先日、沖縄で「振動数」についての話を伺う機会がありました。振動数とは何か、それは波長や波動といった「波」に関する話です。言い換えるなら、これはその人が発する周波数のことです。
いつも運が善い人という人がいます。この人の周りにいるといつも運に恵まれ善いことが起きます。よく素直な人や謙虚な人と言われますし、物事をいつもポジティブに考えていい方へと転じているからその人が発する振動数は運の善い波長や波動をいつも発しているとも言えます。
音波においてはこれを共振や共鳴とも言い、いつも前向きに愉しく明るく元気に生きている人の周りにはそういう人たちが集まってくるのです。
これは理屈ではなく御縁の世界なども同じです。どのような生き方をしているかで、似た人たちや以心伝心する人たちが集まってきます。自分の発する振動数次第で運が左右されていくのです。
この振動というのは、水面のゆらぎに似ています。深い底で落ち着き、水面でゆらゆらと揺れている状態と、いつも波風立てては落ち着かない水面ではその振動数は異なります。
これは心も同じで如何に自分の心を穏かにし、心を澄ませて心を高めて平常心を磨いていくかが振動数を決定付けていくようにも思います。
そして自然界には天地自然が発している脈動があります。これは心臓の鼓動のように、天地自然もそして宇宙全体もまた脈動を発します。その脈動でいる人は無為自然ですからいつも幸運に恵まれ、そこから外れると運から見放されてしまいます。否、見放されたのではなく自分が放れていくだけです。
この運というものは、道であるとも言えます。道に沿って道を歩むその歩み方は生き方ですから、日頃から善い振動数で道を歩んでいけるように精進していくことかもしれません。禍転じて福にする、何でも愉しく変わっていく、そういう前向きな心を育んでいくことが振動数を上げるということではないかと私は思います。
沖縄で学んだことを実践に換えていきたいと思います。