本質的に何かを行おうとすると、すぐに本当の問題が浮き上がってくる。
しかも問題は、そのものの問題と社会からの影響を受けての問題ともある。
いくら本質的に合理的に何かを行おうとしても、山の中で仙人のように生きるわけにはいかないのだから社会の影響は避けては通れないということでもある。経済もまた同じく、その他、倫理なども等しく、時代や環境の影響を受けるのです。
その中で如何にバランスを取るのかというのは、たくさんの経験とその中で培ったコツ、言い換えれば柔軟性やバランス感覚などが必要なのであろうと思います。
仕事もたとえ、それが合理的であったにせよ業界が変化したり人々のニーズが変化してしまえばその都度微調整は要るものです。その微調整は、本質的なものは壊さずに環境にあわせて適応するということになるのだと思います。
私たちの仕事も今、まさに仕事も同じように微調整をする必要がでてきています。
これはやっていることがいくら本質的であったにせよ、お客様のニーズも社会の様相も変化してきているのだからビジネスモデルも微調整がいるのです。何をすることがお客様に真の貢献になり、社員や関わる人たちが幸せを感じられるか、そして大義を果たしながらその利益を社会のお役に立てるために活かしていくか。
経営は真心で仕事も人も金もモノも何でも育成していくことが大切なのだろうと思います。
いつのときも微調整ができるのは、大事なことを忘れていないからだと思います。
初心、原点を大切に、もう一度リカンパニーを楽しみたいと思います。
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始めて行うことは、遣ってみて修正を行う中で掴めてくることがあることを感じます。その修正がその場限りのものにならぬよう、先を見据え行う必要がありますが慎重になる仕事の進め方は、相手に合わせようとすることや最後まで集中力を切らさない自分自身とのコントロールでもあるように思います。思った通りに行かないなかで、最初にイメージした目標に対して妥協点を下げないためにも、修正が必要になったときに妥協点を下げる誘惑に駆られるのだと感じます。初めてのことは分からないことばかりですが、得られた学びはしっかりと積み重ね次に生きるものにしていきたいと思います。
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ヨットの舵の切り方を思うブログでした。大きく方向を転換する時は当然、舵を大きく切りますが、方向を定めた後の微調整に、経験者と初心者の差が出ることを思い出しました。初心者ほど微調整の幅は大きく、幅が振れ過ぎるのでまた微調整を行っていきます。後ろから見ていると右へ左へくねりながら進んでいます。これは、今という状況に常に反応しているから起こるのだと思います。上級者になると舵の切り方は、舵に掛かる波や風の感覚を読んで事前に少しだけ早く切るようになり、より上級者になると、舵に掛かる感覚だけではなく、波や風、潮を読んでより先手に微調整を行います。先を読めれば読めるほど、微調整は重要な舵取りとなってくるのだと感じました。自分自身の仕事も、目の前を見るのではなく、今までの経験を振り返り今起こりそうなことを予測し、また今後起こるべくところまで予測できるように、目線をあげて行きたいと思います。
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本質がしっかりと見えているからこそ微調整が出来るのかと思います。今の仕事で言えば会社が目指すもの、社長が目指しているイメージをしっかりと理解できている時にこそ微調整ができるのかと思います。少しずつ合わせていくというのはある意味で大変なのかもしれませんが、その微調整を行う事でより本質が深まったり、大きな夢やイメージに近づけると考えるとワクワクしてきます。