自分というものを突き詰めて芸術活動を創作している方々は世界中に存在するものです。世間一般的な評価などをお構いもなく、自分の理想や目指すものに真剣に打ち込んでおられます。大変な困難に遭っても、その苦労をバネにさらに新たな境地へと挑戦を続けておられます。
本来、地球に生まれてきた私たちは好きなことを存分に取り組んでいい存在です。いのちあるすべてのものは平等にその生を享受されています。まさに自然に生きて素直にいることはそのいのちが輝くものです。
あの星々のように輝いて生きている人たちは、星のようなきらめきを夜空に与えます。
それぞれにそれぞれの生き方があるようにそれぞれにはそれぞれの輝き方があります。そういう星を見守る存在があることで星はさらにきらめきを発揮していくようにも思います。
夜というのは心の世界に似ています。夜になれば心がよく映ります。そして星空や月が出てきます。もともとは昼間は明々として太陽以外はほとんど見えません。しかし実際には、星はあり月もあります。心はもともと常にあるのですが、眩い光で心の眼が少し眩さで影ってしまうのです。
眼を閉じてみると、静かに心が映ります。
心は常にあると信じることで、心の眼を通して世の中を観察していくことができるのです。真剣に生きて、理想を貫き情熱を持ち青春をする人生を送る人はいつの時も心の眼で世の中をみつめて行動を続けているように思います。
そういう人たちを見つめ、そういう人たちを支えるなかで私たちは暗闇の真の豊かさに気づくのでしょう。愛も平和もまた、その暗闇の中に燦然と輝くものです。
いのちを見つめ、いのち輝かせるような日々を味わっていきたいと思います。