故 森信三先生の言葉で特別に印象に残っているのが「人生二度なし」です。
そして特に私の座右にしているのが
「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。
しかも一瞬早過ぎす、一瞬遅すぎない時に」
という人のご縁の不可思議さを深く洞察した言葉です。
一見偶然の出来事のように思いがちでも、その背後に、必然ともいえる天のはからい即ち天意ともいうべきものが、どう考えてみても働いているように思われるときがある。
今ある様々な縁も今ある私も実は何かしらの深い縁で繋がっていて、それをしっかり味わい噛みしめお互いに感謝していくということもこの一瞬に込められている気がする。
なかなかできないけれど、それが人の生の真の姿であるような気がする。
森信三先生当人がどのような時代に生き、どのような環境の中でこれらの邂逅に出会ったのかは私にはまったく分からない。しかし道を示してくださった先生の言葉を胸にその道を目指していくことはできる。
きっと森信三先生は「人生二度なし」という一言に、その生の全てが凝縮されていたのだろうと思う。
そして後進を歩む私はそこから学ぶ。
今、目の前にあるすべての出来事は絶対必然とし、絶対最善なのだ。
まずそれを貫き、やらないのに逃げることは「人生二度なし」とはありえない境地なのであろうと思う。
『今』という一瞬に、自己の命を吹き込む。
そう感じながら商売人としての私のご縁に向かいたいと思う。
コメント
出会いとは偶然ではなく必然だと感じ、カグヤでは自由な環境があることに心の底から感謝したいと思う。
しかし、自由を得るためには伴った責任をもって行動していきたいと思います。
何事も積極的に取り組む姿勢を持って感謝の気持ちを園のサポートへと繋げていきたいと思います。
一人前になれるように一歩ずつ前進し、カグヤの理念を大切にするために、限りある命を、自分のためではなく、カグヤに入った理由(子どもを救う、現場の先生を救う)を実現させるために使っていきたいと思います。
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与えられた人生、自分で自分を大事にすると言う事、自分だけの世界に囚われるのでは
なく、自分の人生を豊かに遣うことが出来るように取り組みたいと思います。
自分にとってよいではなく、周りにとってもよい様に、自分都合にならない様にしてい
きたい。しかし、今までのクセでそうならないのであれば、もっと直していくことが
出来るように取り組みたいと思います。
今、目の前にある出来事に覚悟を以て、一瞬一瞬に気を抜かず、遣りきるということを
思って行動していきたいと思います。自分の起点が違うということであれば、それを
ただし、自分だけのためになるのではなく、世の中のためになる様に、率先して変えて
いきたいと思います。
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自分自信がどれだけの覚悟を持って生きるか、人生が二度は無いということを耳にすれば、誰もが当たり前と思うことかもしれません。しかし実際には、自分の人生なのに誰かに依存したり、責任を誰かに投げたりして生きている人も多くいるのが現状ではないかと思います。子どもたちは、今の私たちの姿を見て何を感じるのかを考えるとやはり不安が残ります。先人の方が大事にしてきたことを今を生きる私たちもしっかりと伝えていかなければと思います。
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私も学歴に少しコンプレックスがあります。
先生が諭されているようにがんばっていきたいと思います。
何度も読み返したくなる本だと思います。