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白土の記事一覧

「合言葉は、本当の意味の子ども主体の保育を目指そう!」

2009年10月 1日

こんにちは、カグヤの白土です!

私はカグヤの中で研修を担当しています。

全国各地の保育園・幼稚園様に研修で
関わらせていただいています。

そんな中で私が研修に入らせていただいている
ある園との間に合言葉があります。

それは「本当の意味での子ども主体の保育を目指そう!」です。

ええっ?って感じですので解説いたします。

全国に保育園・幼稚園は数多くあります。
間違いなく言えるのがどこの園も
子ども主体の保育を掲げ保育を行っているということです。
しかしながら全国の園をまわるなかで
子ども主体という言葉に疑問に感じることが多々あります。
実際に研修で関わりがある園長先生から
「保育の形態はどうであれ一番大事なのは
本当の意味で子ども主体であるかどうかでは?」
と言われました。

その瞬間に子ども主体とは何か?
子ども目線とは?
言葉を聞けばそうだなと思うことが
現実的には園で実践できているのか?
と自分の中で自問自答したことを
しっかりと覚えています。

又その言葉の後に
「その大事な部分がしっかりとあるからこそ
子どもの事を信じることができるし、
子どもとの距離をしっかりと保つ事ができるのでは」
との言葉もいただきました。

私もそうですが時間が経つと
大事な事ややっていることの意味を忘れてしまいます。
園で言えば日々やっていることが
いつの間にか大人の目線であったりすることも
あるのかなと思います。
そこで今まで以上に子ども主体ということを意識する為に
お互いの合言葉となったのが、
「本当の意味の子ども主体の保育を目指そう!」です。

園長先生の話を聞きながら
この園にきている子どもたちは
本当に幸せだろうなと感じました。
こんなにも園長先生はじめ保育士さんが
子どもの事を真剣に思い、尚且つ日々の保育の中で
出てくる問題を真正面から受け止め自らが変わろうとしている。
他園と比較をするとかではなく
自分たちに出来るこの
「本当の意味の子ども主体の保育を目指そう!」
と言う合言葉は永遠の合言葉かもしれません

今後もこの園と関わる事が本当に楽しみです。

研修に入らせていただきながら
こちらも気づきを頂き、又共に成長させていただき
本当に感謝です。

                     オルタナティブコンサルタント
                     白土 大樹


「子どもから学ぶ事」

2009年10月15日

カグヤの白土です。

今回も研修に入らせていただいている園での話をさせていただきます。

先日うかがった園で園長先生と話をしている際、

 「子どもから学ぶ事が多い。」

と言われました。

園長先生は以前中学校で先生をやっていたとの事で、
最初はどんな話が出来るのだろう?と半分ウキウキで伺いました。

正直出てきた言葉にビックリでした。

私の中の刷り込みなのか、
中学の先生をやっている人がそんな事を言わないだろうと、
勝手に思い込んでいた自分がいました。

しかし園長先生は、

「子どもの素直さや純粋さ、好奇心などいつの間にか
    大人になるにつれてどこかに忘れてきてしまっている。」

と言われました。又、

「大人の当たり前は当たり前でない事が多いからね。」

とも言われました。

園長先生の中では中学の生徒達を、
みてなおさら感じられたみたいで、
今では自分の中で何かが見えなくなったときには
子どもと関わる事を大切にしているとの事です。

私自身もそうですが、いつの間にか、
人間を大人と子どもにわけ、そしていつしか子どもを下に
見てしまっていることが多々あるのではと思います。

先ずは、どっちが偉いとかではなく、
子どもを一人の人間として自分の中でしっかり
と認めることが大事だと感じました。

今回も園長先生から学びを頂けた事に感謝です。

                    オルタナティブコンサルタント
                    白土 大樹


「本気の姿勢」

2009年10月29日

こんにちは、白土です。

最近は園に伺い園長先生と話す機会が増えています。

園長先生とお話していると様々な
問題を抱えてらっしゃるなと改めて感じています。

同時に問題の内容は別として園内に
問題があるから園の状況が悪いと判断するのは
危険なことだなと感じています。

やはり大事なのは、
何故その問題が出てきたのか?そこから何を学ぶか?
ではないかと最近は感じています。


「何故その問題が出てきたのか?」

本気で何かに取り組んでいるからこそ出てくる問題がきっとあるのだと思います。

逆に言えば本気でなければ出てこなかったということにもなります。

特に最近うかがっている保育園では
子どもの事を本気で考えているので
様々な問題が出てきているのだと思います。

大事なのはやはり本気
なのかということであると思いますし、
もし問題が出てきたときにはその問題から何を
学ぶことが出来たかではないかとやはり感じます。

今の時代は安定だとか無難という言葉をよく耳にします。

私自身も問題が出ることを恐れ
安定や無難な道を選んできた事が多々あります。

しかしこれからは問題をプラスに
受け止められる自分でありたいのとともに
子ども達の為にも園長同様に本気の姿勢を貫いていきたいと思います。

                    オルタナティブコンサルタント
                    白土 大樹


「オランダ研修1」

2009年11月12日

こんにちは、カグヤの白土です。

いよいよ明日からオランダ研修に出発です。

約半年前に社長から今後の研修の為にも、
個々の成長のためにも一度現場を見ておこうという事で
決まったオランダ研修です。

いざ前日となり初めてのヨーロッパ、
初めのオランダということもあり
久しぶりに緊張で一杯という感じです。

今回は私自身が研修を行う立場として
オランダの園を見ながら現場では一体どこで問題を感じているのか?

それと同時に見守る保育とオランダで
行われている教育のどこが同じなのかしっかりと
見てくる事が出来ればと思います。

又オランダでも教育業界をサポートしている会社があります。

その会社が今後何を大事にしようとしているのか?

その中でカグヤとして何を
日本へ持ち帰ることが出来るのか?
しっかりと見て感じて来たいと思います。

私自身正直なところカグヤに入社した際には
まさか自分がオランダに来るとは思っていませんでした。

しかし、子どもの事を本気で思い続け仕事をしていけば
やはり世界に繋がるんだという事を今は実感させていただいております。


今回この機会をいただけた事、
社長初めクルーが見守ってくれた事に感謝いたします。

私自身今回の経験を通して今以上に
成長できるように頑張ってきたいと思います!

次回はオランダの報告が出来ればと思います。

                         
                         オルタナティブコンサルタント
                         白土 大樹


「オランダ研修2」

2009年11月26日

こんにちは、カグヤの白土です。

オランダ研修を終え無事日本へ戻ってきました。

今回はオランダの小学校(イエナプラン教育)2校、
中学校(イエナプラン教育)1校の施設見学をさせていただき、
最後にイエナプラン教育の全国大会に参加させていただきました。

今回のテーマであった見守る保育と
世界(イエナプラン教育)のどこが同じなのか?
についてですが、

その前にイエナプランには20の原則がございますので紹介いたします・・・

第1原則
「各人はユニークである。
つまり、たった一つの存在であり、
すべての子供とすべての大人はそれぞれ、
かけがえのない価値を持っている」

(人と人との間の違いを原則としてみとめ、
これを積極的に尊重する。そして、何よりも、
誰か異なる人を「遅れた人」として追いやるようなことはしない。
すなわち、一人のものを、ひとまとまりに形成された総体として
捉えるという考えから出発する)

とあります。

まさに見学させていただいた学校で上記の原則を肌で感じました。

そこで見たのは、
人間なんて違って当然の考えが大前提にあり、
その中でお互いがお互いを認めあい協力し生活している姿でした。

その中で先生も子どもを一人の人間としてしっかりと受け止め接していた事、
又子どもの気持ちを大事にして子どもを信じているということを
先生のあたたかい眼差しから感じました。
同時にここで感じました。

やはり見守る保育と同じであると。

藤森先生が言われる見守る保育は特別な保育ではなく
世界標準、という意味を感じる事が出来ました。

今回のオランダ研修を通して
私自身今後の目指すべき方向が明確になりました。
日本でも当たり前にしたい!

今の間違った当たり前ではなく
子どもから考えた当たり前を園が実践できるよう全力で
サポートさせていただきたいと思います。

今回の研修本当にありがとうございました。

皆様に感謝です!

                      オルタナティブコンサルタント
                      白土 大樹


「いのち」

2009年12月 9日

こんにちは、カグヤの白土です

先日「いのちの食べかた」
というドキュメンタリー映画のDVDを見ました。

御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
この映画は私たちが普段食している食べ物がどのように生まれ
どのような形で目の前に出てくるのかを描いた映画です。

例えば牛肉、豚肉、鶏肉、トマト、キャベツ‥
生産現場がそのままに映像として映し出されています。
普段日本では先ず見ることの出来ない映像だと思います。

大量の動物や大量の植物が
大量に尚且つ機械的に生産され命を
奪われているのも今の時代の現実です。

世界の人口が増え一方では
食べ物が無くなってきている。
しかし私たちはその命を
本当に大事にいただいているのか?

見ていると一瞬
自分自身が人間である事を否定したくなりました。

牛や豚は狭い場所に移され
ただ食べる為に殺される・・
植物等は無理に成長させ収穫されていく・・・

生きていく中で
何が一体自然なのか本当に考えさせられます。

もちろん食べると言う事は
生きていくためにはとても大事な事かもしれません。

しかしその為に
多くの命が犠牲になっている事を私たちは
実直に受け止めなければいけないのだと思います。

同時に子どもたちにも
今の現実をしっかりと伝えていく責任が
私たちにはあるのだと感じました。

昔であれば
食べ物を粗末にしてはいけませんと言われ
なんとなく言葉で感じれた事が
多かったのかも知れません。

しかし今の時代では
このような映画を見る事でしか
命の大切さに気付けなくなってきているのだと思います。

先ずは普段の自分の生活をしっかりと見直し
自分が生きているという事は
多くの命を頂いているということ。

常に感謝の念を忘れてはいけないのだと思います。

                      オルタナティブコンサルタント
                      白土 大樹


「振り返り」

2009年12月21日

こんにちは、カグヤの白土です。

今年も残りわずかとなってしまいました。

私は日々研修で園と関わらさせていただいている中で、
「振り返り」を大事にしています。

「振り返り」を行う事で
反省を含めそこに大きな気付きが生まれることが多くあります。

自分自身の今年を振り返ると本当に様々な出来事が多くありました。
その時は大変だ、苦しいと思っていた事も振り返ると、
今の自分の成長に繋がっていると感じる事が出来ますし、
周りの全てに感謝しなければいけないことばかりだと感じます。

個人的に今年は正月に足を
火傷してしまい約1ヶ月間会社を休ませていただきました。

研修に入らせていただいている園の方々に
多大な御迷惑をお掛けする事にもなりました。

もちろん自己管理という部分は
反省しなければならない事だと思いますが
改めて働く喜び、その中で仲間に支えられ
仕事をさせていただいていると言う事も
気づかせていただくことが
出来たのも事実ではないかと思います。

又仕事の中でも大きな変化があった年ではないかと思います。

正直その中でも悩み
辛いと思った事も事実です。
しかし今振り返ると起きた事は全て
自分の成長や変化の為にあったのだと感じます。

同時に起きている事は
全て意味があるという事も実感できたのではと思います。

周りを見ていると過去は
振り返りたくないと言われる方も多くいるかとは思います。
しかし良い事も悪いと感じる事も自分が決め選んだ道だと思うと
ある意味で納得するしかないのだと今は思います。

来年も振り返りを大事にし
今年以上に成長を感じれる年に出来ればと思います。


最後に、
皆様本当に今年一年ありがとうございました。

来年も宜しくお願いします。

良いお年をお迎えください。

                           オルタナティブコンサルタント
                           白土 大樹


「感謝」

2010年1月13日

あけましておめでとうございます。
カグヤの白土です。

昨年末より実家がある福岡に帰省していました。

今年は、今までにないくらいゆったりとした時間を過ごさせていただいたのではと思います。

今までは実家に戻っても両親と話す時間をなかなか作る事が出来なかったのですが、
今回は今の自分の仕事の事を含め多くの話が出来たのではと思います。


そんな中で、いつも電話では愚痴を言ってくる母親も顔おあわせれば喜んでくれ、
どちらかと言えば無口な父親からも一言「頑張ってるみたいだな」と声を掛けられました。

改めて両親からは常に見守られているのだという事を感じ、本当に感謝だと思います。


又そんな中、親孝行ということについて考えてみました。
実家から遠く離れた地で働かせていただき、
自分はどれくらい親孝行ができているのかと正直思いました。

親孝行が出来ていない私が言える立場ではありませんが、
もし私自身が同じ親の立場であれば、
子どもに何かを求めるのではなく、子ども自身が自分の道をしっかりと自分で選び、
自分が幸せと思う物事をしっかりと掴んで欲しいと思います。

それが親にとっても一番うれしい事だと思いますし、
それこそが一番の親孝行ではないかと感じます。

それと同時に今の私自身からすれば、
今自分が此処にいて多くの方に支えられ仕事が出来ている事への感謝、
又そこに至るまでに両親の存在があり、その中で今の自分の存在があるという事への
感謝を忘れてはいけないのだと思います。


今年も感謝を常に忘れずに、少しでも子どもたちに何かを感じてもらえるよう、
今まで以上に実践を大事にしていきたいと思います。

皆様、今年も宜しくお願いいたします。

                     オルタナティブコンサルタント
                     白土 大樹


「心得」

2010年1月26日

こんにちは、カグヤの白土です。

以前別のクルーが紹介させて頂いた、
カグヤの「理念ブック」について紹介させて頂きたいと思います。

カグヤでは毎週月曜日理念ブックを読み、
その中で1週間自分が大事にしたいもの(実践したいものを)を選び
回りのクルーに何故それを実践するのかを伝えます。

年が明けて今のやり方を皆で見直しました。

今までのやり方が悪いとかではなく、
皆でもっと会社の理念を深めたいと言う思いから形を少し変えました。

これからは一つの項目を皆で読み、
みんなで確認し深めていくということになりました。

今回新しいやり方で初めての実践、
理念ブックの最初のページに出てくる『心得』を深め合いました。


『心得』
浅き川も 深く渡れ
低き山も 高く登れ
内省により 本質をつかみ
実践行動により 独立自尊せよ


何度読んでも考えさせられ、反省させられます。

果たして自分は浅き川を浅いと決め付け安易に渡っていないか?
果たして自分は低き山を低いと決め付け安易に登っていないか?

大事な事は解った気にならず、
決め付けずに在り続ける事ではないかと思います。

明確な答えがそこにあるとかないとかではなく、
深く渡った方が、又高く登った方が様々な気づきが多くあるのだと思います。

この言葉は実際に園でも感じる事が出来ます。

私はソフトを通して園に研修で入らせていただいております。
ソフトを活用するといっても様々な例があります。

作業ベースで発達の記録を行う先生、
何の為にやっているのかを常に考え、そこから何かを感じ取ろうとしている先生、

正しい活用がどちらかではなく、
子どもにとってどちらが幸せかと考えると自ずと答えが出てくるような気がします。
又実践の後の振り返り(内省)でより本質(子どもの姿)が見えるのだと思います。

私自身も日々ぶれそうになりながら各園様と関わらせていただいております。

だからこそこれからも子ども達の為に、
カグヤの『心得』を大事に実践していきたいと思います。


                              オルタナティブコンサルタント
                              白土 大樹


「自分にしか出来ない事」

2010年2月 5日

こんにちは、カグヤの白土です。

カグヤでは、クルー全員が「自分にしか出来ない事」をやるという事を
大事に日々仕事をさせていただいております。

その中で私は研修部として自分にしか出来ない事は何か?日々考えています。
自分が出来る事でもなく、自分が出来ない事でもなく、「自分にしか出来ない事」。

もちろん一番大切な会社の理念からズレていては、ただの自分勝手になってしまいます。
又「自分にしか出来ない事」が研修といえばそうなのですが、
今は研修を通して自分にしか出来ない事は何か?を持つことの大事さを感じています。

先日ある園さんに研修で入らせていただきました。

その研修の中で多くの先生の話を聞かせていただきました。
皆さん本当に子どもが好きで、子ども達のためにも自分達が変わるんだという思いを強く感じました。
しかし残念な事に遣り甲斐を感じれないまま疲れている先生もいらっしゃいました。

日々の保育の中で子どもの事を考え、保護者の事を考え、周りの仲間や園の事を考え
その考え方がマイナスにはたらいていたのではと思います。

私は保育士の資格も持っていませんし、もちろん現場に入った事はありません。
又悩みを抱えている先生の変わりになる事もできません。

ただ私に出来る事は、
先生方に働く事の喜びや今先生方がやっている保育がどれだけ大切な仕事なのか、
先生方の日々の思いが絶対に子ども達に伝わっているという事を信じること、

その中で全力で先生を応援し勇気を持っていただく事ではと思います。

自分で言うのもおかしな事かもしれませんが、
私の「自分にしか出来ない事」はこれではないかと今は思います。

言葉で書く事は簡単な事かもしれませんが、
今の自分の仕事を通して、本当に保育という仕事の素晴しさを感じています。

今の思いを大事にし続け、
又「自分にしか出来ない事」をこれからも大事にし続けたいと思います。

                           オルタナティブコンサルタント
                           白土 大樹


「大きな和」

2010年2月18日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日社員理念研修の為沖縄に行ってきました。
個人的には約1年ぶりの沖縄でしたが思った以上に寒かったです。

又今回の研修はカグヤ社だけでなく、
沖縄で見守る保育を実践していらっしゃりカグヤのパートナー園である保育園様、
カグヤ社の理念に共感していただいているパートナー企業のフラット社様との合同研修でした。

そして今回の研修のテーマは『大きな和(オキナワ)』
2泊3日の研修でしたが常に感動の連続でした。

先ずは沖縄の空港に着くと保育園の主任含め保育士さんからの今までに受けた事の無いあたたかい歓迎を頂きました。

私達の為に前日から沢山の準備をしていただいた事には本当に感謝しかありません。

そして空港からバス1台で保育園へ向かいしました。
園につくなり園長先生や他の保育士さんからも歓迎の御言葉をいただきました。
その後施設見学をさせて頂きました。

残念ながら土曜日であったこともあり子ども達の姿はほとんどありませんでしたが、
子どもの事を本当に考えた上での環境設定、又先生方の子ども達へ向ける愛情と優しさを強く感じました。
同時にこの園にいる子ども達は幸せなんだろうなと感じました。

その後見学を終え合同で研修を行いました。

参加人数は40名でカグヤで日々行っている一円対話を皆さんと行う事が出来ました。
実はこんなに沢山の人数で一円対話を実践させて頂いた事が無く前日からかなりドキドキでした。
園長先生や主任先生には何度かお会いさせて頂いたものの、他の保育士さんには一度もお会いしたことがありませんでしたのでなお更です。
実際に研修がスタートしかたち的には一円(大きな和)になっているのですが今回の研修の本当の意味については、
研修後に感じることが出来たと思います。

又今回の一円対話でのメインのテーマは、
「自分が辛く苦しい時に心のそこから支えてくれた人からもらった感動した一言」でした。

参加された40人の方が自分の思いを在りのままに出すというのは一見難しいように感じますが、
いざ始まれば素直に自分の思いを伝えるという事の素晴しさ、40人が一体となる素晴しさ、
話す方も真剣にはなし聞くほうも全力で傾聴するという素晴しい環境がそこにありました。

改めて今回の一円対話で良い事も悪い事も含めた中で様々な事を皆で考えていくと言う事、
正解だとか間違いとかではなく今のありのままの気持ちを皆に伝える事の大事さを改めて感じさせていただきました。

最終的には、かたち的な大きな円ではなく心もしっかりと繋がった大きな一つの円(和)になれたと思います。

今回の沖縄での経験は今後の自分が行う研修でも活かせるものになったのではと思います。
又今回このような御縁を頂いたパートナー園様、フラット社様、そして貴重な研修を組んでいただいた
社長に感謝いたします。

今後も子ども達への思いをしっかりと持ち続け実践を大事にしていきたいと思います。

                              オルタナティブコンサルティグ
                              白土 大樹


「仲間」

2010年3月 2日

こんんちは。白土です。

先日大阪の保育園様に研修で入らせていただきました。
今回は4月より新たに保育士になられる方も参加していただきました。

通常であれば
「まだ園の職員ではないのだから」
という声も聞こえてきそうですが今回の園では
あえて参加して頂いての研修となりました。

通常カグヤの研修では
参加者が一円になり対話を行います(一円対話)。

又、テーマを決めて全員が主体的に参加できるよう
もちろんこちら側も働きかけます。

一円の中では、正解も不正解もありません。
又、同時に良い事も悪い事も全て含んで
その中で皆で考えていこうということが大事になります。

そんな中、4月から入られる職員の方を見ると
最初はとても緊張されていました。

その中でテーマ
『日々何を大切にして保育を行っているか?』を決め
参加者全員で話し合いを行いました。

一人ひとりの先生が自分の保育を見つめ直し
子どもの事を真剣に思い、素直に今の自分の気持ちを
伝えていらっしゃる姿にはとても感動しました。

同時に4月から入られる職員の方は真剣に話を聞きながらも
この園で早く働きたいという気持ちが全身から出ていたように思います。

初めてあった人同士でも子どもへの思いを通せば
皆同じなんだとホットする瞬間でも合ったような気がします。
(改めて子どもに感謝です・・・)

又研修の最後で振り返りとして先生方に感想を伺いました。

特に印象的だったのはある先生が
「正職員という形だけでなく
パートの方も含めて皆で研修をやりたい」と言われました。

その言葉に賛同される先生も多くおられました。

理由は簡単な事でした。
「同じ思いでやっている仲間だから・・・」。

当たり前のことかもしれませんが
本当に考えさせられる言葉だと思います。
今の時代は同じ会社の社員、同じ園の職員であっても
人と人との関係が稀薄になりつつあるのではと思います。
もちろん様々な問題がそこにはあるかと思います。

今回働く目的(思い)を仲間で共有できたということは
本当に素晴しい事だと感じました。

私自身も今の思いをもう一度確認し
周りにいる同じ思いの仲間をこれからも大事にしていきたいと思います。

                          オルタナティブコンサルタント
                          白土 大樹


「真理」

2010年3月12日

こんにちは、カグヤの白土です。

最近は、毎日の気温の変化が激しく
体調管理の大事さと大変さを感じています。
同時に春が近づいてくる事を少しずつ
感じることが出来ているのではと思います。
季節の変化を様々な形で感じれる日本という国に感謝です。

さて、今回は社内研修について書かせていただきたいと思います。

先日オランダからリヒテルズ直子様をお招きし
社内研修を実施いたしました。

リヒテルズ直子様につきましては
弊社のクルーからも紹介があることと思いますが
現在はオランダに在住しておられ様々な教育を研究しておられます。
又その研究から高い問題意識と危機感を持たれ母国である
日本の為に全力で動いていらっしゃる方です。

個人的にも昨年末のオランダの視察で
大変お世話になり沢山の学びと刺激を頂きました。
特に今回の社内研修では
今カグヤのクルーが仕事をやっている中で
率直に聞きたい質問について答えていただく
という内容で研修を実施させて頂きました。

又リヒテルズさん御自身は
全クルーの仕事の内容については把握されていない事もあり
先ずは各クルー、各部署から、自分達が今何を大事にし
何の為に働いているのか?の説明をさせて頂きました。

その後クルーからリヒテルズさんへの質問です・・・

質問の内容は記載しませんが
出てくる一言一言の言葉の重みをとても感じました。

例えば、『個性・共生』などは普段から社内ではよく聞く言葉です。
又見守る保育ソフトがある以上私達からは切っても切り離す事が
出来ない言葉だと思います。
しかしその言葉の持つ本当の意味を自分は理解していたのかと振り返れば
全くというか深い意味を理解できていなかったと思います。

今回リヒテルズさんの話を御聞きしていると
自分の中の高い問題意識と危機感で全ての物事を
見ていらっしゃるという事を感じました。しかも日本という国が
本当の意味で豊かになるということを願って話している姿
子ども達のことを本気で考えられた上での言葉
どれも衝撃的で感動でした。

又その考え抜いた先にあるのは『真理』である
ということにも気づかせていただきました。
それゆえに聞き手としては当たり前のことを
当たり前に言われているとつい思ってしまうのですが
それが出来るのは真理というものを追求され
しっかりと掴んでいらっしゃるからではと思いました。

又わかりやすく伝えるということが簡単ではないということは、
私自身も様々な研修で感じております。
自分自身が深いところで理解しているからこそ
他の人には解り易く伝える事が出来る事を今は実感しております。

