人は知らず知らずのうちにたくさんの方々に助けていただいています。本当は、敵味方などなく巡り巡って役割を交代している存在とも言えます。
その役割をその時代、自分が担って体験するもいうものです。生まれてくる時、生まれてきた場所、そしてどのような役割があるかはまさに一期一会です。
その役割を全うするなかで、さまざまな体験を味わいます。体験はその人だけのものですから、それをどう味わうかもその人次第です。
色々な人に出会う中で、お互いを尊敬し合うことがあります。それは、お互いに自分にしかできない役割を果たしていることに気づけるからです。
結果がどうこうではなく、誰かと比較するのでもなく、その人にしかできないことだと深く共感し感謝するのです。
もし、自分が目の前のこの人の役割だったらと思うと有り難い気持ちになります。そして自分はどう接するかと思うと、自分の役割を真摯に全うさせていただきますと思うのです。
人生二度なしという言葉もあり、唯我独尊という言葉もあります。ご縁もまた、一期一会です。
かけがえのないご縁が結ばれて今がありますからこの今の自分の役割に集中して真摯に自分を全うしていきたいと思います。