こんにちは、奥山です。
先月から森信三先生の「修身教授録」を一日一章節ずつ
読み進めています。
読み始めたきっかけは社内実践である、社内木鶏からです。
社内木鶏とは、人間学の情報誌を読み、それぞれの感想から気付きあい、
考えを深めていく時間を設けています。
その際に森信三先生の特集が組まれ読み始めるきっかけとなりました。
「一日は一生の縮図なり」「人生二度なし」など、どこかで聞いたことのある言葉ばかりですが、
誰の言葉かも知らず、社内での取り組みがきっかけで、森信三先生を知る機会となりました。
一日の振り返りとして、「修身教授録」を手に取り感じることは、その日一日の出来事が
森信三先生の優しい言葉、時に熱の籠った言葉が、落ち着いた気持ちにさせ、
一日を振り返えれているように感じます。
一日を振り返ると、先生の「一日は一生の縮図なり」が頭を過り、善い一日だったと
思う日もあれば、不平不満を抱いた一日だったと思う日もあります。
どのような一日であっても、自分自身に問いかけることの大切さ、明日はどのような
一日にしたいのか、「一日は一生の縮図なり」と思うだけでも気持ちがすっきり
することを感じます。
上記の写真は、森信三先生のしつけの三原則が書かれたカードを、
「三つの実践」としてある園からの戴いたものです。
当たり前のことが書かれていますが、当たり前のことを当たり前に大切にすることは、
本当に忘れてはいけないと感じます。
頭で分かっていること、何度も聞いたことがあるほど意外と忘れてしまうものだと思います。
園から頂いたカードはいつも、社内のテーブルの真ん中に置き、見えるところに置いています。
見えるところにあるにもかかわらず、気持ちに余裕がない時にそのカードに気が付くと
自分自身、ハッとさせられます。
「修身教授録」も折り返しを迎え、年内には読み終わる予定です。
一度読み終わっても、何遍も何遍も読み続けてこそ価値のあるものだと感じています。
今日も一日を振り返り、自分がどう在りたいのか明日につながる一日を過ごしていきたいと
思います。
オルタナティブコンサルタント
奥山卓矢