ライトアップの試行錯誤

現在、しだれ桜のライトアップの準備をしていますが光の当たり具合や角度でその見え方が変わります。色もですが、人工的なものを使うのはどこか限界を感じていますが今しかない面白さもあるので色々と試行錯誤しています。

日本で最初にライトアップしたのは誰かと調べると、織田信長であるともいわれます。安土城を提灯などで演出し、城下では一切の焚火などを禁止してみんなで夜の城の景色を楽しんだといいます。

もっと前を想像してみると、人間が火を使って生活をしはじめてから夜の明かりも様々にとれるようになりました。水面や海面に映る火は美しかったでしょうし、夜空や月夜の光もまた自然のライトアップです。

昨夜は福智町上野の知人に誘われ、一日限りの夜桜のライトアップを見てきました。寿命をとっくに超えては咲き続けるソメイヨシノの老木に照明が当たり、限られた生を全うしている様子を感じ風情を味わいました。その隣の若い桜はこれからという樹勢がありました。

そして帰りに駐車場に向かうと、そこには明かりがなくお月さんと星々が清らかに光っています。この照明というものは、その時、その人がその心で何を照らすかによってその意味も価値も変わります。

今回は、自然の光と人工の光と二つの照明を試してみて色々と考えること感じること、復古起新を観ていただきたいと思います。

ありがとうございます。