私たちは、生まれてすぐ赤ちゃんからはじまります。自分だけでは生きられず、親など信頼できる存在があることで生きていくことができます。
ほんの小さな子どもが親がいないと必死に探し回るように、親がなければ不安で生きていけないからです。それだけ、私たちはまず信頼する存在、安心できる存在を求めます。
自然界では、その期間がとても大切な循環の仕組みになっているようにも思います。
この安心や信頼は、この世で成長していくための原動力になります。はじめてこの世に出てから、この世は安心できるや信頼できると思うと自分でいられます。そう考えてみると、自分であること、自分でいるのとは全て安心から始まっているということです。そして、そうさせてもらえる存在によって信頼が始まるのです。
不安や不信はもっとも成長を阻害していきます。
だからこそ、安心や信頼の環境は成長を見守ることにおいて何よりも大切で優先されるものです。
子どもたちや子孫のためにもその環境や仕組みを場で伝承していきたいと思います。