今回の研修でまだまだ自分の中での
問題意識や危機感が低いということを痛感しました。
子ども達のことを本気で思う心を何よりも大事にして
自分にしか出来ない事をやっていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

                         オルタナティブコンサルタント
                         白土 大樹


「一円対話」

2010年3月25日

こんにちは、カグヤの白土です。

3月も終わりに近づき街の中でも卒園式後のお母さんと子どもたちの姿を目にします。

先生方からすれば本当に忙しい時期なのかもしれませんが、
親の立場から考えると改めて子どもの成長を感じることの出来る貴重な時期であり、
貴重な瞬間なのではと思います。

さて、話は変わりますが今回のテーマである
『一円対話』は、カグヤのクルーで毎日行っている実践です。

ちなみに朝は必ず『一円対話』から始まります。
どんなに忙しくてもこの時間が無かった日はありません。

今では朝の一円対話が無ければ
所謂仕事も出来ないのではと感じています。

特に研修に関わらせて頂いております私にとっては
本当に貴重な時間です。

毎日の一円対話で、内省・気づき・感動があります。
でもそれがあるという事は、前提に同じ思いで働いている
という事があるからではと感じています。

又正直なところ多くの園様を見ていると一円対話の必要性を感じます。

多くの園様と関わらせていただく中で
保育という仕事は本当に素晴しい仕事だと
気づかせていただきました。

未来で活躍する子ども達のことを本気で考えて
生きるために必要な力を子ども自身が獲得できるように
真剣に導こうとされている姿にも感動させていただいております。

しかしながら、保育というものが
大変な仕事だという事だけになっている
先生も多く見うけられます。

あってはならない事が起きているという危機感をとても感じます。

同時に本当にやりたいことが
やれない環境になりつつあるのも大問題だと感じます。

又実際に研修に入らせていただいていると
先生からはゆとりや余裕が無いという課題が多く出てきます。

最後はそれが悪循環になり
働き甲斐を感じるとは間逆の方へ向かっているような気がします。

そのような中で、全ての問題の解決に繋がる
とは言い切れませんが、『一円対話』の必要性を感じます。

『一円対話』を通して先ずは互いを知り
良いとか悪いとかは全く抜きにして子どもの事を本気で考えて
話す時間を取るだけでも新たな気づきや感動が生まれるのだと思います。

又ゆとりや余裕をもつ為にも
『一円対話』は大事だと感じますし
結果的に今何を大事にすべきなのか?
という事も自然に感じたり見えてきたりします。

又特に『一円対話』を通して感じることがあります。

それは見た目の行動を大事にする前に
在り方を大事にすると気づきの量も内省の量も
変わるのだという事です。

そういう意味でも在り方のほうを考えさせてくれる『一円対話』は
やはり大事だと改めて感じます。

これからも社内の様々な実践の意味を大事にし
自分達の実践が少しでも子どもたちに繋がるよう取り組んでいきたいと思います。

                       オルタナティブコンサルタント
                       白土 大樹


「子どもたちへの思い」

2010年4月 5日

こんにちは、カグヤの白土です。

今回も研修に入らせて頂いている園で感じたことをお伝えできればと思います。

今回は、長野県にある保育園さんに研修で入らせていただきました。
こちらの園での研修は2回目になります。

前回の研修と同様に土曜日の研修となりましたが、
今回も園はお休みとなっていました。
通常であれば休園というのはあまり考えられないかもしれませんが、
保護者の方にも職員研修の意味をしっかりと伝えられての休園です。
実際のところ、研修を行う立場としてもかなりプレッシャーを感じます。
保護者の方には、きっと子どもたちの為に先生が研修を受けている
と言うことが伝わっているのだと思います。

又、こちらの園の先生方は、
本当に子どものことが好きなんだと感じます。

もちろん表面的な部分だけで言っているわけではありません。

日々の業務が大変なのは、どこの園でも同じかもしれません。
しかし子どものことについて話をしている先生方の優しそうな表情は、
言葉では言い表すことが出来ません。

きっと子どもたちも、先生方の愛情あふれる表情から
多くのことを感じているのだと思います。
そんな素晴しい先生方の集まるこちらの園でも、課題がありました。

その課題は『職員間の共通理解』です。
どこの園でもありそうな問題ですが、
問題視されていない園もあるのも現状かと思います。
しかし子どもの事を考えるとどうなのか、
と私自身も日々上記の問題については考えさせられます。

特にこちらの園では、
時間により多くの職員の方が交代し子どもたちを見守っています。

その中で自分(先生)方がやりたいことだけをやるのであれば、
大きな問題ではないかもしれません。

しかし子どもたちの事をみんなで見守っていきたいという
こちらの園としては大きな問題なのです。

特に今回の研修では、
発達という事に焦点をあて共通理解について考えてみました。
担任の先生だからという括りではなく、
一人ひとりの先生が子どもの発達を同じように見れるようになりたい
というのがこちらの園での先生方の課題でした。

実際に一人ひとりの先生に発達についてどう捉えていらっしゃるのか伺いました。
そうするとやはり捉え方が先生にって違うのです。

100%同じという事は無理かもしれませんが、
この状況が子どもたちにとって良い状況といえるのか?
更に話を伺うと参加された方全員が良くないのではというふうに言われました。

結果的にこちらの園では毎月先生方が集まり発達について話し合うこととなりました。

今の保育園の中で話し合いを行う為の時間を
確保するのは本当に大変なことかもしれません。
しかしこちらの園では自分達(先生)を
優先するのではなく、やはり子どもたちでした。

又話し合いを行うということは、
一見アナログ的なやり方かとは思いますが、
そこには共通理解をはるかに超えた何かがあるのではと今回感じました。
共通理解を図ることももちろん大事だと思いますが、
子どもたちの為にみんなで取り組んでいるという方を
大事にしていただきたいと思います。

今回も新たな気づきを頂きましたことに感謝です。

                       オルタナティブコンサルタント
                       白土 大樹


『昴(すばる=一人ひとりが大きく光る)研修①』

2010年4月15日

こんにちは、カグヤの白土です。

4月になり東京でも新しい社会人の方を多く見かけます。
皆さんの姿からは緊張もうかがえますが、同時にワクワク感やドキドキ感も表情から感じます。
仕事を行う上でもいつまでも忘れてはならぬ感覚だと改めて気づかされます。

さて今回は、社内研修という事で藤森先生にお越し頂きました。
約2時間の研修でしたが、あっという間で2時間後には頭の中が
良い意味でパンク状態になっていました。

又今まで生きてきた中で、こんなにもメモを取った事があるのかというくらい
多くの気づきをいただけたのではと思います。

もちろんメモを取っただけにならない様に、
自分の中の問題意識として大事にさせて頂きたいと思います。

その中で、今回の研修で特に印象に残った言葉があります。
それは、「生きて行くことに意味がないと、人類が維持できない」という言葉です。

この言葉をお聞きして、最初は難しくとても理解できないと私は感じました。

しかしその後の自立とは何かというお話で、
上記の言葉を具体的に尚且つ解りやすくして頂いたのではと思います。

自立とは、「生きて行く中で、自分の役割を持つという事。」

役割を持つということは生きて行く中で、
自分自身の存在意義がそこにあるということではと思います。
しかし、今の日本を見ると現実の問題に直面します。

それは何かと言いますと、毎年3万人を超す自殺者が
いるというのが今のこの日本という国の現状です。
自殺をする方の本当の理由を知る事は出来ないかもしれませんが、
亡くなった方が生きて行く中で、自分の役割を
どこまで実感できていたのだろうと考えてしまいます。
生きて行くことに意味を感じることが出来ている人が自殺するでしょうか、
自分自身に置き換えればすぐに答えは出てきます。
逆に言えば今の状況がこれからもずっと続くという事は、
やはり人類が維持できないという事に自然に繋がる事も理解できます。

このお話を聞かせていただきながら、
体の中から込み上げてくるものがありました。
自分の役割は一体なんだろうと考えると、
まだまだ自立できていない私ですが、
自分にしか出来ない事(役割を持つ)を感じることがどれだけ幸せなことなのか、
又それが人として生きて行く中でごく自然な事であるということを
しっかりと子どもたちに伝えていかなければと感じました。

あっという間の研修でしたが、
今回は藤森先生の御話の中で生きるという事について学ばさせて頂きました。
この様な機会を頂きまして、ありがとうございました。

                         オルタナティブコンサルタント
                         白土 大樹


『昴(すばる=一人ひとりが大きく光る)研修②』

2010年4月28日

こんにちは、カグヤの白土です。

前回に引き続き今回も社内(昴)研修について書かせていただければと思います。
前回は生きるということについて考えるきっかけを頂きましたが、

今回は改て見守るという事について感じたことを書かせていただければと思います。

見守るという言葉・関わりは、私達カグヤの社内でも大事にされています。
又、対子どもというくくりではなく、大人同士、人と人との関わる中でも大事であると同時に、

もともと人間としての生き方であることをやはり感じます。
比較する事ではないのかもしれませんが、やってあげるということは、
人としてもともとある能力をなくすという事に繋がるということも実感しています。

私たち大人は、いつの間にか線を引き大人と子どもを分けてしまい、
特に子どもたちに対しては、何かをやってあげなければいけないという意識に駆られてしまいます。
しかしその考えと関わりが子どもたちの、もともとある能力を奪っているという事を問題に
感じなければと思いました。

そんな中での藤森先生からの、
「子どもは、知識はしらないが、生きる知恵はある」という御言葉は印象的でした。
生きる知恵をしっかりと受容し、その中で子どもたちと関わる事の大事さも感じました。

私自身過去を振り返るとそうなのですが、保育園、幼稚園、学校と、
共に先生とは、何かを教えてくれる人なんだいつの間にか自分で刷り込んでいたのだと思います。

しかし子どもとの関わりの中では、何かを身に付けさせる事が全てではなく、
「減らす関わり」も大事であるということも今回学ばさせて頂きました。
又改めて生きていく中で、問題解決能力・コミュニケーション能力がいかに大事なのか感じました。

今私自身も今、大きな課題にぶつかっています。
しかしそれはマイナスな事ではないと思っています。
藤森先生も仰っていましたが、「問題が起きると言う事に意味がある」
人として自分にしか出来ない事と本気で向き合ったとき、
夢を実現したいと本気で思えば、
問題や課題が出る事は当たり前の事だと自分の体験を通して感じています。

大事なのは問題を起こさないという事ではなく、やはり問題に意味を感じ、
問題があるということは自分の成長への一歩だと思うことだと思います。

又コミュニケーション能力の大事さについては、各園様との関わりの中でもよく出て来ます。
それは子ども間の事ではなく、職員間の問題として出てきます。

私もそうですが、何とかコミュニケーションを図ろうと思い
周りの人に意識して関わろうとしてしまいます。
時として不自然に話をしてしまい人との関わりが
大変だと感じることも未だにあります。
しかし子どもたちに置き換えると、やはり自然だなと感じます。

私たち大人みたいに、コミュニケーションを図ることを
意識する事は先ずありえないと思います。

コミュニケーションは、子どもたちの様に、
常に自然で在るがままの姿勢であれば自然と導いてくれるものだと感じます。
ここでもこの自然な姿を私達大人が邪魔をしてはいけないのだと感じます。

最後に、見守るという事は刷り込みの多い私にとってはまだまだ大変な事です。
しかし人が生きていくうえで必要な関わりだと気づかせていただいたからには、
自分の為ではなく、やはり子どもたちの為にも実践していきたいと思います。
ありがとうございました。

                             オルタナティブコンサルタント
                             白土 大樹


「日々の実践」

2010年5月14日

こんにちは、カグヤの白土です。

5月に入り日差しも強くなりGW中少し外に出ただけで日焼けをしてしまいました。

後1ヶ月もすれば梅雨に入りますが、
今年は梅雨のジメジメ感を吹き飛ばすぐらい元気にいきたいと思います。

さて、今回は自分自身が実践から感じたことを書かせていただきたいと思います。
以前にも書いたかもしれませんが、カグヤでは実践を大事にしています。

園内の研修の中でも自分の実践から感じたことや気づいた事を伝える事を大事にしています。
以前であれば、わからないことに対しては、本を読んだり調べたりと行なっていました。
もちろん知識を身に付けることも大事だということも感じています。

しかしもっと大事な事は頭の中で考えると同時に、
自分自身がそれを行うことが大事だということに気づかせていただきました。

特に研修で関わらせていただく中で、
時に自分が発する言葉が先生に悪影響を与えてしまうかもしれない、
と考えるとやはり自分が行なってもない事を伝える事は出来ません。
それくらい実践が大事なのだと改めて感じます。

話はかわりますが、今年になりちょっとしたことに心掛けています。
それは、毎朝手を合わせるということです。
もしかしたら当たり前の事かもしれません、
しかし恥ずかしながらそれが出来ていなかった自分がいます。

最初は会社の上司の実践を聞き、自分もやってみようと思ったのがきっかけでした。
カグヤの中では子どもの中心に物事を考えたり行動する事を大事にしています。
そんな中で最初は子どもたちの為にと手を合わせることを大事にしていました。
しかし実際に朝の少しの時間でその実践を行なう事が大変だと感じました。

それくらい自分の生活に余裕が無く、
自分の事しか考えきれていない自分がいる事に気づかされました。

目を閉じて手を合わせる事だけのことかもしれませんが続ける事が
いかに大変なのかという事を最初は感じました。

そんな中、自分の中で工夫が生まれたのも事実です。
先ずはゆとりを持って朝起きる事、
それだけでも自分の中でのゆとりが出来たように今は感じます。
又最近では手を合わせることで身の回りにいる様々な方の顔が出てきます。
現場の先生、両親、カグヤのクルー、そして私自身を支えて下さっている多くの方・・・

何故か日に日に増えてきているような感じです。
それくらい多くの方との出会いがあり支えていただいている事に
感謝しなければと今は感じています。

又、同時に感じたことがあります。
感謝と同時に一人ではないという事に気づかされ、
とてもあたたかいというか嬉しい気持ちになれている自分もいます。

最近では手を合わせることで自己肯定感があがったのではと思います。
実践という実践ではないかもしれませんが、
頭で考えるよりもそれを行なう事で本当に多くの事を感じることが出来るのだと思います。

まだまだ本当の意味での手を合わせるということには
気づくことが出来ていないかもしれませんがこれからも
一つ一つの実践を大事にしていきたいと思います。

                              オルタナティブコンサルタント 
                              白土 大樹


「信頼関係」

2010年5月26日

こんにちは、カグヤの白土です。

最近は現場に伺う事と同じく社内で起きていることに対して
クルー間で話を行なう事を大事にしています。
その中で感じたことを今回は書かせていただきたいと思います。

保育現場でも同じかもしれませんが、
特に最近では人と人(仲間、上司)との関わりについて
考える時間を社内で頂いています。

例えば仕事を行なうという中で
一人で何かを行なえる事はほんの一部ではないかと思いますし、
逆に言えばほとんどの事が一人では出来ない事であるということを実感しています。
又、その中で人と関わるという事が大変だと感じていた自分がいたことは
事実ではないかと思います。

今までの私は、人との関わりの中で何かを相手と一緒に行なう際に、
先ずは自分の事を理解してもらうという意識が働いてしまっていました。
もちろん仲間同士で関わる中で自分が何をやりたいのかを伝える事は
当たり前のことかもしれません。
しかし大事な事は、その前提にあるのだという事に気づかされました。

どうしても自分に余裕やゆとりがなくなれば
視野が狭くなってしまいます。
仲間と一緒に進めていることが上手く
進まなくなるという事が起きてしまいます。
又、自分の事をいかにわかってもらうかということばかりに意識が向き、
一番大切な相手の事を解ろうとするという意識が足りなかったのだと思います。

結果的に相手に対しての思いやりや配慮が欠けてしまい、
お互いがやりたいことが出来なくなるという事が起こってしまいます。
改めて信頼関係とは何かという事を考えさせられます。
当たり前のことなのかもしれませんが、
相手がいて、その相手を先ずは認める中で初めて、
信頼は生まれることも今回感じさせていただきました。

今後は自分が何をやりたいのかをしっかりと持ち続けた中で、
相手の事をもっと知りたいという意識を大事にしていきたいと感じます。

又、子どもたちとの関わりも同じではと思います。
私達大人が一方的に何かを伝えるのではなく、
先ずは子どもの気持ちを大切にし、子どもの事をもっと知ろうという
気持ちや意識が必要なんだと感じます。

今後も周りにいる多くの方への感謝を忘れずに、
大切な信頼関係を築いていきたいと思います。

                    オルタナティブコンサルタント
                    白土 大樹



「伝えたい思い」

2010年6月 7日

こんにちは、カグヤの白土です。

年度が変わり二ヶ月が経ち、
各園様では、少し落ち着いた時間をお過ごしのことと思います。

カグヤの研修部としましては、
園が落ち着いた6月は研修を実施させていただく事が多くあります。
先日も以前から研修に入らせて頂いている園にて
ホームページの導入研修を実施させていただきました。

カグヤには様々な商品がありますが導入研修にもこだわりがあります。

今回のホームページ導入研修においては操作説明を行なうのではなく、
皆でホームページの意味を感じそれを先生方がどう活かしていきたいのかという事を
テーマに研修に入らせていただきました。

又今回は特にホームページの中にある職員ブログ
「見守る保育実践ブログ」について皆で話を行ないました。

もちろん先生方にお伝えするという事は、
カグヤの社内においても実践しておかなければなりません。

実際に毎日クルー全員で書いている
このクルー日記がその実践の一つだと感じています。

それぞれのクルーがそれぞれの思いや意味を感じて実践を行なっています。

もちろん自分の為ではなく子どもたちの事を考えた上で全員が実践を行なっています。

又周りのクルーが日々何を考え、
何を大事にして仕事に取り組んでいるのかも感じることが出来ます。

そんな中今回の研修では、「こういうふうに使わなければいけない」という
こちらの思いを伝えるのではなく、

先生方がホームページを通して何を伝え、
何をやりたいのかという事を一人ひとりに発表していただきました。

・ 日々の保育の気付きを伝えたい。
・ 保育の楽しさ、保育士の役割を伝えたい。
・ 保護者が見れない子どもの姿を伝えたい。
・ 子どもに直接関わらないが保育の素晴らしさを伝えたい。
・ 子どもとの感動、子育ての感動を伝えたい。
・ 子どもから学んだことを伝えたい。
・ 自分の関わった子に対して見守る保育に気付いたことを伝えたい。
・ 園でやっていることを知ってもらうことで、保護者にも沢山の気付きを伝えたい。
・ 子ども同士の関わり、保育士との関わりを通して、豊かなものを伝えたい。


その他多くの先生から「伝えたい思い」をいただきました。
文章での表現は難しいのですが、話されている先生方の表情からは、
早くブログをやっていきたいという思いが伝わってきました。
誰一人として自分の為という意見はなくなく、
園にいる子どもたち、保護者、
そして周りの仲間の事を考えたご意見でしたので感動いたしました。

現場は違うのかもしれませんが子どもを思う気持ちは同じだと改めて感じました。

そうだからこそカグヤのクルーもやはり実践を続ける事が出来るのだと思います。

今後も私達の実践が何かの気づきになっていただけるという事を信じ、
これからも一つ一つの実践を大事にしていきたいと思います。

                            オルタナティブコンサルタント
                            白土 大樹


「子どもたちに与える影響」

2010年6月18日

こんにちは、カグヤの白土です。

カグヤでは、月に一度「竹取新聞」
という新聞をお客様へお配りしています。

各部署の各クルーが大事にしている事や
伝えたい思いを記事にした内容になります。

又各月で漢字一文字でテーマを決め
それに沿ったものを記載しています。

そんな中で今月のテーマは「純」という漢字でした。

今月の新聞にも記載したのですが
「子どもの頃の純粋な夢」という事で今回は記事を書きました。

記事を書きながら子どもの頃の自分の夢は
何だったかな?とふと懐かしく思えました。

私の最初の夢はプロ野球選手だった
記憶がしっかりと残っています。

しかし、今はカグヤという会社で働いている自分がいます。

もちろん後悔も何もないのですが
夢を持つことの大切さを今は感じています。

今月の新聞にも書かせていただいたのですが、
私は各園の研修に入らせていただく際に、
先生方に保育士になった理由をお聞きすることがよくあります。
もちろん先生方の事を沢山知りたいという思いもあります。

又その中で先生方の御話をお聞きしながらとても羨ましく思います。
何故なら子どものころの夢が現実となった方が多いからです。

理由は様々かもしれませんが、
「自分が通っていた園の先生がとても素敵で絶対に先生になりたい!」
と思ったという御話をよく伺います。

それぐらい子どもたちは純粋な気持ちで
先生方を見ているということをここから感じることが出来ます。

逆に考えれば、様々な影響を子どもたちの大事な時期に
与えているのが先生という事もわかります。

そんな中で少しだけ残念なことだと感じる事があります。

それは何かといいますと、
子どもに様々な影響を与える先生が疲れてしまっているという事です。
もちろん全ての先生がということではありません。

子どもの事は大事で大好きだけど、
園内の人間関係、保育以外の面、保護者への対応など・・・

様々な面で悩みを抱えていらっしゃる先生がいることが
今の現実ではないかと思います。

その様な中研修を行なわさせていただいている私としましては
微力ながら「何とか先生方を支えたい」

という思いで仕事をさせていただいています。

仕事をする中で悩みを持つことや壁にぶつかる事は
誰にでもあることだと思います。
しかし子どもたちに夢を与える先生方には
絶対に幸せであって欲しいと思います。

「本当に保育士になって良かった」と思えることが、
子どもたちに与える影響は計り知れないものだと思います。

その為にも先生方が子どもたちの事を思い、
やりたいことが全力でやれるよう
私自身研修を通して先生方を
見守らせていただければと改めて思います。

                  オルタナティブコンサルタント
                  白土 大樹


「玄米クッキー」

2010年6月29日

こんにちは、カグヤの白土です。

梅雨に入り湿度は高く気持ち的には
決して良い気分ではありませんがやはり
園で研修を実施させていただくと元気が出てきます。
働かさせていただきながら元気をいただける環境に改めて感謝です。

さて今回は研修での休憩時間の話を書かせていただきたいと思います。

カグヤでは、先生方に心地よく研修に参加していただく為に
様々な工夫をしています。

その一つが今回のテーマの「玄米クッキー」です。

最初は社内で何と社長が手作りの玄米クッキーを作ってくれました。
初めて頂いたときの食感、香り、味、全てが
今まで食べた事のない感覚で本当にびっくりしました。
又何といっても手作りなのでそれだけでも感動と感激でした。
そんな中先日社長と二人である保育園さんに研修で入りました。

当日に会社に来た社長は、
来るなり玄米クッキーを作りはじめたのです。

私は正直時間があまりないのに
大丈夫なのかなという思いばかりが頭の中を駆け巡っていました。
そんな私の横で真剣に玄米クッキーを作っている社長がいました。
出来上がったクッキーを袋に詰め研修へ向かいました。

実際に園での研修は3時間を越える事が多くあります。
もちろんその中で休憩を挟みます。

今回は休憩に入る際に先生方に
社長の手作りの玄米クッキーを出させていただきました。

社長が作ったという説明を聞かれた先生方は
皆さん驚かれたのと同時にとても大きな拍手がわきおこりました。
私はその光景を見させていただき、社長が普段から大切にしている思いを
肌で感じさせていただきました。

研修は中身も大切かも知れませんが、やはりその前に
園と先生方、そしてその先にいる子どもたちの事を
どれだけ本気で考え思い続け関わるかが大事なんだと感じました。

玄米の深さはまだまだ理解できていませんが
相手の事を思いやるという気持ちの大切さが
先生方の心の変化にも繋がりより深い信頼関係が
出来るのだと気づかされました。

同時に先生方と同じ思いがあるからこそ
一緒に頑張る事が出来るのだという事も感じました。

今回の経験から私も研修では玄米クッキーを作るようにしました。
もちろん初めての経験でクッキーなんて焼いた事もありません。
自分で言うのもなんですが、おいしい、おいしくないではなく
先ずは先生方への思いを大事に実践を大事にしていきたいと思います。

                          オルタナティブコンサルタント
                          白土 大樹


「現場で起きている問題」

2010年7月 9日

こんにちは、カグヤの白土です。
ここ数日は天気も悪く、雨が続きいやな気分になりがちですが、
季節が変わると言う事を体で感じたり心で感じることが出来るこの国に
生まれる事ができ本当に良かったと思います。

