今やることに集中する

色々と自分の自信のなさや弱いところがあると人は不快になるものです。結局は、自分に打ち克つ話であって相手は関係がないことがほとんどです。相手を変えようとしても変わりませんから自分に専念した方が解決に向かうことがほとんどです。

その自分に専念とは何か、それは今、やることに集中することです。もともと志があり、その志に向かって道中を歩む中で様々な障害や困難がやっていきます。そのどれもが信じることができるか、やり切ることができるかということが試練として訪れます。

この信じるというのは、自分が自分を信じることができるかということです。そのためには、他責でもなく、誰かに依存するのではなく、全ての責任を受け容れ自分自身が全体を思いやり決心したことに勇気を出して忠実に挑んでいくのです。道中に色々なことを言われたり、時には誤解され邪魔をされても、今やることに集中するのです。思い返せば、私の人生はずっとそれの連続でした。

そのうち必要な時のすべてを経て、その信念が結実したとき悔いのない清々しい終わりを迎えます。この終わりは、未来へのはじまりであり私にとっては人類や次世代以降の子孫たちへのいのりそのものです。それも徳の本体です。

そもそもこういう信念は誰かにわかってもらおうとするものではなく、自分がより真摯に誠実に今、脚下に実践し内省を繰り返すことで磨いていくものでしょう。自分自身の問題ということです。

子どもたちにまだ残っている先人たちの遺徳と願いに見守れながら、新たに暮らしを見守るバトンを渡していけるように今、やることに集中していきたいと思います。

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