日本人の故郷とは何であろうか。
稲の故郷とは何であろうか。
そして自分の故郷とは何であろうか。
もともとのルーツを辿ると私はいったいどこにいくのだろうか。
そういうことに思いを馳せてみるのはとても面白い。
何度も何度も繰り返し巡りながら広がり場所を変えては生きているこのいのち。
その元を辿っていくことは、ひょっとすると故郷への旅なのかもしれません。
懐かしいと思える場所に行くことや、
懐かしい思い出に心を合わせていくことは、
自分の今を確認するためにもとても大切なことのように思います。
昔ながらの暮らしや昔からの友、今も変わらないものが故郷にはあります。
そういう大切なものが本当に残っているのは。
自分の中の故郷を失わないからかもしれません。
人は時として立ち止まり、時として振り返り、今までの道を辿ってきたことを遡ります。
それは時を感じて時を超えて、時に生きる存在の妙味を楽しんでいるのかもしれません。
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海の彼方から吹いてくるあの懐かしいルーツの風に心を載せてゆらゆらと魂を預けてみます。
子ども達のためにも、遥か先の光をしっかり捉えます。
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懐かしさは過去の体験の積み重ねと思うと、今もまた故郷となりうる環境にいることを感じます。思い返したときに故郷と感じられる体験を積み、変わらずにあるものを残していきたいと思います。
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故郷と聞けば自分が生まれた場所をイメージします。しかし形としてこの体を借りているだけであり、命はずっと繋がっているという事にも気づかされます。又そう考えると人との出会いやその場所一つひとつがとても大切だと感じました。
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故郷と言うと、生まれた街とは別にもう一つ、ヨットクラブのある漁村を思います。
自分らしくいられる場所、安心できる場所が故郷という言葉にあうようにも感じます。これからの人生でそういった故郷と思える場所と出会うことも楽しみです。そのためにも日々、素直な心とたゆまぬ精進を大切にして行きたいと思います。