さて今回は、先日伺った保育園での事を書かせていただきたいと思います。
先日伺った保育園は今後研修にも入らせていただく園です、
その中で今回は、全職員の方と個人面談をさせて頂きました。
一人30分という短い時間ですがその中で多くのことに気づかされます。

もちろん個人面談を行なう中で、目的はあります。
それぞれの先生が抱えている問題や不安な部分をお聞きすること、
しかしあくまでも初対面の方が多い中で最初から心を開いてくれるということは、
ある意味で難しいことだと感じます。

その中でもただ問題や不安な部分を出してもらおうという
関わり方や思いでは本当の人間関係は築けないのだと思います。
自分自身も本気で園の事や先生の事、そして子どもたちの事を考えているからこそ
貴重な時間を取っていただいているという姿勢が大事なんだと改めて感じています。
そんな中で今回ある職員の方との面談を行いました。

その方は園に勤められ25年以上になられる方でした。

園で言えば所謂ベテランと言われる先生ですが、
今は体調の理由で第一線から離れられ子育て支援の方で働かれていました。
この園で働かれる前は、同じ県内の保育園で働いていたそうです。
今回面談では、過去も含め今何を感じているかをその先生は私に話してくださいました。
前に行っていて園では、子ども主体の園という事だったみたいですが、
先生いわく、かなり大人主導の園だったみたいです。

一斉保育が悪いとかではなく、子どもの気持ちをある意味で無視した形で
日々の保育が行われていたと言われました。
具体的には、子どもたちが本当に嫌がっているにもかかわらず
毎日のようにマーチングの練習を行い、子どもたちは疲れそこからは
子どもらしい表情も感じれなかったそうです。

実際に先生は、「本当は子どもたちの気持ちはわかっていたけれど
どうする事も出来なかった、園の方針がありその方針に従っていくしかなかった」と言われました。

しかしそんな環境の中で働くことに対して疑問を感じ
何故保育士になったのかを自問自答され前の職場をやめる決意をされたそうです。

そして今の園で働く中で改めて子ども主体の保育の素晴しさを感じる事が出来ているといわれました。しかし数年前にある保護者から「先生覚えてますか?」と言われたそうです。

その保護者の方は、なんと前の園の卒園児だったとの事で
その当時の話に自然になったと言われました。

その中で、その保護者から言われた事でハッとさせられたそうです。
保護者からは、「あの当時保育園に行くのが本当に嫌だったんですよ
何でやりたくないことをさせるのかと思って・・・」

先生はそれを聞かれ本当に申し訳なかったと涙が出たそうです。
私もそれを聞かせていただき何ともいえない感情が出てくるのを感じました。

改めて私達大人の言動が子どもたちにに与える影響を考えさせられます。

もちろん今回の先生は、今は過去の経験から本当に
子どもの気持ちを考え子どもと関わっていらっしゃいます。
しかしこのような悩みを抱えた中でどうしようもなく
働かれている先生が多いのが今のこの国の現状かもしれません。
子どもたちの事を考えるとやはり改めなければいけないことを多く感じます。
まだまだ力は足りませんが、常に問題意識を持ち、社業に取り組んでいきたいと思います。

                               オルタナティブコンサルタント
                               白土 大樹


「間違った当たり前」

2010年7月26日

こんにちは、カグヤの白土です。

ようやく梅雨も明け毎日猛暑が続いています。
今日も訪問した園では、こども達が本当に気持ちよさそうに
プール遊びを楽しんでいました。

子どもたちの無我夢中で遊ぶ姿を見ていると
一瞬暑さを忘れてしまいました。
やはり子どもたちの不自然ではなく
自然な姿をみると何だか幸せな感じがします。


今週は週の頭から出張でほとんど
東京に居ない日が続きました。
正直なところ出張が続くと
自分のことしか見えなくなってしまう事が多くあります。
それくらい自分の中に余裕やゆとりがないのだという事を改めて感じます。

外に出るとほぼ園に居る事が多くなりますが
つい自分一人で仕事をやっていると言う気持ちに陥ってしまいます。

そういう状況続けば、普段であれば顔をあわせている仲間にすら
感謝の気持ちや配慮が欠けてしまう自分が居ます。

もちろんコンサルタントとして園に関わらせていただく中で、
園に入ればその園の事しか考えていないというのは事実だと思います。

しかし、社外に出て仕事が出来るのは、一体何故なのか?
と考える事を絶対に忘れてはならないのだと思います。
それを考えると自分ひとりの力は、高が知れている事にも気づかされます。

特に今回の出張では仲間の思いやりを痛感させていただきました。

特に出張に出ている分、いつも以上に
私の体の事や仕事の事を考えてくれる仲間がいます。
園に行っているのは、確かに私自身かもしれませんが
カグヤの価値や思いを全力で守ってくれている仲間がいるからこそ
初めて外で仕事が出来るのだと思います。

私自身同じ動作や流れが続くといつの間にか
全てが当たり前になってきてしまいます。
全てが当たり前になると周りが見えずに
感謝の気持ちもなくなるのだと思います。

今回の出張では改めて一人ではなく
皆で仕事をしているという事を様々な形で感じることが出来ました。

周りから掛けていただいている言葉、配慮していただいている姿
そこに当たり前という事は絶対に無いのだという事を
今後は今まで以上に大切にしていきたいと思います。

いつも支えてくれる仲間に感謝します。

オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「信じる力」

2010年8月 6日

こんにちは、カグヤの白土です。

梅雨も明け、いよいよ真夏到来という感じです。
暑さはつらいですけど、夏の青空と大きな雲を見ると心が安らいできます。


先週末のお休みの日に久しぶりに実家に帰りました。
5月以来戻っていなかったわけですが、実家は農家ですので
この時期の2ヶ月はとんでもないくらいの変化がある期間です。

5月の時点では米を作る際の種蒔きすら未だ終わっていなったのですが
今回戻るとすでに田植えも終わり見事なまでに稲が生長していました。

正直なところ、子どもの頃は家が農家であることを
同級生や友達から馬鹿にされることもあり
手伝うことにすら抵抗があったのですが、目の前で
こんなにも稲の成長を感じることが出来たり、様々な事や
多くの人への思いを込めて何かを作り出すということを実感
できるということは本当に素晴らしいと今は感じます。

又、今回は少しの時間ですが父親と話したいことがあり実家に戻りました。

周りからすれば大したことではないかもしれませんが、
自分自身にとっては、今後の将来のことなので大事なことでした。

しかしその大事なことをなかなか面と向かって
正直に今まで話せなった自分も居ます。
その理由を両親のせいにはしたくはありませんが
正直なところ子どもの頃の私自身と
両親との関わりというものを今でも引きずっています。

子どもの頃の記憶として残っているのは
「やりたいことをやらせてもらえなかった」という事です。
殆どの事を駄目と言われ、尚且つ駄目な事に対して
理由すら言ってくれない関わりの中、、
いつしか両親に自分の気持ちを伝えることが
苦痛に感じるようになった事を今でも覚えています。

又自分の中でのこのような問題を引きずったまま
生活や仕事をしているとどこかで違う形で問題が起き躓いてしまいます。  
そのような中で、いつまで相手任せで生きているのか?ずっと考えました。

自問自答する中で、こうなった理由はもうどうでもいい事で
変わろうとしていないのは、自分自身なんだと思いました。

まだまだ私自身の中で両親に対しての信じる力が無い分不安も沢山あります。
しかし踏み出さなければ何も変わることは無いのだと思いますし
私自身のこれからの人生のためにも、両親のせいにするのではなく
自分が変わるということを大事にしたいと思います。

又これからもっと大変な事があるかも知れませんが
自分が決めたことを信じて自分の道をしっかりと歩いていきたいと思います。

次回両親には今の在りのままの気持ちを伝えたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


『伝わる思い』

2010年8月31日

こんにちは、カグヤの白土です。

この時期社内に居ますと、室内と外の温度差がかなり激しい為に体調の管理が本当に難しいなと感じます。

「昔は東京もこんなに暑くはなかった」と最近よく耳にしますが、

私達が生み出したものや便利さを求めた結果、自分達が苦しんでいるのではと感じます。、

同時に周りの多くの生物や植物にも多大な迷惑を掛けている事を忘れてはいけないのだと改めて感じます。

さて、今回はある東京の保育園様から先日電話を頂いた内容を書かせて頂きたいと思います。

頂いたお電話の内容は、福岡で保育を学んでいる学生さんが保育園のHPを見て、

突然見学をさせて欲しいと言って来園されたという事でした。

その学生さんは来年から東京で保育園に就職されるということで、

御自身の中で保育に対して強い思いを持ち就職活動をされている方との事でした。

HPだけをたよりに東京まで出てこられ改めて子ども主体の見守るほいくの素晴らしさに感動されたみたいです。

又、御自身の道が明確になったのか、「福岡でも見守るほいくを行っている園を紹介して欲しい」と言われたそうです。

それをお聞きして私自身もとても嬉しい気持ちになりました。


同時にその学生さんの主体的な動きにはびっくりさせられました。

自分が将来何を大事にして何を守りたいのか?その為にどういう仕事に就きたいのか?

しっかりと自分の中でぶれないものを持つという事がいかに大事なのかも気づかせていただいたように思います。

又今回は保育園様のHPの作成に弊社が関わらさせていただいたこともあり園長先生からは感謝の言葉を頂きました。

こちらの保育園さまでは、ほぼ毎日園長先生と職員の方がブログにて更新をされています。

更新内容は子どもたちの為に園で大事にしていることや園長先生の子どもたちに対する思いが綴られています。

何よりも凄いなと感じるのが、日々自分のためではなく、子どもたちの為、園の為、地域の為、そして日本の未来の為に、

ブログをやっていらっしゃる園長先生と職員の方です。

実際にその実践が多くの方に伝わり影響を与えているのだと思います。


これからも先生方が大事にしていらっしゃる、子ども主体の見守るほいくが、

全国各地で広がっていくことを心から楽しみにしていきたいと思います。

又その中で先生方のお手伝いを少しでもさせて頂けるよう私たちも励んで参りたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『世界会議』

2010年9月 9日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日名古屋の中京大学で第2回世界会議が開催され参加して参りました。

世界会議の中では、藤森先生による講演・弊社代表による分科会が行われました。

今回の会議は保育の関係者のみでなく、様々な分野の方が多数参加されていました。

印象深かったのは、藤森先生のお話(「保育道」と「mimamoru保育」)に、

保育とは無関係の方の全員が共感されていたことでした。

やはり見守るという事は、子どもたちだけに必要な考えではなく人として生きていく中で、

本当に大事になる考え方であり関わり方なんだと改めて実感させていただきました。

特に講演の中での赤ちゃんのお話は印象的でした。

「大人はまるで自分のほうが優れていて、赤ちゃんに関わってあげているという意識ですが、

本当は赤ちゃんが私たちに関わってくれているという事」、

大人の私たちよりもずっと主体的に関わろうとしているのが赤ちゃんなんだとお聞きしたときには考えさせられました。

同時に人としてあるべき姿は赤ちゃんの頃の姿なのだということに気づかされました。

もちろん私自身も自分が赤ちゃんの時の記憶があるわけではありません。

しかしいつの間にか刷り込みにあい受身になっている自分、

間違った当たり前を次世代の子どもたちに伝えようとしている自分が居ることに気づかされました。


今の世の中は、周りの誰よりも知識を付け最終的に勝ち負けを決め上下の関係作るという関係が未だに多く見受けられます。

知識や学力が人を幸せに出来るのか?答えは今の世の中を見渡せば当たり前に気づくことが出来るのではと思います。

その後の講演では、学力や知力が人を幸せにするのではなく「遊力」が大事という事をお聞きしました。

正直なところ初めて触れる言葉でしたが、とても心が豊かになる言葉だと感じます。

やはり子どもたちにとって遊ぶということは、生きていくうえで必要でありそこから多くの事を学んでいるのだと思います。

又赤ちゃんや子どもたちの動きを改めて見てみると、ある意味で本当に無駄がないのだということも感じます。

逆に私たち大人は無駄なことばかり行い無駄なことばかりに目を向けているということにも気づかされます。


今回この大切な事に気づく事が出来たことに感謝いたしますし、

今後も赤ちゃんや子どもたちの自然の姿から学ぶという姿勢を大事にしたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『自分で決めて行う事の大事さ』

2010年9月21日

こんにちは、カグヤの白土です。


今年の夏は言うまでもありませんが、本当に暑くいつまで夏が続くのか?と思います。

しかしここ最近はクーラーの力を借りなくても生活できるくらい過ごしやすくなりつつあります。

さて今回も、先日研修で伺った園でのお話をさせていただければと思います。

今回うかがった園での研修のテーマは「共生」と「信頼関係」でした。

人として生きる上で大切なこのテーマを園と先生方と一緒に深く考える事が出来ることに改めて感謝いたします。

又今回研修の中でアースゲームを行いました。

アースゲームについては、又次回どこかで具体的にご紹介できればと思います。

簡単に言いますとボードゲームになり、日本で言えば「すごろく」の様なものです。

このアースゲームはヨーロッパの保育現場で使われています。

特に日本の「すごろく」と違うのは、競い合わないという事です。

ここでも日本と外国の違いを感じますが、特に昨年伺ったオランダでは競争するものは

ほとんど子どもの周りにありませんでした。逆に競争ではなくやはり「共生」をテーマにしたものがほとんどでした。

話を戻しますが、今回の研修ではこのアースゲームを2グループに分かれて2回実施して頂きました。

最初の1回目は、あえてグループ同士で競い合っていただきました。

私自身はその場に入らずに周りからそっと先生方の言動を見ていました。

隣のグループの事を気にする先生、うまくいかなかった先生を冗談ではありますが責めてしまう先生、淡々とゲームを進める先生、やはり個性も様々でした。

結果的に勝ち負けどころかゲームがすぐに終わってしまいました。

そこで2回目は競い合うのではなく、それぞれのグループで一人ひとりがどこまでやりたいのかを出していただき、目的を明確にしたなかで尚且つ話し合いを必ず行って進めて頂く様にしました。

1回目とは違い、周りの先生を「大丈夫だよ」と励ましながら進める先生、

自分だけの判断だけではなく、周りの人の意見を聞きながら進める先生、

淡々と投げる先生はほとんど居ませんでした。

結果的にそれぞれが自分たちの立てた目的を達成する事ができました。

ゲーム終了後に先生方に感想を伺いました。

ある先生からは、「自分の中でここまでやるとしっかりと決めれたからよかった」、

又別のご意見として「1回目よりも雰囲気がよく安心して参加できた」などプラスの意見が

多く出てきました。

今回感じたのは、もちろん共生という事も大事ですが、

「自分で決める」という事がいかに大事なのか感じました。

今の自分自身の課題でもあるのですが、やはり決めるという事をやらないと、

うまくいかなければ人のせいにしてしまい、後悔もそこに生まれるのだと思います。

しかし逆に自分で決めて何かを行うという事は、たとえ失敗があっても次に繋がる反省が出来、自分自身の成長に繋がっていくのだという事を今は実感しています。

又、今の子どもたちにも同じように自分で決めるという事がとても大事だと感じました。

何かをやらせるというのはやはり大人の都合で子どもたちの無限の可能性を奪ってしまうという事にも繋がるのだと思います。

私たち同様、子どもたちにもしっかりと決める事が出来る環境を作っていく大事さも今回の研修で感じさせて頂きました。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『課題の共有からの気づき』

2010年10月 1日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京では、一日の気温の変化が激しく、体調の管理がとても難しく感じます。

特に昨日と今日の温度差は約15℃という事で気温の変化にあわせるという事の大変さを感じます。

さて、今回も研修で入らせて頂いている園の事をお伝えできればと思います。

毎回研修では一円対話を実施しています。

一円対話の中では、自分の思っている事や感じている事を在りのままに伝える事、

又聞き手の方は、話しての内容を自分のことのように考えるという事が大事になります。

その中で、今回の研修先の園では、先生方に対して、

「今の自分の課題は? 今の園の課題は?」という事で正直に話をしていただきました。

しかし、その中である先生が同じ一円の中に園長も主任も居て、

その中で皆が正直に課題を出せるかどうか疑問ですと言われました。

なるほどと思いながら、「こちらかは、もちろん無理に出してくださいとは言いません、

しかし同じ仲間が、園の事や子どもの事を真剣に考えた中で自分の考えを伝える事を

当たり前にしていただきたい」という事をお伝えしました。

又話す事が苦手な先生ももちろん居るかもしれませんが、無理に何かを作らずに在りのままを

話していただければという事で一円対話を実施しました。

そして今回は出てきた課題に対してその場で解決するのではなく先ずは出していくという事を共有したなかではじめました。


子どもの事を考えた中で今の保育に対する疑問を素直に言われる先生、

バイキングのあり方について何が子どもにとっていいのかで悩んでいる先生、

涙を流しながら子どもたちの為にもっと職員間の繋がりをよくしたいといわれる先生、

この素晴らしい園でこれからもずっと働いていきたいといわれる先生、

参加された職員の方全員が素直に言って頂けたのではと思います。

そして何よりもその和の中で感じたのが、話を行っている先生も真剣ですが、

周りで聞いている先生の眼差しのあたたかさを肌で感じました。

同時に課題を皆に伝える事は、確かに大変な事かもしれません、

しかしお互いが子どもたちの事を真剣に考えた中での対話では場の空気をも変えるという事です。


研修後ある先生からは、

「同じクラスで働いている先生が、あんなにも子どもの事に対して真剣に向き合っている事を感じ、

自分自身の普段の子どもに対してのあり方を改めていきたい」と言われました。

又ある先生からは、

「周りの先生の課題を知る事で、良い意味で明日からの先生方への関わりが変わると思います、

自分の中で何か手伝える事がないか探していきたい」と言われました

又最後に園長からは、

「こんなにも真剣に保育の事を考えてくれている職員と同じ時間を共有して、

働ける事が出来ている事に感謝したい」と言われました。


今回課題を出す事で、私自身も感じる事が多くありました。

自分の中の悩みを伝える事は、確かに勇気がいる事かもしれません。

しかし周りの仲間をもっと信じて仕事ができる環境を私ももっと大切にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『GTサミット開催』

2010年10月13日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日GTサミットが開催されました。

今年も全国各地の園長先生が約70名集まられての開催となりました。

回を重ねる毎に参加される先生方が増え、ある意味では同窓会といった感じでしょうか。


今回のサミットでは、初めての試みとして各地域での勉強会の状況について報告がありました。

以前からある一定の地域では勉強会が定期的に開催されていましたが、

今回は発表された園が10ヶ園もあったということにびっくりしました。

各県の先生方の発表をお聞きする中で、先生方の見守る保育に対する熱い思いが伝わってきました。

同時に子どもたちの為に同じ保育を目指している仲間が同じ地域にいて、

そして他県にも仲間がいるという事は本当に心強い事だとお話をお聞きしながら感じました。

その中で、保育を変えた当初は様々な問題があった園、保護者からのクレームがあった園、

しかし最後まで信じ続けた結果、今は子どもたちの姿が変わったと言われる園長先生の

笑顔がとても印象的でした。

又夜の懇親会も今までになくとても楽しい懇親会だったのではと参加させていただきながら感じました。

本来の懇親会の流れは、時間の半分は各園の先生に一言ずついただく(自園紹介)というのが当たり前でした。

しかし今回の懇親会では、その時間がほとんどないという形でした。

これについては、何かが問題があったわけではありません。

参加された先生が主体的に参加され、こんな機会はないと積極的に周りの参加された園長先生と

お話をされてた結果こういう形になったのです。

ここでもサミッットの本当の意味を感じました。

自分から情報を取りに行く先生、質問に対して深く共感され思いやりを持って相手の方に答えられている先生、

全ての人が自分の為、自園のためだけという事ではなく、

今の子どもたちのおかれた環境を真剣に考え話をされている姿には心から感動いたしました。

今回のこの感動を大切にしカグヤのクルーとして一体何が出来るのか?

今後もしっかりと考えた中で、園様との関わりを大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『答えは自分達の中にある』

2010年10月22日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日オランダからお客様が来日されました。

今回日本にいらっしゃったのは昨年10月にオランダでお世話になりました、

リヒテルズ直子さんとアナマイケ・ファンハルテンさんです。

今回は、社内研修も含めまして日本の保育園での実践(ワークショップ)ということで約1週間滞在頂きました。

ワークショップでは、アースゲームを中心に協働遊びの実践を行って頂きました。

対象者は、子どもたち、保育士さん、保護者の方でした。

子どもたちをはじめ皆さん楽しんで参加して頂いていたのがとても印象的でした。

今回のワークショップを簡単に説明しますと、

競争ではなく、協働を大切に感じて頂くという事が中心でした。

私自身がそうですが、子どもの頃の遊びを含め皆で協力し取り組むという遊びはあまりなかったように感じます。

実際に今の子どもたちの置かれている環境を考えると、

競うという事がある意味で当たり前になっているように感じます。

今私は会社で働く中で改めて相手を思いやり皆で何かに取り組むことの大事さを感じています。

逆に、一人で出来る事なんてほとんど無いことに最近まで気づく事が出来ませんでした。

競争が何を生むのか?今の世の中の様々な問題に目を向けてみると本当に考えさせられます。

今回のワークショップの体験から感じたものを園の先生方をはじめ子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。


又、今回アナマイケさんからお話し頂いた言葉が印象的でした。

アナマイケさんは今回日本に初めていらっしゃいました。

いらっしゃるまでの日本の印象は、「大人が必死で働き協働的ではない、豊かさを感じる機会がない、

自分が幸せだと感じている人がほとんどいない、自己肯定感が低い」など

何一つ良いイメージをお持ちではありませんでした。

しかし来日後の保育園でのワークショップ、又京都の鞍馬山での大自然や多くの方の心温まる対応から

このように言われました。

「答えは遠く(外)にあるのではなく、本当に身近なとこにあるじゃない」

当たり前のように仰られたこの言葉は本当に考えさせられます。

勝手な解釈ですが、答えは身近なとこ=自分達の中にあるのだと感じました。

日本人という言い方は適切ではないかもしれませんが、相手を思いやる事であったり、

自然に感謝する気持ちであったり、私たちの中には元々人として大事にすべきものが在るのだと気づかされました。

しかし、それが色々な刷り込みにより出せなくなったのだと思います。

実際に今起きている問題は深刻な問題かもしれませんが今回頂いた言葉で勇気が湧いてきました。

今回の気づきから子どもたちにもっと大切な事を伝えたり、子どもたちが生きていくために

何が大事なのか感じる事が出来る環境を残していく事を使命として、これからも社業に努めていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹



『主体的な動き』

2010年11月 2日

こんにちは、カグヤの白土です。

最近は日が暮れるのも早くなり寒さを肌で感じながら清々しさも感じます。

日本には四季がありますが、変化を感じる事が出来る環境にやはり感謝です。


今回は、研修で関わらせて頂いています保育園さんの事を書きたいと思います。

先日ある保育園さんに伺ったのですが、

その園の主任先生からちょっとお話したいことがあるんですと言われました。

こちらの園では、ファシリテーターの方を中心に話し合いをグループで定期的に行っていらっしゃるのですが、

その中のある先生数人が、今の園の課題から園内研修という形で話し合いをしていらっしゃいました。

ちなみに園内研修をすでに2回実施(それぞれ約20名参加)された様でそのテーマは、

第一回園内研修
テーマ:「保育における乳幼児のお昼と生活習慣を考える」

第二回園内研修
テーマ:「当園における午睡のあり方について」

で実施されたとのことです。

そこに主任先生も参加されたとのことで感想を伺いました。

主任先生からは、「何十年と働いてきてこのような形で話し合いが出来たのは初めてです」と仰られました。

又、「参加された先生方が同じテーマの下でオープンに自分の考えを言っている姿に感動しました」と仰られました。

特に誰かが周りの先生の意見を非難することなく、参加された全ての職員の方が一人ひとりの先生の意見を

真剣に聞き素直に受け止めている様子に感動されたようです。

私も主任先生の話をお聞きしながら、

誰かから言われたのではなく子どもたちの事を真剣に考えた中で、今の園の課題と真剣に向きあわれている先生方に感動しました。

今までの園であれば、それぞれのグループで話を行うという形だったのですが、

今回の園内研修では、今の園の課題を先生方が主体的に出し合い共通の課題に対して自分の思いや考えを

素直に伝えるという形になったとの事です。

実際に参加された先生にも話を伺いましたが今までにない充実感でしたと言われました。


私自身今回の訪問で様々な事を感じさせて頂きましたし、気づきも頂きました。

子どもの事を本気で考えていれば自然と主体的な動きになるという事、

誰かにやらされるのではなく自分で決めて行えば、やっている事が本当に楽しくなるという事、

働く事に楽しさを感じ、遣り甲斐に繋がっている方が多い職場は明るいという事。

このような園と関わりを持つ事が出来た事に感謝します。

カグヤでも今まで以上にそれぞれのクルーが子どもたちのために主体的に動き関わる事を大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『仕事を楽しむ』

