時間を遡っていくと、過去の何かの時点のご縁がどうなっていったのかを辿ることができます。時間を辿ることで、過去のそのご縁の意味が分かったり今がどのように繋がっているのかに気づくことができます。また誰と出会ったことでどうなってきたのかも辿れば、その人が何をやりたいのか、どのような夢を持っているのかも次第にわかってきます。
その時々は、その人の夢がよく観えませんが時を遡ることではっきりとするのです。そしてその夢を一緒に叶えようとする仲間と出会ったり、あるいは誰かの夢を手伝う登場人物として役を演じたりするのです。
人生の旅路と道中で色々な人に出会います。
ある衝撃な出会いから、その人と一緒に旅をすることになります。旅をしながらたくさんのことを学び、そして夢を膨らませていきます。そして旅の中では出会いも別れもあり、また再会することもあります。別々の道をいくけれど、後で合流しようと約束するのです。
後で振り返って時間を遡れば、その別々の道が必然であったことがわかったりします。人生はそこで終わりではなく、最後までどうなるのか見届けなければわかりません。そしてその人がたとえ亡くなったとしても、そのあとの志を繋いだ人たちによってさらに道が前進していくこともあるでしょう。
大切なのは、道を諦めないこと、そしてそのご縁を大切なものにしていくために学び合ったこと、その美しい思い出をさらに豊かな未来に換えていくことのように思います。
その時々の感情では、良しあしも浮き沈みもありますがその出会いが何になったのかはお互いの宝物です。あの出会いで、お互いに夢が偉大に叶うキッカケになったのならそれはまさに奇跡と呼ぶものです。
どのようなことが奇跡なのか、それは時を遡ることで味わえるものです。奇跡の感性を磨きながら、この今、この一瞬、一期一会を大切に過ごしていきたいと思います。