自然の中では、気候の変化に対して大地の自然も順応します。
例えば、雨が降ればその雨にあわせて土が流され川も形を変えていきます。天候に対して、自然は素直に自分たちの方を変化させていくものです。
しかし、人間は気候が変わっても自分たちの都合の悪い形にならないようにと頑強な整備をして変化に対抗しようとしていくものです。
もちろん、人道として何事も人事を尽くすことは大切ですがそれはただ同じままでいるために自分を頑なに変えないというものではなく、自然の流れが変われば自分の方を変えて自然に合わせていくという意味が本質です。天道として、自然が色々なものを破壊し創造していく中で、私たちもその自然にあわせて変化していくということが本来の整備になるのです。
自然農の畑に出れば、四季だけではなく雨や風、日照りなどもその時機や時流によって異なってきているのが分かります。
だからこそそういう自然の変化に合わせて、よく観察し、自然全体で何が起きているのかを察知して年々に準備していくことが自然の整備であろうと思うのです。
突然の変化に対応できるように自然に変化に合わせているのが、本来の自然の姿であろうと思います。不自然さというのは、そういう変化にも気づかず、変化にも抗い、いつまでも変化することよりも現状を維持していこうとすることの方が歪みを出していくように思います。
自然体というものは、常に変化に合わせて自分を変化させていくことです。
それはこれでなければならないから、変化を楽しむ、日々の新たな挑戦を自然に応じて任せて準じて備えていくことのように思います。
自らの整備を怠らず、自然をよく観る目を養っていこうと思います。
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流れに身を任せるというよりも観察した上で次どうしていくかを考えておき、あとは自然に合わせ変化していくイメージでは掴めますが、実際のことを思い返してみると、その時場で気づいたことを、そのままにしておき事が動いてから行動しているように思います。考えるプロセスを省いている分、変化も自分本位のように感じます。社内の変化はクルーの気づきを新たな自分の気づきとして、次への行動の準備としていくことのようにも感じます。気づきをそのままにせず次への行動につなげるものとしていきたいと思います。
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「諸行無常」「万物流転」といいますが、「変化」こそが常態であり、「とらわれてはいけない」ということを知っていても、なかなか素直に己を変えていくことができません。つい変化を恐れて身構えてしまい、変わるタイミングを逸してしまうのは、結局は「いま起きていること」や「変化の流れ」というものが見えていないからでしょう。「移り変わりに備えて力を蓄えつつ静かに時を待ち、時が来れば素直になすべきをなす」という自然の姿から、「無理のないものの見方」をいうものを学びたいと思います。
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何事も受け入れて良いものに変えて行くという事が大切なのだと思います。選ばないを選択する、という言葉に出会ってから少しずつ生きる事が楽しく、楽になった様に思います。
もっと自然に変化をして行きたいと思います。