2010年11月12日

こんにちは、カグヤの白土です。

この1週間は、研修実施園が3ヶ園あり多くの先生方とお話をする機会をいただきました。

研修を実施させていただきながら本当に多くの気づきと勇気を頂いています。

特に子どもの事を常に一番に考えた先生方の何ともいえない表情からは豊かさを感じます。

先生方の楽しんでいる姿や豊かな表情から、子どもたちも多くの事を感じているのではと思います。

その様な中で、今私自身も課題を持って仕事に取り組ませて頂いています。

課題とは、「いかに仕事を楽しむか」です。

もしかしたら当たり前の事かもしれませんが、

その当たり前のことが今までは出来ていなかったように思います。

今までは、何かをやらなければいけないという意識がはたらき日々やっている事に対して

心から楽しめていなかったように感じます。

ある時にこのままでいいのか?と自問自答しました。

人生のなかで本当に自分のやりたい事を思い切りやれる時間は限られていると感じたときに、

どうせだったらもっと楽しみたいと思いました。

同時に今まで以上に自分にしか出来ない事をもっと考え、

受身ではなくもっと主体的に動こうと思いました。

ありがたいことに、今は子どもたちに直接関わる事は出来ませんが、

先生方と一緒に子どもたちのためにもっと良い世の中に出来ないかを考え働かせていただいています。

又、その中で自分がやりたい事をやれる環境も会社に用意していただいています。

今は素直に楽しんで仕事が出来ている自分が居ると思います。

自分自身が楽しんでいれば周りもきっと変化するのだと思います。

時に課題にもぶつかり、辛いと思う時も正直ありますが、

それも自分が決めた道だと思いますし、全て含めて自分の人生を全力で楽しんでいきたいと改めて思います。

子どもたちに伝えられる事は限られていますが、

今の自分自身の素直な気持ちを大事にして子どもたちに人として大切な事を少しでも残せていけたらと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『実践発表から』

2010年11月24日

こんにちは、カグヤの白土です。

先週今年度の最後の環境セミナーが開催されました。

毎回のセミナーの中で実践発表が行われるのですが、

それぞれの園での実践から今回も大きな学びを頂きました。

実際に私も園に伺い先生方と対話する事が多くありますが、

それぞれの園で、今子どもたちの為に出来る最善の環境を作ろうとされている先生、

子ども主体の保育を行うために何とか刷り込みに気づこうとしている先生の姿から

改めて素晴らしい仕事だという事を感じます。

その様な中、今回の実践発表では感動させて頂きました。

実践発表をして頂きましたある園では、

先生方が子どもたちの置かれた環境をしっかりと見つめ直し、

保護者の方にも見守る保育の素晴らしさに気づいて欲しいという事で、

保護者の方が一日保育に入れる環境を積極的に作っていらっしゃいました。

普段、先生方が何を大事にして子どもと関わっているのか、

先生方のやっている言葉掛けが子どもにとってどんな意味があるのか、

普段当たり前に在る環境が子どもにとってどんな影響があるのか、

一緒に保育を行う中で保護者の方にその大切な部分に気づくきっかけを作られているのだと思いました。

そのきっかけから家庭での子どもに対する関わり方もきっと変わってくるのだと思います。

同時に改めて保育の専門性がどこにあるのかという事を考えさせられました。

又、保育時間外で時間を取っていた保護者面談をこれからは無くし、

保育に参加していただく中でコミュニケーションを図っていきたいという事でした。

保護者が保育に参加するということで、先生方もきっと気を使う部分もあるのだと思います。

しかし、自分を優先するのではなく子どもたちの事を優先し動かれている事を知り、

感動し涙が出てしまいました。

先生方の日々の実践は園のためだけではなく、大きなところに繋がっているという事も感じます。

今回の実践発表から新たな勇気を私も頂きました。

自分たちの実践がどこに繋がるのか、目に見えるわけではありませんが、

子どもたち(大きなところ)にきっと繋がっている事を信じ私自身今出来る実践を行っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『決め付ける事、やらせる事の怖さ』

2010年12月 3日

こんにちは、カグヤの白土です。

さて今回は、先日研修に伺った園で感じたことを書かせて頂きたいと思います。

毎回研修を行うにあたって各研修園様に対して事前に現状のヒアリングを行っています。

特にカグヤでは、研修と研修の間を研修と定義していることもあり大変重要なヒアリングになります。

今回そのヒアリングとその後の研修から気づきと反省させられる事がありました。


どういう内容かと言いますと、


研修を実施する場合、通常であれば現状をヒアリングした後に今の園の課題を出し、

その課題に対してどのような研修を実施していくのかを考えます。

今回のヒアリングでも現状について園長先生と主任先生から話を伺いました。

その中で「今の園の本当の課題はいったい何なのか?」から研修内容を考え、研修当日を迎えました。

事前ヒアリング・研修内容・研修後の実践、など自分の中では考えつくしたつもりでした。

そして園に伺い研修スタートです。

スタート後すぐに現場の先生方との一円対話を実施しました。

事前に園長先生と主任先生にヒアリングを行っていたので安心していたのですが、

現場の先生方の研修での姿が、こちらが予測していたものとは違うものでした。

違うというのは少し語弊があるかもしれませんが、

先生方は在りのままを言ってくれるだろうはずが、そうではない展開です。

又予定していた時間もかなりオーバーしそうな流れでした。

その中で予測との違い、最終的なゴールも変更を行いました。

研修を行う中で上記の点が全て悪いわけではありません。

しかし今回は、研修を通して感じた事が2点あります。


1つ目は、研修を実施する中で現状を把握したり、

そこから先を見通す事はとても大事なことだと思います。

しかし、同時に行わなければいけないのが自分自身を疑うことだと思います。

先生方のことを思い考え続ける事と、自分は何かを決め付けていないかを

自問自答する事を同時に行うことを常に持ち続けることが大事だと感じます。

2つ目は、研修の目的がある中でどうしても目的に対して意識が強くなることです。

目的のことだけに囚われると、先生方を何とか目的に近づけよう、

何とか目的まで近づけたいという意識になってしまいます。

結果的に誰の為の研修なのかもわからなくなってしまいます。

カグヤの行っている研修の大きな目的は、子ども主体の保育を行う上での先生方の自立です。

先生方が主であり、私が主では無いという事です。

ここでも自分の役割を履き違えてはいけないのだと気づかされます。


又上記の2点については、自分にゆとりが無ければ維持できません。

もしかしたら保育の現場でも同じかもしれないという事を研修から感じます。

先生にゆとりが無ければ子どもの事を決め付けるかもしれない、

先生にゆとりが無ければ子どもにいつの間にか何かをやらせているかもしれない、

気づかずにやっていることの怖さを感じるとともに、

やはりゆとりを持つ工夫をしていきたいと思います。

最後に、

自分自身が行っていることは、一歩間違えれば先生方に悪い影響を与えてしまいます。

その悪い影響が子どもにも繋がっていくことを考えるとコンサルタントとしてどうあるべきか?

もっともっと考えなければと思います。

又今回改めて自分自身を見つめなおす機会を頂いた事に感謝致します。

悪い影響ではなく良い影響に繋がる様、これからも気づきからの実践を大事にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『世の中を変える』

2010年12月14日

こんにちは、白土です。

この1週間は気づきと反省の日々でした。

別に気持ちが落ちているわけではありませんが、

まだまだ本気で仕事ができていない自分自信が歯痒くてなりません。

又同時に自分の中の刷り込みにどうすれば気づくことができるのか?

本当に考えさせられた時間となりました。

今回のテーマ「世の中を変える」ですが、カグヤの大ミッションであります。

日々何のために仕事を行うのか?

ブレそうになる時に立ち返るのが理念でありミッションではないかと思っています。

しかし今回、自分はどれだけ自分たちのミッションの事を考えて

日々仕事をしているのだろうと考えさせられました。

日々作業的な仕事に追われつい何かをやった気になっている自分がいます。

結果的に本来大切にし続けなければいけない物を見失ってしまっています。

仲間のクルーに対しても夢を語り合うのではなく、

自分の為の悩みでただ話をしているだけの状況、

このままの状況で世の中が変わるのか?答えはきっとNOだと思います。

何の為にカグヤという会社に入ったのか、

考えれば答えはすぐに出てきます。

まだまだ自立も出来ていない未熟な自分でも、

子どもたちの為に誇れる世の中にしたいという気持ちがあったという事を思い出します。

その時の初心を忘れないためにも、

改めて自分の中での覚悟を自分自身で確かめなければと感じました。

又それとは別に感じたことがあります。

これまでは、世の中を変えるという表面的な言葉だけで、

その為に自分がどうするのかを人任せにしていたのだと気づきました。

夢を語れないのはその大事な部分を人任せにしていたからではないかと思います。

これからは、世の中を変えるために自分がどうしたいのか?自分がどうするのか?

自分の中でしっかりと自分の考えや思いを持ち仕事に取り組んでいきたいと思います。

私たちがやっていることで少しでも世の中が良くなるよう、

日々を大切に生きていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『子ども第一主義』

2010年12月24日

こんにちは、カグヤの白土です。

あまりの寒さなのか久しぶりに体調を崩してしまいました。

お客様にも周りのクルーにも迷惑をかけることで

改めて健康であることがいかに幸せな事なのか気づかされます。

さて今回は、カグヤの理念である「子ども第一主義」について

感じたことがありましたので書かせていただきます。

カグヤでは沢山のこだわりがあります。

全ては子どもの為にという事でのこだわりばかりです。

自分自身の中では、こだわり続けることが子どもたちの為に少しでも

繋がっていることを考えるとやはり大切だと感じます。

しかし、今回今までの自分を振り返る出来事がありました。

出来事の内容は省かせて頂きますが、

自分の中で大切な理念を自分都合で自分の為の解釈していたのだと思います。

本当は子どもたちの為に守らなければいけない物を

自分の為に守っていた自分がいるという事です。

理念を大事にできなければ、結果的に多くの方に迷惑をかけます。

もっと危ないなと思ったのが、上記の点にすら気づけていない時です。

この大切なことに気づくことができないまま、

自分勝手な行動を行うと大切な仲間との信頼関係すら失うことになります。

カグヤという会社で何故仲間と働くことが出来ているのか?

それは皆が子どもたちの為にという強い思いがあるからだと思います。

自分よりも何よりも子どもたちを優先して考えること、

そういう揺るがない思いがきっと次世代の子どもたちにも伝わると私は信じています。


今回改めて理念は頭で理解するものではないと感じました。

もっと周りを見て、心で人と接する事を大事にしなければと思います。

今後は、解った気にならずに、本当の子ども第一主義を目指していきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『新たな気持ち』

2011年1月12日

新年明けましておめでとうございます、カグヤの白土です。

今年も宜しくお願いいたします。


昨年を振り返ると、多くの出会いと多くの経験を頂けた一年であったと思います。

この一年で感じたことへの感謝を常に忘れずに

新たな変化を求めて又新たなスタートに立たせて頂きたいと思います。

又昨年は自分自身を知る(見つめなおす)という点についても

良い年だったのではと思います。

カグヤという会社で働く中で今の自分に足りない物は何なのか、

という事を知る事が出来たのではと思います。

一流のコンサルタントを目指す中、自分の中でのコンサルタント像はもちろんあります。

しかしそれは自分の為だけでは決してないと思います。

やはり世の中が良くなるために自分がどういうコンサルタントであるべきなのか?

そこから考えることが大事だと昨年は感じることが出来ました。

それを踏まえて考えるとまだまだ遣るべき事や考えるべきことが多くあります。

同時に自分が何かを決め遣る事が世の中を変えることに少しでも繋がっていると考えると

何とも言えない力が湧いてきます。

何のためにカグヤという会社で働いているのか、

常に初心を忘れずに一つ一つの事を丁寧に、

尚且つ全力で仕事を楽しんで遣れる一年に今年はしたいと思います。

まだまだ微力な私ですが、

皆様今年一年宜しくお願い致します。

又皆様にとっても素晴らしい一年になりますように…


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹



『変化』

2011年1月21日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日年頭の御挨拶でコンサルに入らせて頂いている園さんに伺いました。

園長先生と副園長先生に御挨拶を行い今年度の抱負を頂きました。

園長先生から頂きました今年のテーマは「信」です。

具体的には、見守る保育の三省を大事にし、

子どもの事そして職員の事を丸ごと信じる事を徹底していきたいと抱負を頂きました。

又、副園長先生からは、

「去年は不平不満を周りに言ってしまった。今年は言わないようにしたい。

自分が変わることを第一として、ありがとう・楽しい・うれしい・笑顔を絶やさない、

等の気持ちを持つことを実践していきたい」と言われました。

年明けから昨年同様に強い思いをお二方からお聞きできた事に心より感謝いたします。

園長先生や副園長先生の思いが実践に変われば、

昨年以上に園が良くなり、それが子どもたちにも

素晴らしい影響になる事を楽しみにしていきたいと思います。


又お話しの中で、ある職員の方とのやり取りについて話を頂きました。

昨年末にその職員の方と個人面談を行った際に、

保育が子ども主体の見守る保育に変わり、

日々の生活の中での自分の在り方が変わったと言われたとの事です。

ご本人からすれば、そんなに大したことではなかったのかもしれませんが

私は内容をお聞きして見守るという事が子どもたちへの関わりだけに必要な事ではなく、

大人同士の関わり、そして人が生きていくうえで必要な事だという事を改めて

先生の実践から確認させて頂きました。

その先生は、「先日長距離のバスに乗車されたそうです。

その際に前の座席に男性の方が座られ、

座られた瞬間に何も言わずに椅子を倒されたそうです。

以前の自分であればなんて自分勝手な人なんだろう、

下げるなら一言あってもいいのではないのか、

と思い声を掛けていたかもしれなかったとの事。

もしその行動をとっていれば、その瞬間から楽しくない時間が続いたのだと思います。


しかし今回は、椅子に座った瞬間に座席を倒したくなるくらい疲れていたのだろう?

とすぐに思ったとの事」でした。


このお話をお聞きして自分の考えや思いを押し付けるのではなく、

先ずは相手の立場や気持ちになって考えるだけで、

お互いが幸せになれるという事を感じました。

その先生は、見守る保育から生きていくうえで必要なものを学ばれ

変わられたのだと思います。


実際に変わる(変化)と聞けば大変だと捉えがちですが、

変化が自分の為ではなく子ども達や自分自身以外の為の変化であった時、

そこから自分の在り方や生き方、そして人生までも変わるという事を感じ感動しました。


今年は年明けから勇気を頂けるお話を頂きました。

今年も自分たちがやっていることを改めて信じ、

私自身も変化を恐れずに実践を大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『コンサルタントとしての姿勢』

2011年2月 1日

こんにちは、カグヤの白土です。

今回は弊社のクルー数名で研修を行わさせて頂いた園様の事を書きたいと思います。

その園様との関わりを持たせて頂きましたのは、

今から約6年前になるのではないかと思います。

それを考えるとあっという間の6年であり、

同時に物凄い変化があった6年であったのではと思います。

外から見ている私達からすれば常に子どもたちの為に

変化する事を一番に考え実践された園でもあります。

そして今回、正月明けに皆で研修に入ることが出来ました。

今回も研修の中で先生方には主体的に参加していただき、

素晴らしい研修を共有させて頂いた事に感謝いたします。

又その中で今回は研修後の懇親会にも参加させて頂きました。

懇親会の中で商品があたるゲームが実施され、

ありがたいことに私たちクルーも参加させて頂きました。

参加された方全員に賞品が当たるというゲームだったのですが、

その商品の中に合成洗剤が入っていました。

合成洗剤については、様々な考え方があるのも私は少なからず知っています。

もちろん周りの方に自分の価値観を無理矢理に押し付けようとも思いません。

しかしコンサルタントとして自分の経験から大事なものを伝える事を忘れてはいけないのだという事も感じます。

今回懇親会という席でしたが、

洗剤について少しだけですが御話ししました。

使用することが自分の体だけではなく、

生まれてくる子どもたちにも様々な影響を与えるという事、

又、何よりも怖いのが何が正しのかを知らなくて使っている現実があるという事です。

話をさせて頂いた後に気づかされたのですが、

大事な事は興味を持ち自分の中で考える事だと、

先生方から逆に教えて頂いた気がします。

懇親会という場でしたが、

周りを見てみると真剣に聞いていらっしゃる先生ばかりでした。


今回、私自身は会社で実践を行っていることをお伝えしただけです。

今の世の中には様々な問題が多くあります。

残念なことに何が本物かもわからくなってしまっているのも現状です。

その中で私たちは自分たちで正しいものを見抜く力も必要とされているのだと思います。

たかが洗剤かもしれませんが、

私たち一人一人が自然の中で生かされる中で、

今置かれている環境について考える事がやはり大事だと思います。

又特に保育園というのは女性の方が多い職場でもあります。

今後結婚され子どもを育てられる方も多くいらっしゃいます。

もちろん先生方の体の事も心配ですが、

子どもたちに本当に正しいものを伝えて行くのも先生の役割だと思います。

今回は研修の時間ではなく懇親会という時間でカグヤの実践を伝えることが

出来て、本当に良かったと思います。

同時に自分自身の事ですが何がコンサルなのかという事についても、

考える時間を頂きました。

これからも自分たちの実践を信じ、

コンサルタントとしてどうあるべきなのか?

自分に矢印を向け先生方と関わらせて頂きたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『私の自慢』

2011年2月10日

こんにちは、カグヤの白土です。

私事ではありますが、先週35回目の誕生日を迎えることが出来ました。

セミナー開催で忙しい中、社長はじめクルーの暖かい祝福を頂きました。

今回は特別に社長と皆でバターロールパン作りをしました。

初めての試みでしたが、言葉では言い表しようがないくらいのおいしさでした。

私が言うのはなんですが、

やらされてやるのでではなく、

皆で何かの為に遣りたいという気持ち、

遣った事のないことへの好奇心、

そして皆でやる楽しさを感じながらという心の部分が詰まったパンだったのではと思います。

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又、毎年様々な企画を立てて頂いているのですが、

今年の誕生日は忘れることが出来ない誕生日となりました。

本当にカグヤという会社で働く事が出来ている事に感謝いたします。

又特に感動させて頂いたのが、

今回2回目となるポートフォリオでした。

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ポートフォリオは実際にカグヤの商品であり、

保育園・幼稚園で導入頂いています。

いわゆる評価するという視点ではなく、

ポートフォリを手にした子ども自身が、自らの成長を感じる物です。

同時に先生や保護者から見守られている事を子ども自身が実感し

生きる勇気や感動があるものだと私は考えています。

実際にカグヤでは、園に商品をただ提供するのではなく、

今の世の中に本当に必要だからという思いもあり、

それぞれのクルーの誕生日に一人一人が心を込めて制作しています。

私は、今回頂いたポートフォリオで2冊目になりました。

このポートフォリオには今の時代に足りていない物が

沢山入っているのだと私は確信しています。


何故確信かというと、

自分自身がもらってそう感じたからです。

今回、ポートフォリオを実際に手にするとそれぞれのクルーの顔が出てきました。

皆忙しい中で書いてくれた事、

皆が思ってくれている自分を知った事、

本当にカグヤで働くことが出来て良かった、

皆に出会う事が出来て良かったと感じました。


正直移動の新幹線の中で涙がとまりませんでした。

「カグヤ(クルー)は私にとって最高の会社であり、最高の仲間です!」

これからは、今回感じさせて頂いたものをしっかりと園に伝えていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『自分たちの会社』

2011年2月21日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日全クルーで話し合いを行いました。

何について話を行ったかといいますと、

これからのカグヤという会社をどういう会社にしていきたいかという事です。

今回の話し合いで新たな気づきを頂きました。

正直なところ今までは、自分たちの会社をどうしていきたいのか?

この大切な部分を考えたことはほとんどありませんでした。

この大切な部分を考えずに、全てを社長や周りに依存してただ働いていたのだと思います。

振り返れば何とも恥ずかしい気持ちになります。


話は変わりますが、私は研修の中で先生方と共に自立を目指している立場の人間です。

上記の点を踏まえ振り返ると、

今までの自分は自立からはかけ離れていたのではと反省させられます。

結果的に全てを自分ではなく、周りのせいにしていたのだと思います。


又、決めつけてはいけませんが今の時代は、

以前の私のように働いている方は少なくはないのだと思います。

何故そうなったのかを考えてみると、

正直なところ雇われているからといつの間にか思い込み、

自分で考え働く事をいつの間にか止めていたのだと思います。

しかし今回の話し合いで目が覚めました。

本当にありがたいことにカグヤでは、

自分がどうしたいのか?という事が優先されます。

もちろん会社の理念、ミッションがありその中でどういう会社にしていきたいのか、

どう働きたいのか、という事です。


短い人生において働く時間は約半分です。

その大切な時間を何も考えずにただ働くというのは、

やはり残念なことだと思います。

生まれて来ることが出来たことに意味があるのであれば、

思う存分に自分の遣りたい事を遣りたいと今は心から思います。


ましてや同じ思いの仲間とそれを遣る事が出来、

世の中を変えることに少しでも繋がるとなれば尚更、幸せだと思います。


又、今回の話し合いでは皆でとことん夢を語り合いました。

社員だからではなく、社員だからこそ自分たちの会社をどうしていきたいのか、

間違った遠慮は止め、一人一人が考えた中で自立したクルーでありたいと思います。


又、子どもたちにも自分たちの実践を通して、

生きる事、働く事、自分にしか出来ないことの意味を見つける事の大事さと

喜びをしっかりと伝え残していきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『第1回素直合宿』

2011年3月 1日

こんにちは、カグヤの白土です。

今回は先日初めて行った合宿について書かせて頂きたいと思います。

きっかけは以前行った会議でした。


会議の中で、

今いる仲間がお互い素直に在りのままの自分でいる事が出来ているのか?

今の状況が果たして信頼関係を築き上げれる関係なのか?

という意見がクルー間で出てきました。


今回この疑問を感じる中でそのまま仕事を進めるのではなく、

この疑問を解決するためにも普段の生活の中でお互いに素直に自分を出し合い、

その中でお互いを知るという事を目的に合宿を行いました。

もちろんクルー同士仲が悪いわけでは決してありません。

大きな目的を達成するためにも一人で何かを遣るのではなく、

お互いが活かしあいその中で自分にしか出来ない事を遣るのが

会社にも自分たちにも一番良いことだと感じたからです。


内容は
昼間は皆で川でバーベキュー、

夜は遅くまで宿泊先にて語り合いました。

なんだか昔を思い出し修学旅行に来ている感じもしました。

今回のテーマは素直になるという事でしたが、

やはり今回も多くの気づきを頂いた合宿となりました。

自然の中で食事をし、生活をする中で、

周りの仲間が何を大切に生き生活をしているのかも感じることが出来ます。

また会社の中や仕事では見せない一面も垣間見る事が出来ました。

人はいつの間にかわかった気になり相手を決めつけで見てしまいがちですが、

今回の研修では、いい意味でまだまだ相手を理解するという事にはほど遠いと感じました。


又、人は誰しも得意な部分もあれば苦手な部分もあります、

しかしその中で互いが活かされ本当のチームが出来るのだと今は実感しています。


今回は素直というテーマで様々な話を行いました。

周りのクルーが自分の事を一体どう思っているのか?

良いことも悪いことも在りのままに伝えあいました。

又相手に対して気になる事は?という事でも話を行いました。

第三者の方からすれば、そんな事をして一体何の意味があるのか?

