枯葉剤、殺虫剤、落葉剤等、散布し、

収穫後の紡績から仕上げへの段階で、化学合成糊、塩素系漂白剤等使い・・・

私たちの人体や、地球への負荷は、計り知れないのです。

オーガニックコットンについては、
上記のような化学肥料や農薬は勿論使っていません。

その事実を知ると、やはり「オーガニックコットン」を
選びたくなるのは自然なことかもしれません。

やはり、健康や環境を傷つけない、
気持ちのよい生活を送れたらと思います。

そして、買い物をただの消費行動とせず、社会への意思表示と捉え、

持続可能な農業や製品を守る等、

目先の都合のよさをではなく、
自分たちが本当に守りたいもの・必要なものをきちんと選び、
お金を投じる力を持ちたいです。

今回贈り物を通して、
本来の長寿のお祝いや感謝の気持ちを伝えるだけでなく、
いいものが伝わり、広がる効果も実感できたので、
私にとっても、色々と嬉しい日になりました。

これからも、ひとつひとつの行動に、
沢山のいい意味をつけられるよう、行動できたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「価値観」

2010年10月12日

こんにちは。宮前です。

最近、価値観について考えます。

自分が優先していることや、大事にしていることが、
相手には、それほど大事でなかった場合、
傷ついたり、不満に思ったりする自分に気付きます。

しかし、本来これは価値観が違うのですから、
自分だけが傷つけられたというよりは、お互い様であり、
別のことで相手が傷ついていることもあるのだと思います。

そして、人が違えば、価値観も違うわけで、
お互い認められないとおかしな話しですし、

色々な価値観が存在するからこそ、
世の中がバランスよく成り立つのかもしれません。

ただ、カグヤのクルー間で考えた場合・・・

カグヤは「理念」が明確に存在し、
そこに共感し集まっているわけで、

会社の価値観は、クルーの皆が守りたいものであり、
絶対的なものだと思います。

そうであれば、個々に様々な価値観があったとしても、
皆で決めたルールや理念はやはり守る必要があり、

クルー内でも、相手に何か気になることがあれば、
理解し合うために、きちんと発信し合うことが大切だと思います。

そして、大事なことは、

自分の価値観を通そうとするのではなく、
会社の理念や価値感をきちん捉え、そこから話しをすること。

それができれば、お互いに理解しやすいのだと思います。

一緒に働く仲間に対し、
分かり合うためのコミュニケーションを
遠慮せず、恐れず、諦めずにできる
自分でありたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


体現

2010年10月21日

こんにちは。宮前です。

現在カグヤの女性社員には、妊婦がいます。

カグヤにとっては初めてのことで、
皆で赤ちゃんの誕生を楽しみしています。

彼女は事務職のため、1日中、座り仕事が多いのですが、

見ていると、妊婦がこれまでのように、
通常どおり働くことはやはり大変そうです。

社長からも、

「母にも子どもにも、座りっぱなしのように同じ体勢でいるより、
 1日に何度か体を横にし、リラックスできた方が良い」

という声があり・・・

社内に「妊婦コーナー」が誕生しました!!

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早速、コーナーに必要な買い物へ社長と行きましたが、

その後、私は毎日の業務に追われ、
コーナーづくりをやりたいながらも、
なかなか手をつけられずにいました。

そんな中、社長は忙しいにもかかわらず、
コーナーづくりに率先して取り組んでいました。

私は、自分のやりたいこと、大事にしたいものが
日々の業務の忙しさでできなかったことを、
残念に思うと共に、恥ずかしく思いました。

よく考えれば、
忙しさを挙げれば、圧倒的に社長の方が忙しいわけで、
できなかったのは、自分の言い訳にすぎないなと感じます。

どれだけ自分が大事にしたいものを守れるか。

現状できないなら、どうすればできるようになるのか。

そんなことに、力を入れなければ、
ただの口だけの人になってしまいます。

今では、妊婦コーナーから「モーツァルト」のメロディーも流れ、
妊婦だけでなく、私たちにとっても
なんだか心地よい環境で、働くことができています。

そしてそんな心地よさから、改めて大事なものに気付かされます。

これからは忙しい等と言い訳するのではなく、
自分が大事にしていきたいものを、
自ら体現していけるようになりたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


種まき

2010年11月 1日

こんにちは。宮前です。

先日、カグヤ社内で植物を種から育てようと、
皆でいくつかのハーブの種まきを行いました。

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以前から、私がカグヤでやりたいことの一つに、
「カグヤ農園」があり・・・
皆と一緒に、畑で野菜を育てたいと思っていました。

それは、

自然の恩恵への感謝を実感したり、

できあがった「結果」だけでなく、育つ「過程」を味わったり、

皆で感動や喜び、大変さ等を、共有したいという想いからでした。

ですので、今回、農園ではないものの、
社内のプランタでも、十分それらが実感できるのではないかと、
期待も大きく、楽しみです。

実際私は、社内の植物との関わりが多いため、
以前から植物を通して、色々気付かされることがあります。

種を購入したお店でも、水やりのコツを教えて頂く中で、

「水は、土が乾いてから、たっぷりとあげるのがよい。
 なぜなら土が乾いている時に、根が水を求めて伸びていくから。」

というお話があり・・・

実際の植物への水やりから「確かに」という思いと共に、

人間に置き換えても、同じように、

いつも満たされている状態より、どこか困難で苦しい時ほど、
大きく成長するものだと、納得させられます。

そしてその逆も勿論で、

植物は、いつも水を与えられ、満たされすぎていると、
根ぐされすることも多く、

これにもやはり、人間との共通点を感じます。

今、ちょうどカグヤも変革期であり、
社内の協力体制や、各々の自律が課題にもあがり、
決して楽ではない時期だと感じます。

しかし、植物と同じく、これを成長するいいチャンスと捉え、
しっかり「根」を伸ばし、強い組織になれたらと感じます。

今回、皆でまいた種が、今後どんな風に育ち、
その過程から、どんなことに気づけるのか。

カグヤの成長と共に、ワクワクします。

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元気にハーブが育ち、ひとまわり成長した私たちが、
笑いながらハーブティーを頂く場面が、今から楽しみです!!


環境コーディネーター
宮前 奈々子


ピンチはチャンス

2010年11月11日

こんにちは。宮前です。

先日もお伝えしましたが、
現在、カグヤクルーには妊婦がおり、
年明けには育児休暇に入る予定です。

会社にとっても子どもの誕生は大変喜ばしいことですが、
彼女が一時的でも職場から離れるのは、
少数精鋭のカグヤにとって、ピンチでもあります。

私自身、彼女の存在は、業務の面でも非常に助かっていますが、
何より、理念について、会社を良くすることについて等・・・
心を開いて、色々と話せる仲間でもあり、
いなくなる期間の、寂しさや不安もやはりあります。

しかし、改めて考えてみると、
これは、会社や私達が変わる大きなチャンスでもあります。

実際、これを機に、変わってきたことがあり・・・

これまでは、各担当業務や各部門内の仕事をやっていれば
どこか許されていたようなところもありましたが、

今回のことに対して、皆で向き合う中で、

まずはクルーひとりひとりが、
皆で協力し合えるような関わり方、働き方ができるよう、
それぞれの自律を目指し、主体的に関わり、
その中で業務整理や仕事の見直しに取り組んでいこう。
と共通の意識を持つこととなりました。

通常の職場では、欠員が出れば補充して対応する。
というのがあたりまえかもしれませんが、

カグヤでは、補充して一時的に乗り切る考え方よりも、
まずは、今の自分達やカグヤの体制、業務も含め、
全体的な見直しの機会とし、
皆で、成長することへつなげていけたらと考えています。

まだまだ、どうなるかは分かりませんが、
子どもの誕生という奇跡に便乗し、
カグヤも強く生まれ変われたらと思います。

そして、人が少なくなって大変な状況になると、
簡単に理念を後回しにするようなことではなく、

そんな時だからこそ、「子ども第一主義」の理念を
皆で体現し、心を使うことを怠らずにいたいと思います。

今月から、学生内定者の2名も、
インターンとして、会社に来ることにもなりましたので、
新しい仲間も一緒に、新たなカグヤを築いていけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子



豊かな食事

2010年11月22日

こんにちは。宮前です。

以前にもお伝えしたことがありますが、
カグヤのお昼ごはんは、こだわりの玄米菜食弁当です。

こちらは、近くの店舗からのご厚意もあり、
通常は行っていない配達を、カグヤのためにして頂いてます。

季節感を感じることの少ない、現代の食生活において、

旬の食材に、手間と愛情がかけられたそのお弁当は大変美味しく、
本当にありがたい気持ちになります。

先日、インターン生が一緒だったこともあり、
お店の紹介と共に、直接店舗へ食べに行きました。

数々のお皿で頂く料理は、いつものお弁当とまた違い、
より一層美味しく感じました。

やはり、食事はたた食べればいいというものではく、
食器や盛り付け、食べる空間や一緒に食べる人等、
大きく影響することを感じます。

まさに食事とは「摂取」ではなく「営み」である。
・・・実感させて頂きました。

またお店には、カグヤから毎月発行している「竹取新聞」も、
「ご自由にどうぞ」とファイリングされて、置いてありました。

新宿のそのお店で食事をしている、顔も知らない方々が、
カグヤの取組や想いの詰まった新聞を目にしていることを想像すると、
とても不思議な人との繋がりを感じます。

そして食事で思い出すことが・・・

私は、学生時代など、食欲がなかった時や、学校に遅れそうな時、
朝食をとらずに家を出ようとすると、

母からよく、

「食事をしないで行くぐらいなら、
 遅刻してもいいから、ごはん食べて行きなさい!!」と怒られ、

子ども心に、「なんだか変なこと言ってるなぁ。」と思ったものですが、

今では、食事の大切さを伝えてくれていたのだと感じます。

生きている内にあと何回食事をできるか分かりませんが、
やっぱり、そんな大切な食事の時間は、
少しでも豊かな楽しいものにしていきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


手作りづくし

2010年12月 2日

こんにちは。カグヤの宮前です。

先日誕生日を迎え、
今年も、カグヤクルーにお祝いをして頂きました。

今回何より驚いたのが、そのお祝いの品々!

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なんと、ケーキはクルーの手作り!
そして、玄米100%特大ハート型クッキー!!
更には、社長特製、コーヒーゼリー!!!(焙りたてコーヒ豆使用)

あまりの手作りづくしに、正直驚きました。

カグヤの理念の中で、私が大変共感し、
大事にしたいと思っていることに「心の豊かさ」がありますが、

まさに、皆が手間や心配りを優先し、思いやりや本質を大切にして、
豊かさを楽しんだことが伝わってきて、
なおさら嬉しさが込み上げてきました。

また、皆からメッセージを集めて、写真やイラストで彩った
1冊の本「ハッピーポートフォリオ」のプレゼントからは、
愛と勇気も頂きました。

誰かのために、一生懸命行動できる、
そんな仲間たちに囲まれ、本当にありがたいです。

私も、ひとつ歳を重ねましたが、
やはり、自分の心の声を大切にしながら、
周囲のために行動できる人間でありたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


皆でやること

2010年12月13日

こんにちは。カグヤの宮前です。

カグヤは少数精鋭なこともあり、
協力し合わなければ、仕事が成り立ちません。

そのため最近では、仕事や会社の課題に対しても、
クルー内で「皆でやろう」と心掛け、
チームや部署の隔てをなくし、
皆で打ち合わせをする時間も多く設けました。

しかし、皆で打ち合わせを行っても、
なかなか本質的な問題や解決に至ることは少なく、
打ち合わせを重ねる度に、皆でやることに対して、
正直しんどさを感じ始めていました。

そんな中でむかえた、全体会議。

全体会議は、月に一度の全員参加の会議で、経営陣も参加されるため、
毎回、広い視野からアドバイスを頂けるのですが、

今回社長より、

「皆でやることは、同時に集まって、打ち合わせをすることではなく、
 各々が自分の問題として考え取り組むことが必要である。
 会議にも、誰か任せにするのでなく、
 自分が解決させることを前提に、臨むことが大事である。」

と、お言葉を頂きました。

これは、まさに自分が最近悩んでいたことに対して、
気持ちが整理される言葉でした。

私は、協力することの本当の意味が分かっておらず、
「皆でやる」ことを、「皆で同じ時間を共有し、進めていくこと」
と、勘違いしていたように感じます。

また、これまでの「皆でやる」という姿勢は、責任の所在も不明確となり、
甘えた仕事の進め方を促すものであったように感じます。

自分でやることを前提に、自ら考え行動する者同士であれば、
一緒に協力できないはずはありません。

そもそも何を実現させたくて、この会社にいるのかという、
根本から離れてしまうと、
目先や表面的な現象に捉われてしまうことを、今回感じましたので、

時間は有限であることを忘れずに、
有意義に自分を活かすことを大事にしていきたいです。

そして、本来、一緒に協力して何かを成し遂げることは、楽しいことですので、
そのような働き方を率先して行い、協力の輪を広げていきたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


