善き思い出

昨年、訪問したドイツのメンバーで2回目の同窓会が行われました。
行事や予定がある中、ご縁を守り遠方からも多く集まれることはそれだけでも尊いものです。

毎回、会うたびに関係も深まり、また学びも深まり、振り返りも深まりと、絆がどんどん深まっていきます。通常なら、研修を終えればそこで関係が途切れてしまうこともあるのですが何度も振り返りその後を確認していくことで大切なことをいつまでも思い出すことができます。

昨日も、互いに忘れかけていた大切な思い出や学びを再び鮮明にしていくことができました。

同じ学びを共にしたものたちのことを朋というのだと私は思います。
そしてその朋との感動が素晴らしいものだったからこそまた出会いたいと思うのです。

昔を振り返ることは少ない方なのですが、善い思い出を遺すということの素晴らしさも実感しました。ひとつひとつを誠実に生きていくと、人との出会いの中には別れもまた大切な記憶です。

楽しかったもの、悲しかったもの、嬉しかったもの、辛かったもの、いろいろとあります。

そういうひとつひとつが自分を成長させていき、そしてそういうひとつひとつの確認が今の自分そのものを形成してくださったことを知るのです。

善い先生と生徒、そして友人やその仲間たちとの一期一会はかけがえのないものです。

続けていけることに感謝しつつ、来年もまた互いに出会い学べることを楽しみに善き思い出を大切に抱きつつ日々を誠実に過ごしていきたいと思います。