先日、故郷の古くからの同志であり戦友から「前人未踏」というエールをいただきました。改めてこの言葉を噛みしめていたらとても感慨深い気持ちになりました。この前人未踏とは、辞書には「今までだれも到達していないこと。また、だれも足を踏み入れていないこと。 」と紹介されています。
到達できなかったのか、到達しなかったのか、神秘的な場所はこの地球上にもまだ存在します。人類は、進化の偉大な道程の中でその前人未踏の場所へ踏み込み道を切り拓いていきました。数々の困難や恐怖があっても、持ち前の好奇心と勇気で新しい一歩を踏み出したことで今の私たち、つまりは未来があります。
その未来に向かう途中には、それまで誰かが通ってきた道、誰もが通る道、また誰も通らなかった道、そしてまだ誰も到達していない道があります。どの道を往くのか、それはその人の生き方が決めます。
最近、息子のバスケットボールの練習を一緒にやっていますが前人未踏といえばバスケットの神様と呼ばれるマイケル・ジョーダン選手がいます。まさに優勝、MVP、得点王で前人未踏、その生き方が言葉に現れます。
「何かを始めるのは怖いことではない。怖いのは何も始めないことだ」
「私は失敗を受け入れることができる。しかし挑戦しないことだけは許せないんだ」
「あることを夢見る人もいれば、やりたいと思う人もいれば、それをやってみようとする人もいるんだ。」
「気持ち半分でやることなんて出来ない。結果も半分になってしまうからね。」
「仕事をこなすからこそ報酬が得られる。人生にショートカットなどない。」
「自分に期待することではじめて物事は可能になる。」
挑戦するということは、成功失敗に関係なく成長するためには必要です。人間は挑戦し続けたものだけが、その前人未踏への道を切り拓いていきます。大切なのは、最後の最期まで挑戦し続けたかどうか。
わからないこと知らないこと、そしてやったことがないことが続きますが自分の直観と信念、真心や子ども心、好奇心と初心を守るために前へと足を踏み出し続けて周囲の勇気になれたら仕合せです。
ありがとうございます。
コメント
人が通ったことがなければ、そこに「道」はありません。人が通ったところが「道」です。そして、その「道」は、どこかに通じていることで価値があるのではなく、「そこを歩いた人がいた」ということが、続く人の「勇気」になるのでしょう。人それぞれに「挑戦」の人生があります。「道」を探すのではなく、自分の「挑戦」を忘れないようにしたいと思います。