知行合一

2010年12月22日

こんにちは。カグヤの宮前です。

先日社内で内定者を交え、
「マナー研修」を行いました。

講師には、現在カグヤの労務関連業務を支えて頂いている
社労士の方をお呼びしました。

この方とは、1年半位、
仕事で関わらせて頂いてますが、

キャビンアテンダントの経歴もお持ちのためか、
そのきめ細やかな仕事に、
私自身感動し、学ぶことも多くありました。

実際、研修でもマナーの大切さを教えて頂きましたが、
研修内容以上に印象的だったのは、

その方から発せられる心地良さで、

まさにマナーの大切さを自ら体現されておられ、
話の内容以上に伝わってくるものが、
多くありました。

そして改めてマナーや基本的な「報連相」が
信頼関係に大きく影響するのかを学び、

また同時に、現在のカグヤの課題であるとも、
感じることとなりました。

コンサル会社として、
「信頼」は何より欠かせないものだと感じています。

講師の方からも、
「知行合一」のお話が初めにありましたが・・・

口ばかりでなく、
実践が伴っていなければ、
信頼関係は難しいと感じます。

来年は更なる信頼を築くために
会社全体で、マナーのある丁寧な仕事を行えるよう、
学びと実践を積み重ねていきたいと思います。

それでは皆さま、
よいお年をお迎え下さい。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


年賀状を通して

2011年1月11日

あけましておめでとうございます。
カグヤの宮前です。

今年も、新年のご挨拶・贈り物として、
大切な方々へ「年賀状」をお送りしました。

その「年賀葉書」についてですが、

私は「カーボンオフセット葉書」を購入し、
お送りするようにしています。

ご存知の方も多いと思いますが・・・

こちらの「カーボンオフセット葉書」は、
1枚につき5円の寄附金が付加されており、

更にこちらに、
郵便事業株式会社が同等額の寄附金を加え、

それらが、地球温暖化防止を推進するプロジェクトに
用いられるというものです。

環境問題は、大きな問題であることから、
自分が何をしたらよいのか分からない。
ということも、多くある中で、

「地球の未来」に対して、
これなら、自分にもできることだと思い、

この葉書が販売開始された2008年から利用し、
今年で4年目となります。

勿論「寄付」という具体的な貢献にもなるのでしょうが、

私は、実際に送った相手から、
葉書について感想を頂いたり、質問を受けたり、
翌年の葉書が「カーボンオフセット葉書」に切り替わったりすることで、

環境問題に対する姿勢やメッセージ等が、大切な方々へと伝わり、
環境への関心の輪が広がっていくことに対して、
喜びを感じています。

年賀状を通して・・・

これまでの出逢いに感謝できたり、
環境貢献もできたりと、
沢山の良いことがあります。

今年も、これまでとこれからの出逢いを活かし、
未来にとって、プラスになれるよう、
日々邁進したいと思います。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


今年のテーマ

2011年1月20日

こんにちは。
カグヤの宮前です。

新しい年が始まり、
社内でも各々の2011年のテーマを、
共有致しました。

私の今年のテーマは「楽」。

昨年は、社内において色々と変化が多く・・・

課題や挑戦に対しても、なんとかやれたものの、
まだまだ楽しめる余裕に欠けていたように感じます。

そんな昨年の反省点も踏まえ、

今年は、仕事も含めて人生に対して、
ますます楽観的に、気楽に、
楽しい気持ちを忘れずに、
新たなことにもチャレンジできたらと思っています。

ちなみに、このテーマを掲げ、2週間程経過してますが、

「楽しさアンテナ」が反応しているためか、
これまで気にしてなかったことや小さなことに対しても、
既に、感謝と楽しさを沢山感じ、
大変充実した毎日を過ごせています。

やはり自分の気持ち次第で、
いくらでも、人生は変わるように感じます。

皆で共有したテーマについては、
現在、社内の冷蔵庫に貼り、
今年一年、テーマを忘れずに、
毎日過ごせるようにと工夫していますが・・・
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各々が日々大切に過ごし、ますます成長して、
カグヤが、社会をより良く変える力になれたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


お金のEQ

2011年1月31日

こんにちは。カグヤの宮前です。

先日、本田健さんの「お金のEQセミナー」に、
参加してきました。

※本田健さんについて、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
 http://www.aiueoffice.com/

EQ(Emotional intelligence Quotient)とは、
心の知性度、社会性を表す指数。

一般的に、IQ(Intelligence Quotient)は
知能指数、つまり知的能力を表す指数で、
皆さまもよく耳にすると思いますが・・・

人格や倫理の指数でもあり、
EQが高いということは、自らの感情の動きを知り、
それをコントロールして上手に利用できる「心の知性」が高いということ。
 
そのため、自らの能力を最大限に活かせることになるそうです。

セミナーテーマは、
「豊かさの器を大きくして、経済的自由を実現する法」というもので、
実際、お金と感情についてフォーカスされたセミナーでしたが、

私は、これまで経理の仕事もしてお金を扱うことが多い割に、
「お金」に対して真剣に向き合うこともなかったため、

これを機に、
自分の望む「お金観」を見出す中で、
お金に対する不安を減らすと共に、やりたいことが自由にできるよう、
お金に振り回されない生き方を身につけていきたい。
との思いで、参加してきました。

本田さんのお話しは勿論のこと、
多くのグループワークや質疑応答、お金を使ったゲーム等通して、
自分の内面と向き合うこととなり・・・

お金に対する自分自身が持っていたマイナス感情や、
両親から受け継がれた価値観、
日常感じるストレスや不安の原因等、

根源的な部分に気付くこととなりました。

そして、それを自覚すると共に、
自分の望む「お金観」も見えてきたため、

今後も、不安な感情になる時があるかもしれませんが、
その時は、今回の自分の感情を思い出し、
不安ではなく、ワクワクの人生を選べるような気がします。

また、感情と豊かさの関係のお話にあった、
「感情は人生の羅針盤」という言葉が、大変印象的であり、
行く場所、会いたい人等、自分が感じるままに行動できたらと思います。

そして、自分の感情をないがしろにせず、自由に表現して、
幸せや豊かさを、しっかり心(感情)で感じていけたらと思います。

もうひとつ、今回セミナーから得た驚きの気付きは、
「お金」を通して、その人の「人生観」が表れることです。

自分のマイナスと向き合うことになり、感情に波立つこともありますが、
最終的には、自分が望む「自身のあり方」が見えてくると思います。

私は「持続可能な社会」を築くために、自分の力を使いたいと思い、
今の仕事もしていますが、

今回、お金についても「循環」するものだと気付くことができたので、

やはり、自分も周囲も幸せになるような、
お金の使い方や考え方を持って、生きていきたいと思いました。

今回のセミナーで受け取ったことを活かし、
今後は、周囲や子ども達に、自分らしく生きれる豊かで幸せな人生を、
自身の生き方を通して、伝えていけるようになりたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


日本の素晴らしさ

2011年2月 9日

今年も、致知出版主催の
新春特別講演会「人間力を高める」へ参加させて頂きました。

今年で3度目の参加となりましたが、
今回も、人間学の大切さを感じて学ぶ、大変充実した時間になりました。

講演頂いた方々は、

論語普及会学監、伊與田覺氏、
アサヒビール名誉顧問、中條高德氏、
致知出版社代表、藤尾秀昭氏。

皆さま既に十分すぎるほど、立派な方々ではありますが、
講演を通して、御三方の印象として共通で感じるのは、
今もなお、他に良い影響を与える「大人(たいじん)」になろうと
尽力されている姿勢であり、まさに人間力の高さに圧倒されました。

講演会の中では、躾や教育の必要性も話されており、
同じ学ぶにしても、どちらの方向を向いて学ぶかで、
大きな違いが生じるとのお話がありました。

方向性については、私も大変共感し、
学びだけでなく、会社の事業や個人の行動ひとつをとっても、
目指す方向は、大変重要であると感じています。

カグヤは「子ども第一主義」と理念が明確にあり、
目指す方向、社会も、はっきりしています。

ですので、カグヤ社長が指し示すその方向を、
私も見誤らず、見失わずに学びを深め、
更に自分の学びを人に教えられるようになれたらと思います。

また今回大変印象に残ったことは、私たち先祖の素晴らしさについてです。

今、私たちがこのように恵まれた環境、豊かな生活ができるのも、
「あとから来る者のために。」と
先祖が絶えず後から来る者のことを考え、
遠き慮の心を持ち続けてくれていたおかげです。

更に、私たちの先祖は、
どんな状況であっても、指を相手ではなく自分に向け、
全てを自分の責任と捉え、自分のできる精一杯のことを行ったといいます。

そんな日本の素晴らしさが、
今の日本を見れば、随分と薄れてしまったことが、よく分かります。

「自分たちだけ、今だけ良ければいい。」ではなく、
私たちも、先祖に倣い「自反尽己」、「遠き慮りの心」を今こそ実践し、
次の世代へ繋いでいきたいと改めて感じます。

国を立派にするのも、世の中を変えていくことも、
結局は、個人一人ひとりにかかっているため、
そのことを自覚し、自分の身を修め、素晴らしい日本を繋いでいきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


皆が主人公に

2011年2月18日

こんにちは。カグヤの宮前です。

先日、社長を含む全クルーで、打ち合わせを行い、

カグヤをどんな会社にしたいかや、
会社のビジョン、価値、お客様、自分達について等・・・

改めて、皆で考え、意見を出し合い、
共通理解を図りました。

この会議には、4月から入社を予定しているインターン生も参加し、
大変充実した時間となりました。

大企業等では、社員の発言が会社を動かすことは、
なかなか難しいと思われますし、

自ら会社へ発信せずとも、自分の仕事をやっていれば、
許されることが多い中、

カグヤのように、クルー一人ひとりが主人公となり、
会社の大事な部分に対して、自由に意見が言え、
自分達で企業文化をつくりあげていくことができる会社というのは、
大変貴重であると感じます。

今回、会社の将来にとっても大変重要な話ができ、
皆で決めることができたわけですが・・・

やはり企業文化は、私たち一人ひとりでつくるもの。

今回共有した理想が、実現できるのも崩れていくのも、
働いている私たち次第だと思います。

皆で決めた以上、甘えたり、怠けたりすることは許されないため、
これまで以上に、プレッシャーも感じますが、
やはり、楽しみな気持ちが勝ります。

誰か任せでなく、自分が主人公として責任を持ち、
まずはカグヤで夢を実現させ、世の中に発信できたらと思います。

自分の仕事が「世直し業」へ繋がることを信じて・・・

日々の仕事に対して、心をこめて、
しっかりと着実に、積み上げていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


あるがままの自分

2011年2月28日

こんにちは。カグヤの宮前です。

先日、クルーの皆と一緒に
「1/4の奇跡~本当のことだから~」という
入江富美子監督のドキュメンタリー映画上映会&講演会に、
参加してきました。

この映画は、養護学校教諭の山元加津子さんと、
子ども達の交流を通して、
命の尊さや、幸せな生き方を伝えてくれました。

人にも出来事にも、無駄なものはひとつもないと感じ、

やはり、自分を卑下したり、過小評価するのでなく、

自分の弱さや、ダメなところも受け入れ、

自分自身が「あるがままの自分」を好きでいてあげられたら、
とても素敵だと思います。

そしてそれは、他者に対しても同じで、

自分と違っていても、排除しないで受け入れることが、
本当に大切であると感じます。

また、講演会では、
監督の本音・本心の言葉が、大変心に響きました。

印象的な言葉のひとつに・・・

「過去の出来事は変えられないが、過去の捉え方は変えられる。」

という言葉がありました。

やはり、幸せに生きるため、前に進むためには、
物事を前向きに捉えていくことが必要だと感じます。

きっと皆が自分のことを丸ごと愛し、
イキイキと役割を果たしていけたら、
今よりもっと素晴らしい世の中になるのではと感じます。

そんな世の中を信じて、

私自身も「あるがままの自分」を大切に生き、
沢山の愛情を感じて、生きていきたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


インターン生より

2011年3月 8日

こんにちは。カグヤの宮前です。

カグヤには、昨年11月から、
インターン生が、週2回程、働きにきています。

4月から正式入社する、学生の2人なのですが、
2人から、大きな気付きや、刺激を受けることが
沢山あります。

会議での発言や、自己啓発への姿勢、
仕事への取り組み方等・・・
色々な場面でそれを感じますが、

今回は、その中のひとつ。

出社後、毎回提出してもらっている「レポート」から、
感じたことをお伝えします。

これまでのレポートからは、

ひとつひとつの仕事や関わりに対して、
とても丁寧で、きちんと意味付けを行い、
自分のものにしているのが伝わってきます。

毎日の仕事に対して、レポートを書くことで、
振り返りをきちんと行っているから、
気付けることも多いのではとも感じます。

そしてこのレポートを、
社長含む、全クルーで、回覧共有し、
各クルーから、コメントを入れ、返却しています。

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実は私も、初めて社会人になった時、
入社してから半年ほど、
その日のテーマや気付き、反省や、次回へのアクションについて、
毎日、当時の会社の先輩へ、
レポートを提出していました。

私は、頭の整理を含め、文章を書くことが、
当時、特に苦手でしたので、

毎日のレポートは、本当に大変でしたが、

それに対して、OJTの先輩が毎日コメントを下さり、

それが励みにもなり、
今になっても、
大変ありがたい忘れられないものになっていたこともあったので、

是非、自分もやってみたいと思い、
提案した取組のひとつです。

既に、インターン生は、
カグヤにとって、新しい風となり、
社内で、多くの良い影響を与えてくれています。

私にとっても、
初心を思い出させてくれる存在でもあり、
プレッシャーを与えてくれる存在でもあり、
色々助けてもらっている存在でもあり・・・

もはや、カグヤクルーとして欠かせない存在になっているのは、
間違いありません。

4月から、毎日一緒に働くことになりますが、

お互いに、良い影響を与え合えるような関係で、
切磋琢磨できたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


メンタルヘルス

2011年3月18日

こんにちは。カグヤの宮前です。

先日、健康保険組合が開催する説明会に行きました。

その中で、
「メンタルヘルス・リーガルリスク・マネージメント」について、
弁護士による説明があり、

実際に職場で起こった、過労死やうつ病による自殺等の事例を挙げられ、
その現実に衝撃を受け、なんだか悲しくなりました。

最近は、ニュースや日常会話でも、
そのような話しが普通にあがり、
決して遠い話しではなく、身近な問題だと感じます。

この問題の原因には、
人々の繋がりが希薄なことも、ひとつあると思います。

相談できる相手や、見守ってくれる存在がいれば、
また違った結果にもなるでしょう。

カグヤでは、大人同士である企業で「見守るほいく」を実現させ、
それがどれだけ幸せなことか、
子ども達へも含め、世の中に発信できたらと考えています。

現段階で、自分が周囲をどれほど見守れているかと考えると、
まだまだできることは多く、

やはり、自分のことで精一杯になっているのでは、
万が一の時に、周囲の様子や、体調、不安に気付けないのではと反省しました。

最近は社内でも、ゆとりや余裕を大切にしようという姿勢や
取り組みも増えてきましたが、

やはり、忙しくなり視野が狭くなると、
仕事を抱えこんだり、
自分だけの責任として、ひきこもってしまう場面もあります。

誰かがSOSを発していれば、
それにちゃんと気付ける程の、余裕ある自分でいたいと改めて感じますし、
自分も困っていれば、きちんと相談できるようにありたいです。

そして、各々がそんな気持ちでいれば、
きっと見守りあえる、温かな職場になるのではと思います。

子どもが大人になった時に、働きたいと思えるような、
イキイキした職場環境を目指して、

挨拶や声がけひとつも大切にしながら、働いていきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


子ども達へ残すもの

2011年3月29日

こんにちは。カグヤの宮前です。

この度は、地震被害に遭われました皆様へ心よりお見舞い申し上げるとともに、
被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