と思われるかもしれません。

しかし今回もカグヤらしい熱い本気の出し合いが繰り広げられました。

相手に対して本気だからこそ又信頼したい気持ちが強いからこそ

時に聞きづらいことも聞きます。

私は本当の仲間やチームとはやはりその先にあるのだと今回確信しました。

上辺だけの関係では本当に良い仕事も出来ないのだと思います。

又、今回は先ず自分自身が素直であるという事がやはり一番大事だと感じました。

思ったことや感じたことを素直に出すことが出来る自分である事、

相手の意見を素直に聞ける自分である事、

気づいたことを行動に変える素直さを持つ事、

仲間の事を好きであるという素直な気持ちを持つ事が大事だと思います。


又本当の信頼関係を築き、その中でチームを作る為には、

「相手が嫌な事や不安になる事をやらない事」が一番の近道かなとも感じました。

これも当たり前の事なのかもしれませんが、

まだまだ出来ていない自分がいます。

仲間の事を本当に大切だと思うのであれば、

相手の立場や気持ちになりその中で変わるのは自分だと今回は感じました。


今後も「チームカグヤ」がもっともっといいチームになる為にも、

先ずは自分が素直である事を大事にしたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『子どもの気持ちになる』

2011年3月 9日

こんにちは、カグヤの白土です。

今回のテーマは、今の自分のテーマそのものです。

カグヤでは子ども第一主義という理念を掲げています。

全ては子どもから考えるという事に繋がるのだと思いますが

実際にはまだまだ出来ていない事が多くあります。

その中で特に最近意識しているのが「子どもの気持ちになる」という事です。

私は普段の生活をしていると、

目の前に子どもがいるという事はほとんどありません。

実際には園に伺った時に子どもたちと少し話をするくらいかと思います。

もちろん子どもと接した時に、

素直に今のその子の気持ちを聞くという事は大事であり出来る事かもしれません。

しかし今自分に求められているのは、

目の前に子どもがいなくても子どもの気持ちになって動くという事だと実感しています。

私たち大人同士が普段何気に交わしている言葉、

子どもが聞いたらどう思うのか?

私たち大人が普段何気に行っている行動、

子どもが見たらどう思うのか?

もっと真剣に向き合い考えなければと思います。


残念な事に、今の時代は子どもの立場(気持ち)になって見渡すと、

残念な事ばかりではないかと思います。

もし私が子どもだったら大人を見て、

「言っている事と遣っている事が何故違うのだろう」、

「平気で嘘をつくのは何故だろう」

「皆で決めた約束を何故破るのだろう」

「悪いとわかっている事を何故やるのだろう」、


何故、何故、何故ばかりの世の中ではないかと思います。

又一番の問題はこの不自然な事をほとんどの人が、

当たり前としている事ではないかと思います。

人が生きていくうえでこんな無責任なとはないと思います。

子どもたちにしっかりとした生きるというバトンを渡し引き継いで行く為にも

もっと子どもの気持ちになるという事を大切に実践していきたいと思います。

同時に、ほんの少しだけ先に生まれてくる事が出来た責任を

子どもたちの為にもしっかりと果たしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『新たな出発』

2011年3月22日

こんにちは、カグヤの白土です。

早いもので3月も終わりに近づき、

各園でも卒園式や入園式の準備でバタバタしている時期ではないかと思います。

そんな中、先日ある保育園様に研修で伺いました。

今回の研修では、ほぼ全職員の方に参加を頂きました。

その中には今年度で退職される職員の方、

来年度より新たに働かれる方がいらっしゃいました。

正直なところ、子ども主体の保育を目指す為の研修であり、

皆で力を合わせて子どもたちの為にやっていこうという研修ですので

遣りにくい部分がないかと言えば嘘になります。

しかし私自身も何の為の研修なのかを考えた際に、

答えはやはり一つですので迷うことなく研修を実施しました。

そして、今回の研修でも様々な気づきを頂きました。

とくに退職される方の姿から感じた事があります。

もし私自身が辞める立場であればどのような意識で参加するだろう?

考えるとあまり良いイメージは湧きません。

しかし実際には退職される方がどの方かわからないくらい参加された先生全員が自然体でした。

又、退職と聞くと「何があったの?」と気にされる方が多いように感じます。

実際にこちらの園での退職の理由は下記のような事でした。

①違う園で働いてみたい
②保育士ではなく、違う仕事をやってみたい


今回研修前に園長先生とお話をさせて頂き感じた事があります。

それは園長先生の中で遣りたい保育が固まり、

覚悟を決めてやろうとしていらっしゃるという事です。

もちろんその覚悟はご自身の事を考えた覚悟ではなく、

子どもたちのことを考えた上での覚悟でした。

働く側の立場で考えると園の理念(覚悟)がはっきりし、

方向性も明確であれば自分自身もそこに合わせてしっかりと考えることが出来ます。

今回退職される先生もきっとそうだったのだと思います。

私だったらと考えると、

自分自身の限られた人生の中で自分で決めずに働く事は

やはり遣りたくないと思います。


又、働く側の立場としてしっかりと選び決める権利もあるのも事実です。

そういう意味では、本当に素晴らしい園だなと感じました。


しかし世の中にはそうでない園があるのも事実ではないかと思います。

もちろん園だけの責任ではありませんが、

働く側が自分で決められない環境を作っている事にはやはり問題を感じます。

先生方を含め私たちも子どもの自立を心から願っています。

子どもに自立を願う前に自分自身はどうなのか?

考えさせられます・・・

誰かに決めてもらうのではなく、

誰かに責任を押し付けるのではなく、

しっかりと自分自身で考え生きていかなければと感じる研修でした。


退職する事は何も悪い事ではないと思います。

自分で決めて新たな道に進む事、

素晴らしい事ではないかと思います。

その逆に、なんとなく働きすべての責任を人に委ねる、

何とも淋しいことだと思います。

どちらで在りたいか?

答えはやはり一つです。

今回研修でも様々な学びを頂けた事に感謝いたします。

又今後新たな出発をされる先生方が、素晴らしい人生を歩まれる事を心から願います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『強さと弱さ』

2011年3月30日

こんにちは、カグヤの白土です。

今回は、東日本大震災の中で自分が感じた事を書かせて頂ければと思います。

特に東北地方では多くの方がお亡くなりになり

又大切な家族・大切な人・大切な生活の場を失われた方に対して

何て言葉をお掛けしたらいいのか解らないというのが本音です。

実際に地震が起きた際に私自身は宮城県の仙台市にいました。

地震が起きた際には園ではなく車内にいたのですが、

今までに経験のない揺れと恐怖の連続でした。

又全く知らない土地であるという不安もすぐに出てきました。

仙台市の中心部よりも内陸のところにいましたので、

津波がくることは無かったのですが、

当日の夕方のテレビでの中継で起きている事の現実を知りました。

地震後すぐにすぐに信号は止まり、

道には人が溢れ出ていました。

私自身、恐怖と動揺から動く事が出来なかったのも事実です。

全てが止まり何もない状態、携帯も何も繋がらない、

そんな中地域の人、会社の仲間、親、

皆さんに救われたのも事実です。

電話も繋がりにくい中多くの方に心配や励ましのお電話を頂きました。

夜中1人で車内に居た際に「大丈夫ですかと?」声を掛けて頂いた地域の方、

翌日の朝を車で迎えた時に貴重なお水とパンを支給して頂いた方、

自分自身が生きるという事で精一杯の中で

自分よりも周りを思いやる気持ちを忘れないというこの国に生きる人の心の優しさに

触れさせて頂いた事、一生忘れない出来事であったと思います。

感謝しかありません。


又、震災後感じた事があります。

それは何かが起きた時に自分で考え自分で決めて動くという事の大事さです。

もちろん自然の災害は予測が不可能かもしれません。

又、情報も限られた中で取りにいかなければなりません。

しかし今回は、地震・津波・原発と様々な問題が起きている中で

人が生きる上で大事な事を私は学ばせて頂きました。

特に原発につきましては、今後も様々な問題が出ることが予測されます。

今現在も福島の方を中心に多くの方が避難していらっしゃいます。

テレビをつければ多くの情報が流れていますが、

何が真実であるのか?情報に対して自分が動く基準は何なのか?

全ては自分が決めて動く、

これが絶対に大事な事ではないかと思います。

しかしこのような状況でも誰かに依存し、

何かが起きた時には周りに責任を転嫁する事を日々目の当たりにしています。

仕方ないと言われればそうかもしれませんが、

私自身は今回の経験で生きる上で大切な事を学ばせて頂きましたので、

今後この経験を少しでも多くの子どもたちに遺していきたいと思います。


東北地方太平洋沖地震で被災された方々へ心からお見舞い申し上げるとともに、

一日も早い復興を願い、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『子どもたちに伝えて行く事』

2011年4月 8日

こんにちは、カグヤの白土です。

東日本の震災から3週間が経ちました。

今もなお多くの方が被災され不自由な生活を送られている事を考えると

今自分がすべきことを改めて考えさせられます。

又震災後、原発を含め様々な問題が出てきているのは、

誰もが知っている事とは思いますが、

その問題を作り出した原因のほとんどが、

私たち人間であるという事も事実ではないかと思います。

私自身恥ずかしい話ですが、

今回問題が起き初めて原発の事を調べました。

実際に今生活をする中で少なからず関わりがあるという事にも気づかされました。

又何よりもそれを知らずに生活していたことを

見つめなおさなければと思います。


今回の原発の問題からもそうですが、

私たちが日々に生活をしているという事は、

何らかの力を借りて出来ているのだと思います。

しかし今回の問題を経て、

あまりにも自分勝手な生き方ではないかと反省させられます。

今回の問題で地球上の人、自然の動物、植物、土、水、

人が生きていく上で絶対に必要とされるものすべてに

迷惑を掛けてしまっているという事も感じました。


又今回、本来の人間としての役割が一体何かということも考えさせられました。

同時に今回起きている事は逃げる事の出来ない事実であり、

全てを受け止める必要が全国民にあるのではと思います。

確かに問題を引き起こす問題の原因を作ったのは

先人の方かもしれません。

しかし見過ごしてきた人にも同じように責任があるのだと思います。

又、今を見過ごせば同じ苦しみを子どもたちが味わわなければなりません。

私たちの責任は、在りのままの真実をしっかりと伝え、

皆で協力して解決して行く事だと思います。

課題は多いですが日本人としての誇りをしっかりと持ち

全力で向き合っていきたいと思います。

私自身出来る事はほんのわずかな事かもしれません、

しかし子どもたちの為にも、

人として正しく生きるという事を自分なりに伝えて行きたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


『全員が主役』

2011年4月18日

こんにちは、カグヤの白土です。

4月になりカグヤにも新しいクルーが新たに加わりました。

新卒で入ってきたクルーですので

私自身と一回り以上年齢が離れています。

年上だからとかではなく、

カグヤで仕事を行っている人間として、

今まで以上に刷り込みに会わない実践を大事にしなければと感じます。


又、今回新人研修を福岡にて実施致しました。

全クルーで挑戦した山登り、バーベキュー等盛り沢山でした。

普通の会社であれば、

社長の話があり、それに対し代表で誰かが挨拶を行う。

しかしカグヤではやはりそれぞれが主役なのだと感じる時間でした。

新人だとかベテランという壁を越え、

子どもたちの為にという思いでそれぞれが

思いを伝え又同時に実践を行っていく事、

まだまだ反省すべき点も多い私ですが、

今回改めてこのカグヤという会社で働く事が出来

本当に良かったと感じました。

又今回は参加型の研修であり遣りきる事を目的に研修が出来ました。

何かを気にして途中で諦めるのではなく、

自分の為ではなく仲間の為にやり切れた事、

本当に価値のある事だと感じます。

これから先、多くの課題に私もそして仲間とぶつかるかもしれません。

しかしこれからも子どもたちへの思いを大切にし、

自分にしか出来ない事を貫いていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


働くことの喜び

2011年4月26日

こんにちは、白土です。

新年度が始まり、これから様々な園様と関わらせて頂く事が出来る事を考えると、

楽しむ・思い遣り・責任・感謝という事を大事にこの1年を遣り抜いていきたいと思います。

その為にも先ずは子ども第一主義を通して、

自らの実践を深めていきたいと思います。

又、今回研修園で園長先生より大変有難い御言葉を頂きました。

園長先生から頂いた言葉とは、

「カグヤさんに出会う事が出来て本当に良かった」という言葉です。

何よりも個人ではなく会社として見て頂いた事、

カグヤという会社の思いが伝わった事に感謝いたします。


私自身園長先生と職員の方々と関わらせて頂き、2年目となりました。

その中で、この1年は会社としても個人としても変化が求められる事が多かったと思います。

コンサル会社としてどう在るべきなのか?

コンサルタントとしてどう在るべきなのか?

日々考えながら過ごしてきました。


又その中で、特にこの1年で感じた事があります。

コンサルを行う上で一番大事なのはスキルではないという事です。

何よりも大事なのは、お客様の事をお客様の気持ちになり、

考え、その中で自分自身と会社としての実践を常に行っていく事です。

そこから出てくるものがコンサルへと繋がる道ではないかと今は思います。

そして今回頂いた言葉は、その道が間違いではなかったという事ではないかと思います。

又先月からクルー全員でどんな会社にしていきたいかを話し合ってきました。

そこで皆で決め出てきたのが、

「カグヤという会社に出会えて良かった」と思って頂けるような会社にしようという事でした。

そして今回、園長先生から頂いた言葉はまさにその言葉でした。

働く事の喜びを全身で感じさせて頂いた言葉でした。


これからも初心を忘れず心を使う事を第一として、

自分の実践としていきたいと思います。

ありがとうございました。

オルタナティブコンサルタント
 白土大樹


「信じる力」

2011年5月10日

こんにちは、カグヤの白土です。

新学期を迎え、多くの出会いが各園様でも起きているのではと思います。


そのような中で、先日ある東京の園様より御相談を頂きました。

内容は、職員が退職して地元の福岡に帰るという事で、

福岡で子ども主体の見守る保育を実践している園がないか、という御相談でした。


実際に福岡では見守る保育勉強会が立ち上げられ、

多くの園様が参加され、毎月様々な学びの時間を作っていらっしゃいます。

正直なところ、数年前にこのような御相談を頂いても、

答えようがなかったのですが、

今はこんなにも真剣に子どもの事を考え保育に取り組んでいらっしゃる

園様があるという事をお伝えできる事を本当に嬉しく思います。


又今回は退職される職員の方とお話しする時間を頂けた事も

私にとっては貴重な体験となりました。


その中で何よりも感じたのは、

その職員の方は今まで自分たちが行ってきた保育が、

今の子どもたちにとっても、今の世の中にとっても、

絶対に必要なんだと感じそして信じていらっしゃった事です。


同時に子どもたちの事を考えて様々な事を実践されてこられたからこそ、

何かを掴み取っていらっしゃるようにも感じました。


又その先生から言われた言葉が印象的でした。

「どんな立場でもいいので保育に関わりたい」と言われました。

優先順位が自分でもなく、物でもなく、お金でもない、

人として当たり前のことかもしれませんが、

私にはまだまだ実践できてない事ばかりでお聞きしながら自分の事を恥ずかしくも感じました。


しかしこのような気持ちで保育をされる方が増えているという事を考えると、

未来がとても明るく感じます。

私が言うのも失礼かもしれませんが、

この先生は子どもたちにとって本当の先生なんだと思います。

それは保育だけで子どもたちに関わるのではなく、

ご自身の生き方からも子どもと関わっていらっしゃるからです。

生きていくうえで人として何が大事なのかをしっかりと実践されているからです。


今回の相談から私自身、勇気を頂きそして今まで以上の希望を持たせて頂きました。

私自身も子どもたちに対して恥じない生き方をしていきたいと思います。

                          オルタナコンサルティング
                                 白土大樹


「見守る関わり」

2011年5月17日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日研修に入らせて頂いている園様に伺ったのですが、

今回も園長先生や職員の方と話すお時間を頂きました。

その中で改めて見守る保育の素晴らしさに触れさせて頂きましたので

ご紹介させて頂きたいと思います。


まず最初に園長先生に園の現状や職員の方への関わりに伺いました。

私自身研修という立場で園に入らせて頂いている中で、

ほとんどの園様との関わりで今の園の課題、

職員の課題や職員への要望を園長先生からお聞きする事が多くあります。

もちろんそこには、職員の方に良くなってほしい、幸せになってほしい

という思いがあるからこそ、そうなるという事も感じます。

しかし今回のお話は今までのものとは異なりました。

最初に園長先生からは、先ずは園長である自分自身が変わる事が近道だと言われました。

職員に対する思いはもちろんある中で、

つい何かを求めてしまいがちになるとの事。

そしてそれがいずれは、不満に変わり溝さえもできてしまうという事。

その中で、もっと職員を信じて行こうと決められたとの事で、

例えば何か問題が生じた際に、

起きた事に対してすぐに感情的にならずになぜそうしたのかを聞く事などです。

当たり前のことかもしれませんが、

日々の仕事での関わりの中でそれを実践していらっしゃいました。

又園長先生からは全ての人と人とのかかわりの中で「見守る」を実践していけば

皆が幸せになれるという事を確信したと言われました。

実際に私もここ数年こちらの園様と関わらせて頂いていますが、

特に最近は職員の方が心から楽しみ保育を行っていらっしゃる事をとても感じています。

結果的に子どもたちも以前よりも落ちつているのも当然なのかとという事も気づかされました。


又、今回は園長先生との面談後、主任先生と副主任先生2名の方とお話ししました。

最初に職員の方に言われたのが、

「今働く事が楽しくとても幸せなんです」と言われました。

又次に「日々仕事をしている中で園長先生から見守られている事をとても感じます」と言われました。

3名の先生方の顔を拝見すると、今感じている事を在りのままに話されている事も感じました。

同時に園長先生が大切にされている事であり実践が、

しっかりと職員の方に伝わっている事も感じました。

職員の方は自然に園長先生から頂いているこの関わりを

子どもたちに還元しているだけなのだと思います。

しかし結果的に園長も主任も現場の先生もそして子どもたちも

皆が幸せを感じ喜びを感じれているのがこちらの園の現状でした。


今回改めて「見守る」という事の素晴らしさを感じさせて頂きました。

又子どもたちへの関わりだけでなく、

人と人との関わりの中で間違いなく大切な事だという事も気づかせて頂きました。

私自身もこの気づきを大切に「見守る」を実践していきたいと思います。

ありがとうございました。

                        オルタナティブコンサルタント
                        白土大樹


「理念」

2011年5月26日

こんにちは、カグヤの白土です。
新学期も始まりあっという間に2ケ月が経ちました。
各園様におきましてもゆったりとした時間が戻りつつあるのではと思います。

先日研修である園様に伺ったのですが、今回は改めて理念の大切さを感じさせて頂きました。
研修に入らせて頂きますと、園内の人間関係の問題に対して御相談いただく事が多々あります。

これはもちろん保育園や幼稚園だけでなく社内でもある事です。
その様な中で、今回は社内での実践からも感じた事があります。
それは、やはり理念が大事であるという事です。

もし理念が明確でなく、そこで働く人がそれぞれ自分の価値観だけで
働いていれば、一つになるという事はやはり厳しいのだと思います。
極端に言えば、お互いに大事にすべきものの共有が出来ていないのであれば本当の意味で
ぶつかり合う事もないのかと思います。
という事を考えれば人間関係がうまくいかないというのも
もちろん全てがマイナスであるとは言えないのではと最近は特に感じます。

例えば理念が明確であり皆がその理念を大切にしたいという気持ちがあった際に、
もし大切にしていない人がいればやはり互いに気持ちよく働く事は出来ないのだと思います。
逆に働く側の全員が理念を大事にしてそこから働き方を考えて行けば
働く事がとても幸せな事に繋がるのではないかと思います。

話しは変わりますが、先週もある園さんに研修に入らせて頂き、研修の最後に参加された皆さんで
次回の研修までに皆で遣りたい事を話し合って頂きました。
話し合いの内容を聞いていると先ずは今の園の課題が出てきました。

もちろん当然のことかもしれませんが、びっくりしたのが参加された方全員が
同じ問題を共有していた事です。
何故そうなったのかもすぐに感じ取る事が出来ました。
それはやはり理念が共有されているからだと思います。
園として大切にしていきたいものが明確であるからこそ、
今の園の本当の問題も見えてくるのだと思います。

今後こちらの園では皆で決めた事を実践して行く為に、もちろん時には職員間でぶつかるときも
あるかもしれません。しかしそれは理念が明確であり皆で共有できているからこそ
起きる事であり、最終的に本当の意味での信頼関係や人間関係がそこから築き上げられるのではと
思います。理念の明確化、理念の共有、理念の実践、自分自身が幸せな人生を歩んで行く為にも、
今後も大事にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「想いを形に」

2011年6月 2日

こんにちはカグヤの白土です。
今回もお客様と関わらせて頂く中で、新たな気づきを頂きました。
それは何かと言いますと、「想いを形にする」事の大切さです。

もちろん何かを相手に伝えたいと思う際に、自分都合で相手に解ってほしいと
押し付ける事は、ただのわがままだと思います。

しかし時と場合によっては形があるからこそ思いが伝わる事もあるのだという事を
今回は感じました。今のカグヤは常に変化を求められ変化を求めている時でもあります。

お客様に変化をお伝えする際に、言葉だけでは、本当にお伝えしたい事が100%伝わる事は
かなり難しい事です。時にはお客様を傷つけたり、不安にさせてしまう事もあるのだと思います。

最近もあるお客様から、「カグヤさんは一体どういう会社なのですか?研修ではどんな事を大事に
しているのですか?」などの質問を頂きました。

それに対して、「カグヤは子ども第一主義の会社です、研修では社内で実践している見守るという事を
実践する事を大事にしています」とお答えするのですが、それを聞かれた先生のリアクションは???
という感じです。

確かに自分で話をしていても伝わるはずがないなと思う瞬間でもあります。
話しは変わりますが、私は研修の際にいつも社内で玄米クッキーを焼き、園にお持ちしています。

今回もこの質問を頂いた後に玄米クッキーをお渡ししました。もちろん先生からは、
「えっ、コレ作られたのですか?何ですか?」との質問がありました。

この質問に対しても、素直にお答えするだけなのですが、言葉で説明をするよりも玄米クッキーを
食べて頂いた方が会社で大事にしている事や、全クルーの思いが伝わるのが現状です。

もちろん玄米クッキーを焼くのには意味があり、それは理念を大切にして実践したいからでもあります。
また同時に研修の中で私たちに出来る事は本当に限られています。

まだまだ未熟である私たちが出来るのは本当にこれくらいしかないのだと思います。
日々保育で忙しい先生が少しでもゆとりを持って保育をして頂ければと思い、クッキーは
焼かせて頂いていますが、やはり言葉よりも思いが伝わるのを感じます。

間違ってもそう思ってほしいから焼いているのではありません。
ただ今回感じたのは、言葉だけでは伝えられないものもあるという事、同時に想いを形にすれば
伝わるという事を気づかせて頂きました。

今後は想いを持ち続ける事が一番大事である中で、想いを形にすることも大事にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「ゆとり」

2011年6月14日

こんにちは、カグヤの白土です。
今回のテーマは今の私自身の課題です。
今カグヤでは社内の様々な体制を見つめなおし改善しています。
そんな中で自分のゆとりがなくなっている事に改めて気づかされました。

本来であれば子どもの事、そしてお客様の事を考え続けた中で、
最善の関わりとは何かを考えながら行動すべきですが、いつの間にか自分自身に
ゆとりがなくなり、自分の為の仕事になってしまっていた事に最近気づかされました。

結果的に仲間のクルーと本当の意味での信頼関係を築く事も難しくなります。
実際にコンサルタントとしても大事なのがゆとりだと思います。
現場の先生が沢山の悩みをかかえていらっしゃるなかで、
もし私にゆとりが無ければ目の前にいる先生が本当に心を開いてくれるか?
答えは簡単な事だと思います。

立場が逆で私がもし仕事で悩んでいたとしたら間違いなく
ゆとりがないコンサルタントには相談はしないと思います。

そういう意味でも日々ゆとりを持つための環境作りの必要性も感じます。
又同じ悩みを園に訪問した際に現場の先生からもお聞きします。
実際に「もっとゆとりをもって子どもたちと関わらなければ・・・」
という声をよくお聞きします。

保育の現場では、「先生がゆとりがなくなれば、子どもの事を見守る事が出来ない、
いつの間にか大人主体の関わりになっている」という御話しもお聞きします。
やはりゆとりがなくなれば、物事を正しく見る事も判断する事も出来なくなる
という事を感じます。

何か起きれば深く考えずにただ対処してしまい、その事に満足してしまっている
自分もいます。

しかし大事なのは、何か起こるとか起こらないではなく、
常に正し良い判断や行動が出来るようにゆとりを持つ事だと思います。
私自身まだまだゆとりを持つための実践はうまくいっていませんが、

