うさぎ年ということもあり、改めてうさぎのことを深めてみましたが非常に人間との深い関わりがあることに気づきます。宗教的であったり、神話に出てきたり、また諺にもなっています。身近な生活でもうさぎを使うことが多く、食料として、あるいは毛皮として、また家族のようになっているものもあります。
小さい頃、うさぎを飼いたいと何度も思ったことがありました。小学校で飼育係としてお世話したことがありましたが足腰があまり強くなく骨折したらどうしようかと不安だった記憶もあります。
ニンジンの葉や、野菜をかじるように食べる姿はとてもかわいく何時間でも見ていられるほどでした。もともと「うさぎ」の名前を調べると、「梵語で兎のことを舎舎伽(ササカ)と言うそうですがこのササカがウサギに転じたと言う説があるといいます。 鳥の仲間だと思われていたということでしょう。
うさぎは他の動物のように角や牙など攻撃するものがありません。その分、耳を発達させました。これはそのため狙われていることに早く気づき、アンテナのように音を集めることができ肉食動物が近づいてくるわずかな音でもすぐに気づいて逃げることができます。つまり戦わずに逃げることを専門にした進化形態です。時速60キロから80キロで逃げるうさぎもいるといいます。またジャンプ力も、高さ50センチから70センチを飛び1メートル以上の距離も一足で跳ねます。
日本では因幡の白兎の話が神話でも有名です。他にも月に棲んでいたりと、ウサギは身近な存在としてよく童話に出てきました。今でも山にいくと、時折、ノウサギを見かけることがあります。冬は、食べ物が少なく雪の上を歩いた後が残っているものです。
うさぎ年は飛躍の年ともいわれますが、来年の辰年にむけて準備を整えていきたいと思います。