今回の災害によって、改めて自然の脅威、自然への畏敬を心から感じています。

大地震、津波、原発による放射能の危険等・・・
本当に悲しく、恐ろしく、不安な毎日が今もなお続いています。

それは、きっと子どもも大人も同様だと思います。

そんな中で、私たち大人はどうあるべきかと考えたとき・・・

子どもが大人の真似をするからといって、
子どもの手前、何か取りつくろったり、無理に背伸びをしたりするのでなく、

未曾有の災害の中、大人も恐怖や不安を感じながら、
それでも希望を失わず立ち向かっているというありのままの姿で、
子どもたちを勇気づけられたらと思います。

過ちや、失敗、後退することもあるけれど、
人間として向上しようと、精一杯努力をし続ける大人の姿。

子どもはそれを手本として学び、育つものだと信じています。

そして、私はこの「カグヤ」という会社も、
社会の中で、同じような存在でありたいと思います。

今回のことで、改めて、
場所も人も時にも左右されず、「理念」を貫くことが大切であり、
こんな時だからこそ、こだわる意味があるように感じます。

命を大切にすることや、希望を失わず立ち向かう姿勢、思いやりetc・・・

カグヤも、手本・見本になれるよう、しっかり実践を積んでいきたいと思います。

子ども達へは、負の遺産ではなく、
もっと安心や優しさ等、美しいものを残せるよう、力を尽くしていけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


自分で考え決めること

2011年4月 7日

こんにちは。カグヤの宮前です。

今回の原発事故の影響で、
カグヤのクルーや家族、友人等、様々な人と話したり、
沢山の関連情報を収集する日々が続いています。

そんな中、どちらかというと世間より危機感を持った慎重な私の意見に対し、
「そこまでの必要ないでしょ」とか「あんまり煽らないように」や
「疑ったらきりがない」等、言われ・・・

自分との温度差に、心が傷つくこともありました。

しかしこれは、あまりにも政府や一般的なニュースの言っていることと、
ギャップがあるからだろうとも思います。

私は、テレビの情報だけでは、
言葉や数値の表現も分かりづらく、
知りたいと思うことをなかなか知ることができず、

話し方を見ても、どこか歯切れが悪く曖昧で、
一体何を守るために情報発信をしているのかと、不安になりました。

もっと、国民が知りたい情報を、タイムリーに、
子どもでも分かりやすく、正直に伝えてもらいたいと切に願います。

そうでないと、適切な判断をするのは難しく、

本当の情報を取りに行ける環境にある人ならまだしも、
それができない子どもや老人、被災地の方々等は、あまりにもかわいそうです。

また、情報を受け取る側も注意して、

主張の違う2者がいれば、
どちらが本当のことを言っているのか等、
自分で調べることも必要だと感じます。

それが、命に関わることなら、なおさらだと思います。

自分で考え決めることは、面倒ですし、
人のせいにはできないので、大変だということも確かにあると思いますが、

今回問題になっている原発についても、
専門家と言われる人の主張を鵜呑みにして、容認してきたことも、
問題のひとつにあると思うのです。

もう二度と同じような災害で、犠牲者を出さぬようにと、
生きている私たちが、心に決めることが大事だと思います。

命に関わることを人任せにしてしまうことは、本当こわいことです。

勿論カグヤでも、
様々な場面で、自分で考え判断し、決めないといけない場面が多くあります。

私は、何より命を大切にして、
人任せでなく、未来の子ども達を守れるよう、強くありたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


大切にしたいもの

2011年4月15日

こんにちは。カグヤの宮前です。

春は、出逢いや別れの季節ですが、
カグヤにも4月から新入社員が1名入りました。

実は、2名入社の予定でしたが、1名は内定辞退という形となりました。

半年ほどインターンに来られていたこともあり、寂しくもありますが、
大きく考えたら、良いことだったと感じます。

彼女は、今回の震災によって、
自分が今、何を大切にしているのかが、明確になったといいます。

そして、今までは、自分の意見や意思を表すことはなかったが、
カグヤに出逢い、カグヤで過ごせたから、
自分の気持ちを正直に伝えられたといいます。

私は、少し残念な気持ちもありましたが、
彼女がこの半年間、一生懸命インターンとして働き、
カグヤで大切なことを学んで辞められたことを感じ、嬉しくもありました。

そして、必要な我慢は勿論あると思いますが、
自分が何より大切にしたい価値観や信念を曲げるような我慢は、
望ましくないと感じます。

自分の人生は自分で決められるもので、誰も代わりにはしてくれません。

何を優先させ、守りたいかを自分自身で追求し、
後悔のない人生をおくることは、大切だと思います。

私自身、カグヤへ入社を決める前に、
社長面接で「納得する就職活動」を促されたことが、今でもとても印象深く、

その時に自分で動いて決めたことが、ずっと心の支えにもなっています。

彼女も、就職前にその経験をし、
今後社会に出てからもきっと役立つ「自分の軸」を手に入れたのではないかと思います。

カグヤへの入社はなかったものの、
「見守る保育への想いを諦めたり辞めたりしたわけではなく、
 今後もその想いを温めておく。」といい・・・

場所は違えど、同じ気持ちであることは、大変心強いことです。

同じく自分で決めて入社した強力な新入社員も増え、
これからが楽しみでもありますが、

私も、自分の心の声を聞き逃さず、大切なものを見失わないよう、
流されずにやっていきたいと感じます。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


安全基地

2011年4月25日

こんにちは。カグヤの宮前です。

先日、お客様である保育園の新園舎完成に伴い、
藤森先生の講演会がありましたので、
クルー一同で、参加致しました。

藤森先生のお話は、やはり理に適ったものばかりで、
自分の刷り込みにも気づかされ、

やはりこの世には、沢山の価値観や役割が存在し、
各々の違いを活かしあうことが大事であり、
また、幸せであるのだと改めて感じました。

また、藤森先生のお話しの中で、

子どもに対する親の役割について、
親は、子どもの「安全基地」である必要がある。
というものがありました。

それは、子どもを信じるということで、

決して「子どもの言うことに嘘がない」と信じることではなく、
嘘をついていても、「何か事情があるのかな」等と、
その嘘を含め、子どもの存在を丸ごと信じる。
ということでした。

これは、幼少期だけでなく、
大人になってもこの「安全基地」があるかないかで、
心の安定感に随分影響があるのを感じます。

私自身、大きくなってからも、親の存在のおかげで、
これまで様々なことにチャレンジできたのも事実です。

そしてまた、このことについては、
親子の関係だけでなくても、存在し得ると思います。

現在は、不安の多い社会だとも言われますが、

自分も少しでも「安全基地」のような存在になれるよう、
愛情を周囲に注ぎ、「見守る」の実践を積み重ねていけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「繋がり」

2011年5月 9日

こんにちは。カグヤの宮前です。

東日本大震災からもうすぐ2ヶ月が経過します。

震災以来、原発事故による放射能情報も沢山入手し、
以前より飲食物について、気にするようになり、
社内で自炊することもありますが・・・

食材の産地を確認したり、玄米を食べたり、
なるべく外食を控えたりと、極力気を付けてはいるものの、
絶対安心かと言われると、それはとても難しい問題です。

やはり、生態系は繋がっており、地球は一つなのだと感じます。

私たちはその中の一部として存在しているため、
勿論、その影響は免れないと思います。

実際、私の住む東京でも、風向きや雨の状況によっては、
空気中や水道水から、高い放射能数値が検出されてますし、

魚、野菜、肉等の食べ物についても
食物連鎖の上で、成り立っているため、
病気や死にまでの影響があるかどうかは別としても、
多かれ少なかれ、健康被害があるのは当然だと思います。

そして、環境の影響については、
実際の海や空気に境があるわけでもないので、
国境に関係なく、影響を受けるものです。

今回皮肉にも、放射能被害で繋がりを実感することとなりましたが、
きっと逆に、よい流れも同じように、
世界規模で影響が起こせるのものだと感じています。

今こそ皆で、自分の生き方や価値観を見直し、
今の人間だけの利益や快適さを求める暮らしでなく、
先のことを考え、自然や他の生き物とも共生できるような、
未来に繋がる優しい暮らしを目指していけたらと強く感じます。
              
                       環境コーディネーター
                       宮前 奈々子


「100万人のゴミ拾い」

2011年5月16日

こんにちは。カグヤの宮前です。

今年もGWが終わりましたが、

5/3「憲法記念日」を、「ゴミ(護美)の日」とし、
「美しさを護る日」をスローガンに、
毎年、全国各地でゴミ拾いの活動があるということで・・・

 ■100万人のゴミ拾い
  http://www.gominohi.jp/index.html#section1

当日、偶然にもこの活動を知った私は、
なんだかおもしろそうなので、母親を誘い、
近所のゴミ拾いを行いました。

一番多かったゴミは、タバコの吸い殻。

母と2人で、1時間程度のゴミ拾いでしたが、
200本以上は、拾ったのではと思います。

ゴミの多さもですが、
その数の分だけ捨てる人がいるのかと思うと、正直驚きます。

実際、ゴミ拾いをしてみて、
街もきれいになり、気持ちもすがすがしくなり、
やって良かったと感じるものの、

つくづく「ゴミ」については、
考えさせられることが多くあります。

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ゴミ拾いは勿論大事ですが、
ゴミを捨てる人がいる限り、ゴミ拾いが続くのかと思うと、

やはり、目指すのは、ゴミを捨てる人がいなくなること。

人間のモラル向上のためにも、教育の重要性をますます感じます。

私は教師ではありませんが、
きっと、子ども達に伝えたり、残せるものがあると思います。

私自身、自分さえ良ければいい等という気持ちに注意し、

仕事を含め、自分の生き方を通して、
子ども達に少しでもよい影響を与えられたらと思います。

                        環境コーディネーター
                        宮前 奈々子


「変化」

2011年5月24日

こんにちは。カグヤの宮前です。
近頃、自分の役割や気持ちに対して、変化を感じます。
これまでは迷惑をかけないようにと、「自分の仕事」をきちんと遂行することに
意識がありましたが、最近は「自分の仕事」というより「会社の仕事」という意識に変わり、
社内の体制を整えることや、会社(チーム)として、最大限の力を発揮するには等、
全体的なところに目を向けるようになってきました。

これまでも勿論、意識はしてましたが、「自分がやる」というよりは、「皆でやる」という
気持ちが強く、度々話し合いを行っても、責任が曖昧なまま進み、結果、優先されるのは、
目の前の仕事だったように感じます。
「やるのは自分」と、気持ちが固まってきてからは、ある種の迷いが消え、
目指す体制や働き方に向けて「行動するのみ」と、前向きな気持ちへと変化を感じます。

先日ちょうど社長からも、「実務者の目線では全体像を見て、管理するのは難しいのでは?」
と話しがあり私は、それを実現するためにも、実務に忙殺されないよう社内業務を工夫して、
管理の一元化を図ったり、自分がやっている実務について他の人ができるようにすること等が
求められ、これまでやってきたことや考え方に固執せず手放すことも必要だと感じています。
仕事も人生も、トントン拍子とはいきませんが、そこに、楽しさがあるのだと思います。

これからも、できないことに落ち込んだり、あきらめたりするのではなく、
どうしたらできるのかと、建設的に考えて、数々の変化を柔軟に受け入れ、
乗り越えていきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「全体最適化」

2011年6月 3日

こんにちは。カグヤの宮前です。
前回、社内業務を工夫していきたいという話しに触れましたが、
全体像が見えずに働いていると、個人プレー等の自己満足的な仕事となり、
結果、会社のためになっていないということがよくあります。

以前は、自分が100%、120%の力が出すことが、会社のためになると思っていましたが、
最近では、チームとしていかに効果の高い仕事をするか、そもそも何のために働いているのか等、
考えることが増え、そちらの方が、会社にとって必要なのだと感じるようになりました。

これは、ごく簡単な算数と同じで、例えば、自分ひとりが100%の力を出すよりも、
周囲の人の力を100%引き出す方が、結果として、大きな仕事ができるのが明らかだからです。

やはり、自分のチームメンバーが100%の力を発揮しやすくできるよう、
そこに対して常に気を配り、見守り続けていくことが必要となり最終的に、会社の「全体最適化」に
繋がるのだと感じます。

自分が活躍することや、自分のパフォーマンスにこだわる等、優秀なプレーヤータイプの人は、
なかなか受け入れられない考えかもしれませんが、私は、幸いその部分があまり優秀でないためか・・・(笑)

やはり、自分個人の成果に固執したまま、全体最適化という機能を果たせず、
チーム(会社)としてのパフォーマンスが低くなるのは、避けたいと感じます。

そしてこの思考は、カグヤ社内全体におけるクルー個人においてもですが、社会全体における
カグヤの存在においても、同じことだと思います。

カグヤという会社がいくら「社会貢献」と頑張っていても、それが自己満足で、もし社会全体の
ためになっていないのであれば、やはり存在意義はないと感じます。

最近は、社内の管理システムについても検討中なので「木を見て森を見ず」のことわざにも通じますが、
全体にとって効果が高い環境が作り出せるよう、意識を持って取り組みたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「どんな時も理念から」

2011年6月13日

こんにちは。カグヤの宮前です。
先日、以前勤めていた会社の同期の結婚式に出席し、
久しぶりに、当時の仲間たちに再会しました。

そんな中、「今何をしてるの?」と、よくある質問をされたのですが、
ついつい、「保育コンサルの会社で、主に内勤全般かな。」と答えてしまい、
とっさだったとはいえ、本当に自分が伝えたかった、仕事内容や働き方について、
到底伝わるはずもない答え方をしてしまったと、残念な気持ちになりました。

