生きものはもっともやりたいことを信じて発信していると様々なものを引き寄せる。
自然界は共生で成りなっているから、求めていれば与えられるようにできている。
花であれば、花が花を咲かせるという発信を信じて行うことで虫たちが集まってくる。植物や木々は自然を完全に信頼しているからこそ、実をつけては鳥を呼び、土に埋もれても必ず春が来ることを知っているのです。
これは同じく動物も、周囲を信頼して自分のもっともやりたいと思っていることを発信し続ければ必ずその人にもっとも相応しいものが訪れるものだと思います。
それは人であったり、機会であったり、場であったり、道具であったり、様々なものを引き寄せもっとも価値のあるものを手繰り寄せていくのです。
しかしこれとは別に、自分がどうしたいのか、何をやりたいのかが分からず自ら発信することもせず周りに任せていたら集まるのとは逆に離れていくのです。言い換えれば、自分の望んでいないことばかりが起きるようになりより一層周囲に期待するような生き方になるのです。
自分がどうしたいかというものをはっきりと持っていれば、自分がリーダーシップを発揮して周囲を活かしたり周囲と共生していくこともできます。しかし自分がどうしたいかを発信せずに、周囲にどうしたらいいでしょうかといつも受け身になっていたら結局自分ひとりぼっちになってしまいせっかく周囲があるのに周囲を活かしていくことができないのです。
今までの学校や組織の刷り込みのせいか、常に周囲の立場や相手の顔色ばかりをみて自分がどうしようかと決めていたら受信することばかりで自分から発信していることにはなりません。自分自身が一体何をしたいのか、どうしたいのかということを自問し明確にし、納得していけば周囲は必ず引き寄せられその人に力を貸してくれるのです。
自然を信じるというのは、周囲を信じるということで、周囲を信じるには、自分を信じるということです。そして自分を信じるというのは、自分のやりたいことを遣り切るということです。遣り切ることが増えてくれば次第に人は悔いのない人生を歩み出すことができるようになります。
そうなれば、自分を中心に周囲との共生が成り立ち人生を引き寄せることができるのです。まず自ら自らのやりたいことを明確に、自らが発信していくことで世の中の絆や結束、その繋がりを新たに広げていこうと思います。