心の対峙

時間というものは自分の都合で動いています。
自分の置かれた立場などもそうで、その自分を中心にした布置で物事を感じるのです。

何かあわせる相手があって、それに対して自分がどう感じているかで時間の流れは異なります。期限があって、やらなければならないことがいっぱいあればあっという間に時間が経ってしまいますし、もしくは大好きなことをやっていたりするとあっという間に時間は過ぎます。

また島時間と言われるように、することがなく自然の流れに従って自分を合わせていけばゆったりと時間は流れ出しますし、心をカラにして瞑想したり山中の静けさに耳を澄ませば時が止まったかのように感じるものです。

自分の時間への感覚が流れを決めるとしたら、如何に自分が時間というものを大切にするかでその充実度も異なってきます。単なる作業としての時間として過ごすのか、それとも心を籠めてこの一瞬一瞬を二度とない時間として大切に使い切ろうとするのかでその時間感覚も異なってくるのです。

つまり時間を思うとき、その人の心や感覚が分かるのです。
その自分と相手や周囲との心の対峙 が異なるとも言えるのです。

日々はどのように生き切るかで時間という名の心の対峙をしているのです。
何にどれだけ時間をかけるか、自分の持ち時間にどれだけ貢献に役立てるか、それも日頃の動きを確認すれば自分の状態が正確に観えてくるものです。

時間から自他や太極の本質が観えてくるからこそ自他の心の対峙ともいえるスケジュール共有や時間管理の技術をさらに学んでいきたいと思います。

 

 

  1. コメント

    自分の感覚や都合で流れているものに意味を見つけ、どのように費やすかが感覚を磨いていくことのように感じています。考えることは大変なことですが、何も考えずただ時が過ぎるのをみることより、長く見たときに効果の高いことなのだと感じています。時間を費やすときに時間を忘れるほど夢中になれることをもつことと、期限を区切って行うこと、両方の感覚を持ち行動していきたいと思います。

  2. コメント

    今、自分の実践として取組み3週間が経過しているのですが、一週間の自分の役割を考えるようにしています。クルーとして、営業として、父として、夫として、息子として、友人としてなど、仕事に関わらず自分自身が一週間でどんな役割を担うのかを決め、それぞれにどんな実践をするのかを決めて取り組むことをしています。しかし、その取り組みを決めるだけではなく、必ず達成できるように管理することが自分自身の課題となっています。価値観がやはりまだまだ必ず達成するところからの逆算となっていない部分があると自覚していますので、考え方自体の転換をしていきたいと思います。

  3. コメント

    何かに没頭しているとあっという間に時間は経ちます。同じ事をするにしてもそこに心を使っていれば充実した時間だったと振り返ると感じる事が多々あります。しかし逆の場合もあります。何も考えずに心を使う事をしなければ振り返った際に何を遣ったかだけしか残りません。自分の中の有限な時間を大切に使う為にも心を使う実践をこれからも大切にしたいと思います。

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