仕事について話す時、職種を話すと、なんとなくイメージもしやすく、
楽に伝わるような気がしていましたが、本当に伝えたいことは、
むしろそんなことよりも、会社や「見守る」ことの価値であり事実、
それが伝わった時は、自分も嬉しい気持ちになります。

私は、何かを説明するのがあまり得意ではありませんが、
やはりこのような質問に対してしっかり理念から答えられる自分で
ありたいと感じました。

理念を大切にしている以上、仕事だけでなく、日々どんな時であっても、
理念からの発言、行動が自然とできるようにしっかり言葉にする訓練や、
コミュニケーションをあきらめないこと等、実践していけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「余裕」

2011年6月22日

こんにちは。カグヤの宮前です。
余裕を持つことの大切さは、以前からも感じていましたが、
最近特に考えさせられる出来事がありました。
社内の「ネムノキ」が枯れてしまったのです。

最近は、自分自身余裕がなく、社内の植物を気にかけることが、
以前より極端に減りました。
そんなこともあってか、その変化に気付けていなかったのです。

葉が乾燥し、うなだれている姿は、なんとも悲しいものでした。

植物が枯れてしまうことにも気付けなかった私は、
一体、何を大切にして働いているのかと反省しました。

今回植物を通して、改めて大切なことに気付かせて頂きましたが、
きっと、子育て含め、家族や大切な人に対しても同じようなことが
言えるのだと思います。

目の前の仕事も勿論大切ですが、きちんと何のための仕事なのかと
大切なものを見失わない仕事にしていないと、取り返しのつかないことに
なるのだと感じます。

全ての葉を落とし、生き返るのは難しいかもしれませんが、
毎日気にかけて、復活を信じたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「伝わる喜び」

2011年7月 1日

こんにちは。宮前です。
最近、働きやすい環境をつくるために、カグヤの価値を表現する
ためにとの動きから、私自身、色々な会社の方とお会いする
機会が増えました。


そんな中、社内にお客様がいらっしゃる際に、実際の仕事の話しだけでなく、
社内の様々な取り組みについて話しをすればする程、
会社のことを理解して頂けるものだと、実感しました。


先日は若い女性のお客様で、食べ物や体の話しに関心が高いことも
あってか、会社の取り組みについて、沢山質問がありました。


例えばカグヤでは、飲食物や、生活用品に対し意識を持ち、
玄米や、生豆から自分で焙っていれる「焙りたてコーヒ-」、
無添加のシャンプー、歯磨き粉、洗剤etc・・・選ぶようにしており、
それに対し、会社からも「ロハス手当制度」として手間がかかっても、
環境や子どもに良いという理由で行動するクルーへ半額補助等の
援助があります。


そんな会社の制度も含め、私自身も、「自分は勿論、子どもや環境にも
良いものだし、自分たちは一人で生きているわけではないので、
そこに無関心にならず、先々に悪影響のあるものは使わないよう行動したい。


ましてや女性なら出産するかもしれないので、なおさら良いですよ!」
とお伝えしたところ、お客様は驚きと共に共感して頂けたようで、
「これまであまり意識していなかったけどもっと、自分の体や食べ物や生活等、
見直していきたい」とおっしゃられ早速、商談でお出しした「焙りたてコーヒー」
についても、自分でも始めてみたいということで、購入サイトのご案内を致しました。


社内にいても、直接的に理念を伝えることもできるのだと実感し、
ますます仕事や私生活に関係なく、自分の関わる人達に自分の想い、
カグヤの想いを伝えたいと感じました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「会話から生まれる幸せ」

2011年7月12日

こんにちは。宮前です。
先日、保育環境セミナー用として、ハーブティーを購入致しました。

こちらの商品は、体にも環境にも良く、癒し効果も高いもので、
以前からカグヤ社内でも愛飲しているものです。

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インターネットや電話購入もできたのですが、前に偶然店舗に入り、
その時、色々とお話しをしながら購入したこともあり今回も、休日に直接店舗へ
足を運び、購入してきました。


お店の方と店内で久しぶりにお話しをしたのですが、話しの流れで今、
会社でもハーブを育てている話しをしたところ・・・
「でしたら、購入したハーブの種をお渡しするので、是非育ててみて下さい。」
ということで、その種を頂いたのです。


ちょっとした会話から生まれた、まさかの頂き物に、驚きと喜びを感じました。
そして、頂き物以上に、このような繋がりを大変嬉しく感じます。


最近は昔に比べると、会話をせずに買い物ができる時代で、様々なものが
「セルフ」となったり、人との会話を面倒に思う人が増えているのも事実だと
思います。

しかし、人と会話をせずに生活している無縁社会では幸せを生い出すことは
難しく、やはり人は関わりの中から幸せを感じるものだと感じます。


そう考えると、できるだけ人とのコミュニケーションを積極的に持ち、
人生をより豊かに、幸せにしていけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「セミナー運営」

2011年7月22日

 こんにちは。宮前です。
先日、今年度初のギビングツリー主催セミナー
「第26回保育環境セミナー」が、無事終了致しました。


私もGT事務局として、セミナー運営に携わらせて頂いたのですが、
カグヤクルー内で、事前にそもそもの目的や役割、事務局として、
カグヤとして、どのように関わることが望ましいことか等、
改めて皆で話し合いの場を設けたこともあり・・・


参加者の方々が安心して学べるような環境づくりを皆で心掛け、
クルー間でも協力し合えたと感じています。


また、普段はあまり関わりを持てない現場の先生方にお会いでき、
緊張しながらも、大変貴重な時間を共有することができました。


真剣に話しを聞きメモを取って、懸命に学ぶ姿。
懇親会での各園からの感想や、セミナー後のアンケートからは、
藤森先生をはじめGTの仲間や参加者同士の中から勇気を得て、
自分の現場へ持ち帰って、頑張ろうとやる気に満ちている姿。


また、体調が悪い中「自分が園の代表として一人で来ているので」と、
自分の役割を最後まで果たそうと、気を張ってやり抜かれたプロ意識の
高い先生etc・・・先生方の沢山の「本気」に触れ、大変刺激を受けました。


自分のことを考えると、私にとって今の現場はやはり「カグヤ」であり、
クルーが各々ありのままの姿」を発揮し、互いにそれを尊重し、
見守り合って、組織として更なる力を発揮できるよう、環境づくりをする
ことだと考えています。


私自身も今回のセミナーで皆様から頂いた「勇気」を、自分の現場で存分に
活かしていきたいと感じます。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「環境づくり」

2011年8月 2日

こんにちは。宮前です。
私はカグヤで、「環境コーディネーター」という役割を担い、
仕事をしています。


「環境」というと、幅が広すぎて、自分でもまだ理解しきれていないのが
正直なところですが・・・

自分が取り組む仕事はどんなことでも、より良い環境へと繋がるためのものに
したいと感じています。


その中で、クルーの自律を促せるような環境づくりも、大切にしています。


先日、業務フローの見直しや、管理するためのチェック表を作成する中でも、
「自分が管理をする」という視点から、「皆が自主的・主体的に取り組め、
自己管理をしやすいような環境をつくる」と視点を変え取り組んだところ・・・
ひとつの書類づくりが、大変意味深いものへと、自分の中で変化したのを感じます。


どんな仕事でも、本来の目的や意味を考え、そこから取り組めば、
とても価値のある仕事になるのだと思います。


目の前の仕事に対して、価値をつくるのは自分次第。
日々の仕事を、丁寧に行っていきたいと改めて感じました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「同じ目標を持つこと」

2011年8月11日

こんにちは。宮前です。
カグヤでは6月から、初めて派遣社員の方を迎え、
一緒に仕事をしています。


主に経理業務をして頂いているのですが彼女は、様々な会社での
経験を持たれていることもあり、カグヤに対して、経理業務以外にも、
課題や改善点等、色々と発信して頂くことも多いです。


そんな中、せっかくなので、先日2人で打ち合わせの時間を設け、
会社の課題に向けて、共に目標や期間を決め、取り組むことにしました。


私たちが決めたことは、お客様が安心できる内部体制を築くこと。
そのために、情報共有化のシステムづくりや、サポート体制の見直し等、
進めている最中です。


今回、「安心内部体制」いう同じ目標持てたことで、それに関わる会話も増え、
以前より一緒に働いている意識が高まるのを感じます。


雇用形態や立場に関係なく、同じ目標を持ち、対等な気持ちで
取り組むことの素晴らしさを実感してますので、今後もこの気持ちを
維持しつつ、目標達成のため、共に頑張っていこうと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「自転車」

2011年8月25日

こんにちは。宮前です。
1年半程前に自転車を購入し、休日近所を移動する時に乗ったりしているのですが、

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実はこの自転車・・・
市販ではなく、知り合いの方に、古い自転車をリサイクルしてつくって頂いたものになります。

皆さんも、放置自転車や、その撤去保管場所を見たことがあると思いますが、


保管期限が過ぎ、所有者不明となった大量の自転車が破棄処分されてしまうのは、
本当にもったいない・・・という気持ちになります。

私がつくって頂いた自転車は、そのような、やむなく処分されてしまう自転車を基礎として、
サドルやタイヤ等、カスタマイズされた手作りのもので、世界にひとつだけのオリジナルという
嬉しさは勿論のこと、ゴミとなってしまうはずのものが、作り手が心をこめて作って下さったことで、
また新しく素晴らしいものへと生まれ変わるということに対して、本当に嬉しさを感じます。

数年前から、日本でも自転車が再注目されていますが・・・
このようなリサイクル自転車は、物を大切に使おうという、昔の日本的な素晴らしい考え方も含まれ、
沢山の幸せな気持ちを与えてくれる上に、まさに、環境へも負担が少なく、健康へも良いということで、
私たちのライフスタイルをより豊かにしてくれる可能性が大きいと感じます。

私自身、今は、近所でしか自転車に乗っていないので、そろそろ遠出等してみて、
ますます楽しんでいけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「良いものにする力」

2011年9月 5日

こんにちは。宮前です。
先日、中学校の同窓会に参加しました。


卒業以来、初めてのことだったため、約20年ぶりの再会となる人も多数いて、
懐かしい話が沢山飛び交っていたのですが、その中の一人に、子どもの頃貧しい
思いをしていたが、今は、夢だった一軒家に住んでいるという人がいました。


当時彼は、私たちの時代でいうヤンキーのようなかんじでしたが、今では父親となり、
子どもに同じような辛い気持ちはさせまいと、自分の夢でもあった一軒家を
購入したということで・・・なんだか、とても立派に見えました。


それは一軒家を購入したということよりも、過去の辛い経験を、自分の力で幸せな
今へと繋げていることが、何より立派なことだと感じます。


よくよく自分の人生を振り返っても・・・
逆境や問題、障害等は、決して悪いことではなく、自分を強くしてくれていたと感じます。


結局、過去の嫌な経験や環境があったとしても、長い目で見たら、今の幸せに
繋がっているものです。


そう考えると、何か最悪だと思えることが起きても、「悪いことが起きているのは、
良くなるため」と気持ちを切り替え、まずその「今」を受け入れ、意味をしっかり考え、
乗り越えていくことが大切で、それも人生の醍醐味のひとつでは、とさえ感じます。


やはり、人生をより良いものへとするためにも、「今」を一生懸命生きて、
積み重ねていきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「実践に勝るものなし」

2011年9月14日

こんにちは。宮前です。
先日、ギビングツリー主催の「第27回保育環境セミナー」が、
無事終了致しました。


今回もGT事務局として、セミナー運営に携わらせて頂きましたが、
セミナー中の落ち着いた時間に合間を見て、会場内で参加者と一緒に、
講演内容等聴くことができました。


その中で、セミナー1日目に行われる見守る保育を実践している園からの
「実践発表」があるのですが、こちらを初めて聴かせて頂き、現場の先生方の仲間や
子ども達を想う強い気持ち、苦労、喜び、一生懸命さがひしひしと伝わってきて、
大変感動しました。


そして、なぜこんなにも感動したのかというと・・・
それらの発表内容は、机上の空論でも、どこかで得た知識でもなく、
嘘偽りのない「実践」そのものだったからだと感じています。
やはり「実践に勝るものなし」と感じた瞬間でした。


また、発表後に、「今回無事に発表ができたのは、仲間のおかげです。」と、
涙声でお礼を伝える先生もいらっしゃり、チームワークの素晴らしさや仲間を
思いやる気持ち等、まさに実践を通して、その場で教えて頂いたように感じます。


今回のセミナーで、普段関わりの少ない、保育現場の先生方の想いや実践を感じる
ことができたり、「見守るほいく」の素晴らしさや環境設定の大切さについても改めて
感じることができ、私自身、非常に学びの多い時間になりました。


それと同時に、カグヤの役割や可能性も大きなものだと感じましたので、
自身の仕事現場でも「実践」を重んじていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「人生戦略」

2011年9月27日

こんにちは。宮前です。
以前から、仕事や人生に対し、「戦略」を立て実行することの大切さを耳にしていましたが、
「戦略」と聞くと、どこか打算的な印象や苦手意識もあり、自分にはあまり必要ないと、
避けている面がありました。


しかし最近、自分の中で「挑戦」がテーマになっていることもあり、
自身の可能性をより大きく広げるためにも、「人生戦略書」を作成することに決めました!

こちらは、今春に社内研修をして頂いた、藤堂昌恒様の個別指導のもと進めておりますが、
最初の面談で、「人生戦略や生き方を決めると、自分の優先順位が見えてくるので、
いちいち周囲の言動や事象等に左右されなくてすむ」とお話頂き、
より強い自分になるためにも、戦略を立てる必要性を感じました。


また社長からも、「戦略とは戦いを略す。つまりは戦わない道である」と
お言葉を頂き、最もシンプルで、無駄のないこの「戦略」こそ、
自分の目指す生き方と共通するものであり、「戦略」に対して、前向きな捉え方が
できるようになりました。


他にも、肯定的な考え方・見方の大切さや、自分の信じる心が、
そのまま人生に表れることetc・・・


初回面談で、沢山のことを教えて頂き、正直、終了直後は情報が多すぎて、
消化しきれずにいたものの、時間が経ち振り返る程に、人生戦略の価値の高さを感じ、
自分と向き合うことに対しての幸福感も、じわじわと味わっています。


まだ始まったばかりで、今後どんな変化が起きるかナゾですが、それだけに先が楽しみです!

