仕事の仕方~生き方~

人は生き方が仕事に出てくるものです。終わらせるように仕事をする人と、次につながるような仕事をする人がいます。前者は、終わらせることが目的ですからとにかく与えられたことを終わらせれば納得します。しかし後者は次につなげることが仕事ですから次につながるように常に課題を発掘しては踏み込んでいくものです。

そもそも仕事に終わりというものはありません、同じく学問にも終わりは有りません。学校のテストや受験、期限があるものをこなすようなものならば終わりはありますが人生や仕事には終わりは設定することはできません。

ひとつの節目としてここまでというものはありますが、本来の目的はまったく終わっておらずさらに発展し繁栄させていくために終わりなき挑戦を続けていかなければなりません。

言い換えるのなら、終わらないけれど終わらせる人がいるということです。終わりというのは次のはじまりですから、ひとつ終われば次のことが同時にはじまっているのです。

終わることを目的にするか、それとも本当の目的を目的にするか、そこに生き方が出てきます。何のためにそれをするのかとそれを握っているのなら終わることはありません。先に手放してしまうのはそれが他人事になってしまい自分ごとではなくなってしまうからかもしれません。

もしも自分の人生であれば終わらないのだから手放すわけにはいきません。しかし他人事ならばそれは自分のことではないのだから手放したくなくても手放すことができてしまいます。一緒に歩んでいくというのは、お互いに次を模索しながら挑戦し合うような改善を怠らないということでしょう。

終わらせることばかりに追われてやりっぱなしで進める仕事ではなく、改善し振り返り次につながるような進め方の仕事の方が目的に忠実です。引き続き、仕事の仕方から生き方を見つめ直していきたいと思います。