自分の実践が園や子どもたちに繋がる事を信じて、
ゆとりを持つための実践と環境作りを自分から行っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「園の下の力持ち」

2011年6月23日

こんにちは、カグヤの白土です。
先日研修に入らせて頂いている園に伺いました。
その中で数名のファシリテーターの方に、

園の近況を伺ったのですが、
何故かある先生からは、カグヤという会社に出会って…
という事でカグヤに対する思いを頂きました。


あまりの突然の発言でびっくりしたのですが、
その先生からは、
「カグヤさんとは、いつも一緒に頑張っている感じがします」
「まるでいつもいる職員のように」
「いつも勇気を頂きありがとうございます」と言って頂きました。


私は研修では社内でやっている実践しか間違いなくやっていないのですが、
会社に対してそのように感じて頂いている事を、本当に嬉しく思いました。


実際に研修では私は周りの仲間であるクルーにいつも助けられています。
いつも相談に乗ってくれる社長や仲間、
園への思いを大事にしてくれる仲間、
この思いがあるからこそ全力で安心して研修が出来ているのだと思います。


以前もお書きしたかもしれませんが、私の中のミッションとして先生方に、
今の仕事に対して働き甲斐、遣り甲斐、楽しさ、幸せ、笑顔を
絶やさないでほしいと常に思っています。


又、私自身がカグヤで働いて本当に良かったと思えるようになりたいと思うのと
同時に先生方には絶対に保育士になって良かったと思って頂きたいと思います。


私は保育という仕事に直接は携わっていませんが、
本当に素晴らしい仕事だと思います。


私自身も会社も、まだまだ日々課題だらけですが、
これもいつしか子どもたちに繋がる為の道なのだと思い
頑張っていきたいと思います。


又、自分のミッションをしっかりと持ち、
「園の下の力持ち」の在り方を大事にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「協業」

2011年7月 4日

こんにちは、カグヤの白土です。
カグヤの仕事は様々な会社との関わりや協力により成り立っています。


今回のテーマの「協業」ですが、捉え方は様々なのかと最近は良く感じます。


例えば互いの会社が利益を最優先に協業を行う事は、今の時代では当たり前の
ことかもしれません。


しかし果たしてうまくいくのか?とても疑問を感じます。


もちろん利益を生むという事は大事な事ではありますが、それよりも前にお互いの
会社には理念があり、ミッションやビジョンもあるのだと思います。


一番の理想はお互いの会社が、遣りたい事をしっかりと遣る事が出来、
尚且つ最終的に利益が出るという事ではないかと思います。


私自身今まで関わりを頂いた様々な会社の事を考えると、どれくらい会社の遣ろうと
している事や大切にしている事を理解していたのかと考えると本当に反省させられます。


こちらの遣りたい事ばかりを押し付けてきたのではと思います。


結果的にお客様にもご迷惑をお掛けするという事にもつながる事を考えると、
やはり大切にしなければいけない物は一体何か?という事を考えさせられます。


又カグヤという会社の事を考えると、これから先も多くの出会いを頂く中で、
協力して仕事を行う事は今まで以上に増える事と思います。
今回の気づきから、やはり理念を共有する事を第一として、同時に相手の事を大切に
したい気持ちを常に持ち続けた関わりを大事にしていきたいと思います。


この様な関わりがお客様にも何らかの形できっと伝わるのだと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「仕事」

2011年7月13日

こんにちは、カグヤの白土です。
今回仕事について考えるきっかけを頂きましたので書かしていただきました。


普段働きながら、仕事とは一体何か?仕事に対する姿勢とはどういうものか?
改めて考える事はあまり無いように感じます。


実際に私自身、十数年働く中で深く考えた事が無いのも事実です。

しかし先日、社長との面談で気づかされたことがあります。


今までの私の仕事に対する取り組みは、過去の経験から物事を考えたり
捉えたりして、新たな仕事に対しても過去の経験や、遣ってき来た事を
どう活かすかという事ばかりを意識して行動してきたのだと思います。


同時にそれが継続すれば、考える事をやめ最終的に言われたことを遣る事が、
仕事になってしまう事もあるのだと思います。


自分で言うのもなんですが、言われたことをただ遣るのであれば私でなくても
いいのだとも思いますし、果たしてそこに働き甲斐を感じる事が出来るかは
やはり疑問です。


もちろん中には過去の経験は貴重なものだとおっしゃる方もいらっしゃる
かも知れません。


しかし時にそれは、自分自信を刷り込ませ、更には自分自身の成長を止める
ものだと今は思います。


そのような中、今回の面談で気づかされたこと、それは仕事とは常に新しい事への
取り組みであり挑戦であるという事です。


そういう意識と姿勢だからこそ、遣り甲斐を感じ仕事をする中で社長とも仲間とも
夢を語れるのだと今は感じています。


今までの事を後悔するつもりはありませんが、今はどうせやるんだったら、
常に新しい事へ挑戦したいと思いますし、自分にしか出来ない事を遣りたいと
思います。


そして社長や仲間と夢を語りながら仕事が出来ればいう事なしだと思います。


今回社長との面談で社長の仕事とは、常に変化を求められる今の世の中で、
常に新しい取組みの連続だという事を強く感じました。


社長は設立当初からそのような姿勢で仕事に取り組んでいたという事を
考えると本当に考えさせられます。


社長とはもちろん立場は違うかもしれませんが、これからは意識と姿勢は
常に同じでありたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「目的あっての行動」

2011年7月25日

こんにちは、カグヤの白土です。
今週、今年度初めての環境セミナーが開催されました。
今回開催されたセミナーは26回目になります。


今回も申し込みと同時にすぐに一杯になり、参加される先生方の子どもたちに
対する強い思いを改めて感じさせて頂きました。


今回セミナーが開催されるにあたり、会社として参加する目的とは一体何のか?
という事をセミナー前にクルー全員で話し合いました。


今迄であれば、過去のセミナーをもとにそれぞれのクルーで役割を決め
関わってきました。関わり方からすれば、何を行うかばかりを意識してしまい、
受け身だったように思いす。


しかし今回は何を行うかではなく、セミナーの中で会社として参加する目的は
一体何か?事務局という中で何を目指しセミナーに関わるのか?
そして具体的にどういう行動を取るのか?という優先順位のなか、
皆で話し合う時間を取りました。


実際にクルー全員で話した結果、

①次回もまたこのセミナーに行きたいと思ってもらえる機会の創出。

②見守る保育をやっていて良かった、やりたいと思える機会の創出。

③見守る保育を目指す同じ仲間がこれだけいると感じ安心し、
 自園に戻られても安心して見守る保育をやっていける機会の創出。

④同じ目的の中で同じ悩みを抱えた先生同士を繋ぐ機会の創出。

という事をセミナーでの目的として参加しようという事になりました。


会社としての目的が明確になれば、一人一人のクルーの実際の行動も
今までとは異なってきます。


具体的には、今まで以上に参加される先生方の気持ちを考えたうえで、
行動が明確になったように感じます。


特に環境セミナーでは現場の先生の参加がメインになります。
先生の気持ちになれば、参加する中での期待も大きいとは思いますが、
初めての参加という事もあり不安も同じくらいあるのだと思います。

そのような先生方にどのような言葉をかけたりするのか、どのような関わり方を
するのか、一人ひとりのクルーがそれぞれの立ち位置で自分にしか出来なことを
遣る事が出来たのが今回のセミナーだったと思います。


今迄であれば目的ではなく何かを遣る事が優先され、相手よりも自分を優先して
しまったこともあるのだと思います。
今回のセミナーでは反省と同時に様々な気づきを頂きました。


又、実際に参加された先生の声をお聞きする事はほとんど出来ませんでしたが、
今私たちにできる事を自分たちで考え主体的に参加する事が出来ました。
同時にチームカグヤとしても一歩前進させて頂いたセミナーとなりました。


まだまだ私たちに出来る事は本当に少ないかも知れませんが、これらも参加される
先生方の気持ちを第一に考え、何かを遣る事ばかりに意識を置かずに、先ずは明確な
目的を持ち、そしてその中で自分にしか出来ない事を遣っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「イメージ」

2011年8月 3日

こんにちは、白土です。
いよいよ夏到来という感じですね。
東京でも熱帯夜が続いています。


昔の夏はこんなにも暑かったのかと感じるのはきっと私だけでは
ないのではと思います。


さて今回は、新たな気づきを頂きましたので書かせて頂きます。
最近社内での自分の役割を考える事がよくあります。


自分の役割を明確にした中で役割に対して自分なりに
鮮明にイメージする事がとても大事だと今感じています。


同時大事なのが、過去の経験や経験もしていない情報にとらわれるのではなく、
今の会社の理念、会社像から自分の役割をイメージする事がとても大事だと思います。


例えばどこの会社でも「マネージャー」という立場の人は存在しているかもしれません。
しかし今の自分がイメージするカグヤでのマネージャーと所謂マネージャーの
イメージはかなり変わってきます。


実際に私も両方のイメージを出してみたのですが、こんなにも変わるのかという
感じでした。


もちろんどちらか一方が間違っているという事ではないのだと思います。
しかし今回の経験を通してやはり大事なのは、自分なりに考えイメージしているか
だという事です。


それが出来ていなければここでも受け身になり周りに流されてしまいます。
まだまだ私もイメージできていない事が多々あるのも現状です。


しかし自分自身の中で自分の役割を鮮明にイメージする事で、その先の具体的な行動も
明確になるのだと思います。


これからも、もっと主体的に自分の役割と向き合っていきたいと思います。
又何かに刷り込まれるのではなく、自分の中でこんな風になりたいという気持ちも
大事にし続けたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「変わるという事」

2011年8月17日

こんにちは、カグヤの白土です。
震災後様々な国、地域、会社、人が変わろうとしているのを感じます。


あれだけの大きな震災の後に、以前と比べて何も変わっていないという事も
きっとないのだと思います。


私自身以前であれば、今回のテーマである「変わるという事」について
かなり抵抗があったように思います。


同時に自分自身から主体的に変われたことがどれくらいあっただろうかと
考えるとほとんどなかったように感じます。


いつも自分から変わろうとせず、環境から逃げたり、自分よりも相手が変わる
事ばかりを意識していた自分が恥ずかしくもあります。


何よりも自分自身が変わるという事から逃げてきたのだと思います。
しかし、この会社に入り今更ですが、見えてきたものがあります。


それは、変わるという事が辛いとか怖いとかという事ではないという事です。
相手に求める前に自分が先に変われば、人間関係は本当に良くなります。


お互いが相手に変わる事を求めずに、自分から変わろうとすればなお更
関係は良好だと思います。


又今では変わるという事は、過去の自分からの卒業という事だと感じています。
変わった中で大変な事があっても、それは自分が過去から成長したからこそ
頂いている課題であると今では少しずつですが感じる事が出来ています。


世の中でも変化や変わるという事は、どうしてもマイナスに捉えがちですが、
いかにプラスに捉えるか、いかに自分から変わろうとするかで生き方が変わり、
見えてくる世界も変わってくるのだと思います。


これからも、変わる事を恐れずに、楽しみながら生きていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「らしさ」

2011年8月26日

こんにちは、カグヤの白土です。
皆さん、お盆はどのように過ごされましたでしょうか?
私も久しぶりに福岡の実家にお墓参りで帰省いたしました。


今回の帰省は短い時間だったのですが、地元の仲間と話をする時間もありました。


久しぶりに会う仲間、お互いに10代の頃に比べればもちろん歳をとり、
見た目もかなり変わり笑える瞬間でもあります。
しかし変わらない部分を見つけると何だかホッとして嬉しくなる瞬間でもあります。


今回周りの仲間との話の中で、「本当に昔のままだなぁ、お前らしいよなぁ」
という言葉を互いに交わし合いました。


又、学生の頃の写真を見ながら、「お互いにこの頃は、変わっている奴だなと思っていたけど、
今思えば、それがお前だよな」と、自然な会話…。


今になってわかることですが、お互いに自分らしさを持ちながら成長できているという
事だと思います。


どんなに見た目は変わったとしても、自分らしさを失わずにこれた事へ本当に感謝だと思います。


しかし残念な事に、今の時代は、自分らしさを出すことがマイナスに捉えられることも多くあります。
特に子どもたちに関しては、大人の判断で、周りの子と比較して子どもを排除してしまう事もある
のだと思います。


どんな個性が強くても、時が経てばそれが「らしさ」になる事を私たちはもっと大事に
しなければならないのだと思います。


世の中に居る全ての人が自分らしさを出せる世の中になる事を祈り今日から又、
社業に励んで参りたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「感動」

2011年9月 6日

こんにちは、カグヤの白土です。
今回のテーマの感動ですが、日々生きていると多くの感動に出会います。


もちろんこれは、私だけでなく人間である私たちのある意味の特権ではないでしょうか。
特に子どもたちを見ていると多くの感動がそこにあります。


子どもがただ何かに一生懸命打ち込む姿、私の中でも一番の感動です。


子どもは自分の気持ちに素直です。
私たちみたいに時と場合によっては計算高く生きているわけでは在りません。


又、日々の出来事に対して真正面から受け止め利益を求めずに一生懸命何かを行う
姿は、人間らしさでもあり、やはり感動してしまいます。


自分で言うのもなんですが、今のこの気持ちを常に大事にしたいと思います。
又いつも感動をもらってばかりではやはりだめだと思います。


子どもたち同様、もっと自分自身が素直であり、ありのままを受け入れ、在りのままに
生きられる自分で在りたいと思います。


同時に子どもたちに、もっと感動を渡せてあげられる自分で在りたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「チーム力」

2011年9月15日

こんにちは、カグヤの白土です。
先日鹿児島県の保育園にて最後の研修(全7回)を行いました。


ちなみに約2年前から研修で関わらさせて頂いている園です。
今回最後の研修でしたが、恥ずかしながら私自身が、多くの学びを頂いた研修となりました。


この園の素晴らしさは「チーム力」です。
私自身これまでに多くの園と関わらさせて頂きましたが、
そのほとんどの園で職員間のチーム力や共通理解等の問題が多く挙げられます。


しかしこちらの園では研修前より、子ども主体の保育を行う上で必要なチーム力が
自然に備わっていたのだと思います。


本当のチームとは何なのか、考えさせられます。


子ども同士の関わりであれば、誰かが声を掛けなくても自然に協力できるのに、
何故大人になるとそれが出来なくなるのか?
本来協力とは自然な行動であるはずなのに、やはり不自然なのが今ではないかと思います。


又何故ここまで協力できるのかと考えた時に、やはり大きなのは、園として守り続けたいもの
(理念)が明確だからだと思います。


同時にその理念を皆で遣り抜きたいという強い気持ちと、
何があっても皆で守りたいという気持ちが一つになった時に、
更なる自然の力が生まれるという事を今回の研修で感じました。


今回の研修で自分が遣ると決めた事を最後まで信じ切る事が
いかに大事なのかを感じました。


この先生方の強い思い、必ず子どもたちに伝わっていく事と思います。


私たちの会社も良い意味でこちらの園に負けないよう、
これからも本当のチーム力を目指していきたいと思います。


2年間本当にありがとうございました。
そしてこれからも、共に子ども第一主義を遣り切りましょう!
感謝

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「自分からあわせていく事」

2011年9月28日

こんにちは、カグヤの白土です。
先日も研修で四国の保育園にお邪魔させて頂きました。


今回の研修では、今の自分自身の課題でもあり会社の課題でもある
「合わせる」という事をテーマに研修に入らせて頂きました。


改めて今までの仕事を振り返ると、自分から合わせるという事が出来て
いなかったことを反省させられます。


会社の方向性に合わせるのではなく、自分が遣りたい事をただ
遣っていた事も多くあります。


又逆に、自分からではなく何も考えずに何となくという感じで仕事を
してきた自分もいます。


自分一人で仕事を行っているのであれば、何かに合わせる必要はないのかも
しれませんが、今は会社の理念を大切に又、実践する為に仕事をしています。


そして一人ではなく、仲間もいます。
実際に今感じているのは、好き勝手に仕事をするのではなく、
自分から会社の理念や方向性を確認して合わせていく事が大事だという事です。


それぞれのクルーが同じ気持ちで主体的に動き合わせるという事を大事にできた時、
初めて一つのチーム8になれるのだと思います。


私自身、まだまだ出来ていない事ばかりですが、今のこの気づきをしっかりと
実践し続け、先生方にもチームとしてやっていく際に何が大事なのかしっかりと
伝えられるようになりたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「遣り切る」

2011年10月 7日

こんにちは、カグヤの白土です。
あれだけ暑いと思った夏もどこにいったのかと思うくらい
ここ最近は、朝晩が冷え込みます。


体調の管理が難しい時期なので、気をつけたいものです。


さて前回鹿児島の保育園の事を書かせて頂きましたが、
実は、最後の研修ということで園から大変なものを頂きました。


それは、先生の思いが入ったメッセージボード(しかも額縁に入っています)

あまりの感動と喜びで正直、涙が出てしましました。
私自身研修を通して園に対して何かが出来たわけではないと思います。


しかし、パートナーである先生方と同じ思いで最後まで遣り抜けた事は、
本当に良かったと思いますし、又同時に感謝いたします。


私たちの会社に対してこの様な心のこもった物を頂けた事、感謝です
本当に言葉では言い表す事の出来ない気持ちです。


そしてこの心に応えるべく今度は、社長はじめとするクルーが皆で何かを
お返ししたいという気持ちになりました。


私はこの会社で働いていて本当に良いなと感じる事があります。
それは、相手に何かを返したいと思う気持ちも大事ですがある意味で
相手の気持ちは抜きで、自分がどこまで遣り切るのかを決め実行できることです。


相手に対して、これぐらいでいいのではないかとか、
ここまでやったらやりすぎだろうかとか、そんな事を考えるのだったら、
やはり自分で、もしくは皆でどこまで遣るかを決め遣り切った方が楽しいはずです。

そして今回は、各クラスに置いて頂ける植物(コケ丸くん)

を準備し、その中に弊社の理念を支えるこだわりの実践をカードに書きました。

そしてびっくりなのが植物をいれる箱です。

皆協力して、写真を出し合い、そして最後は真ん中に、園へ送る社長の言葉です。


作っていて何とも言えない気持ちになりました。
やっぱり遣り切るっていいですね!


これからも自分に素直に、感謝を忘れずに遣り切りたいと思います。


そしてこちらの園とも、これからも同じ子ども第一主義という理念のもと
頑張っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「責任」

2011年10月19日

こんにちは、カグヤの白土です。
先日社外での研修に参加させて頂き、責任という事について改めて考えさせられました。


私たちは普段から責任という言葉を口にしますが、責任とは一体何なのか?
又責任のイメージは?と聞かれるとどうしても受け身の答になり、
併せてマイナスのイメージを持ってしまっているのが現状ではないかと思います。


そんな中で、今回の研修では今迄の価値観を改めるきっかけを頂きました。


特に日本では責任というと上記のようなイメージになり、問題が生じた時に責任を
取らされる、責任を取って辞めるという事が当たり前のようになっています。


しかし取らされたり、辞める事が責任なのかを考えるとやはり間違いに気づかされます。


世界に目を向けてみると、日本とは真逆であり責任を取らされるや、
責任と取って辞めるという意識で発言をしている人は少ないのだと思います。


又今回講師の方が話された言葉が印象的でした。
何かと言うと、「責任分担」という言葉についてです。


責任分担という言葉は、日本だけで使われている言葉であり、
通常、役割分担はあっても責任分担は無いとの事。


又、責任とは分担するものではなく、重ね合わせていくものだと仰っていました。
お話を聞きながらとても考えさせられました。


例えば、夫婦に子どもに対する責任は何パーセントずつか?と尋ねた際に
お互い50%、 旦那60% 妻40%、 旦那40% 妻60%という具合に家庭内での
立ち位置や環境で答えられる方が多いのも現実ではないかと思います。


しかしどちらかがいなくなってしまった際に、子どもに対して50%、40%、60%の
責任しかとらないか?と聞かれれば誰もが100%と答えるはずです。


ここから考えてもやはり責任は分担する物ではないと気づかされます。
夫婦で言えば、お互いが100%の責任を持ち、関わり、重ね合うからこそ、
うまくいくのではと思います。


しかし責任が分担して当たり前とされている今の時代、やはりうまくいかない事が
多くなっているように感じます。


今回の研修で普段自分が何気に使っている言葉について、正しい意味を
理解していなかったと改めて気づかされました。
今後は仲間とも常に100%の責任の重ね合いで関わる事を実践していきたいと
思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「一枚のシート」

2011年10月28日

こんにちは、カグヤの白土です。
先日、ギビングツリーのリーダー研修が開催されました。


今回も全国から多くの先生が参加され、
素晴らしい学びの時間となってのではと思います。


又今回ギビングツリーの事務局として、新しい取り組みがありました。


それは何かと申しますと、研修に参加されるにあたり、
事前に園の課題をお聞きしする事と、課題を踏まえて研修に参加した中で、
どういう気づきがあり研修後何を実践していきたいかがセットになっている
振り返りシートの実践です。


今回参加される園に事前に振り返りシートをお送りしました。
結果、ほとんどの園で今の課題をしっかりと出して頂きました。


今回の取り組みは、カグヤでの実践が活かされています。
それは来週に控えているドイツ研修です。


カグヤから参加する人はもちろんすでに決まっています。
今迄であれば、参加する人が自分なりの問題意識を持ち、
参加していたのではないかと思います。


しかし今回は、事前に毎日のようにクルー間で話を行いました。
ドイツから何を学ぶのか?具体的に何を見てきてほしいのか?