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「見守るほいく」と「自然農」

2011年10月 6日

こんにちは。宮前です。

先日、自然農を学びに、川口由一先生が指導する
「赤目自然農塾」に参加してきました。


川口先生は、長年農業に従事し、農薬による薬害で体を壊して以来、
「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない」を掲げ、
自分なりの自然農法を確立されたそうです。


農業経験のない私には、その大変さや苦労は本当の意味で分かってないと
思いますが、それでもやはり、環境・健康を保全し、敵として排除するのでなく、
味方としていくこの考えに、強く魅かれます。


そもそも私は、環境問題に対して何とかできないかという気持ちから、
自分の労力・時間をその改善のために使いたいと、転職活動を行い、
今働いている「カグヤ」に辿り着きました。


一見「保育」と「環境」は別物のように見えますが・・・


環境問題は、人間が招いていることがほとんどで、
保育(教育)が変われば、環境問題も解決するのではと感じています。


そして「見守るほいく」で育った子どもたちは、
きっと自分らしくありのままで生き、自分を愛し周囲を受け容れ、
互いに尊重し合う社会を築くのではと期待します。


また、当然それは人間同士に限らず、自然との関係においても、
人間都合ではない「調和」の道を選ぶのではと感じています。


人も自然も、ありのままが大切で、互いに活かし合うためにも多様である
必要があり、それを何かの都合で人間が操作するということは、
不自然で無理のある未来へと繋がり、大変危険なことだと思います。


そんなわけで、「見守るほいく」と「自然農」には、共通するものを感じ、
現代の様々な課題に対しての答えも、これらに秘められているように感じます。


実際、今回の自然農塾では、あまりの暑さに体がついていけず、
早くも、自然は思いどおりにならないことに気付かされましたが・・・


今後も沢山のことを、自然から学んでいけたらと思います。


そして、人間都合、大人都合、自分都合にならない日々の実践から、
社会を持続可能なものへと変えていきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ドイツ研修に向けて」

2011年10月18日

 こんにちは、宮前です。
今週末から1週間「ドイツ保育環境視察ツアー」に参加することになりました。


このツアーは、ギビングツリーの藤森代表と共に、現地の園を視察できるため、
大変貴重で充実した研修であろうと、とてもワクワクしているのですが・・・


更に、見守る保育を実践されている、全国の保育園や関係者の方々とも
ご一緒できるので、普段、内勤の私にとっては、日本の保育や環境について等、
色々と現場の生の声をお聞きできるチャンスでもあり、とても楽しみです。


今年は、社内のバランスを見て、カグヤからは1名参加できることとなり、
誰が参加するのかを社内の皆で、じっくりと話し合った結果・・・


今年の会社テーマである「リブランディング」やタイミング等の
判断から、今回は、私が参加する機会を頂くことになったのですが、
正直最初は、嬉しい気持ちと不安な気持ちが混ざっていました。


なぜかというと、私は内勤ということもあり、保育現場を見たり、
先生から直接現場のお話しを聞くこともほぼないので、お客様と直結している
現場コンサルが参加する方が、会社として持ち帰れる量も多く、
すぐにお客様へと還元されて良いのではと感じていたからです。


しかし、その不安要素を皆へ伝えたところ、
少しでも現場側での問題意識も共有した上で、
私でも不安なく参加でき、会社への収穫も大きなものにしていこうという
流れになり、毎朝、クルー内で打合せの時間を設け、各々がドイツで確認したい
事項について挙げ、その理由や背景について等、皆で話し共有し、
準備をしている最中です。


おかげさまで、話しを深め情報収集をする程に、日本の現状や課題を知ることもでき、
実際私自身、保育への関心や問題意識がぐっと高まり、ますます参加が
楽しみになってきました。


今回研修に参加するにあたり、皆で共に事前準備を行い学ぶことによって、
参加者だけの研修ではなく、皆で一緒に研修へ参加しているような気持ちになり、
とても心強く、研修内容とは別に、とても大事なことを学んでいるような気がしています。


今回、皆と近づけた問題意識は勿論のこと、自分ならではの視点も忘れず、
「見守るほいく」をもっと広げていけるよう、世界標準の保育から少しでも多くのことを
吸収してきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「強み」

2011年10月27日

こんにちは。宮前です。
以前お伝えしていますが、現在「人生戦略」を立てている最中です。


それに伴い、前回の藤堂様との面談の中で、「自分の興味を明確にする上でも、
自分の強みを意識するとよい。」という話しがありました。


そこで、自分でいくつか強みを挙げてみたものの、いまいち思い浮かばず、
「自分の強みについて聞ける人がいるなら、その人に聞く方が、
自分で思っているより本質をついているものだよ。」と助言を頂き・・・
せっかくの機会なので、両親に趣旨を伝え、自分の強みを聞いてみました。


すると両親は2人で相談して、数日後、強みに対して、A4サイズ2枚に
まとめてくれました。
その内容が、自分では思い浮かばなかったこともあり、大変興味深く、また素直に
嬉しい気持ちになりました。


よくよく考えると、こんなことでもない限り、今更自分から強みを聞いたり、
親からストレートに伝えてもらうこともなかなかないわけで、人生戦略を立てる中で、
思いがけず素敵なプレゼントをもらったような気持ちです。


また、そこには、私特有の才能や性格からなる強みの他に、
「環境からなる強み」として、友人についても書かれていました。


「次のような3人の友人をもつことは、大きな強みと考えられる。」ということで、
・直言してくれる人
・物事、秩序など教えてくれる人
・心を癒してくれる人
とあり、「自分自身も、友人にとってそのような存在になっているのか自問し、
自分と付き合うことで、友人の強みが増すような存在になるように。」
とのメッセージもありました。


更には、父からの言葉に、「友人ではないが、幼児期にこれを全てやってくれた人は、
母親だ」ともありました。


両親については、あまりに身近な存在すぎて、普段意識していませんでしたが、
今回のようにこちらが求めた時には、いつもしっかりと応えてくれ・・・


今の自分があるのは、両親から長い間にわたって見守られ続けた結果であると
改めて感じ、そんな両親に対して、ますます尊敬、感謝の気持ちが増しました。


自分が本当に恵まれていることを、十分に受け止めて、
両親は勿論のこと、周囲へプラスの存在となってお返ししたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「関係性は築くもの」

2011年11月 8日

こんにちは。宮前です。
カグヤでは、毎週月曜日に、近くの花屋さんからお花を届けて頂き、
各々の花瓶に、お花の名前や花言葉を添えて、社内に飾っています。

今回、その花屋の店長が、異動するとのことで、最終日に、手づくり玄米クッキーと、
ドイツのお土産(ちょうどドイツ研修から帰国したばかりだったので)を持って、
社長と共に、花屋へご挨拶に行きました。


彼女には、3年近くお世話になりましたが、カグヤの理念にも共感頂けていたのか、
何か相談や依頼をしても大変協力的で、色々と助けて頂くことも多く、
離れてしまうのは、とても寂しく残念です。


そしてそんなお別れの挨拶をして、1時間ほど経過した頃・・・
今度はその店長がカグヤへ来られ、「あるもので作ってきました!」・・・と、
ご自分で作ったお正月用のお飾りを、届けて下さいました。

このお飾り自体も、大変素敵なもので、感動しましたが、
このような互いのお礼の気持ちの通い合いに、大変温かな気持ちになりました。


最初にお花を発注した頃は、こんな関係性になるとは想像もしておらず、
不思議なものですが、関係性とは、やはり急に良くなるものではなく、
積み重ね築いていくものだと感じます。


どんな関係性を築けるかは、自分達の関わり次第。
毎年お正月にこのお飾りを目にする度に、店長のことや、今日感じた大切な
気持ちを思い出させてくれるような気がします。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ドイツ研修」

2011年11月17日

こんにちは。宮前です。
先日のブログでもお伝えのとおり先月末に、ドイツの保育園・幼稚園視察研修へ
参加致しました。

初めてのドイツでしたが現地では、先生が子どもの「真の自立」を目指して
いたと感じます。


例えば、コップにジュースを注ぐ際、自分ではできない子どもに対しても、
先生が代わりに注ぐのではなく、その子の手を持ち、自分で注がせるのです。


そのように、何か問題が起きても大人がすぐに手を出し解決してあげるのでなく、
将来的に子どもたち自身が解決できるよう、関わっているのが印象的でした。


最近の日本では、子どもに対して、危険なものを取り除いてあげたり、失敗させないように
子どもを守る?という、どこか過保護・過干渉気味な姿が多いように感じますが本来、
どちらが子どもを守ることに繋がるのかと考えると、答えは明白だと思います。


ドイツで見た子どもへの関わりは、子どもの可能性を信じ、自立を願うからこそできる
のだと感じます。


そんなドイツの「見守る保育」の現場から、自身の課題や関わりについても、
もっと先を見据えていく意識や言動、信じる気持ちが必要だと感じました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ドイツ研修2」

2011年11月29日

こんにちは。宮前です。
今回も引き続き「ドイツ研修」のお話しです。


視察4日目に、予定変更で、ドイツの「森の幼稚園」を視察することになりました。
その園は、森の中に存在するのですが、囲われた敷地や園舎はなく、
(収納や悪天候時の避難スペースとなる小屋はありました)勿論、遊具や玩具も
既製品ではなく、自然の恵みによる手作りです。

草花、枯葉、木の実、小枝、丸太、土、木や根っ子・・・森にある全てが遊び道具となり、
遊び場となり、子どもたちは創造力を膨らませて、様々な遊びをしていました。


このような大自然で五感を使い、のびのびと遊んでいるため、「文字」「数」等の学習の場はないのだろうと、勝手に思い込んでいたのですが、他の園にある「文字」「数」「科学」等を遊びの中から体験できる「学びの部屋」と同じように、場所こそ森の中ですが、しっかりと「文字」や「数」を学べる環境が
ありました。


また「数」を学ぶ際にも、テキスト等ではなく、森に実在する松ぼっくりを使うあたりが、
子どもにとっては、興味関心も高くなり五感も冴え、より効果が高いのではと思いました。

森の幼稚園の視察では、驚きや発見が沢山あり、「幼稚園なら、園舎や園庭が必要」
「おもちゃがないと遊べない」という考えは、大人が考える「刷り込み」なのでは、と感じます。


会社に置き換えて言えば・・・もしかすると、事務所がなくても本来の目的を達成できる場合や、
既存のスタイルではない方が、効果が上がる等、色々と考えられると思います。


そんな風に、今自分があたりまえだと思っている考え方を、一度疑ってみると、
可能性が大きく広がるような気がし、なんだかおもしろくなってきました。
「本来、何が目的なのか?」と、本質的に考えていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ドイツ研修3」

2011年12月 8日

こんにちは。宮前です。
前回から引き続きドイツ研修についてですが、今回は、お土産での交流についてです。

毎年、参加者が事前に手分けして、日本からお土産を用意するということで、カグヤからは
「日本らしさ」を大切に、江戸時代から300年続く老舗の伝統的な爪楊枝と、
(http://www.saruya.co.jp/)抹茶セットをお渡ししました。

抹茶は実際に点てて飲んで頂き、おもてなしを楽しみましたが、子どもたちも興味津々で
どんどんと集まり、より親交が深まったように感じます。

またドイツの子どもたちからも、手作りの製作物や松ぼっくり等、お土産に頂き、
とても嬉しく、温かな気持ちになりました。


これはどこの園でも感じましたが、お土産には、場が和んだり、互いの距離が近くなるような
効果がありました。


やはり「もの」自体というより、それに込めた「心」を感じるので、喜びが一層増すのだと感じます。


ドイツに限らず、日本でのお土産や贈り物等も同様に、相手のためにと、心を込める程に、
交流が深まり豊かさが増すように感じます。


そんな「心の通い合い」を大切にしたいと、改めて感じました。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ドイツ研修4」

2011年12月19日

こんにちは。宮前です。

これまで3回にわたってドイツ研修で気付きをお伝えしてましたが、
今回で最後とします。

数々の気づきの中でも、研修を通しての一番の収穫は、
沢山の「優しい心」に触れたことです。

視察先の園では、沢山の手作り料理や、子どもたちの歌声、お土産等・・・
心のこもったおもてなしや、歓迎をして頂き、とても温かな心を感じました。


そして、旅団長である藤森先生は、毎年ドイツへ視察しているためか、
初参加の私たち向けに、自由時間で有名なスポットへ案内して下さり、
楽しい時間を共有してくれました。


また、園見学や反省会に対しても「体調不良等あれば、自己判断で不参加でも大丈夫」と
全て強制ではないというお話しや、


空港の移動時も、一般のツアーのように皆でぞろぞろ歩くかんじではなく、
集合時間や場所を決め、各自自由に動けたり、


毎日の反省会でも、藤森先生が一方的に見解を説明するものではなく、学び合いのスタンスで、
学びを高め合えるような、言葉の投げかけをされていたりと、


全体を通して、まさに「過保護・過干渉」ではない、「見守る」を見せて頂きました。


また、今回研修直前に、世界文化社様に代わって、カグヤが初めて添乗業務等携わることが
決まり、急遽、副旅団長として、一緒に参加することとなった社長は、自分のことは後回しで、
藤森先生始め参加者にとってこの研修がより良いものになるようにと、準備段階から終始
その役割を全うするため動かれており、相手をおもいやる姿勢を、傍で見せて頂きました。


更には、一緒にツアーに参加した方々は、ほぼ初対面の方でしたが、皆優しく友好的な方ばかりで、
反省会の準備や参加者の誕生会等に対しても、色々と皆様自然に協力して下さいました。


特に、同室だった方とは、毎朝一緒にミュンヘン駅近くの公園をジョギングしたことも含め、
沢山の思いやりのある言葉、関わりをして頂き、かけがえのない時間を過ごさせて頂きました。


他にも、現地の通訳の方が、視察する園の基本情報や日本でのニュースを毎日プリントで
準備してくれたり、園の視察時は、私たちが沢山吸収できるようにと、自ら園長へ
質問を投げかけたり、研修合間のランチも、おいしい現地のお店に連れて行ってくれたりと、
色々な面で心配りをして頂きました。


