セルフイメージ

人は他人からの期待にばかり応えようとしていると自信を失っていくものです。本来は、自分に対して自分が期待することが自信の本質であり他人から評価を気にしていては本当の自分になることはできません。

この自分が自分に期待するというのは、自分の可能性を自分自身が信じるということです。

例えば、自分の理想があったとします。その理想を、他人からどう評価されたいかということばかりを意識すれば他人から評価が気になります。他人からの評価などは、上がればいいけれど下がることもありますからそれを恐れてビクビクしていたら本当の自分が求めていることにたどり着くことはないのです。

自分の理想があるとするのなら、その理想を自分自身が信じてみる。言い換えれば自分が自分に期待することで、自分の期待に自分が応えることができるのです。これが自分自身を信じているということです。

そのためには、自分自身のセルフイメージを高める必要があります。このセルフイメージは、他人からどう思われたいたいかというものよりも自分がどうありたいか、自分がどのようになれるかというように自分自身を自分自身が信じてあげなければなりません。

先に自分の方が無理だと諦めていたり、どうせ自分はできないからと最初から挑戦もしなければ信じることができなくなるばかりです。自分が自分に期待するということは、自分自身が自分に求めていくということです。それが自分自身を変えることになり、自分が信じている自分に近づいていくということなのです。

自分ならできると信じてあげること、自分なら大丈夫と背中を押してあげること、その繰り返しが周りの人たちの自信を与えることにもなります。誰かの挑戦が誰かの勇気になるのも、自分自身への応援が誰かの応援になっていくのもまた、信じる実践が自他一体になっていくからです。

信じるということは、人の可能性を信じるということです。

未来は信じることで明るくなり、信じることで生き方は気楽になっていきます。極楽気楽の手放し運転のような人生は、信じる境地を会得した人たちが観ている世界なのかもしれません。

子どもたちのためにも、未来を信じ今を信じ、自分を信じて歩んでいきたいと思います。