誕生日との出会い

昨日は、誕生日でしたがたくさんの方々からお祝いをいただきました。歳をとってくると誕生日といっても祝われ方やその時の感覚も変化してきたことを感じます。そして周囲にいる人も変わってきます。

産まれたときは、両親や祖父母がいました。そのうち兄弟ができて、親戚、友人が出てきます。次第に同級生や部活の仲間、学校や近所の人たち。そして会社の仲間や取引先、またコミュニティの人たちです。もう会えなくなった人もいれば、一期一会にその時に偶然に集まった人たちからもお祝いされることもあります。

人生で誕生日を迎えるたびに、自分を見守ってくださっている存在に気づきます。

特に今年は幻想的で、英彦山の守静坊のしだれ桜と共に大勢の方にお祝いしていただきました。満開の花と、清々しい英彦山の宿坊の澄んだ空気とともにお祝いの歌や桜餅やケーキなどたくさんいただきました。

むかしは誕生日をお祝いされることは苦手でどんな表情でいたらいいのか、照れたり喜びすぎたりと不自然な時もありました。今では、何か私を見守ってくださっている存在が喜んでくださっていると感じて仕合せな気持ちになります。

メッセージもたくさんいただき、その中にはいつも心配して見守ってくれていること、そして本心で真心で結ばれている関係があることなどに大きな安心をいただきます。

自分の周りにどのような人たちがいて出会いに囲まれているか、それを省みるととても私は御蔭さまで仕合せな人生をいただいていることに気づきます。尊敬できる仲間や友人、そして信頼できる家族や朋柄に恵まれ感謝で深く手を合わせています。

あと何回ほど誕生日を迎えられるのかはわかりませんが、よい歳の取り方をしていきたいと思います。人生の最後の誕生日には、今までご縁のあった方々への恩返しができるようにこれからも精進していきたいと思います。

出会いに心から感謝しています。