そして、ドイツ研修の前から、同じ気持ちで準備をしてくれ、
安心して研修へと送り出してくれた、カグヤの仲間たちには、優しさと共に
心強さを感じました。

今回の研修ひとつで、他にもここではあげられない程の、沢山の優しさや、おもいやりに触れ、
相手の立場に立った言動は、これ程までに温かく幸せな気持ちになるものかと教えて頂きました。

このような関わりは、国も、性別も、年齢も関係なく、
まさに万国共通で、人を幸せにする大切なことだと感じます。

ドイツ研修での大切な気付きを忘れず、
自らのおもいやりの実践を通して、世界の平和へと繋げていきたいです。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「新しい手帳」

2012年1月 5日

あけましておめでとうございます。
宮前です。


一年の始まりということで、気持ちも新たにスタートされている方も
多いことと思います。


私自身、気持ちは勿論のことですが、毎日使っている「手帳」も、
先月後半から新しく切り替えています。


昨年の手帳は、同僚にプレゼントしてもらい、一昨年は、取引先に
年末の挨拶で頂いたものを使用していました。


更にそれ以前は、プライベート用の手帳しか使っていませんでしたので、
今回初めて、ビジネスシーンで使用する手帳を、自分で選んで購入しました。


以前は、予定を書きこむ程度で使っていた手帳も、今年は、せっかくなら
手帳で仕事の管理をしっかり行えるようにと考え、時間目盛の付いたものや、
TO DOリストが記入できるスペースのあるもの、手帳のサイズや、各欄の配置etc・・・
自分に使いやすいものを選ぶことができました。

そのおかげで、楽しい気持ちで予定管理を行えたり、
毎日時間を意識しながら仕事に取り組みやすくなっています。


また、昨年の手帳にあった、「今月・今週のテーマ」の欄も気に入ったので、
今年も、自分でスペース欄に書き込むように工夫し、
夢や目標へのモチベーションを維持しやすくしていけたらと思います。


今回、書き方のルールを少し設け、色々と手帳に書いて「見える化」してみると、
当然ながら、やることやテーマがしっかり見えるので、
とても安心した気持ちで仕事を進めることができるようになりました。
手帳の活用と共に、今年も素晴らしい一年にしていけたらと思います。


皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「一年のテーマ」

2012年1月17日

こんにちは。宮前です。
カグヤに入社してから、一年の始めに「今年のテーマ」を、
漢字一文字で決めています。


ちなみに、昨年は「楽」でした。


仕事も含めて人生に対し、ますます楽観的に、気楽に、楽しい気持ちを忘れずに、
新たなことにも挑戦しようと、という意味を込めて設定しました。


2012年は「続」でいきたいと思います。


自分の夢である「持続可能な社会」へ向かう力になるため、
今年は「持続」「継続」を意識し、日々の行動を大切にしたいと思います。


また、「積小為大」という言葉もありますが人も習慣によってつくられるものだと
思うので、よい習慣の種を沢山まき、育てていきたいと思っています。


実際、自分が習慣にしてみたいことを考えると、
山ほど出てきましたが・・・(笑)
欲張らず、自分のビジョンから考え、優先順位を立て、
気合や意気込みというよりは、続ける仕組みと共に、
着実に続けていけるように意識したいと思います。


この辺は、仕事でも同じことが言えそうですので、
プライベート・仕事と分けるのでなく、今年は習慣化する力を身に付け、
じっくりと取り組んでいけたらと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「10年日記」

2012年1月26日

こんにちは。宮前です。
前回お伝えのとおり、今年のテーマを「続」と掲げ、
早速お正月から、いくつか習慣にしたいことを始めています。


そのひとつは、日記。


実は、2005年から「10年日記」なるものをつけています。
こちらは1ページに10個の枠が設けられており、
1冊で10年分の日記が記せるというものです。


そのため、過去の自分や思い出に懐かしんだり、
少しだけ成長した自分を感じることができたり、
(成長してない自分も同じく感じますが・・・苦笑)
とても面白い1冊になっています。


これまでは毎日ではなく、気が向いた時だけ記していたので、
今年からは一日の振り返りと共に、毎日記すことに決め、実践中です。


まだ1ヶ月も経過していませんが、それでも毎日始めてみて、
「日記」に対する自分のイメージも、それまでよりワクワクしたものに変化しています。


日記は、毎日その日に起きたことや感情を、客観的に見る機会にもなり、
きちんと一日を意味深いものにして、次の日に繋げられるような感覚もあり・・・


なんだか以前より、生活ペースも定まってきて、ダラダラと一日が過ぎるのでなく、
毎日を大切に過ごせていることから、充実感と共に、そんな自分を好きになる材料にも
なっていると感じています。


まだまだ始めたばかりですが、この感覚を味方につけ、継続していけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ご縁を繋ぐ」

2012年2月 6日

こんにちは、宮前です。
先月後半に、今年度最後のギビングツリー主催のセミナーがあり、
今回も事務局として、参加させて頂きました。


そちらの会場は、社長と現在育児休暇中のクルーが一昨年会場探しを行う中で、
見つけた所でした。


約一年間、セミナーを開催する度に大変お世話になり、担当者の方を始め、
社員の皆様が大変丁寧に対応して下さり、本当に素敵な会場だと感じていたのですが、
残念ながら、3月で閉館されるということで、今回が最後となりました。


そんなわけで、「最後に感謝の気持ちをお伝えしよう」と、クルーで「寄せ書き」や
「手作り玄米クッキー」、「折り紙の金メダル」を用意し最後のご挨拶と共に、
お渡し致しました。


その時のご担当者のなんとも言えない表情が印象的でしたが、私自身も少し、
涙ぐんでしまいそうな程、感謝と寂しさと入り混ざる不思議な気持ちになり・・・


また、最後にこんな気持ちが味わえる程に、仕事ができたことや関われたことに、
喜びも感じられ、ひとつのご縁をしっかり大事にすることの大切さを
実感するシーンとなりました。


複数で働いている組織だからこそ、沢山のご縁の中に、自分の目の前の仕事が
あるのだと感じます。


そんな大切な「ご縁」や「想い」を、前に繋いでくれた人から受け取り、
その先を担ってくれる人へ伝え、繋がりを感じながら、豊かに働いていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「大切な関わり方」

2012年2月15日

こんにちは、宮前です。
カグヤ社内には、お花を飾っているのですが、
先日、思いがけないお花に出逢いました。

花瓶ではなく、ペットボトルのフタに飾られていたこのお花。
とてもこじんまりとしていたのですがだからこそ、かえってお花が際立って見えました。


飾ってくれたクルーに「とても素敵ですね!」と、声をかけると、
「茎が折れてしまったので・・・」と一言。
どんな言葉よりも、こんな細やかな行動に、そのクルーのお花を大切にしている
気持ちが伝わってきて、とても幸せな気持ちになりました。


植物も物も人間も・・・何でも大事にされると嬉しいものだと思います。
「MOTTAINAI」にも通じますが、私も一つひとつの存在と、慈しみや感謝の
気持ちを持って、関わっていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「親孝行」

2012年2月24日

こんにちは。宮前です。

先日、母と色々な話しをする中で、とても素敵な話しがありました。


約2年前から、広島の祖母が介護を必要としている状態のため、
今は2ヶ月に1度、実の娘である私の母と叔母が交代で広島の実家に戻り、
介護生活をしているのですが、そのことに対して母が、「今の自分は、時間的にも
金銭的にも帰ることが許される状況だし、自分が大学入学の時に東京へ出て以来、
母親とゆっくり過ごすことなんてなかったので、今はそれも実現できて、
介護できることが本当に幸せだと感じる。」と話してくれました。


祖母が倒れた当初は、大変な様子でしたし、「介護」に対して、どこか暗いイメージを
持っていた私にとって、母の言葉はとても美しく、私自身とても幸せな気持ちになると同時に、
こんな母に対し、尊敬の気持ちを持ちました。


「親孝行したい時に親はなし」なんて言葉もありますが、私も今のうちに、
親孝行ができたらと思います。


今回、家族など自分の大切な人の幸せは、自分自身を本当に幸せな気持ちにさせると
実感したこともあり・・・今の自分が幸せであることや感謝の気持ちを、
しっかり両親へ表現することが、親孝行そのもののような気もしています。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「研修とは」

2012年3月 6日

こんにちは。宮前です。
先日、ドイツ視察研修の第9期生の同窓会に参加しました。

久しぶり(・・・といっても、4ヶ月ぶりですが)に会う仲間達の顔は、
懐かしくも嬉しくもあり、
ドイツ料理店での同窓会もとても楽しく、充実した時間を過ごしました。



その中で、藤森先生から

「研修で保育園見学しても『すごい!』だけで終わっていたら、
 観光で、美術館に行き感動するのと同じく、ただの『保育園観光』になってしまう。
 自分たちの実践に変えることでようやく『研修』となる。」

というお話しがありました。

同窓会でも、参加者一人ひとりが、自分の仕事にどう活かしたかを共有し、
カグヤでも、研修から帰ってすぐに、色々と実践に繋げてきましたが、
更に、また色々と取り組んでみたいと、感じることができました。

やはり研修とは、ただ参加するだけでなく、
自分におきかえて、実践に繋げてこそ意味があるのだと、
改めて、気付かされました。

そしてこれは、勿論ドイツ研修だけでなく、どんなものにも通じるのだと思います。

参加しただけで満足するのでなく、
しっかりと、研修を「実」にしていきたいと思います。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「出逢いのチカラ」

2012年3月13日

こんにちは。宮前です。

前回に引き続き、「ドイツ視察研修の同窓会」についてです。

久しぶりの再会ということもあり、
せっかくなので、何かおもしろいものを用意しようということで・・・

ドイツ&日本の国旗(ミニ)を用意して、臨みました。



優勝旗のようなものをイメージして、
国旗には、参加者全員の名前を記入したペナントを付けてみたのですが、

皆の顔を思い出しながら、名前を記入する時間は、
もうすぐ再会できる喜びも重なり、とても楽しい時間となりました。

また同窓会当日に、開催地のドイツ料理店で旗を出すと、一同、盛り上がりを見せ?
なんとなく一体感も一層高まったのではと、勝手に感じつつ・・・(笑)
私自身、楽しませてもらいました。

今回のドイツ研修では、沢山の学びがありましたが、
何より、メンバーにも恵まれたこの出逢いに、
とても大きな価値と感謝の気持ちを感じています。

そして、同窓会での園の先生方のお話しを聞いても感じたのですが、
この出逢いをきっかけに、園見学の機会が増えたり、悩みを相談し合っていたり等、
交流と共に、「見守るほいく」の広がりや深まりが感じられ、
出逢いのチカラを感じました。

来年以降も沢山の方々が、ドイツ研修へ参加するのではと思われますが、

毎年一枚ずつ、参加者の名前が書かれたペナントが追加され、
「見守るほいく」がますます浸透していくよう、
沢山の学びと素晴らしい出逢いに恵まれた、研修が続けばと感じています。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「米寿祝い」

2012年3月21日

こんにちは。宮前です。

先日、祖母の88歳の誕生日ということで、
広島の祖母の家で、家族と一緒に米寿のお祝いをしました。

こうして集まって、皆でお祝いできることは、
いつまでも続くことではなく、貴重な機会でもあり、
とても幸せなことだと感じています。

また当日、祖母と一緒に過ごす中で、
お祝いメッセージが沢山届くことに、正直驚きました。

仲の良い方が来られたり、手紙や電話があったり、
中には、以前茶道を教えていた頃の教え子という、
外人男性から、国際電話までかかってきたり・・・

これまでの人生で、人との関わりを大切にしてきた祖母の生き方が
現れているように感じました。

更に祖母は、趣味で毎日一句、つくっているのですが、

この日の一句は、
「お祝いの 米寿のケーキに 火を灯し 吾の誕生日 喜びくれぬ」
でした。

ケーキも喜んでくれ、東京から新幹線でケーキを運んだ私としては、
嬉しいかぎりです。

また、88歳のテーマを聞いてみると、
「このままで生きるよ!」
と一言。

人生経験のせいか、そんな一言にも深みを感じてしまいましたが、
本当にこのまま元気に長生きしてもらい、
その素敵な生き方から、まだまだ大切なものを教えてもらえたらと感じました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「ホワイトデー」

2012年3月28日

こんにちは、宮前です。

今年のバレンタインデーに、カグヤ男性陣へ
日頃の感謝の気持ちを込めて
女性陣から手作りのチョコブラウニーをお渡しし・・・

先日ホワイトデーに、そのお返しということで、
手作り玄米クッキーを頂きました!



玄米クッキーは、無農薬無化学肥料の玄米を、自らで焙り、
それをミルで挽いた玄米粉をベースにつくっているため、
体にも環境にも非常に優しいということで、

カグヤではお馴染みのお菓子であり、
GTのセミナーや研修時にも、お客様へお配りすることが多いのですが、

なんと今回は、その玄米クッキーに、
チョコがコーティングされていました!

