縁が続く

昨日はまちづくりの講演会を聴福庵で開催しましたが、とても不思議なご縁に包まれた一日になりました。昼からの縁日もまた、会いたい人に出会えたり、これから大切な仲間になる方になるだろうという人に出会えました。

まちづくりにおいては、講師から「観光のためにやるのではなく地元の人たちや故郷の人たちのために観光を活かせばいい」というお話がありました。確かに地域の人たちが楽しんでいないものは長続きすることはなく、あくまで地域活性化というものは地域の人たちの智慧と暮らしが集積して顕現するものであることを改めて学び直しました。

さらに縁日では、子どもたちがたくさん来てくれると急にその場が明るくなり街道筋の雰囲気もガラリと変わる体験をしました。

子どもがいることが私たちの仕合せであり、子どもを中心に周りの大人たちがつながっていく様子に本来のコミュニティの在り方を見直すいい体験になりました。

はじめてご縁が結ばれていくとき、それは数が多ければいいわけではありません。お互いに思いが共有できたり、共感できたり、そして体験を共にすることによってそのご縁が発展していきます。

ご縁を大切にするというのは、一つ一つの起きてきた出来事の意味を大切に味わい感じ取りその一つ一つを丁寧につなげていくということです。

伝統が今に残のもまた、このご縁を結んできた先人たちがいてくださったからです。その今に残ったものをまた次世代へと結んでいくことが今を生きる私たちの大切な使命です。

引き続き、本日もまちづくりとこども縁日を開催しますが子どもたちに譲り遺していきたい生き方を実践していきたいと思います。