世の中には偉い人がいる。
小さい頃から偉い人というのはどんな人なのかなとずっと考えていた。
大人になって、偉い人といわれる人たちと時折交わることがある。
世間の定義する偉い人は私からするととても理解が難しい。
そういえば、悪い人、良い人、立派な人、、、全部難しい。
みんなナンデそうなるのだろうか?
まだ何も刷り込まれていない子どもの頃は偉い人も悪い人も区別はなく「一つ」のものだった。
社会に出る頃になるとそうは簡単にはいかない。
色々な立場や柵がニンゲンを形成し、社会での地位を決めていく。
そうやって生き易くなっていくし、生き難くなってくる。
世間には色々な人たちがある。
その色々な人たちがあるから、この社会は動いているのだろうと思う。
道を求めて歩く人のことをふと思う。
道には、上下の差などもないのだろう。
道を歩くことで、すべての人を一つにしていく方がいる。
そんな人とともに、歩む世界はどんなに素晴らしいものなのだろう。
すべてを在るがままに素直に観る事ができるのではないか?
偉い人にはなりたくはない。
自分はいつまでも自分でいたいと心から思った。
道を求めて、歩んで生きたいと心から思った。