今月の会社のテーマは、天才バカボンの「これでいいのだ」ということになっている。
もともとバカボンとはサンスクリットの「薄伽梵」、「婆伽梵」、「薄加梵」と仏陀の尊称から来ている言葉だそうです。これは、自分の観方を自在に自由に換えることができる人とも意味します。
もともと全ての出来事は最良最善であるという考え方は、相手を変えるのではなく自分自身を変えればいいということに立脚しています。つまりは、どんな現実も自分の観方次第であるということを言っているのです。
自分に定められた宿命というものは変えることはできません、なぜそうなったのか、なぜそうなるのかは、生まれる前から何をしたいかと決めてきた一生があるように思うのです。万物は悠久の時間の中で循環しているのだから自分のいのちもまた、同じく循環の中で次がどうなるのかが決まっているとも言えるからです。
人は長いスパンで物が観れないので、どうしても視野狭窄に近々のことばかりに目を奪われますが循環している流れの中では必要な事しか起きていないとも言えるのです。
だとしたら現実は全てにおいて必要なもので、自分だけの問題ではなく全体で観れば必然的なことになっているのです。どうせ取り組むことになるのならむしろ楽しみたいと思うのが人情ではないでしょうか。
そしてそれを実現するのがこの自分の観方を変えることで在り方そのものを換えるということであろうとも思います。苦しみというものはどこにあるかと問えば、それは自分の中にあるものです。自分の思い通りにいかないことや、自分がやりたいことができなかったり、全ての中心は自分というものの中に在るのです。
観えている世界は、その人の観たいものしか観ないし、聴きたいことしか聴こうとはしません。
だからこそ、常に出来事を善いことに転換することが幸せともいうのではないでしょうか。
福というものは、自分がそういう善いことを沢山積んでいけるかどうかを決めるものです。一つでも多くの善いことをしていくことは、積善ともいいこれがまわりを幸せにしていくコツのようにも思うのです。
生き方を転換することは、働き方を転換することでもあります。
子ども達のこの世界を善いものへと転じて、福にしていこうと思います。
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これでいいと思うとどんなことも、いいことになり前向きな気持ちになります。しかし、妥協してもこれでいいとなるはずはなく、転じる時に使う言葉であると思います。言い聞かせるように響く「これでいいのだ」、自分が納得している時ほど心強いものはありません。自分を認め、他者のことも認めるそういった文化創りをしていきたいと思います。
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言葉一つで前向きになれる事を実感しています。どんな大きな問題もこんな機会は人生で二度とないかもしれないと思うだけでその問題がチャンスに変わります。又どんな生き方も自分が決めて進んでいると思えば納得がいきます。考え方一つで自分の人生が豊かになる事を考えると全てを前向きに考えた方が間違いなく良いのだという事を感じます。
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良い事がある事を幸福と呼ぶのではなく、目の前の現実を良いものと捉える事が幸福と呼ぶのだと教えて頂きました。良いものと転換する力を養って行きたいと思います。