確認とは

確認することは「自分から」というのはまとめた通りです。しかしその確認とは何のためにかということをまとめてみます。

例えば仕事いえば、日々の業務の中で相手の判断に対して自分が判断するために確認をするのだけれど、それは言い換えれば相手や周囲の判断を聴きながら自分がどうするかという全体像からの自分の役割やその使命を理解しているのが本来の確認をしているということになります。単なる確認も自分の目先の業務や自分の小さな範囲での課題の解決のためにだけ確認していたらそれは単に自己満足になってしまうだけになりゴールイメージやビジョンに対しての使命を果たすというところまではいきません。

全体像、つまりはゴールイメージやビジョンに対して自分がどのような役割があるかを掌握し、その使命を果たすために自分がどうするのかを自覚自得することこそが自分からの確認でしかできないからです。このゴールイメージやビジョンとは皆で目指している夢の実現ともいい、その夢を共有しその夢の実現のために自分がどんな使命を果たすかということをそれぞれが確認して一丸となるときはじめて一体感を味わいながら偉大なことに果敢に挑戦することができるのである。

そしてそういう時は、失敗を恐れずに勇猛果敢に挑戦していくことができるから不思議なのです。

人間は志さえあれば、使命を求め旅立ち、そして偉大な夢を追える仲間と出会い人生を謳歌するのです。

最初から自分の保身をしたくて保身をする人はいません、そうではなく夢が観えなくなってしまうからそうなってしまうのです。特に偉大な夢を描いているような人と仕事するならば、自分の小さな範囲での世界ではその世界を理解することはできません。その人が描く偉大な夢を理解するのは、本当に大きな夢をかなえようとしているということを自分から確認していかなければ気づくこともないのです。

同じ夢に向かって同じ船に乗るということは、その偉大な夢に向かってそれぞれのクルーが自分の使命をリンクしそれを実現するために自分から確認しつつ日々の困難を乗り越えていくなかで充実した人生を伴に歩めるのだとも思います。

自分の将来は自分だけの自己満足ではまったく見えません、誰がいようがいまいが、何があろうがあるまいが、どのような環境下であろうが、自分が遣ると決めた偉大なゴールイメージに参画して自分の役割を果たすということではじめて将来がワクワクしたものに変わるのです。

自分自身の将来像は、夢の全体像と繋がっているのです。

だからこそ、今を真剣に生き切ることで天に任せてもいいという絶対安心立命の境地を味わえるのです。

夢を観る事は深刻なことではなく、その夢が大きいからこそ使命に燃えて輝かしい未来を切り開いていくことができるのだと思います。だからこそ日々の仕事で自分自身から確認を怠ると夢が遠ざかるだけではなく、夢に参画しているこが何かまで分からなくなってしまいます。

自分から確認をすることの大切さは、夢の実現に向かって自分の使命と役割を果たすのにとても密接だからなのです。その夢を叶えているのかそうではないのか、一歩ずつそれを築き上げていくことで大きな柱が立ってくるのです、そしてそれを実現するときに勇気が出るのも偉大なことに自分を活かしているからなのです。

夢を語っていくことを続けていくことや、夢に向かって一生懸命にいることは、周囲を活かすことと同じなのだと思います。それが自然なのですから、子ども達のためにもまず夢に向かって大航海の日々を信頼できる仲間たちと共に味わっていこうと思います。