先日、永六輔さんを深めていたら下記の文章を見つけました。文章のどれもがとても人生訓になり、ここから何かを感じる人が多いのではないかと思い紹介します。
【あ】「ありがとう」は何度言っても良いこと
【い】「忙しい」と言う人は頼りにならないこと
【う】運を引き寄せるためには努力し続けること
【え】笑顔は最大の武器であること
【お】お礼はすぐにすること
【か】学生時代の友人を大切にすること
【き】今日から始めること
【く】苦しいときこそ諦めないこと
【け】健康を当たり前と思ってはいけないこと
【こ】心を鍛えるには体を鍛えること
【さ】最低限のお金がないと自信を失うこと
【し】叱られるのは20代の特権であること
【す】素直になること
【せ】成功談よりも失敗談から学ぶこと
【そ】外に目を向けること
【た】他人の意見は無責任であること
【ち】小さなことで大騒ぎしないこと
【つ】強がらなくて良いこと
【て】できないと言う人は必要ない人であること
【と】どんな状況でも家族は裏切らないこと
【な】涙を流すのは恥ずかしくないこと
【に】人間は弱いこと
【ぬ】抜かりなく準備すること
【ね】熱意があれば、人は動いてくれること
【の】残り時間を意識すること
【は】早く失敗して、早く改善すること
【ひ】一人で頑張るのには限界があること
【ふ】プライドなんて持っても意味がないこと
【へ】偏見に出会ったら断固として戦うこと
【ほ】本当にやりたいことに集中すること
【ま】迷ったらすぐにやってみること
【み】みんなという言葉に安心しないこと
【む】群れずに「違い」を意識すること
【め】目上の人に甘えてもいいこと
【も】目的がない行動は無駄であること
【や】やり直すのに遅いことはないこと
【ゆ】勇気は体験から生まれること
【よ】余裕がないと人を傷つけること
【ら】ライバルがいたほうが良いこと
【り】リラックスを心がけること
【る】ルールを破っても良いこと
【れ】冷静になって考えること
【ろ】ロマンを忘れないこと
【わ】わかっているのとできるのは違うこと
(20代からの自分を強くする「あかさたなはまやらわ」の法則、田口 久人著より抜粋)
自分と向き合い、自分の弱さを知り、自分を仕上げ続けて転んでも起き上がり続けた人物像が観えてきます。何度も立ち上がること、立ち直り歩み続ける大切さを共に歩む仲間に語り掛けておられたのではないかとも感じます。
人々が自分を毀し乗り越えていくための原動力、一緒に戦おうと励ましてくださっているかのようです。私も永六輔さんのように仲間の力になれる自分でいたいと強く感じました。
最後に、永六輔さんの最期の言葉で締めくくります。
淋しさには耐えられる
悲しみにも耐えてみよう
苦しさにも耐えてみて
耐えて耐えて
耐えられないのは虚しさ
虚しさ 空しさ
虚しさが 耐えられるのは
ともだち あなた 戦う心
歩み続ける意志を子どもたちに伝承していきたいと思います。
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これだけ文章を並べると、その人の素直な生き様が見えてきます。どれもが頷ける内容であることをみると、相当悩み、苦しみ、自分と向き合うなかから、「勇気や希望の智慧」というものをつかんでこられたのでしょう。そういう「強さ」を日々見つけながら生きたいものです。
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子の親を代表するように、人は何かを守ろうとするときに自分を超えた大きな力が発揮されるように思います。人それぞれの世界が狭まるというのは、それだけ全体の総力が削がれていくということになるのだと思えばこそ、自らが守るべきものの価値を汚してしまわないよう心を澄ませていきたいと思います。
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五十音で人生訓を表現するのは、すごいと同時にその人の人柄が現れるのだと感じました。もし、自分で作ってみたとしたら、どんなものが出来るだろう、他の人のはどんなものが出来るだろうかと思います。古民家五十音というのも作ってみたら、面白そうです。