今を楽しむ

世の中には大きくわけると、物事を楽しむ人と楽しまない人がいます。楽しむ人は、好きなことにしていきますし楽しまない人は好きなことまで好きではないことにしていきます。

その違いは何か、そこには色々な執着や心の葛藤があるようにも思います。今を楽しむことに長けている人は、どんなことも一期一会に味わいます。喜怒哀楽すべてを味わい盡していくなかで、そのものを深く感じているのでしょう。

この今を楽しむというのは、未来への不安や過去への辛さなどを忘れている状態とも言えます。今を味わう人には、今を味わうことに精いっぱいでそんな未来や過去のことまで意識がいきません。逆を言えば、先のことや過去のことばかりに囚われているから今にならないともいえます。

今に専念しているというのは、今を味わうということです。今を味わっていても時は経ちますし、必要なところに導かれていくものです。計画性がないからといってもいつ人は、運命などから事故や災害などに合うかもわかりません。思った通りにならないことの方がほとんどです。しかし、思った通りではなくても運が善い人たちは思った以上のことに出会い導かれ続けていくものです。それをご縁ともいいますが、ご縁は味わってこそご縁の醍醐味を感じることができるように思います。

今を味わうことは、今を生き切ることです。そして今を生き切るために、物事を楽しもうと深く味わう生き方があるように思います。結局は、方法論よりも生き方が全てを決めているように思います。方法論は正論であっても、それを楽しめないならもったいない時間を過ごすことになります。

人生は一度きりで、二度と同じ今もなく同じこともありません。勇気を出して新しいことに挑み続けているのが人生そのものともいえます。私はすぐに何でも新しいことにしてしまうので、ルーティンが変化ばかりですがこれもきっと今を誰よりも楽しむからかもしれません。

今を楽しみながら子孫へと、徳のバトンを繋いでいきたいと思います。

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