今年も藤森先生のドイツ研修のお手伝いをさせていただくことになり本日からミュンヘンへ行くことになりました。
昨年の有意義な学びを振り返りつつ、新しい学びがはじまっていることに旅のご縁を感じます。
旅というものは、もちろん何処へ往くのかという楽しみもありますが誰と往くのかというもう一つの大きな楽しみがあります。同じ旅でも人とのご縁次第では、また新たな発見もありそして成長があるからです。
どんな人と往くのかというのは私にとってはとても大切なことで、同じ学びをしたいと願った仲間との邂逅であるとも感じています。このドイツ研修の同窓会を通じて、私は旅というものが如何に人生そのものであるか、そして人生はこのように旅を確かめることで味わうのだとも感じることができました。
長年一緒にいたとしても、旅をしてはじめて分かり合う関係もあるように思います。
時が過ぎるのがあっという間だからこそ、人生の旅路というものは不思議に満ちています。
今年は昨年の旅の振り返りもできるという倍の歓びも感じています。
子どもたちのためにと行動する真心が、新たな学びを与えてくださる予感に満ちます。
前回の旅を振り返ることで、過ぎ去った時間をもう一度旅することもできるのです。
私の好きな松尾芭蕉の奥の細道の句にこうあります。
「月日は百代の過客にして、行き交う年もまた旅人なり」
日々に過ぎ去っていくときの流れにときめきながら、自分が旅人であることに邂逅します。また皆の代わりに往かせていただく有難い機会を感謝に換えて、ドイツ研修のレポートしていきたいと思います。