自分らしさ

自分が好きなことをやるや夢を叶えるというものに、周囲の理解というものがある。

如何にそれが世の中に貢献するものだと分かっていても、身近な人達から協力の理解を得られなければ実現することはないのです。

特に人は余裕がない時、あまり他人のことを思いやることがなくなってきます。やって当たり前ということになり、やらないのは力不足と判断されその人自身の環境や状況を理解しようとするのではなく一般論や自分の思い込みで相手に接してしまうことで不和が発生するのです。

御互いに配慮して気遣うというのは、御互いに大変な中で取り組んでいるのだということを前提に相手の立場でものごとを考えることができるか、つまりはどれだけ共感できているかとも言えるのです。

以前ブログでも書いたと思いますが、自分が忙しい人は周囲が楽をしているように感じているし、自分がゆとりがある人は周囲はとても忙しそうだと感じているのです。つまりはこれは常に自分の心の状態で周囲の理解を変えているともいえるのです。

自分が忙しくならないような工夫も、相手をいつも思いやれるという心の優しさや強さも、もっとも身近にいる理解者たちの協力があってこそ維持できるともいえるのです。

人は存在やその人の全てを丸ごと認めてくれる人がいることで、はじめて自分らしくいることに自信を持つことができるようになります。それは何かの状態や状況とは関係なく、その人の人格を認める周囲があってこそ成り立っているとも言えるのです。

自分らしく生きるという言葉は、あれは自分だけが自分らしくという意味ではありません。
自分らしく生きるとは、自分らしくいさせてくれる周囲との関係があってこその言葉です。

自分らしくさせていただける、自分らしくいてもいいと認めて下さっている、そう考えれば「自分らしさの傍には必ず理解者あり」という意味なのです。本来の自分でいるためにもいつも周囲に心を開いて自らがオープンに信頼する絆や縁を紡いでこその「自分らしさ」ではないでしょうか。

そこには常に「思いやる」という配慮が必要で、それが私が目指す「強く優しい人」なのです。
しっかりとビジョンに近づけるよう、実践を深めていこうと思います。

  1. コメント

    自分らしさとは何かと考えたときに、周りの人を引き立たせている時や配慮や思い遣りが行き届いている時だと感じています。楽しさという感情が先立ち、周りへの配慮が欠ければそれは自分らしさではないと思うのです。楽しい時、周りのことが見えなくなるのだと思いますが、それでは自分らしさと自分優先を履き違えていることだと思います。相手がいるからこその自分であると謙虚な気持ちを大切にして行きたいと思います。

  2. コメント

    自分らしさというものを理念研修で学んだ時に、自分らしさは、自分以外の人の為に何かをしている時に見えてくるという言葉に深い共感を得たことを思い出しました。自分の為だけに自分を使っていては、いつまでたっても自分らしさを見つけることは出来ない。それは、元々自然界は共生しているのであって、その原理原則から外れてしまえば、らしさは見えないという事に気付く機会でした。皆さんが居て、自分がいる事、今こうしていられることへの感謝を言葉にしていきたいと思います。

  3. コメント

    自分の心の状態を知るという事がいかに大事なのか仕事を通して感じます。振り返れば何故自分だけがと思い仕事をしていたことを反省させられます。しかしそれは周りが悪いのではなく、素直でない自分がそこにいたからだと思います。忙しくなりそうな時こそ、自分の心の状態を確認し周りの仲間への配慮を意識して行きたいと改めて思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です