とても美味しかったのも、幸せでしたが、
仕事が忙しい中、一生懸命つくった男性陣の姿を想像しては、
大変ありがたい気持ちになりました。

更に、一人ひとりから、
感謝の気持ちが綴られたメッセージカードを頂き、
恥ずかしさと嬉しさと、もっと期待に応えたいという気持ちが高まりました。

家族もですが、身近な関係の人こそ、
お互いに「言わなくても分かる」という気持ちからか、
普段あまり感謝の気持ちを言葉にして伝えていない場合が多い気がします。

しかし、こうして改めて身近な人から感謝の言葉を頂くと、
見守られている安心感にも繋がり、とても豊かな気持ちになります。

私も、身近な人にこそ、そんな大切な気持ちを、
もっとしっかりと伝えていこうと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「卒業式」

2012年4月 4日

こんにちは、宮前です。

春は別れと出逢いの季節ですが・・・
先日、カグヤでも退職するクルーの送別会ならぬ「卒業式」を行いました。

手作りの玄米ちらし寿司やぶり鍋を囲み、
スライドを見ながら、思い出話しに花を咲かせ、

式の後半には、皆で「贈る言葉」を歌ったり、
社長からの卒業証書の授与や、就職お守り・花束・色紙を贈り、
最後は本人からの退職挨拶で式を終え・・・

楽しさと寂しさが入り混じる複雑な気持ちと共に、
大変思い出深い時間を過ごしました。

自分自身、転職してカグヤへ入社した身なので、
退職は決してマイナスなことではなく、
更に夢へと近づくための、大きなチャンスだと信じています。

今回、退職したクルーの新天地での活躍を応援しつつ、
私自身も負けないように、カグヤで初心を忘れず、
力を発揮していけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「見守られている」

2012年4月11日

こんにちは、宮前です。

先日母親から、電話がかかってきたのですが、
何も用事がなさそうだったので、「どうしたの?」と聞くと、
「元気にしているの?」という内容でした。

実は先月、実家に帰った際に、私が体調を崩していたので、
そのことを心配し、電話をかけてきたようで・・・

近況報告を交えつつ
「体調も良くなり、もう大丈夫だよ。」と話すと、
母からは、
「声が元気そうだから、まぁ大丈夫そうね。今度、外食でも一緒にしよう!」
という言葉を頂きました。

よくありそうな、親子の会話とも言えそうですが、
そんな母の関わりから、自分は「見守られている」という大きな安心感に包まれ、
やはり親の存在は、大きく偉大であると改めて感じました。

電話をきった後も、なんともいえない、幸せな気持ちになり、
きっと小さな頃から、こんな当たり前そうだけど当たり前ではない、
とても大切な関わりをし続けてくれていたんだとしみじみ感じ、
本当にありがたい気持ちになりました。

そして今度は、もっと自分からマメに電話をしようと思いました。

会社では、自分も社内環境をつくる立場にいますが、

社内で、見守り合う環境を実現するためには、
何か環境を工夫することも勿論大切ではあるものの・・・

まずは、母のような大きな愛や眼差しが根底として必要なのでは?
と考えさせられる機会となりました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「嬉しい訪問者」

2012年4月18日

こんにちは、宮前です。

最近立て続けに、以前カグヤで働いていた方々が、
社内に挨拶に来られました。

ひとりは、私が入社する前に働いていた方だったので、
面識はありませんでしたが、
「カグヤで働いていた」という共通点からか、
勝手に?仲間意識を持ち、なんだか嬉しい気持ちになりました。

もうひとりは、半年程、一緒に仕事をしていた仲間だったので、
退職後初めての訪問(しかも突然!)に、
驚きと懐かしさと嬉しさが前面に出てしまいました。

私は、入社してもうすぐ4年になりますが、
退職したクルーと個人的に会ったことはあっても、
会社へ気軽に顔を見せに来てくれる人はいなかったので、
とてもありがたく、幸せな気持ちになりました。

また同じ日には、男性クルーの家族(母親、奥様、子どもたち)も、
「近くに来たので・・・」ということで、会社に寄られました。

イベントとして、家族の職場見学を行っている会社もあるようで、
カグヤでも取り入れてみたいなと思いましたが・・・

わざわざ機会をつくらなくても、自然と家族が訪問してくれることは、
やはり嬉しいことです。

今後もお客様は勿論、社員の家族や昔の仲間達等、ますます色々な方々が、
気軽に顔を出してくれるよう「オープンな会社」にしていけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「タイムカプセル」

2012年4月25日

こんにちは、宮前です。

皆さまのおかげで、この4月をもちまして、
カグヤも10周年を迎える事ができました。

長年のご愛顧に、心から感謝致します。

そしてそんな10周年を祝し、
社内では、社長に内緒のサプライズ企画として、
「タイムカプセル」を用意しました。

カプセルの中には、各クルーからの、10年後の社長への手紙や、
自分、会社宛てに、夢やメッセージを綴ったもの、

皆の集合写真やクルーの子どもの写真、
竹取新聞の最新号、会議の議事録etc・・・を入れていきました。

このカプセルは、地中に埋め、
また、10年後のカグヤ20周年記念の日に、
掘り起こして、開封できたらと考えています。

10年後、世の中やカグヤ、自分自身が、
どんな風に変化しているのか、正直想像できませんが、

みんなで楽しく、開封できる日を夢見て・・・

今年のテーマでもある「リカンパニー」をしっかりと実現させ、
社会のお役にたてる仕事をしていければと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「カグヤ研修生」

2012年5月 7日

こんにちは、宮前です。

先日から、カグヤに新たな仲間が加わりました。

まずは3か月の「研修生」という形になりますが、
既に1週間経ち、どんどんと自分らしさを発揮されているように感じ、
こちらもとても嬉しい気持ちになります。

私がOJT担当となりましたので、彼女と毎日面談を行い、
まるで交換日記のように、毎日「研修ノート」のやり取りをしているのですが、
彼女の毎日の気付きの量に、驚かされるばかりです。

彼女自身も「毎日こんなに気付けることがあって、会社に来るのが楽しい」と話し、
彼女を見ていると、人生は、ただ流されるのでなく、一日一日を味わうことが、
楽しさや豊かさに繋がるのだと、改めて感じます。

「気付きの量が、学びの量」と、弊社社長も言っていますが、
彼女の研修期間を通して、
自分自身の生き方や働き方を、改めて見直す機会となっています。

環境コーディネーター
宮前 奈々子


「発酵」

2012年5月14日

こんにちは、宮前です。

GWに、岡山の「百姓屋敷わら」が開催している
「暮らしに活かす発酵力研修」に参加致しました。

◆百姓屋敷わら
http://wara.jp/hyakushoyashikiwara/index.html

2泊3日の研修の中、「わら」の船越先生の講義や、
どぶろく、天然酵母パン、ぼかし等・・・実際に色々とつくりながら、
発酵について教えて頂きましたが、

何よりも、好きなことをおもいっきりやり、
人生を楽しんでおられる船越先生の生き方が印象的で、
楽しく無理なく生きることの大切さを、改めて感じられる研修でした。

また、「発酵」からは「活かす」ことの大切さが見え、
自他共に貢献し合う豊かさが表現されているとも感じました。

職場も同様に、クルー同士がお互いに活かし合っていることは、
とても豊かで、熟成された良い状態なのだと思います。

そして、そのような「発酵」した職場になるためには、
まずはやはり、自分を活かすことを大前提として、
自身を信じて全肯定し、自分の心に正直に、
人生を楽しむことが欠かせないと感じました。

今回、学んだ「発酵」は、生きている微生物(菌)との付き合いのため、
奥が深い分、とても楽しそうです。

まずは社内や自宅で、空気清浄や排水、食べ物・飲み物等・・・
「発酵」を日常の一部に取り入れ、そのプロセスを楽しんでいきたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「思い立ったが吉日」

2012年5月21日

こんにちは、宮前です。

別のクルーからの日記にもありましたとおり、
4月から社内で「讃給制度」が開始されました。

この制度は、クルーの「お金に換算できない心遣い」や、
「無限の価値を生むかもしれないアイデア」等、
プライスレスな価値に対する感謝の気持ちを、
共に働く仲間から月に一度集め、

「讃給(サンキュー)」として、季節のお花のレターへ載せ、
毎月の給与明細と共に、本人へ渡しているものです。

まだ、2回しか行っていないものの・・・
「本当にいい取り組み!」や「モチベーションがあがる!」というクルーの声や、

この讃給メッセージを、大切に財布にしまったり、
友人に見せて自慢しているクルーもおり、

始める前は、想像もしなかったのですが、
こうして自分の提案したものが、共感を得て、喜んでもらえ、
本当に嬉しく感じました。

私は、どちらかというと行動力に自信がない方でしたが、
「思い立ったが吉日」という諺どおり、
今回、「良い!」と思ったことを、即行動してみることの大切さを
実感した機会にもなりました。

こんな気持ちにさせてくれたクルーに感謝すると共に、
皆が会社をますます好きになったり、どんどん自慢したくなるような制度や環境を、
もっとつくっていきたいと思いました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「仲間と一緒に」

2012年5月28日

こんにちは、宮前です。

先日、会社の新しい文化づくりを実現するために、
在宅勤務中のクルーと、半日程じっくりと打合せを行いました。

色々と気になることや、取り組みたいことがある中で、
まず着目したのは、会社の「打ち合わせスペース」。

新たにどのような空間にしていくか、そのために何を用意するか等、
お互いに、思いつく限りアイディアを出していきました。

ミッションパートナーの方から「マンダラ表」という、
アイディア出しの方法も教えて頂いたこともあり、
一人ではなかなか浮かばないアイディアも、
二人で行うことで、どんどんと広がりや深まりを見せ・・・

とても充実したワクワクする時間となり、
仲間と一緒に進める醍醐味も感じました。

また今回の「打ち合わせスペース」のように、
テーマをしぼって理念から考え見直してみると、
普段あまり気にならなかったにも関わらず、
実はできることや改善することが、沢山あることに気付きました。

まだまだアイディア段階で、実現したわけではありませんが、
この実現に向けたプロセス自体も、一緒に楽しみながら、
新たなものは勿論、今あるものに対しても、
一層こだわりのある環境へと変えていけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「環境のチカラ」

2012年6月 4日

こんにちは、宮前です。

先日、新人研修のひとつとして、
新入社員と共に、「新宿せいが保育園」を見学させて頂きました。

私も入社時に見学した以来でしたが、
当時以上に、感じるものが多くありました。

もしかすると、弊社でも「見守る」の実践を行っていく中で、
私自身、その素晴らしさや難しさを、
当時よりも現実的に感じられたからかもしれません。

そして今回、3年目の保育士の方が丁寧に園の説明をして下さったのですが、
その方も含め、職員の方々の子どもに対する「見守る」眼差しや
園の一つひとつの環境に込められた工夫に、感心と感動の連続でした。

また、社内でも取り入れたくなるようなものが色々とあった中で、
早速真似をして「ふきん」を用途別で色分けし、分類表を作成してみました。

これまでは、きれいな「食器用ふきん」が「台ふきん」として使用され、
汚れてしまうことがしばしばあったので、今後の変化が楽しみです。

「環境」には、自然と働きかける大きな力があると改めて感じたので、
社内でも、どんどんと工夫していけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「元気でいること」

2012年6月11日

こんにちは、宮前です。

先日、発酵研修で岡山の「百姓屋敷わら」に行った話しをお伝えしましたが・・・

その後、社内の飲食物も、天然酵母パンや豆乳甘酒、阿波番茶等を取り入れたり、
発酵菌を、空気清浄器や植木の水にまで混ぜる等して
「発酵」の取り組みが進んでいます。

また、その話しを友人にしたところ、
なんと、その友人が10年前に「わら」でスタッフとして働いていたとのことで、
驚きと共に、なんだか不思議な繋がりを感じました。

友人からは、
「美味しいものは体にいいし、料理は本当に作っている人の気持ちが入るから、
奈々子が元気でいることが大切だよ」
という言葉を頂き、本当にそのとおりだと感じました。

料理は勿論のこと、植物にあげる水でも、物に対する関わりでも、
そこに込める愛情は、本当に伝わると感じます。

全ての関わりの中で自分が存在していることを忘れず、
自分が元気でいることを大切にしたいと思いました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「一円対話」

2012年6月18日

こんにちは、宮前です。

弊社では毎朝「一円対話」を行っています。

一円対話では、参加者全員の顔が見えるように輪になって座り、
一人ずつ順番に「昨日の気付き」を話し、共有を図っています。

4月から、私がファシリテーターを務め、進めていますが、
なかなか上手に進められず、難しさを感じています。

実は、ファシリテーターとしての注意点のひとつに、
「気付きを深く解釈して、傾聴、共感、受容を真心で行うこと」とあるのですが・・・

まさに、自分自身に余裕や自信がなかったり、
思い通りにその場を運ぼうとする気持ちが少しでもあると、
真心から外れ、その場がなんだか表面的で、話しも深まらなくなるのです。

先日、社長に一円対話の現場をチェックして頂き、指導を受けましたが、
その指摘事項の原因を探ると、
自分の臨む姿勢が、無意識のうちに、「この程度でよい」と決め、
特に改善することもなく、そのまま進めていたことに気付きました。

そもそも何のためにやっているかと言えば、
毎朝の一円対話の場(気付き)が、より深まり、
その日の仕事に活かしていけるようにすることであり、

更には、カグヤクルーなら誰でも、一定レベル以上のファシリテーターができるよう、
標準化していくためでもありました。

ただやるのではなく、「なんのためにやるか」を忘れず、
どうしたらもっと良くなるかと、毎日追求を続けていきたいです。

そして、他の仕事も同じように「この程度でよい」と済ませていないか、
注意していこうと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「一体感」

2012年6月25日

こんにちは、宮前です。

前回お伝えした毎朝の「一円対話」ですが、
全員の顔が見えるようきれいな円をつくって、
心をオープンに参加することが、とても重要になってきます。

また、出張中であっても参加することを大切にしており、
そんな時は、携帯電話を繋いで参加しています。

遠隔で参加する場合は、顔が見えないこともあり、
どうしても距離を感じてしまうので・・・

少しでも、気持ちを近づけられるようにと、
2ヶ月程前から、本人の席を、同じ円の中に用意しています。

またその椅子には、本人が書き初めした、
今年のテーマ(漢字一文字)の色紙を貼っています。


やってみると不思議なことに、本人がそこにいるような気になり、
実際に顔は見えないけれど、共に、一円になっているのを感じます。

こんな風に、少しの工夫で、一体感の高まりを感じるため、
どんな仕事でも、遊び心や工夫、改善を忘れずにいたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「子どもたちに届くように」

2012年7月 2日

こんにちは、宮前です。

先日、京都にある保育園の職員の方々と、合同研修を行いました。

カグヤも保育園も全員参加の研修ということで、
アクティビティの後、大きな一円対話を行い、
各々が困っていることを話していきました。

そして、その困っていることを解決に近づけるため、
カグヤの社員1名に対し、保育園の職員2~3名という小グループに分かれ、
再び、お互いの実践や気付き、アイディア等、話していきました。

