人生は選択の連続でできています。
何かの目標や夢があるとしても、それを実現しようとすれば今までの生き方を変えないといけないようなことにも直視する必要がでてきます。
その時、人はどちらを選択するかでその先の人生が大きく変わっていくのです。
ほとんどの人は、そこまでしてでもやりたいかと聴いても今までの生活や自分を変えようとはしたくないのでそちらの方が苦しいと考えてしまいます。しかし、本来は習慣を変えていくことで生き方も変わっていくのだから挑戦し前進することの方が苦しくなかったりするものです。
最初は、自分を変えるのは今までを捨てるかのように思えたり、持っているものを手放したりしないといけないとか、もしくは自分の安定や存在までも投げ出すのではないかと不安になるものですが、実際は自分の中の常識を入れ替えていくまでの間に実践していくことで意識が変わるまでが辛いと感じるように思います。
人間は、どうしても防衛本能がありますから痛いことや辛いこと、苦しいことは本能的に避けようとしてしまうものです。そこから新しいことへ挑戦できなかったり、今までの常識を変えようとしたくなかったりするものだと思います。
しかし、痛い思いをした後などは痛い思いをしたのでどうせここまで来たのならと防衛本能よりもこの際全部直してしまおうという気持ちが出てくるように思います。
痛い思いや苦しい思いをするのは最初は大変ですが、そこまでしてでも変えたいと思うことは思い切って防衛本能よりも強い勇気を出して新しいことに挑むといいように思います。それはまるで本当に大切なもののために自分を変えていく信念ともいうように思います。
自分を守ろうとする防衛本能から、自分が一番大切にしているものを守ろうとする信念本能へと転換するようなものかもしれません。信念は新しいことに挑戦し実践していく中で次第に磨かれて陶冶されていくものです。
本当に大切なものを守れなかったときの後悔と苦痛を考えれば、目先の一時的な辛苦はそれほどシンドイことではないのかもしれません。
大切なもののために、大切なものを守れる強さと優しさを優先し実践していきたいと思います。
掲げた理念に恥じないように、 常に自らを変え自らが正していきたいと思います。