お水という存在はまだあまり解明されていません。これだけ日常的に私たちは摂取しているにも関わらずあらゆるものに変化できる存在のポテンシャルの一部しか活用できていません。
昨日、お水を注ぐことで別のお水に変化させる仙人のところにいきました。この方は、注ぐ方でお水を色々な味わいへと変えていくことができます。所作の中にもお水への深い尊敬を感じます。
そもそも私たちの認識している水や火、植物というのは知識として持っている物質として思い込んだ存在です。例えば、お水一つにしても汲んだ場所でまったく性質も内容も異なりますし、その時の気温や扱い方でも別の存在になります。それに自分の体内に流れている水とも調和し融合し変化します。
無限の組み合わせの変化があり、その変化次第では今までに想像もできなかったことを実現できるようにもなります。それがお水の性質です。同様に火も同じように変化します。
奇蹟的な組み合わせで私たちは、その存在を感知することができます。自分の感覚を研ぎ澄ませていくことでその変化にも気づきやすくなります。
変化というのは自分自身の変化の研鑽で磨かれます。むかしの人たちのように、日々の暮らしから変化を磨いて様々な徳を活かす修行をしていきたいと思います。