質問の経緯、質問の答えを社内で今後どう活かしていきたいのか?
などそれぞれの思いを出し合い話し合いました。


自分で言うのもなんですが、大変貴重な時間にもなりましたし、
ある意味で、皆でドイツに行った気持ちにもなりました。
今回の実践では、自分自身の在り方や関わり方で、
学びの量もかなり変わってくるのだと感じました。


実際に私がドイツに行くわけではないのですが、ワクワクしています。
話しは戻りますが、今回のリーダー研修の中で、嬉しい御言葉を頂きました。


それは、「今まで研修前に、園全体で今の課題を見つめ直したことが無かった、
しかし今回の事前シートのおかげで、全職員で今の乳児の課題と向き合う事が
出来ました、ありがとうございます」というお言葉でした。


たった1枚のシートかも知れませんが、こちらの園でも私たちと同じように全員で
研修を受けたのと同じではないかと思います。


今回も自分の在り方や関わり方一つで、学びの量が全くと言っていいほど
変わるという事を実感しました。


まだまだ社内で出来る実践は多くあります。
少しでも先生方にお返しできるよう頑張っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「一体感」

2011年11月 9日

こんにちは、カグヤの白土です。
最近の社内では、今まで以上にクルー間のコミュニケーションが増えてきました。


もちろんただ話す機会が増えたとか、話す時間が増えたという事ではありません。


今迄も、仲間同士で話す事は大事としてきましたが、特に最近は何か動く前、
動いている中、動いた後の話し合いがしっかりと出来てきたように感じます。


その中で特に最近皆で大事にしている事があります。
それは何かを行う際に作業にならない為にも一体何のか?何の為に?
どういう意味があるのか?を話し合っています。


それと同時に上記を話し合い、遣る事の意味を皆で共有した中で、
何を実践するのかをかなり細かく決めています。


更には、行動をした後にはすぐに振り返りを行い、
新たな実践に繋げているのが現状です。


普通に考えれば当たり前の事なのかもしれませんが、余裕がなくなり目先の
事ばかり気になりだすと、物事の本質が見えなくなることはやはりあるのだと
思います。


そうならない為にも、先ずは何の為にという事がやはり大事だと思います。
結果的に以前では感じられなかったことを今クルー間で感じています。
それは「一体感」です。


大本が共有できていなければいずれバラバラになり、結果的に目的には
到達できません。


しかし大本が共有できていれば皆が同じ意識で取り組め、尚且つ自然な協力が
生まれいつしか心も一つになるのだと思います。


そこで初めて何ともいえない一体感が生まれるのだと思います。
今後も更なる一体感を皆で目指し社業に取り組んでいきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「自分の会社」

2011年11月30日

こんにちは、カグヤの白土です。
前回ある園での幹部研修について書かせて頂きましたが、
今回もその幹部研修の中で感じた事を書かせて頂きたいと思います。


今迄私は、今の会社を自分の会社として考えていたかといえば、
残念ながらそうではなかったと思います。
もちろん私は会社の社長ではありません。


しかし、自分で決めて今の会社に入社したことは間違いない事です。
ですが結果的に、会社とは社長が作った物であり、
自分の会社ではないと当たり前のように思っていたように思います。


今はどうか?様々なきっかけはありましたが、
自分の人生、そしてその中で中心となる仕事の事を考えると、
自分の会社として仕事をしたいという気持ちになりました。


私自身の中では大きな変化だったと思います。
この変化で、物の見方を含め、様々な場面での考えも変わったように思います。


又、働く人全員が会社の事を自分の会社として考え働けば、
自然と素晴らしい会社になるのだと思います。


同時に、その中で役割が分れていくのは理想ではないかと思います。
自分の会社であれば、「もっと良い会社にしたい」という今の気持ちを
これからも大事にし、思うだけではなく、行動に変えていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「今年のテーマ」

2011年12月 9日

こんにちは、カグヤの白土です。
いよいよ今年最後の月となりました。今年は1月にクルー全員で一年のテーマを
漢字一文字で表しました。


ちなみに私の一文字は「新」です。
常に新しいものに、新しい気持ちで、新しい自分でという事でテーマを新にしました。


未だ振り返るには早いかもしれませんが、今年最後の月、改めて今年のテーマの
集大成として大事に取り組んでいきたいと思います。


今年は、特に新たな自分でという事を大事にしてきたのですが、
正直なところ、頭では新しい自分に生まれ変わりたいと思っていても
行動自体が過去のままになっている自分に、気づかされた1年でもあります。


しかし、新しい自分に生まれ変わりたいという気持ちだけは、
持ち続け強まってきたように感じます。


変わるという事は大変な事ではなく、次のステップへ行く為に、
今の場所から卒業する事だと私は思っています。


実際に仕事を行う中で課題は多くありますが、それは会社が成長の道を
歩んでいるからだと思います。
周りを自分に合わせるのではなく、周りの為に自分が変わる方を大事に出来る
自分でありたいと思います。


今年も残すところ1ヶ月となりましたが、今一度テーマに立ち返り、
一日一日を大切にしていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「出会い」

2011年12月20日

こんにちは、カグヤの白土です。
朝晩かなり冷え込みがきつくなりましたが、空気が澄んでおり
遠くの景色がとてもきれいに移りとても癒される時期です。


寒いからこそ感じれる事や気づく事があるという事は、幸せな事だと感じます。
最近、様々な研修に参加するよう意識しています。


もちろん仕事をする中で今の自分の課題はという部分で考え、参加するようにしています。


ただそれだけではもったいないので、やはりそこでの出会いを一番大切にしたいと
特に最近は思います。


以前の私であれば、積極的に人と関わる事は正直していませんでした。
しかし、今は様々な仕事をしている人、様々な生き方や考えを持っておられる方と
お話が出来る事がとても楽しいものとなりました。


話をする中で、時に考えさせられる事、勇気を頂く事、
気づかされることがあります。


それに対して何かをお返しする力は、まだまだありませんが、社業を通して
いつかお返しできればと思います。

出会いには、意味があるという事を感じます。
意味があるからこそもっと大切にしたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「実践」

2012年1月 6日

こんにちは、カグヤの白土です。
私達は、日々実践を大事にしています。


その中でも毎日の朝行っているのが一円対話です。

ルール
傾聴:人の話を真剣に聞く
受容:話を全て受け止める
共感:発言者の思いを自分のもののように感じる
拍手:話が終わったら必ず拍手をする


ルールとしては当たり前のことかもしれませんが、
なかなかその当たり前のことが出来ていないのも現状です。


又、研修を行う中で実際に園でも、研修後の実践として行って頂いております。
毎日実践する中で、人と人とが関わる際に一円対話のルールの大事さを
今改めて感じています。


もちろん大人同士の関係でなく、大人と子どもの関係、子ども同士の関係の中でも
同じように大事だと思います。


先日研修に入らせて頂いている園のホームページを見ていたら、
子どもたち同士が一円対話のルールに基づき話し合いを行っていますと書いてありました。


「又、年長さんは”遊んでいて思うこと”とか”秋について思うこと”とか、
心情を言うようなことをテーマにし色々な思いや考えを話せるようにしました」
とブログにありました。
とても嬉しく思いましたし、反省もさせられました。


もっと子どもたちを信じるという事、私にはまだまだ足りていなかったように思います。
まだまだ実践途中の私ですが、これからも社内での実践が世の中の為になるという事を
信じてやっていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「2012年」

2012年1月18日

こんにちは、カグヤの白土です。
皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。


今年も会社のテーマが決定しました、
テーマは、「リカンパニー」です。


つまりは、ゼロからやり直すという事になるのですが、
クルー全員がプラスに受け止め、新しい会社を皆で創っていきたいと思います。


ちなみに今年の私自身のテーマ=漢字一文字は『零』です。
会社のテーマと重なる部分はあるかと思うのですが、今迄の経験や価値観を
全てリセットし、1からではなくゼロからやり直したいという思いで
この字を選びました。


ゼロからやり直すことはある意味で大変かもしれません。
しかし今の時代を考えると、今の時代にあった新しい価値観の中で子ども
第一主義を貫いていく事が、私達にとって求められている事だと思います。


その中で今までの経験や価値観がきっと邪魔をすることがあるのだと思います。
常にゼロであり続けたい思いでこの字を選びました。


ゼロからやり直す事が世の中の為になる事を信じ、今年も自分自身で決めた事を
信じて全力で遣り抜きたいと思います。


まだまだ始まったばかりですが皆様、宜しくお願い致します。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「知らないという事」

2012年1月27日

こんにちは、カグヤの白土です。
今年のテーマはリカンパニーですが、まだまだ自分の考えと
姿勢を正さなければ、リカンパニーには、程遠いなと感じています。


どうしても今までの癖なのか、知らないという事が恥ずかしい事であったり、
知らないという事が悪い事だと思ってしまっている自分がいるという事です。


結果的に周りの人を信じて知らない事を聞く事が出来ていなかった
ことばかりではと思います。


解ったふりをして周りに迷惑を掛けたり、周りを傷つける事もあったのだと思います。


今年のテーマを実行に移す為にも、知らないという事をある意味で
当たり前としていきたいと思います。


知らない事が恥ではなく、聞けない事の方が恥だという事を常に意識して、
今年のテーマに突き進んでいきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「子どもたちが憧れる会社」

2012年2月 7日

こんにちは、カグヤの白土です。
前回は今年の会社のテーマ「リカンパニー」について書きましたが、
具体的にどういう会社にしていくのかというと、一言で言えば、
「子どもたちが憧れる様な会社」にしようという事です。


子どもたちが憧れる会社ってどんな会社なのか?
今まさにクルー間で話を行い、具体的な目標や行動に落し込んでいる最中です。


目標設定は得意ではありませんが、今回は違います。


子どもたちが憧れる会社をイメージして、この一年でいかに近づけるか。
間違いなく一年後に達成できるとかではなく、この目標は永遠に続く目標だと
全クルーが認識しています。


その中で、社内の環境はどう在るべきか?
どの様な働き方が子どもたちが憧れる働き方なのか?
お客様と関わり方も含め、あんな会社で働きたい、ああいう大人になりたい、
そう思ってくれる子どもがいたら、やはり幸せだなと思います。


又その幸せが更なる働き甲斐に繋がるのかなとも思います。
今の会社を見渡せば、課題は沢山あります。


しかし今の自分の心の中はウキウキです。


子どもたちが憧れる会社、全クルーと、そしてお客様と共に作っていけたらと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「心を使う」

2012年2月16日

こんにちは、カグヤの白土です。
弊社では何をするにも心を使う事を大事にしています。
日々のコーヒーや玄米クッキーをはじめ、様々な場面で心を使う事が大事にされています。


当たり前のことかもしれませんが、今の時代は心を使うという当たり前のことが出来ない事が
多くあります。


自分自身にゆとりが無い時、周りの事よりも自分を優先した時、
ふと普段やっている事が作業になっている事が多くあります。


そうならない為にも、やはり何の為にやっているのかを
振り返るのも大事だと最近は特に感じます。


又最近は何かをしてもらうという事も本当に有難いと思えますが、
誰かの為に大切な人の為に心を使い、何かを表現できる事の喜びを感じています。


もちろん喜んで頂く為に表現を行う訳ではありませんが、人の為に何かをしたい、
人の為に何かお役にたちたいと思う心は自分自身の中で大切にしていきたいと思います。


自分で言うのも変ですが、心を使いたいと思える人をこれからも沢山作っていきたいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「ポートフォリオ」

2012年2月27日

こんにちは、カグヤの白土です。
先日の会議で社内にて誕生日を祝って頂きました。


又、3冊目のポートフォリを頂きました。
皆が書いてくれている内容を見ると、今の自分がどう映っているのかも
知ることが出来ます。
同時にどう在ってほしいというのも伝わってきます。
そして何より仲間が私自身を受け入れてくれている事がとても嬉しく感じます。


それを考えるとカグヤで園に提案しているポートフォリオは
やはりただのアルバムではないのだという事がわかります。
もちろんどこの園でも卒園時にアルバムを作成し渡すのが
当たり前なのかもしれません。


私自身過去振り返ると数冊の卒園、卒業アルバムを頂きました。
そのアルバムを頂いた中で今共通して感じるのは、懐かしさではないかと思います。
過去を見た時に懐かしさを感じる事は確かに大事な事かもしれません、


しかしそこからは本当の意味での成長、周りからどれだけ愛されていたのか、
その時の仲間との関わりを感じ取ることは出来ませんでした。
実際に3冊のポートフォリを手にしてみて、


3年間の愛情、感動、生きる勇気を頂き宝物が増えた感じです。
有難い事に私は園と関わることを仕事にさせて頂いております。
子どもたちにも同じ気持ちや体験を是非味わってほしいと思います。

オルタナティブコンサルタント
白土大樹


「卒業」

2012年3月 7日

こんにちは、カグヤの白土です。

今はまさに卒業シーズンではないかと思います。
私自身、所謂卒業式から約14年たちました。

私にとって卒業は成長の中の過程にあるものかと思っていました。

皆さんは卒業と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
仲間との別れを悲しむ人もいれば、
これからある自分の人生にワクワクしている人、
卒業という瞬間に自分の成長を噛みしめている人、
様々ではないでしょうか。

その様な中で弊社でも先日卒業式がありました。
今迄同じ理念のもと一緒に頑張ってきた仲間の卒業式でした。
初めての企画となりましたが、
多くの事に気づかせて頂いた貴重な日となりました。

一番感じたのは、大切な物の為に互いに励まし合い頑張って来れた事です。
大切な物の為に時に本気でぶつかりあった事も多くあります。
しかし今思えばこれだけ本気になれるものが会社にあり、
これだけ本気になれる仲間たちがいた事に感謝と誇りを感じます。

正直なところ、仲間との別れは寂しくもあります。
けれど喧嘩して別れるわけでもありませんし、
これで最後というわけではありません。

カグヤという会社で働いた仲間である以上、
これからもきっと目指すべき山は同じだと思います。
けれど登り方は違うのだと思います。

しかしどんな登り方をしようと仲間であることに違いはありません。
今回卒業した仲間にいつかあった時に、
互いに誇りに思えるような登り方が出来るよう私も頑張っていきたいと思います。

感謝

オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「実践が人を変える」

2012年3月14日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京もここ数日はとてもすごしやすくなってきました。
花粉症の方には辛い時期の到来かも知れませんが、
春はやっぱり何かが動き出すような感じでいいなと思います。

さて今回は、コンサルティングで関わらさせて頂いている園で感じた事を
書かせて頂きたいと思います。
先日、都内のある保育園に伺いました。
こちらの園との出会いは、約7年前になります。

私は約5年前からの関わりとなります。
私が言うのは大変失礼かもしれませんが、
園内も園外も5年前の形も無いくらいに変わってしまいました。

それを考えると園長先生をはじめ先生方が
子どもの事を思い自ら変わられた結果が、
様々な環境に表れているのではと思います。
又こちらの園のホームページも弊社にて制作させて頂きました。

その中で園長、職員ブログは毎日更新されています。
毎日何かを遣り続けることは正直大変な事です。

その様な中で先日、職員ブログをみているととても幸せな気持ちになりました。
今回は書いてあった内容をそのまま記載します。
書かれた内容は職員の方ではなく、保育参加されたお母さんの文章です。


『ちょっとはなれたところから』
「子どもたちが自主的に行動していき、先生方はそれを、
ちょっと離れた所からみまもっている姿が、印象的でした。
大きな声は、必要ないんですね。
反省しました・・・・・。

短い文章でが、園で大切にしている思いが、
しっかりと伝わっているのが解ります。
しかも伝わるだけでなく、お母さん自身も気づきから
変わろうとしている事も感じます。

この文章を見て、やはり実践し続ける事がいかに大事なのか
感じさせて頂きました。
弊社でもクルー日記を毎日更新してやっています。
思いを持って遣り続ければ何かが変わる、

これからも自分たちの実践を信じ頑張っていきます。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「恥じない生き方」

2012年3月22日

こんにちは、カグヤの白土です。

東日本大震災から1年が経ちました。

あれから1年が経ち、様々な変化があり、
多くの考える時間を頂く事となりました。

特に1年前の3月11日に、私は仙台市にて仕事をしていましたので、
今こうして自分が遣りたいと思える事を
全力で遣らさせて頂いている事に感謝しかありません。

仙台市にも数回しか行ったことがなく、
地理的に右も左も全く解らなかったのが現状でした。

もしあの地震が午前中に起きていたらと考えると、
今こうして仕事は出来ていなったかもしれません。

生かされている事に今まで以上に意味を感じ、
今自分に出来る最大限の事を日々やっていきたいと改めて思います。


又、何か大きなことが起きなければ変われない弱さを持っているのは現状ですが、
この震災から多くの事を感じ、多くの事を学び
変わっていく事が今求められているように感じます。

どんなに逃げても、どんなに目を背けても
何も解決しないというのは、今までの経験でも解ります。

私だけでなく多くの方が、
この震災から何かを感じ変化することを大事にされて来られたのではと思います。

未来の子どもたちに恥じない生き方、
恥じない日本で在る為に、
今自分は一体何をすべきなのかを考え、
一日一日を大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「一円対話の力」

2012年3月29日

こんにちは、カグヤの白土です。

私は、研修で園に関わらせて頂く事が多いのですが、
どの研修でも絶対に行うのが、
社内での実践である一円対話です。

ここ数カ月一円対話を実施しする中で、
客観的に振り返る事が多くあります。

振り返る中で一円対話という場の力というか、
環境の力、そして先生方が自然に在りのままの思いを伝える中で
そこから更に学びや気づきが深まっていく事を感じています。

先日もある園で、理念の一部の言葉である「みんな違ってみんないい」
という言葉について、それぞれがどのように捉えているのかを
話して頂きました。

ただ自分の意見を言うのではなく、
普段の保育から子どもの様子を話す先生、
自分の体験から話を行う先生など様々です。

又印象的だったのは話を聞いている周りの先生の姿です。
話し手の方を向き、共感しながら聞いているのが肌で伝わってきます。
それが話し手に伝わるからこそ、安心して話せるのだと思いました。
普段の保育の中でも同じなのかなと、
ふと思いました。

もし自分が子どもだったらと考えると、先生方がこのような姿勢であれば
安心して言っていいんだと思い話が出来るのではと思いました。


又今回は理念のなかの大切な部分について一円対話を行ったのですが、
終わってみてこの様なご意見を頂きました。

「自園の理念の素晴らしさを改めて実感して明日からのやる気につながった」
「子どもだけでなく、大人でも一人ひとり違いがあって良いんだと感じる事が出来た」
「違うからこそ認め合い協力出来る事を知った」
「子どもの良い部分に目を向けれるようにしていきます」

今回の一円対話を通して、
まだまだ一円対話の本当の意味について理解は出来ていませんが、
一円対話の場は見守るという事が凝縮されているのではと感じました。

弊社は『見守る』実践を大事にしている会社です。
これからも社内での実践の意味を忘れずに取り組んでいきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「リカンパニー」

2012年4月 5日

こんにちは、カグヤの白土です。

新しい年度となり皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

弊社では今年のテーマが「リカンパニー」
という事で、新たな会社創りに取り組んでいます。

もちろん今までの会社を否定するのではなく、
良き物は残しつつ今まで以上に良い会社にしていこうという思いがあります。

その中でも大事にしているのが子どもが憧れる会社創りです。
自分が子どもだったらどういう会社に憧れるのか?
そういう会社で働く人はどういう人なのか?
そういう人はどのような社内の環境で働いているのか?
それぞれを考えながら改善を図っています。

有難いことに子どもの視点で考えると、
改善点が多く見つかります。

今迄当たり前にやってきた事がいかに大人目線であり、
いかに自分目線なのかも感じます。

弊社は子ども第一主義を理念に掲げている以上、
全ては子どもからを考え行動するようにしています。

実際に子どもが社内に居る訳ではありませんが、
もし子どもが常に自分たちの言動を見ていたらと考えると
自ずと今までの不自然な行動にも気づかされます。

新年度をむかえ私達も新たな気持ちで、
子ども第一主義の理念をしっかりと形にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「プレゼント」

2012年4月12日

こんにちは、カグヤの白土です。

最近は私の周りでは結婚や出産が続いております。
昔であれば、お祝い事ですので何を送ろうか、
かなり悩んでいたように思います。

しかし最近では決まって自分が使っている無添加の洗剤や
生のコーヒー豆を焙煎する物を差し上げています。

自分で使っている物なので、
安心してお渡しできるというのもありますが、
特に今後新たな命が誕生する事を考えると、
少しでも体を大切に自然のままの状態に
してほしいという思いからお渡ししています。

私達の会社は子ども第一主義の理念から様々な実践を行っています。
もちろん洗剤や、コーヒーもその一つです。

自分の体の事をだけを考える前に
同じくらい周りの人や環境の事も考える事が大事だと
最近は感じるようになりました。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「印象」

2012年4月19日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京では桜も散り朝晩の冷え込みも和らいできて、
とても過ごしやすい日が続いています。

先日あるパートナー園様に、
パートナー園様にとって弊社はどういう会社(印象)かを伺う機会がありました。

その中で貴重な言葉を頂きました。
■カグヤさんで働く皆さんは、家族を大切に想うように、
仲間を大切にされていて、常に「他者のために」を実行されていると感じます。
■私たちはいつもカグヤさんからの励ましに応えられるようがんばりたいと思っています。
■カグヤさんの信念が、私たちの思いにも火をつけてくださいました。
■信じる師匠であり、同じ道を歩んで行ける友のような存在です。

どの言葉も有難く、感謝の気持ちで一杯になりました。
もちろん弊社では理念を大切に行動する事を第一としています。

私自身まだまだ出来ていない事ばかりですが、
しっかりとした思いを持ち、実践し続ける事で、
思いが伝わる事を改めて実感させて頂きました。

又、正直なところ仕事をしていれば大変な事もあり、
落ち込むこともあります。

しかし、その都度何の為に自分は働いているのかを
最近は自問自答する事にしています。

自分の為ではなく子どもたちの為に良い世の中にしたい、
今の自分にとっては、この思いが背中を押してくれます。

今回頂いた印象は私の想像以上のお言葉でした。
これからも、この言葉に恥じぬような行動と会社にしていきたいと改めて思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「諦めるという事」

2012年4月26日

こんにちは、カグヤの白土です。

震災から1年が過ぎ東北の地に1年ぶりに伺いました。
場所は岩手県の宮古市です。

今回はサポートを含め伺ったのですが、
まさしく復興の最中でした。

私は宮古市には今回初めて伺いましたので、
震災前の状況は解りません。

しかし間違いなく生活の場があったところが
今はさら地になっている事を見て感じました。
とてつもない自然の力が及ぼした地震の凄さと怖さを改めて感じました。

今回伺った園でも、職員の方と小さな子どもたちの尊い命が奪われました。

正直なところ震災ついての話をしていいのかも考えました。
しかし自分が見ていないものや、感じた事の無いことを聞き
それを通して自分が今後どう生きていくべきなのかを考える為にも、
園の職員の方に伺いました。

すると先生から出てきた言葉にびっくりしました。

先生からは「震災後、諦める事を実感しました」
と笑顔で言われました。

笑顔からもその言葉がマイナスな事ではない事は理解できました。
その先生の家は一軒家で震災の際の火事で全焼し全てをうしなったとの事でした。

しかも続けて、「もう諦めて元気ですよ」と言われたのです。

勝手ながらその言葉の重みを感じました。
私が感じたのは偉大な自然の前ではやはり何も出来ないという事、
こうして命がある事が何よりも幸せである事、
どんなに辛くても助け合い、励まし合う仲間がここにいる事、
勝手な意見ではありますが、それが今の先生の笑顔であり、
諦めたが故に感じられた重い言葉であったのではと思います。

今の時代、自分の為に人を動かそうとしたり、
自分に自然をあわさせようとする行動が多くあるのだと反省させられます。

最後に今回伺った宮古市では地域の方の力強いパワーと優しさを感じました。
日本人としてこれからも大切にしたい「自分よりも相手を思う」という気持ち、
常に大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「種蒔き」

2012年5月 8日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日京都の農園にて今年初の種蒔きを行ってきました。

当日は天候もよく、終わったころには全身日焼けで大変でした。
今回種蒔きで感じた事がありましたので書かせて頂きます。

私は実家が農家ですので、小学生の頃から良く手伝いをしていました。
毎年田植えの時期は、田んぼに水が入り
苗を植えていく事で田んぼに緑が増えていき
何とも知れない気持ちよさを感じたのも記憶に残っています。

今回は、田植えの前の種まきを行ってきたのですが、
私の中の種蒔きとは、苗箱を使った種蒔きでした。

実際に実家では、苗箱に土を敷き、
その上に種を蒔きそして土をかぶせます。
そして苗箱を並べ、一日3回は水やりをしていたことも覚えています。

しかし今回は苗箱も水やりも必要ありませんでした。

直接田植えを行う田んぼに苗を育てる場所を確保し、
そこに種を蒔き育てていくという手法です。

私の中のイメージには無かったのでびっくりしました。

種を蒔きながらふと種の気持ちになってみました。

ぎゅうぎゅう詰の箱の中、必要な時に水を得る事は出来ない、
周りより成長しすぎても、そうでなくても弾かれる(捨てられる)。
何か今の子どもたちの置かれている環境に相通じるものを感じました。

しかし今回の種蒔きは、ある意味で今までのとは真逆です。
種もそれぞれ、早く芽が出る物もあればそうでないものもある、
水は必要な時に必要な分だけ吸収できる、
私にできる事、それは種自身の力を信じて見守る事だと感じます。

今回は種蒔きを通して見守るという事を少しですが感じる事が出来たのだと思います。
改めて見守るとは子どもたちに対してだけ必要なことではなく、
私達が生きていく上で、自然に対しても人に対しても必要な事だと感じました。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「本質」

2012年5月15日

こんにちは、白土です。

連休もあっという間に終わり、あっという間に梅雨に入りそうな感じですね。

先日久しぶりに「見守るほいくソフト」の導入研修を行ってきました。

研修後に主任先生から頂いた言葉にとても共感させられました。
主任先生は姉妹園でソフトを活用されてソフトの事はある程度ご存知でした。

しかし今回の研修後先ず主任先生からは、
「ソフトをただのソフトとして使うだけではもったいないですね」と言われたのです。

それについては、何故そう思われたのかを続けて質問致しました。
「発達を見ていけば一人ひとりの発達の違いに気づけます、
又「自分がどのようにその子を見ているのかも改めて客観的に気づけます」と言われました。

確かにただ発達を見てチェックを入れるだけではとてももったいないと思います。
改めて一人ひとりの違いに気づければその先の関わりも自然に見えてくるのではと思います。

私もそうですが最初は良いと思っていても、
同じことを遣り続ける事で本質が見えなくなり、ブレてしまう事は誰にでもある事だと思います。

又主任先生からは、実際に発達を見てチェックを入れる際に、
先生方にどのような言葉を掛ければいいでしょうかねと言われ二人で悩みました。

「今月もちゃんとチェック入れた?」と聞くよりも、
「今月は何に気づけたと?」聞く方が本質的にソフトが活用できる
という事になりました。

本当にちょっとしたことかもしれませんが、
ソフトの本質を改めて忘れないようにしなければと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「自分を活かす」