そんな中、園の課題に対して、
自分(カグヤ)が乗り越えたことなら、そのまま伝えられるものの、

そうではないものについては、自分の実践から伝えられず、
力になることができないことを痛感し、危機感を感じました。

例えば、職員間のコミュニケーション。

その園は、色々な事情で、
先生同士が本音を言うことを避けているような状況でした。

園の先生たちの雰囲気は、子どもたちに確かに伝わるものであり、
当然、信頼関係から生まれる、楽しそうな雰囲気が望ましいと思います。

カグヤも、昔に比べれば仲も良く、
言いたいことも、各々に言っているとは感じますが、
まだまだ、遠慮のない関係とは言えません。

そしてこれまでは、社内環境としてカグヤがより良くなるために、
どうしたらもっとオープンな関係性になるか等、考えていたのですが・・・

今回の研修によって、
もはや「自分たち」のためにというより、
「保育園の先生たち」更にはその先に繋がる「子どもたち」のためにと、
自分のベクトルが変化するのを感じました。

自分たちの実践によって、
子どもたちへ直接繋がっている、園の職場環境が良くなるのであれば、
なんとしても、自社の課題を解決しないわけにはいきません。

自分の現場意識の低さに反省しましたが、
今回、社内の実践が、子どもたちへ繋がっていると確信したので、
しっかりと子どもたちに届くように、
この大きな危機感を、社内での実践に変えていこうと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「同体験を通じて」

2012年7月 9日

こんにちは、宮前です。

前回のブログで、保育園との合同研修についてお伝えしましたが、
京都ではその他に、クルー全員で田植えも行ってきました。

しかも、自然農の田植えということで、
皆で、不耕起の草の根が残った田んぼに、
声を出し合いながら、楽しく「手植え」をしていきました。

天候は、少し雨が降っていたものの、
雨を嫌がらず受け入れると、
なんだか自分も自然に溶け込むような感覚を味わえ、
雨に、心地良ささえ感じました。

また昨年の夏に、田んぼになる前の同じ場所を見学したのですが、
その時は、荒地だったため、
今回、田植えができるまでのカタチになっていて、大変驚き、

更には、色々と準備をして下さり、田んぼを見守って下さる安達様に、
感謝や尊敬の気持ちでいっぱいになりました。

そんなわけで、京都研修を終えてみると、
明らかにクルー同士の関係に変化が見え・・・

合同研修では、同体験を通じて問題意識が共有され、
田植えでは、同体験を通じて自然と一体感も生まれ、

以前よりも遠慮がなくなり、心をオープンに本音が言える仲の良さを感じます。

分かり合えないと感じる時は、いっそのこと、
一緒に取り組んでみる等、同体験を大切にしたいと感じました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「同じ道」

2012年7月17日

こんにちは、宮前です。

先日、久しぶりにカグヤを2年前に退職した同期と会いました。

彼女は、カグヤで見守られていた経験や、
藤森先生から聞いた「見守る保育」の話し等が、
今とても活きているということでした。

現在彼女は、塾の先生として、子どもにレッスンをしているそうですが、
最初はなかなかうまくいかなかったものの、

藤森先生の話しを思い出し、子ども達に見守る関わりをしたところ、
とても良い影響が出始め、子ども達が勉強の楽しさを感じ、
自ら学ぼうとする意欲が高まってきたということです。

実際に現場を持つ彼女は、カグヤで働いていた頃よりもイキイキしており、
見守る実践を積んでいるせいか、
その言葉はとても力強く、とても魅力的でした。

本人も、カグヤで学んだことや見守られたことの大切さが、
今になってよく分かってきて、とても感謝していると言っており・・・

なんだか違う場所にいても、「同じ道」を歩んでいるような感覚で、
本当に素敵な同期に恵まれたと、改めてこの出逢いに感動しました。

彼女が退職した時は、こんな未来は想像していなかったのですが、
人生は、本当に分からないものです。

私も、しっかり実践を積み上げ、
離れていてもお互いに切磋琢磨できる関係でありたいと感じました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「周囲を見れば分かること」

2012年7月24日

こんにちは、宮前です。

先日、保育環境ギビングツリー主催の、「保育環境セミナー」があり、
私も運営の合間に、講演や発表内容を聞く事ができました。

「見守る保育の実践発表」の中で、
実際に、保育士体験をした保護者から園に宛てた
感謝の手紙を発表された園があり・・・

保育士の子どもに対する「見守る」の関わりから、
その保護者自身の関わりを見直したという内容がありました。

それはまさに、実践から伝わった結果であり、
そこにはなんの嘘もないと感じました。

保育園の実践がどうなのかは、当事者(職員)から聞く以上に、
実際の園の子ども達の様子を見れば分かるのだと思います。

私の話しで言えば、
「社内の環境づくりを頑張っています!皆を見守っています!」
といくら言ったところで、
社員がイキイキ楽しそうに働いていなければ、
何か改善する必要があるのだと思います。

そういう意味では、自分が何かをしてみせることよりも、
しっかりとした結果が出せるように、信じる気持ちを持って、
頭と心を使って行動する必要を感じます。

そして同じように、私たちカグヤの実践がどうであるのかは、
お客様を見れば分かるのだと思います。

見守る保育をイキイキ楽しく実践されるお客様が増えていくよう、
会社の実践を続けていきたいと思いました。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「決信式」

2012年8月 1日

こんにちは、宮前です。

研修生として4月から一緒に働いていた仲間が、
3ヶ月の研修期間を経て、正式に入社が決まり、
先日、入社式を行いました。

一般的に入社式というと、日本独特ではありますが、
新卒採用者を対象に、4月に実施されることが多いと思います。

今回入社したクルーは、中途採用者でしたが、
弊社では、新卒か中途かに関係なく、
本人が入社後に、生き方や働き方に対して迷わずにすむよう、
覚悟を決められる機会とするために実施しました。

そこで、入社式の名前も、
本人が自分で生き方・働き方を「決」め、
周囲はそれを「信」じる場とすることから、
「決信式」と名付けられました。

人生は、自分で生き方を決めなくても、
なんとなく時間が過ぎ、なんとなく生きることもできると思います。

しかし、カグヤでは「子どもの憧れる会社」を目指しているため、
せっかくなら、自分のかけがえのない人生の主導権は、
やはり自分で握りたいと考えます。

今回、自分で生き方を決めた心強い仲間が加わり、
一緒に働けることが、とても嬉しくワクワクしています。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「刷り込みに性悪説、人に性善説」

2012年8月 9日

こんにちは、宮前です。

今年は、「リカンパニー」をテーマに全社員で、
新たな会社作りに取り組んでいます。

そんな中、会社戦略の話しから、
「刷り込みに性悪説、人に性善説」
という言葉と出逢いました。

そのような視点で、自分の仕事を見直すと、
これまで、社内体制を築く際に、
できなかったことや続かなかったことに対して、
自分や相手に矢印を向けることが多かったと感じます。

しかし、責任を「人」に向けて、感情的になるのではなく、
その要因となった「環境」に目を向け、
それを改めることが、本来大事なことであると気付きました。

これからは、人に対しては信じることを大前提とし、
もっと、環境や仕組みに目を向けて、
今後の会社の環境づくりに取り組んでいきたいです。

そして、刷り込みを取り続ける環境をつくるためにも、
自分自身が刷り込まれていないかを常に疑い、
周囲の話しにちゃんと耳を傾けられる自分でありたいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「お命いただきます」

2012年8月23日

こんにちは、宮前です。

先日、社長の自宅庭で自然養鶏として育てられた
烏骨鶏の有精卵をいただきました。

その卵は、スーパーで見かける卵よりも一回り小ぶりでしたが、
持つと何だか重く、まるで命の重みのようにも感じられました。

そして卵は、卵かけご飯としていただきましたが、
貴重な感覚も合わさり、とても美味しく感じました。

カグヤでは、食事前に手を合わせ、

「いつもありがとうございます。
お役目ご苦労様です。
お命いただきます。」

と声に出してから、食事を始めるのですが、

この卵は、まさに「お命いただきます」の心境で、
いつも以上に、ありがたみが増すのを感じました。

ただ本来は、この卵だけに限らず、
私たちが生きて、食事をする以上、
他の命をいただいていることは、まぎれもない事実です。

ですので、命や繋がりに対する感謝の気持ちを忘れずに、
毎日心をこめて「いただきます」を実践し、
自分の命をしっかりと活かしていきたいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「自分がどうしたいか」

2012年8月31日

こんにちは、宮前です。

カグヤでは、全社員が参加する全体会議を、
月に一度行っています。

最近、その会議をもっと良くしたいという気持ちから、
やり方を少しずつ変えていますが、
先月の会議で、私たちの特徴に気付きました。

私たちは、「自分がどうしたいか」を伝えることよりも、
「どうしましょうか」と皆にお伺いばかりしているということでした。

自分が所属する会社の仕事に対して、
本来、自分の責任は100%であるはずのものが、
「皆でやること」「皆で決めること」という「皆」にまぎれて、
自分の責任を分散していたように思います。

長年そのような会議を積み重ねていたせいか、
自分自身も「どうしたいか」について聞かれると、
よく分かっていないことが多くあり・・・

今後はもっと、議題を挙げる際に、「自分がどうしたいか」を考えたり、
周囲の議題に対し、「自分に何ができるか」を考える等し、
主体的に会議に臨む姿勢を、大切にしたいと思いました。

また、普段から「自分はどうしたいのか?」と自問する必要は勿論ですが、
そのためにも、自分の内から「こうしたい」という気持ちが
自然と湧き出てくるような体質づくりをしたいと感じました。

そんな中、以前ある人から教わった
「寝ろ・笑え・出せ!」という言葉を思い出し・・・

それをテーマに、もっと自分の感覚を澄ませていけたらと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「読書を通して」

2012年9月10日

こんにちは、宮前です。

今年の夏休みは、
子どもの頃から苦手意識があった「読書」をすると決め、
あえて家ではなく、カフェ等に出かけて本を読んでみたところ・・・

他にやることがないからか、家で読む時よりも、
集中して読むことができました。

また、いつもは時間ができたら読書をしようという考えで、
1冊読み切るまでに、多くの時間がかかっていましたが、
わざわざ読書の時間を設けたためか、
今回は、3日で3冊読むことができました。

恥ずかしながら、こんなにも読書が進んだことは、
人生で初めてだったので、単純に嬉しくもあり、
自分の仕事に結びつけながら本を読んだりする等、
読書のおもしろさにも、色々と気付くことができました。

今回のことで、子どもの頃に苦手だったことも、
今では、そうでもないことが多いのかもしれないと思い、
もっと色々と、チャレンジしてみたいと思いました。

また、こんな風に環境を変えて効果が上がるということは、
仕事にも繋がるのではと感じたため、
職場環境についても、もっと見直していきたいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「読書を通して」

2012年9月10日

こんにちは、宮前です。

今年の夏休みは、
子どもの頃から苦手意識があった「読書」をすると決め、
あえて家ではなく、カフェ等に出かけて本を読んでみたところ・・・

他にやることがないからか、家で読む時よりも、
集中して読むことができました。

また、いつもは時間ができたら読書をしようという考えで、
1冊読み切るまでに、多くの時間がかかっていましたが、
わざわざ読書の時間を設けたためか、
今回は、3日で3冊読むことができました。

恥ずかしながら、こんなにも読書が進んだことは、
人生で初めてだったので、単純に嬉しくもあり、
自分の仕事に結びつけながら本を読んだりする等、
読書のおもしろさにも、色々と気付くことができました。

今回のことで、子どもの頃に苦手だったことも、
今では、そうでもないことが多いのかもしれないと思い、
もっと色々と、チャレンジしてみたいと思いました。

また、こんな風に環境を変えて効果が上がるということは、
仕事にも繋がるのではと感じたため、
職場環境についても、もっと見直していきたいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「経験を体験に変える」

2012年9月19日

こんにちは、宮前です。

今年のカグヤは、「リカンパニー」をテーマに、
新たな戦略の元、皆で思考錯誤しながら、
新しい組織をつくっている最中です。

そんなわけで、色々と「カタチにすること」が求められている中で、
失敗を恐れず、挑戦することを意識していることもあり、
先日、会議を良くするために、アジェンダシートを作成し直しました。

皆に提案すると、色々と質問されたり、自分と異なる意見が出てきたりして、
それに答えられない自分に、情けなさも感じ、落ち込んでいたのですが・・・

カグヤのミッションパートナーの方から、
「叩き台とは、叩かれ台。
叩かれるために、皆に出したのだから、
今回、叩かれて大成功だったのでは?」
と言われ、ハッとしました。

そもそも、うまくやることや、スムーズに進むことが良いのではなく、
皆のため・会社のためになることが、大前提であったことを忘れ、
自我に捉われていたのではと反省しました。

それに気付き、自分で更に目的を深め整理した上で、
翌日、再度皆に提案すると、前日よりも伝わったと感じることができ、
自分の言葉自体にも、強さを持つことができました。

毎日、沢山の成功や失敗がありますが、
それらを流さず、価値あるものに変えていくために、
自ら反省し、心を働かせて「経験」を「体験」と変えていきたいです。


環境コーディネーター
宮前 奈々子


「理念=生き方」

2012年9月27日

こんにちは。宮前です。

最近、友人やお客様の話しをお聞きしても、
世の中的に、仕事が忙しい職場が、多くあると感じていますが、
カグヤも例外ではなく、毎日仕事が沢山あります。

これは本来幸せなことですが、
忙しく、文字通り「心を亡くした」状態であると、
それに気付けていない時もあります。

そんな中、業務が忙しくなってくると、
「理念を優先したくても、現実問題難しい・・・」という雰囲気が
自分も含め、社内に漂うことがあります。

そんな話しを、同僚にしたところ、
彼女も前職時代に、営業職だったことから、
「理念か数字か?」と、当時の上司に聞いた際に、

「理念か数字かではなく、どっちも必要で、
『or』ではなく『and』なんだよ!」

と、喝を入れられたそうです。

「なるほど」と思いつつ、更に深めていくと・・・
そもそも理念と業務を分けて考えること自体が、
刷り込みなのでは?と感じました。

見守る等、カグヤの理念は、「生き方」と通じているので、
「論語と算盤の一致」「道徳と経済の一致」と同様、
分けずに考えることが、大事だと感じました。

一致させて働く・生きることは、時に難しくもありますが、
「それでもやる」という強い気持ちで、
いつもそこから考動することを忘れずにいたいと思います。


環境コーディネーター
宮前 奈々子