以前読んだ本に習慣のことが書いてあった。
とてもインパクトがあったのでメモを残しておいたのをここで紹介する。
「習慣」
私はいつもあなたのそばにいる
一番頼りになる助け手でもあれば、あなたが背負う最大の重荷でもある
成功への後押しもすれば、足を引っ張って失敗にも導く
私はあなたの命令次第で動く
あなたのすることを私に任せてくれれば
私は素早く正確に片付けてしまう
私の扱いは簡単
しっかり指示すれば、それでいい
どのようにしてほしいのかを明確に示してくれれば
少しの練習のあとで自動的にそのことをこなす
私はすべての偉人の下僕であり
そして残念ながら、すべての失敗者の下僕でもある
偉大な人が偉大になったのは私のおかげ
失敗した人がしくじったのも私のせい
私は機械ではないが、機械のように正確に
そして知性あふれる人間のように賢く働く
利益になるように私を使うこともできれば
破綻をきたすように使うこともできる
私にとってそれはどちらでもよい
私を利用して訓練し、しっかりと指示してくれれば
世界をあなたの足もとに届けてあげよう
しかし、私を甘く見れば、あなたを滅ぼすだろう
私は誰だろうか?
私は習慣である。
潜在能力というか、無意識の自我というか、ヒトは必ず内在する意志があるとよく感じることがある。病気の時や、悲しい時、それでも前へ向いて生きようとするときに感じる。日常では、何かに突き動かされるように行動したときや、弱気で不安なのにしっかりとやれてしまう時などに感じる。
大いなる内在する潜在意志は、自分との対話からはじめそれを手に入れたいと心から願うならばこの「習慣」と上手に付き合っていくしかないのだろう。
大人が子どもに残せるものは財産ではなく、習慣という名の内在するしつけなのだと私は思う。だから子どもたちには、専門性のある人が将来を見通した上でその子にとっての良き習慣が身に着けられるよう大人がプレゼントをしていって欲しいと願う。
コメント
良いことも悪いことも習慣づいていると思います。
自分の悪い習慣で、直さないといけない習慣は、相手に矢印を向けてしまい他人のせいにしてしまうことや、自分の都合の良いように物事を捉え、自分都合の判断をしてしまうことが多々あります。
まずは、自分はどうなのかと考えないといけないと思います。
相手に尽くすことは、公私の区別が出来ておらずにいます。
また、深く考えることもできていないので、日頃から深く考えること、矢印を自分に向けることをするために、日頃から疑問に思うことを習慣し続けたいと思います。
これを直さないと、子どもたちのお手本にならない、世の中良くならないので本当に気をつけていきたいと思います。
今まで自分都合で人と関わってきたのを改めて実感したので、今後は自分をもたずに相手のことから考えて行動に移したいと思います。
コメント
日ごろの鍛錬により、自分の中でそれが実践として習慣づくとその積み上げたものが
様々な困難においても確かな助けとなり得るのですね。しかし、ただやればいいとやる
ことが目的になってしまった継続では確かな助けとはなり得ないのではということを
思いました。一歩一歩の実践が一つひとつ前を向いて歩いているのだということを思い、
歩みを止めない思いが必要であることかと思います。目的を自分の中で見失うことの
無い様に、確かめて、味わっていけるようにしていきたいと思います。
コメント
人は何かを無意識で決めているということは、自然な形かもしれませんが同時に怖さも感じます。又、今までの自分自信の経験を振り返ると無意識で何かを行っていた事も多く在ります。しかしそれは、自分自身のなかでどこかで何かを決めていたということになるのだと改めて感じます。その決めた事が良い方にも悪い方にも繋がるという事を考えると自然なままに良い方に繋がるように子どもたちへの関わりや環境を大事にしていかなければと思います。