私は起きている出来事に従ってそれを深め、意味を紡ぎ次を計画をしていく傾向が強いように思います。シンクロニシティというか、その時々の点を結び、それに従って決断をして行動していきます。
時としてなんでこうしたのだろうかと感想を持ちつつも、初心や理念に照らしながらブレないように修正をかけていきます。しかし、時として先のことを予想して決断しなければならない時があります。
それが今のような感染症の拡大後のこれからの世の中への対応です。もしもに想定して、ありえないことにまで悲観的に現実を自分に突き付けて想定外を考え続けていきます。
その時々に、後悔しないか、そして10年後、100年後から今を観た時にこの決断は果たしてどうであるかと正対するのです。
短期的に対処していくことと、長期的に対応していくことがあります。短期的な対処は、今、コントロールできることに集中して取り組んでいくことです。余裕がなくならないように、視野が狭くならないように日々に決断していくしかありません。
長期的な対応においては、周りが理解できないようなことを判断していきます。逆算した時に、今の判断は果たして100年後にはどうなっているのかと自問自答して精査していく必要がります。それは不確定な未来と向き合うための心魂の試練です。
人間には頭ではなく心で観えていた世界があって、それが環境の変化で一時的に靄がかかり照合できなくなりますが霧が晴れれば元の世界のように次第に明瞭になっていきます。それまでの間、如何に心を信じて待ち耐えるか、そして目を閉じたままでも足元の実践を続けていくかがその後の結果を決めていきます。
ある意味で、ご縁には時空を超えたものがあります。そこに時はなく、空間もありません。ただご縁というものが存在するのみ。一期一会を座右にしていますが、ご縁の深さはさらに奥深いものを感じています。
引き続き、徳積に生き方の舵をきっていますからこの方向で新たな道を模索していきたいと思います。