原発事故があってからエネルギーのことなどを考え直すことがあった。日々の生活の中で私たちが一体何に依存して、何によって安心しているのかと分かり、その刷り込みに気付いてから改めて様々なことを見直すことを決めた。
そう思った人は何人もいたはずである。
しかし日常が過ぎ去っていけば、次第にまた金融都市化された中で大切なことを思い出す暇もないほどに忙しくしそのうちに元の生活にまた慣れてしまうのが人間であろうとも思う。
よほどの強い意志や心で決めた人でなければ周囲の環境の影響を受けてしまうのだから変わるということは難しいのです。
人は目先で感じる急激な変化に対しては反応しますが長い時間かけて緩やかに変化するのを感じるのは苦手であることが多いのです。環境というものの変化は、毎時ゆったりとしっかりと変わっていくものであるからつい気付かないのだと思います。
木々が伸びたり、水かさが増えたり、草花が広がっていることにあるときにハッとされるようなもので変化が大きなものは目先ではないところで起きているのです。
成長も同じく、変わっていないように感じても実は確実に伸びているのです。
よく観ると先日の原発事故から確かに変わっていることがあるように思います。
眼には見えないところで多くの人たちの心に何かが起きています。
もう一度、大切な何かを取り戻そうとする動きは心と心を通じて人々の様々な言葉や表現から感じ取ることができます。
私たち日本人がこの西洋型文化を取り入れたのもついこの間の話です。それ以前はまったくそうではない生活があったと思えば、決して忘れてはいないのだと思います。
遠くの大きな変化が見えれば観えるほどにこれからがとても楽しみです。
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大切の一言は情緒的な表現であり、大切な何かを言葉を介して理解するのは難しいと感じています。大切な何かと曖昧にするのではなく、大切なことは何かと真実に迫れるよう自分自身の心の軸をしっかりと持って行きたいと思います。
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少しずつ水温が上がっていくと、熱湯になってもかえるは気付かずに死んでしまう様に、今私たち人類も同じように自分たちを
苦しめているのだと感じます。この震災は、ある意味では私たちに今、警告をしてくれているのだと感じます。
ここで、この危険な状況から抜け出すチャンスをくれているのだと感じます。子ども達の未来の為に今自分が何を変えて行くことが大事なのかを良く考え行動してきたいと思います。また、これは、自分自身の仕事の仕方にも同様に、気付かずにいる点があるのだと思いますので、あえて自分自身を急激に変化させることをして、今の立ち位置を把握したいと思います。
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先日防火防災の講習に参加しましたが、講師の方が「東日本の震災以来ある意味で講習が遣りにくい」との事でした。少なからず皆の問題意識が上がり普段調べないものや疑問に思わない事に目を向けている人が多い糸いう事ではないかと思います。このような事が起こらないと大切な事に気づかないのは残念ではありますが、大事なのはやはりこれからだと思います。時が経ち目の前の風景も戻りつつある中で何を大切にして生きて行くか?それは自分の中で決める事だと思います。それを決める事が今こうして生きている私たちの役割ではないかと思います。