2012年5月22日

こんにちは、白土です。

ふと思い返せば東京に出てきて5年になります。
最初は家から会社までの道を知らなかった私ですが、
今では休みの日を利用し様々な場所に行ったり、
地域の方との交流も深められるようになってきました。

又この5年で多くの方との出会いも頂きました。
最近私の中では気持ちを込めて何かを行うという事を大事にしています。

簡単に言えば誕生日や記念日にプレゼントを渡しているだけなんですが。
しかし、昔の自分はこのような余裕すらなく、
何かあれば自分を優先し、自分の為に何かを行っていたことを反省させられます。

今は、見返りが欲しいとかではなく、
誰かの為に何かをしたい、誰か為に何かが出来るという事が
いかに幸せな事なのかという事に気づかせて頂きました。

基本的には社内の実践を周りの大切な人や友人に物を通して伝えているだけです。
しかし渡した後に「人に対しての考え方や、
今迄の知識がいかに間違いだったかに気づかせてもらったと」
言われたこともあります。

その都度カグヤで働く事が出来て本当によかったと思います。
周りの大切な人の為に出来る事は本当にわずかな事だと思います。

しかし周りの大切な人の為に自分を活かすという実践を
今後も深め続けていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「積み重ね」

2012年5月29日

こんにちは、カグヤの白土です。

早いものでこのクルー日記が始まり3年半が経ちました。

ある意味であっという間でしたが、
実際に数えてみると88回になります。

最初は大変だな、何を書けばいいのだろう、続くのかな?
という不安がありましたが、何よりも一人ではないというのが
やはり心強かったのだと思います。

又毎回積み重ねていく中で沢山の事を感じさせて頂いています。

経過を見ながら自分自身を振り返る事が出来る事、
子どもの事を真剣に考え自分自身と向き合う時間を取る事が出来る事、
仲間のクルーの気づきや思いを知る事が出来る事です。

又何よりも続けてこれた事が自分自身の自信にも繋がります。
今振り返ると積み重ねていく事がいかに大事なのかを気づかされます。

毎日同じように朝を迎えても、同じ日は無いように
積み重ねの中で同じことはありません。

そう考えるとまだまだ自分に出来る事は沢山あります。
これからも一つの事を真摯に遣り続ける事を大切にしたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「関係」

2012年6月 5日

こんにちは、カグヤの白土です。

最近は全く天候が読めず改めて自然を事前に予測する事が
いかに大変な事なのかを感じている今日この頃です。

弊社は今年10年目を迎えていますが、
これまでの会社の変化を振り返ると凄まじいものがあります。

その都度お客様への対応を考えて動いてきましたが、
限られた人数でもある為に
ご迷惑をお掛けしていた点も多くあったのだと改めて反省させられます。

当たり前のことですが、当初の会社と理念は今でも同じですが、
仕事の内容は全く異なる物でした。

失礼なお話かもしれませんが、私自身は数年前までは、
どうすれば商品が広まるのか、それしか考えていませんでした。

しかし今はお客様が目指す子ども主体の保育をいかにサポートしていくかを
常に考え仕事をし、お客様との関わりを考えています。

特に最近思うのが今のお客様との関係は、
今作ったわけでは無いという事です。

今迄の関わりがあって今のお客様との関係があります。
という事は、今日のこの関係が5年後や10年後の
お客様との関係を作っているのと同じことだという事です。

誰が考えても当たり前のことですが、
余裕がなければそんな先の事は考える事が出来ません。

保育現場でも、もしかしたら同じなのかもしれませんが、
どれだけ先を見通して今を大事にするのか
今さえ子どもが無事であればいいのか
とても近いものがあるように感じます。

今の関わりが未来を作るという事を改めて知った以上見直すべき点は多くあります。
どうすれば世の中が良くなるのか、
常に考え今のお客様との関わりを大事にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「理念から」

2012年6月12日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日都内にありますパートナー園の理念研修に行ってきました。

参加人数は約60人、所謂全職員です。
約5年前からの関わりとなりますが、
今でも子ども主体の為に変化を求めていらっしゃる園でもあります。

今回60人という参加ですが、
正規職員、非正規職員、調理師、栄養士、事務の方の60名です。
日曜日に研修を行うだけでも大変かもしれませんが、
不参加の方がほとんどいないという形でスタートする事が出来ました。

60人で一円になり一円対話を実践したり、グループに分かれて実践しました。

今回は理念の中にある言葉「一人ひとりを大切にする」という事について
皆さんで深めて頂きました。

印象的だったのは、
皆さんが終始笑顔であり、受け身ではないという事でした。

又、理念の話をしている時に皆が笑顔、それが何を指しているのか?
ここにいる60人は皆が理念を大切にし、どうしたらそれが実現できるかだけを
考え働いていらっしゃるのだとすぐに感じました。

改めて理念の大切さを感じた瞬間でした。
理念が明確であり一本立っているからこそ、職員の方も働きやすいし
協力しやすいのだと思います。又今年入ってきた方も同じように笑顔で子どもの事を語り
周りの先生は共感していました。
きっとこの新しい職員の方もこの園の理念に共感したからこそ働いているのだと思いました。

又自分自身に置き換え考えてみました。

私は園内で研修を行う事が多いのですが、世の中には研修を遣る会社はいくらでもあります。
しかし何故この会社じゃないといけないのかを考えると、
やはり理念に結び付きます。

ただ研修が遣りたいだけではかったという事、
子どもの事を思い、世の中が変わらないと何の意味も無いという事に気づけるのも理念が在るからです。

これからも常に理念から考える事が出来る自分、
理念からぶれない自分でありたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「気づき」

2012年6月19日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京も梅雨に入り一段とむし暑さが増してきています。
若干気持ち的にも落ち込みそうですが、
梅雨がある事で季節の変化をより感じれることに感謝しなければと思います。


今社内では毎日一円対話を行っています。
朝の8時からという時間ですが、
今まで以上に大切な時間となっています。

基本的には前日の気づきを共有する場ですが、
実践する中で気づきを共有する事がどれだけ大切なのかを感じています。

もしこの一円対話が無ければ、
一日の気づきは自分自身の気づきだけになります。

しかし朝の時間を使いそれぞれのクルーの気づきを聞く事で、
新たな気づきを得る事が出来たり、
自分自身が気づいた事が更に深まっていきます。

結果的に一円対話を行う事で何か得をした気分にすらなります。

又当たり前のことですが、毎日気づきを伝える事で
同じ日は二度とないという事も実感できます。

しかし、今の時代は身の回りに起きる出来事も多く、
又様々な情報も飛び交っています。

もし朝のこの大切な時間が無ければ、
何かに追われて仕事をしているのではないかと思います。


これからもこの朝の大切な時間を自分の為にではなく、
周りのクルー、そしてお客様の為に大切な時間にしていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「自然からの学び」

2012年6月26日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日クルー皆で京都の見守る農園にて田植えを行ってきました。

今回は種蒔きから田植えまでの体験を通して様々な事を感じました。
私自身実家が農家であり、子どもの頃から田植えの時は必ず
手伝いをしていたことが記憶の中にもしっかりと在ります。

特に子どもの頃は、田植えを行う機械も大きくなく
スピードもゆっくりでかなり時間がかかっていました。

もちろん家族だけでやるのも大変で親戚や近隣の人の助けを借りながら
田植えを行っていました。

しかし今ではどうでしょう、
機械も大きくなり、人の手助けがほとんどいらない環境が出来ています。


今回の京都での田植えは、機械を使わない手植えを行いました。
クルー全員で田んぼに入り一列になり、
皆で協力して一つ一つ丁寧に思いを込めて苗を植えて行きました。

もちろん腰も足も普段使っていないせいか痛くてたまりませんでした。
しかしその痛みを忘れさせてくれるぐらい楽しい体験となりました。

きっと昔の方は、田植えを通して自然に触れ、
同時に田植えを通して自然に人に触れていたのだと思います。

苗を植えながら近隣の人や親せきなどとコミュニケーションを取っていたのだと思います。

又、苗を植えながら自然の大切さや尊さを肌で感じていたのだと思います。
それを考えるとどちらが豊かなのかを考えさせられました。

又、昔は米を収穫した際にとれたお米を手伝った方などに分けていただのと思います。
そしてその中で収穫の喜びや、
食するとは何かを更には学んでいたのではないかと思います。


今の時代は様々な物が増え、ある意味で便利になったのかもしれません。
しかし本当はその便利が不便さを作っているのではと今回気づかされました。

これからも自然を通して様々な事を学ばさせて頂きたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「合同研修にて」

2012年7月 3日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日カグヤクルー全員と、
パートナー園である園との合同研修を行いました。

3回目となる合同研修、ある意味で家族みたいな感じでもあります。
今回の合同研修でも多くの気づきを頂きました。

特に今回の研修では、少人数での一円対話を行いました。

有難いことに多くの先生方とお話しする事が出来ました。
その中で、4月より新卒で園に入られた先生とお話しする機会がありました。

一円で話す中で何故この園で働きたいと思ったのかを伺いました。
すると先生からはすぐに返事が返ってきました。
理由は、「園を見学した際に子ども達がとても輝いていた事、
そしてその周りにいる先生方もゆったりと楽しそうに保育を行っていたから、
絶対にこの園で働きたいと思いました」
という事でした。

それをお聞きして、自分の園の様に嬉しく感じました。
子ども主体の保育を信じて遣り抜いたからこそだと思いますし、
それに気づける先生の素晴らしさも感じました。


今、様々なお客様をサポートさせて頂く中で、
職員の雇用の問題も多くお聞きします。

しかし、園によっては地域に関係なく、
雇用の問題とは無縁の園もあります。

そういう園に共通して言えるのは、
子ども達も職員も心から楽しんでいるという事だと思います。


今回の合同研修で、私の心に新たに火がつきました。
「カグヤを子ども達が憧れる会社にしたい」
今回お会いした先生が感じたように、
この会社で絶対に働きたいと思える会社にしていきたいと改めて感じました。

その為にも、遣り甲斐、働き甲斐を感じ、
遣っている事が大変でも楽しんで遣る、楽しめる自分で在りたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「震災から」

2012年7月10日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日震災後初めて原発が再稼働しました。

ニュースでも取り上げられていましたので
ほとんどの方がご存知の事と思います。

ニュースを見ると改めて現実に引き戻されます。
引き戻されるというか、
あまりにも自分に問題意識が無いことに気づかされます。

震災から1年余り、
あれだけ危険であれだけ多くの人が傷ついたにも関わらず、
どこかで仕方がないとしている自分がいます。

ニュースを見ていてもまるで他人事のようになっている自分に腹が立ってしまいます。

自分の事を棚に上げるようですが、
今の国・国民性の課題はここにあるのかと思います。

もちろん再稼働に対して武力を使い止める事は正しい事ではありません。

しかし自分の問題として何が何でも止めなければという
思いと行動をいつの間にか失ってしまっています。

きっと子ども達は「どうして皆がよくないと思う事を続けるの?」と聞くでしょう、
その時に何をどう答えるのか、考えさせられます


やはり自分はどうするのか?

常に自分に矢印を向け、自問し続ける事の大事さを感じます。

又今の時代は、何かに夢中なったりすることを恥ずかしく思ったり、
本気になる事を馬鹿にしたり風潮があります。

でもきっと子どもは逆だと思います。

私が子どもであれば、やはり上記のような人は
カッコいいなと思うはずです。

日本という国で活かされている事にはきっと意味があるはずです。

もっと視野を広げ、何に対しても本気で在り
夢中であれる事、そしてどんな大変な事でも
楽しみ味わい生きて行けたらと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「セミナーでの学び」

2012年7月18日

こんにちは、カグヤの白土です。

今年度もいよいよセミナーが始まる時期となりました。

先日7月のセミナーも無事に開催されました。
相変わらずというか、
後ろから先生方の参加の様子を見ていたのですが、
何かを学んで帰りたいという姿勢から物凄いパワーを感じました。

参加される先生方の学ぶ姿勢には頭が下がります。


又今回のセミナーには現役の大学の学生の方が
1日のみ参加していらっしゃいました。

藤森代表の話を真剣に聞く眼差し、
実践発表園の話を聞きながら楽しそうにしている表情、
夢に満ち溢れた姿をそこに感じました。

今の時代、保育士になる方は年々少なくなってきていると聞きます。
皆さんきっと理想と現実のギャップに苦しみ夢を諦めているのではと思います。

しかし、GTの素晴らしさはやはりそこだと思います。
理想に対して常に変化を求めた現実があという事、
苦しさは常に楽しさである事、
同じ仲間が全国各地にいる事だと思います。

改めてGTの取り組みの素晴らしさを肌で感じました。


又今回のセミナーでも遊び心の必要性を感じました。

真剣に取り組む事も大事ですが、
常に心は楽しんでいたいと私も思います。

大変な時、忙しい時こそ
どうしたらもっと楽しめるのかを考えていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「余裕とゆとり」

2012年7月25日

こんにちは、カグヤの白土です。

ついに東京も梅雨が明けました。
暑さは苦手ですが、空・空気・水から夏を感じれる自分で在りたいと思います。


先日ある園に伺い職員の方にヒアリングを行いました。
「今の園の課題、ご自身の課題は何ですか?」とお聞きすると
多くの方が余裕やゆとりがないと仰られます。

しかも半ば諦めが入っているような事が多いように感じます。
「この仕事を遣っていれば、しょうがないですよ」
と言われることも多くあります。

しかしこのような環境がずっと続けば、
何かしら次なる問題が起きると思います。

結果的にどこの保育園でも幼稚園でも、
この上記の問題は少なからずあるのだと思います。

それとは逆に、園に伺った際に、「うちの園は余裕があります」
と私も言われたことはありません。


又余裕やゆとりについては私自身の課題でもあるので
自分なりに考えてみました。

自分自身がゆとりが無くなる時はどんな時か?
・受け身で仕事をしている時
・自分が何をしていいのか解らない時
・会社が自分に何を求めているのか解らない時
・会社の理念を理解していない時
があげられます。

結果的に自分から忙しくしてしまい
困ってしまうという事になります。


又、ゆとりや余裕がないからと休みを取っても、
私の場合には何も解決しないと思います。

大切なのは課題と向き合う事もそうですが、
何故そうなっているのかを自分なりに考えきる事だと思います。

私も今回の気づきを気づきに終わらせずに、
そうならない為の工夫を行っていきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「引っ越し」

2012年8月 2日

こんにちは、カグヤの白土です。

気温の変化に体をあわす事が出来ずに、ここ数日体調を崩していました。

今回は私事ですが、
来週引っ越しを行う事になりました。

東京に来て約5年が経ちましたが、
今になり改めて環境の大切さを感じています。

最初は出来るだけ会社に近いところがいいと
今の家を選んだことを覚えています。

しかし会社に近いという事は、首都高速があり、
車もバイクもとてつもない数であるという事になります。

実際に今住んでいる所では窓を開ける事はほとんどありません。
今回の引っ越し先の優先順位は静かな所でした。

実際に不動産を周り探してみるとある意味で物件は沢山あります。
同時に様々な物件を見るとよくばりになってしまう自分もいます。

しかし、今回もそもそもなぜ引っ越すのかを考えてみました。

今迄の経験、働き方、今の年齢、そしてこれからの夢、
様々な点から考えて今自分がどういう場所で生活がしたいのかが見えてきます。

もちろん静かな場所は大切ですが、
今回は何と土がある物件を見つけました(社長のおかげですが…)

私はもともと田舎の育ちなので、土や山や川の近くで生活し続けてきました。
そして今回は窓を開けると土に触れる事が出来ます。
それだけでもワクワクしてきます。

何を育てるかはまだ決めていませんが、
土を見てワクワクするというその瞬間にこの場所に住もうと決めました。


又言い訳かも知れませんが、今まで住んでいた家は、
様々な事を新たに取り組もうとしてもかなり出来にくい環境がありました。

今回はそれが全てなく、何でもできる環境です。

環境に甘える事は出来ませんので、
今ある環境を当たり前とせず、又言い訳をせずに
今自分が遣りたい事をとことんやっていきたいと思います。

今のこの気持ちを忘れずに新たな地で、
新たな生活が出来ればと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「竹取新聞」

2012年8月10日

こんにちは、カグヤの白土です。

東京でも猛暑が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

熱中症にならないようにしっかりと水分を補給していきたいと思います。


先日あるお客様にサポートで電話を行ったのですが、
とても有難いお言葉をいただきました。

「竹取新聞、いつも見てますよ。楽しみにしてるんですよ、
クルーの方の思いが新鮮でもあり、私達にとってとても勇気になってます」
という内容でした。

とても嬉しく、何ともいえない気持ちになりました。

読んで頂けるだけでもありがたいと思いますし、
この様な貴重な言葉を頂けるなんて思ってもいませんでした。

今書いているクルー日記もそうですが、
月に一度の竹取新聞も自分達の思いを在りのままに書かせて頂いております。

又、少しでもお客様のお役に立てる方法は無いのか?
という事で今も書かせて頂いております。

下手な文章かもしれませんが、読んで下さる方がいらっしゃると思えば、
今現場で感じる事を在りのままに伝えて行こうと改めて感じます。

お客様の少しでもお役にたつ事が出来る様、
これからも会社の実践として皆で取り組んでいきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「前向きに」

2012年8月24日

こんにちは、カグヤの白土です。

引っ越し後の生活にもようやく慣れ
改めて環境という物の大切さを感じている今日この頃です。

最初は引っ越しをすると考えただけでも
かなりのエネルギーがそこに費やされると
ある意味で楽しみで在りながら
ある意味でネガティブになっていた自分がいます。

しかし実際に引っ越して思う事は、
先ずは引っ越して良かったと思う事ばかりです。

環境が変わり新たに全てに対して頑張りたいと思う気持が出てきました。

実際に土にも触れる事が出来安心感もあります。
又実際に引っ越し前との環境も180度変わり
食生活も変わりつつあります。

又、睡眠時間は変わりませんが
ゆっくりと休むことが出来心身ともにリフレッシュできている事も実感しています。

そう考えるとプラスの事しかないように今は感じます。

最初は頭で考えマイナスな事ばかりを考えていましたが
そうなるとある意味で自分自身が損をするのだという事を今回感じました。

何事も意味がありどんなこともポジティブに考えるだけで
結果も変わってくるのだという事を今は実感しています。

日々仕事や生活をしていると頭だけで嫌になる事が多くあります。

しかしそれはそう思っているだけで
実はそうでない事おおくあるのだと思います。

であれば何に対してもどうせやるのだったら前向きに考える事、
素直に現実を受け入れる事が自分の人生を良くするのだと思います。

今回の体験を今後も活かしていきたいと改めて思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「故郷」

2012年9月 3日

こんにちは、カグヤの白土です。

今回お盆なので久しぶり(正月以来)福岡に帰りました。

所謂お盆休みということで実家に帰りました。

今迄であればこのような長い休みの際には、
友人に会い様々な話をする時間を取るのですが、
今回は特別に予定を入れずに戻りました。

理由は出来るだけ実家で両親と過ごしたいと思ったからです。

私の実家は農家ですので、今はまさに稲刈り前で忙しい時期でもあります。
尚且つ真夏の炎天下の中での農作業はある意味で自殺行為でもあります。

ですので、毎日働くのは朝9時までと夕方16時以降という感じです。

今回はこの流れで実家で過ごしてみました。

朝はだいたい5時前には起きます。
そして田んぼに行って作業をします。

朝がいくら涼しいからと言っても、もちろん汗だく状態です…
そして8時には家に帰ってきます。
そしてそのまま家の中にある畑へ行き、
朝食でいただく野菜を取ります。

朝から汗をかき野菜を取って頂く、
ただでさえおいしいのかもしれませんが
働いた後での食事はやはり最高でした!!

又今まで家の中の野菜にほとんど興味を持った事の無い私ですが、
今の仕事のおかげなのか、興味が湧いて仕方ありませんでした。

初めて取るゴボウ、いやぁ~びっくりです。

大好きなオクラが食べきれないほど一杯なっています…これにもびっくりでした。


又朝食後夕方までゆったりとした時間を過ごすのですが、
田舎だからかわかりませんが、近所の方が沢山来ます。

皆それぞれに家で取れた野菜や、他の方から頂いた物、
そして今度は頂いた物に対して実家で取れた新鮮な野菜を渡します。

こうやって昔は近所の方と話をし共に生活していたんだという事を改めて感じた瞬間でもありました。


今回短い時間でしたが、両親が日々どのような過ごし方をしているのかを
一緒に感じる事が出来、本当に良かったと思います。

仕事は大変なのかもしれませんが、常に笑顔の両親、
近所の人からも信頼されている両親、
見てて羨ましく思いました。

正直なところ今まではこんなに客観的に両親を見ることは出来ませんでした。

自分で言うのはおかしな話ですが、
私も「この様な生き方をしたい」なと思えた瞬間でした。

福岡と東京、距離は離れていますが、
これからも故郷を大事にしたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「広がる輪」

2012年9月11日

こんにちは、カグヤの白土です。

今年もGTサミットが無事に開催されました。

全国の園から約70名の園長先生が集まる会となりました。

毎年1回という事で同窓会的な部分もありますが、
セミナーの中での先生方からは、
迷いはなく、ただ子どもたちの為に良い保育を行って行きたいと
いう気持ちがひしひしと伝わってきました。

意見交換会でもやはり皆さん積極的に話をされていました。

自分の伝えたい事だけではなく、
お互いの悩みを打ち明け、励まし合う姿を見て
やはりGTの素晴らしさを感じました。

私もそうですが、普段どんなに辛いことがあっても、
仲間に救われることは多くあります。

ただの集まりではなく、同じ志の仲間が近くにも遠くにもいるという事は
支えにもなり勇気にも繋がるのだと思います。

そして年々このGTの輪が力強く広がっていくのを感じます。

私達もどんな小さな支えでもいいので、
全国の園の先生方が安心して保育が出来る環境作りの
お手伝いをさせて頂ければと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「言葉の意味」

2012年9月20日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日ある園で個人面談をさせて頂いたのですが
色々と感じる事がありました。

ある職員の方と話をして、近況を伺いました。

正直なところその職員の方からはネガティブな発言がありました。

発言の内容としては、
普段行われている会議についてですが、
「どうせやっても変わらない」、「どうせ無理なんだと思う」
という発言でした。

きっと普段子どもたちと接していたら使わない言葉だと思います。
しかしいつの間にか大人同士の関わりの中では出ています。

実際にこの言葉をお聞きしてある人の言葉を思い出しました。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
(マザーテレサ)


思考と運命が繋がっているという事だと思います。
逆に考えれば思考を変えれば自分の運命も何らかの形で変化していくとい事だと思います。

私自身も普段生活をする中で、
ネガティブな発想や言葉を発してしまう事があります。

怖いなと思うのはいつの間にか習慣になり当たり前になる事だと思います。

どうせやっても無理ではなく「どうせだったら遣ってみよう!」
と自分の中でポジティブに変換していくことも大事だと感じました。

又、普段当たり前の様に使っている言葉についても
今一度見直していきたいと思います。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹


「共感力」

2012年9月28日

こんにちは、カグヤの白土です。

先日ある園で藤森先生の話をうかがう機会を頂きました。

セミナー以外でお話を聞かせて頂くのは、
なかなかない機会であり今回も
様々な気づきを頂きました。

その中でも印象的だったのが共感力という言葉でした。

今の若い人や子どもたちには共感力が低いというお話がありました。
実際にお話しの中で今のいじめ問題について話しがありました。

例えばいじめを行っている人がいたとします。

実際に今多いのは、いじめを行いながら笑っている、
又はいじめられている人を見て笑っている人がいるという事です。

同時にピアスの話もありました。

私もそうですが、もし誰かが自分の耳に穴をあけようとしたら
直視出来ないし、その痛みを過去の様々な体験や経験から
想像して何とも言えない気持ちになります。

しかし現実的には、いじめと同じで、
この様な時でさえ、やはり笑いながら関わる人が多いとの事です。

今回このお話を聞きながら、
子どもの時に様々な経験や体験をすることがいかに大事なのか
改めて感じました。

必要な経験や体験をさせてもらっていないから
この当たり前の事にも気づけないのだと思います。

何かしら近い体験や同じ体験から相手に共感する力も付いてくるのではないでしょうか。

先ずは子どもたちが遣りたいと思う事を
しっかりと見守りながら遣れる環境を用意していくのが
私達の役割であることを改めて気づかせて頂きました。


オルタナティブコンサルタント
白土 大樹