間~意思の力(パワーストーン)~

生きていれば死があります、出会いがあれば別れがあります、生き死にの間に魂があるように、出会い別れの間には縁があります。

人間はどちらか片方だけで物事を理解するのではなく、「間」の中で真実を捉えることができます。しかしこの間とは、思いの世界でありその思いの世界をどれだけ味わい尽くしているかで物事の深みというのが変わってくるように思うのです。

「意思」というものがあります。

意思はそのもののいのちの目的でもあり、そのいのちが何を託されているかということでもあります。子どもたちが日々に産まれ、無限の種子が宇宙全体にばら蒔かれる様にいのちは発展と発達を已みません。その中には魂があり縁があり、それを味わい盡している心があります。

目には視えないからと分かるところだけを判断していたら、自分の存在が分からなくなってしまうものです。目に見えないものを静かに省みる時間、明けや宵のような沈んだ謐かで清らかな中でそのものの心に触れることが自分の存在を確かめる妙味を慈覚することかもしれません。

まわりと共にあるいのちを忘れずに、日々にいのりたいと思います。