今日は、渋谷オリンピックセンターで誕生学協会のイベントがあった。
ワークショップのテーマは、「いのち」だった。
参加者は、未就学園児の子どもとその親たち30人ほどだろうか。
このイベントは、誕生学協会理事兼バース研究所の代表大葉ナナコさんと一緒に企画したものだ。
この方のバイタリティとポテンシャルはとにかく凄い。
通称「生ませ屋さん」と呼ばれていて、出産の素晴らしさいのちの大切さを日本から世界へ向け広げている。
きっと、少子化なんてこのような活動だけでなんとでもなるのだろうなと思う。
最初は、大葉ナナコさんからお母さんと子どものつながりを話します。
そして、色々なワークショップで子どもたちと工作などをしながらいのちについて学びました。
その中のひとつに、お腹の中にいたときのことを子どもたちに語ってもらった。
「ひもで遊んでいたよ」
「ボクシングしていたんだよ」
「なんだかカラフルで楽しかったよ」
「くるくるまわってたよ」
などの発表があった。
きっと、この子どもたちはお腹の中の時の記憶をまだ忘れていないのだろう。
そして、お母さんから子どもへ生まれてきたことへの感謝の言葉を画用紙に書いて一人ひとり発表していく。
そのときの子どもたちの嬉しそうな表情がとても忘れない一日になった。
人は、いつのまにか生まれたときの周りの幸せを忘れている。
生まれてきたときのみんなの祝福を忘れてしまっている。
お母さんはそうだが、お父さんもみんな、いのちを得てこの世に出でた時の感動や感謝、祝福や幸福感は言葉にできないほど崇高で愛情に包まれているものだったはず。
だから絶対に忘れてはいけない。
この人生の主役はみんな自分なんだということ。
自分が祝福されていいのだということ。
人生に脇役はなく、それぞれが主役としていのちを燃やして生きたいものだ。