何かに取り組む際に、迷いというものがある。
自分の体験していないことや、分からないことが発生するとき、今に打ち込まずあれこれ過去や未来を行き来しているのが迷っている状態とも言える。
何かに打ち込んでいるときは迷わないけれど、遣りながらでないときは迷っているだけで何も前に進んでいないことが多いのです。
この迷っているというのは、この今というものに対してあまり前向きではなく後ろ向きになっているときに発生するのです。
そういう時はどうすればいいかといえば、簡単にいえば「やる」ことなのですがそれをやるには確認することが必要です。
この確認とは、事前に確認していく連続のことを言います。たとえば、迷いそうになったとき確認が足りなかったと思う人と、迷ってからどうしたらいいかまったく分からないで立ち止まる人がいます。当然、迷うときはすぐに上司や決定を下したリーダーへの確認をただちに行い自分が迷わないように進めることも部下の仕事であろうとも思います。
そしてこの速度感こそが、スピードを上げることになるのだと思います。つまりは確認の質量と速度がその人の仕事の成果を左右しているのだと思います。
例えば、ある人は迷ってから確認するまでの時間が1時間の人と、10分の人では、迷っている時間が50分もなくなります。時は金なりというように時間は過ぎていくものだから速度がいるのです。
すぐに聴ける関係があるかどうかは、信頼関係によるものですがこの信頼関係もすぐに聴いているからできあがっているともいえるのです。
一人で妄想をして、ありもしないことを不安に感じビクビクと恐れていては一向に仕事は前に進まないものです。そういうときは、自分から進んで確認することで打開できるのだと思います。
確認から入るのならば、確認ですから否定されることも少なく具体的な指示や指導を受けやすくなります。特に精度の高い仕事や、責任が重い仕事であればあるほどに確認力がその結果を左右するものです。
そしてその結果は速度が関係します、なぜなら成功も失敗も速度で勝負が決まってしまうからです。物事はすべてタイミングともいえると思います、だからこそその瞬間、言いかえればこの今をどれだけ制することができるかで人生の成果も変わってくるのです。
この今を大事にしていくためにも迷わず確認を大事にしていきたいと思います。